なんて便利!謎のハイテクタイヤの秘密

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欲しくなっちゃう便利なタイヤ

 

謎のタイヤの秘密を解明

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一見なんの変哲もないこのタイヤ。内側を見てみましょう。

 

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なんだかテカテカした黒いものが見えます。
因みに普通のタイヤの内側はこちら。

 

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黒いテカテカはありませんね。
では、正体を確かめるため、触ってみましょう。

 

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うぁ~ネバネバ~

 

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くっついてきた~;

 

ここで突然ですがブスリ!

 

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えぇ~!!
いきなりタイヤに千枚通しを突き刺すとか何考えてるんですか?!
と下手な小芝居をしたところで…

 

テッテレー♪

 

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貫通した千枚通しが先程の黒いネバネバしたものに覆われています。角度的に分かりにくいですが3cmほど貫通しています。

 

少し角度を変えてみます。

 

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確かに貫通しています。しかし千枚通し本来の金属光沢は見えません。
実はこの黒いネバネバは、このように異物を包み込んで空気漏れを防いでしまうハイテク素材なんです。これにより釘などを踏んでしまっても、そのまま走行できてしまうのです!
しかも!

 

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釘などの異物が抜けても内部からの空気圧で、このハイテク素材が穴へ押し込まれ穴をふさいでくれるので大丈夫。
(状況によるので100%ではありません)

 

防げる場合と防げない場合

5mm程度の穴なら有効です。
大き過ぎる穴の場合は防げません。
サイドウォールへのパンクは防げません。




コンチネンタルのメーカー担当者にQA

ナビゲーター「ランフラット同様、穴が開いたら交換ですか?」
メーカー担当「はい。穴が開いたタイヤは交換してください」
ナビゲーター「気づかないで走り続けられちゃう場合もありますよね?」
メーカー担当「そうですね」
ナビゲーター「そのまま使い切ってしまうこともある?」
メーカー担当「確認できませんが、あるようです」
ナビゲーター「そんなときは問題ないってことですよね?」
メーカー担当「気付かないわけですからね」
ナビゲーター「じゃあ問題ないですね」
メーカー担当「推奨するわけではないですよ?気付いたら換えて下さいね」
とのことでした。これがランフラットタイヤとの大きな差です。

ランフラットタイヤとの差

ランフラットタイヤは空気が入っていなくても自己組織を壊しながら一定距離走れるタイヤです。どの程度組織が壊れたかは確認できない為パンクしたら必ず交換が必要です。それに対しシールタイヤは穴自体を塞いでしまうので空気漏れ自体を止めてしまいます。穴が開いても自分でふさいでしまうのだから、気付かず使い切るケースは否定できないですし、それ自体は問題ないようです。
もう一つ重要な差はランフラットのように硬くないことです。ランフラットタイヤは構造上あの鉄で走っているような乗り心地になっていまいますが、シールタイヤはソフトです。

 

この技術が採用されているタイヤは?

今回はフォルクスワーゲンのシャランから外したコンチネンタルのContiPremiumContact2のContiSealタイヤですが、ピレリからもSEAL INSIDEのブランド名で発売されています。

 

どのタイヤもサイズはかなり限定されていて、基本的には標準装着されている車の交換用です。
ピレリのメーカー担当者に聞いたところ、推奨するものではないがサイズが合えば標準装着車以外につけても問題はないそうです。

 

シールタイヤのラインナップ

コンチネンタル

ContiSportContact5
285/35R21
255/40R21
235/40R18
235/45R17

 

ContiPremiumContact2
225/50R17
215/60R16

 

ピレリ

ピレリ CintuRato P7
235/40R18
235/45R17

 

国産車ではあまり多くないサイズばかりですが、215/60R16は国産車でも使えるケースが多いですね。




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