・トーヨーのプロクセススポーツがSUV対応

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2017年6月、トーヨーからフラッグシップスポーツタイヤ「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」が発売されました。あれからちょうど1年、そのSUV用タイヤ「PROXES Sport SUV(プロクセススポーツ エスユーブイ)」の発売が決定しました。

 

発売日

2018年6月1日

 

技術的な特徴

技術的な特徴は概ね「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」と繰り返しになるため簡便にし、詳細はこちらを参照してください。
新たなゴム開発技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」により相反する性能である転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を高いレベルでバランスさせた新コンパウンドを開発、採用しています。また最適化された新パターンも加わりプレミアムスポーツタイヤに要求される走行安定性やグリップ性能、快適性能などあらゆる性能をバランスよく実現させています。

 

➀リフレクトブロック

ハンドリング性能と制動性能を強化しています。
 

➁動的テーパーデザイン

サイプの角を落とすことでトラクション性能とハンドリング性能を向上させています。またフェザーエッジを抑えて偏摩耗を抑制してくれます。

 

➂高密度サイプ

濡れた路面での高いトラクション性能とロードノイズ、パターンノイズを低減させています。

 

➃高剛性リブ

高剛性のリブにより安定したコーナリングを実現しています。

 

➄バレルブロック

通常のブロックとタイヤの断面を比較してみましょう。

接地圧を均一化しグリップ性能の安定性能を向上させています。ブロック単位の偏摩耗も抑制してくれます。

 

特徴

SUVタイヤながらに悪路走行性能を捨ててラベリングを取得しています。JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)の低燃費タイヤのガイドラインでは「夏用タイヤ」が要件となっており、冬用タイヤ性能の一つの基準である「M+S(マッドアンドスノー)」マークがあるタイヤは低燃費タイヤのガイドラインから外れるため低燃費タイヤ規格を取得できません。それゆえ一般的なSUV用タイヤはガイドラインに適応せず、メーカーは費用のかかるラベリングを取得しません。本タイヤはあえてオンロードに特化し、「M+S」基準を排することで低燃費タイヤの基準を満たしラベリングを取得しています。転がり抵抗性能で’B’のサイズがあるため全てのタイヤで「低燃費タイヤ」の基準を満たしているわけではありませんが、ウェットグリップ性能では全サイズで最高グレード’a’を取得しています。







まとめ

・SUVタイヤながらJATMAラベリング制度でのグレーディングを取得しています。
・全サイズでウェットグリップ性能のラベリング最高グレード’a’を取得しています。
・2サイズを除き、低燃費性能’A’を取得しており「低燃費タイヤ」規格を取得しています。
・様々な最新技術が投入され走行性能と快適性能がバランスよく仕上がっています。
・テーパーデザインやバレルブロックで接地圧の均一化や偏摩耗が抑制されています。
・大幅な軽量化が実現されておりハンドリングや低燃費性もアップしています。

 

タイヤサイズ

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・ミシュランのプレミアムコンフォートの次世代モデルとは?

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ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシー3(Primacy3)」が新しくなります。欧州では既に販売されており、一定の評価を得ています。

 

製品名称

プライマシー4(Primacy4)

 

時期

2018年7月1日より販売開始

 

発売されるタイヤの情報

現時点でナビゲーターがキャッチしている情報をまとめます。

 

プライマシー3とパターン変更はなくコンパウンドチェンジのみのマイナーチェンジのようです。従来であればコンパウンドチェンジのみの場合、名称は「~プラス」であったのに対し「4」としたのはパイロットスポーツ4(Pilot Sport4)など普通乗用車用タイヤは「4」世代で揃えたいということなのかもしれません。現時点での発売サイズは確定していませんが、プライマシー3で現在販売しているサイズを継続して発売する予定です。サイズが確定していないのはラベリング取得をJATMAへ申請中のためで、ミシュランの考えるラベリングが取得できないサイズに関しては販売しない可能性があるためです。
蛇足ですが、パイロットスポーツ4などに採用されているサイドウォールのベルベット加工の採用はないようです。
 

ラベリングについて

欧州ラベリングは、低燃費性能’B’~’C’(一部’A’)、ウェットグリップ性能’A’を取得しています。
日本のJATMAラベリングで言えば、概ね低燃費性能’AA’~’A’、ウェットグリップ性能’a’となるでしょう。現時点での具体的な方針発表はありませんが、ナビゲーターとしてはウェット’a’での発売を目指していると予想しています。

欧州ラベリングについては興味がある方は日本と欧州のラベリング制度の対比を参照してください。

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まとめ

・発売時期は7月1日。
・プライマシー3の後継モデルとなります。
・「3」同様、アジアで好まれる快適性能重視のタイヤです。
・純正(OE)のプライマシー3は継続生産予定です。
・発売サイズはプライマシー3の販売サイズがスライドする予定です。
・現在JATMAラベリング取得中です。
・欧州ラベリングからJATMAラベリングは’AA-a(低燃費-ウェット)’となりそうです。
・おそらくウェット’a’をとれないものは発売延期か中止されるでしょう。
・「4」の発売に伴い「3」の一部サイズで欠品が出てきているようです。

 
 

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・ミニバン専用タイヤのトランパスが再編か?

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トーヨータイヤの人気ミニバン専用タイヤ「トランパス(TRANPATH)シリーズ」が再編されるようです。

 

時期

不明・・・夏以降?

 

現在のラインナップ

プレミアム:
TRANPATH LuⅡ
ハイト系軽自動車用プレミアム:
TRANPATH LuK
ハイパフォーマンス:
TRANPATH ML
スタンダード:
TRANPATH mpZ

TRANPATH SU SPORTはややジャンル違いですし、既に生産終了なので除外

 

背景

ラインナップが多くなり過ぎていることと、どうやらトーヨーとしては思うように販売が伸ばせていないことが原因のようです。
2016年4月、ハイパフォーマンスの「TRANPATH ML」を発売し、拡販しようとしたものの2年経っても低価格帯の「TRANPATH mpZ」ばかりが売れてしまっているのが実情です。トーヨーが世に送り出し、稼ぎ頭の「ミニバン専用タイヤ」ですから、再度ユーザーの嗜好を見直した再編が必要でしょう。

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まとめ

・トーヨーのミニバン専用タイヤ「トランパス」が再編されるようです。
・ラインナップが乱立、拡販が上手くいっていないための再編のようです。
・一本化する話が出ていますが、主力と上位モデルはラインナップすると予想します。
・軽用は別枠でなく主力のサイズラインナップ追加になると予想します。

 

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・北米からの逆輸入「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー エムティー)」ついに日本上陸

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北米では既に販売されているオープンカントリーのマッドテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー エムティー)」がやっと日本でも販売開始されました。四駆好きのナビゲーターも結構前から注目していたタイヤなので個人的にもうれしいお知らせです。

 

販売開始

2018年4月13日

 

技術的特徴

オンロードとオフロードの両立

➀ディープサイプとフック型ブロック
ディープサイプが排水性能を高めてウェット時のトラクションとブレーキ性能に寄与します。またフック型のブロックが優れたオンロード性能を維持しながら優れたオフロードトラクションを発揮してくれます。

 

➁ストーンインジェクター
石噛みを排除し、排土性能を高めます。

 

➂スタッガードショルダー
ショルダー部が出っ張っているブロックと出っ張りの少ないブロックが交互に配置されていることで悪路でのトラクション性能を向上させます。

 

➃テーパーブロック
ブロックを台形にすることでブロックの角の巻き込みによる接地面積の低下を防ぎトラクション性能を高めています。またブロックの倒れこみや角が千切れてしまうことで起こる偏摩耗を抑制します。

 

オフロードレースを走破するタフネス

➄スペシャルコンパウンド
粘り強いグリップ性能を発揮し、更に発熱を抑制することで負荷のかかる走行でも安定したグリップ性能を提供します。

 

➅2スパイラルキャッププライ、高強力スチールベルト
トレッド面の耐外傷性や耐久性を提供します。また高速走行時の変形を抑えるて安定した走行を提供します。

 

➆3プライハイターンアップ構造
3層ポリエステル構造は耐久性、耐衝撃性に優れています。また高速安定性と応答性を提供します

 

➇高硬度ビードフィラー
トラクション性能と応答性に加え、高速安定性と耐久性を提供します。

 

➈高強度サイドウォールコンパウンド
カット耐性など耐外傷性能を提供します。

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まとめ

・複雑なフック型のブロックが前方へのトラクション性能だけでなく様々な方向への滑りにくくなっています。
・オフロード性能はかなり本気であり、高い走破性能を発揮してくれます。
・耐外傷性能も高く悪路へアタックしても安心感があります。
・ノイズや振動は抑えられており、オンロードでの走行安定性も高められています。
・パターン、ショルダー、サイドとインパクトも高くオシャレで楽しむのも良いでしょう。
・純正サイズから考えれば十分かもしれませんが、リフトアップやサイズアップを考えてもう少しサイズラインナップを増やしてほしいところです。
・残念ながら全てのサイズでホワイトレターはありません。

 

相対評価ゲージなどはOPEN COUNTRY M/Tを参照してください。

 

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
OPEN COUNTRY M/T
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・トーヨーの「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」に追加された「U/T」とはどんなタイヤなのか?

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トーヨータイヤからSUVカテゴリー「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」にU/TとM/Tが追加されました。今回は「U/T」についてご紹介します。

 

以前、トーヨーのSUVカテゴリータイヤ追加とサイズ拡大?でSUVタイヤの追加についてお伝えしていましたが、U/Tについては発売情報を掴んでいなかったためお伝えしていませんでした。このカテゴリーの発売には無警戒でしたが、遅れに遅れていたカタログに発売が掲載されていて驚きました。しかし、考えてみればPROXES CF2 SUVはM+S表記のない完全オンロード仕様で、トーヨーはハイウェイテレーンについては席が空いた状態であったので当然であったといえます。

 

位置づけ

U/TはUrban Terrainの略で都市型SUV用タイヤで、オンロード重視のいわゆるハイウェイテレーンです。CF2と違いM+S表記があり、深溝構造になっていることで多少の悪路性能は備えています。

 

発売

2018年4月13日(金)
どうでもいいことですが、トーヨーということでいつも14日に発表されることの多いトーヨータイヤの新商品発表ですが、今回は14日が土曜なので13日なのでしょうか。

 

技術的特徴


➀5バリアブルピッチ
ブロックのサイズを5パターンにすることで同一パターンで同周波数の音の増幅により、大きなパターンノイズが発生することを抑えています。

 

➁サイレントウォール
排水のための縦溝は溝の3面と路面の4面で四角いパイプを形成します。このパイプの中を高速の空気が通過することで笛のように音が鳴ります。溝の側面に細かいためて溝を配することで高速の空気の流れを弱めてノイズを低減しています。

 

➂マルチウェーブサイプ
ブロックの切れ目の横溝内部をギザギザに加工することで、ブロックの倒れこみをお互いに支えて剛性を確保します。これにより走行安定性が上がり、偏摩耗も抑制されます。

 


➃スペシャルシリカコンパウンド
発熱を抑えるシリカを配合することで低燃費性を高め、更に耐摩耗ポリマーにより摩耗寿命を延ばしています。

 

➄走行安定性を強化
「高硬度サイドウォール」、「ジョイントレスキャッププライ」、「高強力スチールベルト」などで剛性や高速走行時の変形を抑えることで高い高速安定性能を確保しています。

 

まとめ

・北米で販売されているモデルを国内でも販売開始しました。
・「U/T」はUrban Terrainの略で、オンロード重視のハイウェイテレーンです。
・快適性と走行安定性を重視した設計になっています。
・一般的な販売価格は他社のハイウェイテレーンに比べて安価になりそうです。
・販売サイズは限定的ですが概ね必要なサイズはおさえています。
・相対ゲージなどはOPEN COUNTRY U/Tを参照してください。

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サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
OPEN COUNTRY U/T
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・BF Goodrich(ビーエフグッドリッチ)Radial T/A(ラジアルティーエー)復活

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販売が終了されていたRadial T/A(ラジアルティーエー)の販売が復活しました。

 

魅力

ハイパワーマシンの馬力にも応えてくれるタイヤですが、正直に言って性能云々言うタイヤでもないのかなと思います。1970年に初めて世に送り出され、改良はされているものの大きな変更なく復活されたタイヤで、パターンを見ても分かる通り決して最新の技術が投入されたタイヤではないためです。では、その魅力はどこにあるのでしょう。

 

クラッシックスタイル

パターンは勿論、丸くぼってりとした形状も如何にもクラッシックなスタイルです。セクシーなくびれを持つ女性的なラインの車にもマッスルなアメ車にもピッタリです。

 

ホワイトレター

全サイズにレイズドホワイトレターが採用されています。シンプルながらクラッシックな雰囲気のレターが魅力的です。

 

特異なサイズラインナップ

アメリカンマッスルカーやクラッシックカー、ドレスアップに必要だけれど他にはない特殊なサイズが揃えられています。

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まとめ

・アメリカンマッスルカーでタイヤがないと困っている方には朗報です。
・クラッシックなスタイルとレイズドホワイトレターがカッコいい。
・太デカい低インチタイヤが揃っています。
・走行音は大きい。
・耐ハイドロプレーニング性能はそれほど高くないので注意が必要です。

 

サイズラインナップ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
15P295/50R15 105S--
P275/60R15 107S--
P255/60R15 102S--
P245/60R15 100S--
P235/60R15 98S--
P225/60R15 95S--
P215/60R15 93S--
P205/60R15 90S--
P195/60R15 87S--
P215/65R15 95S--
P255/70R15 108S--
P235/70R15 102S--
P225/70R15 100S--
P215/70R15 97S--
P155/80R15 83S--
14P245/60R14 98S--
P235/60R14 96S--
P225/60R14 94S--
P215/60R14 91S--
P215/70R14 96S--
P205/70R14 93S--
13P205/60R13 86S--
備考➄.2018年5月発売予定です。
全サイズレイズドホワイトレタータイヤです。
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・トーヨータイヤから発売の最廉価モデルの性能は?

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タイヤは消耗品として考えれば高価です。車に様々な性能を加えてくれる重要な部品でもあります。しかし、どうしても車が必要であるものの経済的は厳しい人だっているはずです。そんな人のために最低限必要な安全性能を備えた最廉価モデルです。耳馴染みのない海外メーカーのタイヤを選択するなら国内メーカーの方が安心感があるでしょう?

 

発売

2018年4月1日

 

技術的な特徴

メーカーの主張

軽量化により低下しがちな走行安定性能を「高硬度プライトッピング」、「高硬度ビードフィラー」により補完し、運転の安心感を確保しています。

ワイドトレッドが走行安定性を確保しながら、高剛性リブパターンが耐摩耗性能を確保しています。

 

ナビゲーターの評価

➀低燃費性能

やや不満ですが、ギリギリ及第点でしょう。新車装着タイヤの低燃費性能は公表されていませんが、今どきの車の新車装着タイヤの大半より性能が低いでしょう。新車装着タイヤからの交換では燃費性能は落ちると考えて下さい。

 

➁ウェットグリップ性能

ウェットグリップ性能は大いに不満です。低燃費性能同様、新車装着タイヤの低燃費性能は公表されていませんが、今どきの車の新車装着タイヤの大半より性能が低いでしょう。新車装着タイヤからの交換ではウェットグリップ性能は落ちると考えて下さい。

 

➂快適性能

燃費性能を出すための軽量化により部材を薄くしています。その結果、剛性が弱く走行安定性が大きく損なわれたため剛性を高めようと無理に硬くしようとしているように感じます。そのためコツンコツンとした突き上げ感があり乗り心地が悪くなっています。価格が安い分、快適性能についてはある程度捨てられていて贅沢は言えません。価格相当の性能と考えて下さい。

 

➃走行安定性

意外にもといっては失礼かもしれませんが、それほど悪くはありません。高速道路で100km/hを超えて安心してアクセルを踏み込めるとは言いませんが一般道を走る程度であれば、右左折でも車線変更でも大きなストレスはないでしょう。

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まとめ

・最低限の安全性能は備えています。
・新車装着タイヤよりの全体に性能が落ちると考えて下さい。
・思いのほか走行安定性は悪くありません。
・国内メーカーのタイヤとしても最も安い部類です。

 

サイズラインナップ

SD-7
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SD-k7
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・欧州で人気!ミシュランのオールシーズンタイヤ国内販売開始

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日本国内における正規販売のオールシーズンタイヤはあまり選択肢が多くありません。その中から高い信頼性を持つものとなれば更に少なくなります。そこに新たな選択肢として加わるのが、世界の名門タイヤメーカーであるミシュラン(Michelin)から発売されているオールシーズンタイヤ「CrossClimate+(クロス クライメート プラス)」です。
発売されているとしたのは既に欧米では販売されているためです。先代の「CrossClimate」が欧米では既に長らく販売されていて、コンパウンドチェンジした「プラス」も好評を得ています。その「CrossClimate+(クロス クライメート プラス)」が日本国内でも販売開始されるのです。

日本国内販売に至った経緯

➀日本国内でのオールシーズンタイヤの知名度も主にグッドイヤーの尽力により少しずつ認知されてきています。
➁ミシュランのオールシーズンタイヤの性能も名立たるモーター誌で高評価を得ています。
市場環境の変化と満足いく製品などからミシュランも満を持して日本へ投入したわけです。

オートバックス専売

オールシーズンタイヤは少しずつ認知されてきているものの、まだまだ国内での市場規模は小さいためミシュランとしても大々的に販売するにはリスクが大きいとみています。
そこで大手カー用品量販店オートバックスのみでの販売から始めるというやや弱気な展開です。

性能

冬用タイヤとしての性能

キャタピラのような非常に特徴的なパターンです。オールシーズンタイヤではお馴染みの方向性(ディレクショナル)パターンにより、高い排雪性能と排水性能を確保しています。特徴的な斜めの細いパターンが雪を断ち切り、広めの溝へ雪を押し固め後ろへ掻き出して効果的に駆動力を得ます。
M+S(マッドアンドスノー)マークだけでなく、スノーフレークマーク(欧州で冬季用タイヤとして走行性能基準が認められたタイヤに打刻)が雪上での性能を裏付けています。更に競合品と比べて雪上性能の低下がゆっくりと進むことが多くのレビューにて報告されています。

その他の性能

ナビゲーターはドライ、ウェットともにグッドイヤー Vector 4 Seasons Hybridより高い評価をつけます。
高速走行するとウォーンというノイズが出るため静粛性には期待しない方が良いでしょう。但し乗り心地はそれほど悪くありません。

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まとめ

・雪上性能は高く、国内で販売されているオールシーズンタイヤの中でもトップクラス。
・氷上性能は低いため凍結地域ではスタッドレスタイヤの使用が必要。
・高速道路冬用タイヤ規制での走行は許可。
※実際の交通規制に従ってください。
・ドライ、ウェットともに概ね満足できるレベル。
・ノイズはそれなりにあるものの乗り心地は思いのほか悪くない。
・オートバックス専売のため非常に高価。
・今後メジャーになってくれば並行輸入業者による販売が始まり安くなるでしょう。
・並行輸入業者はオートバックスなどが宣伝してメジャーにしてくれるのを待っている。
・性能は高いので他のオールシーズンタイヤ程度の価格帯になれば有力な選択肢。

サイズラインナップ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
18245/40R18 97Y--1
235/40R18 95Y--1
225/40R18 92Y--1
245/45R18 100Y--1
235/45R18 98Y--1
225/45R18 95Y--1
235/50R18 101Y--1
17245/45R17 99Y--1
235/45R17 97Y--1
225/45R17 94W--1
215/45R17 91W--1
205/45R17 88W--1
225/50R17 98V--1
215/50R17 95W--1
205/50R17 93W--1
235/55R17 103Y--1
225/55R17 101W--1
215/55R17 98W--1
205/55R17 95V--1
225/60R17 103V--1
215/60R17 100V--1
215/65R17 103V--1
16225/55R16 99W--1
215/55R16 97V--1
205/55R16 94V--1
195/55R16 91V--1
225/60R16 102W--1
215/60R16 99V--1
205/60R16 96V--1
195/60R16 93V--1
215/65R16 102V--1
15195/55R15 89V--1
185/55R15 86H--1
205/60R15 95V--1
195/60R15 92V--1
185/60R15 88V--1
205/65R15 99V--1
195/65R15 95V--1
185/65R15 92V--1
175/65R15 88H--1
備考1.エクストラロードタイヤです。
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・トーヨーのSUVカテゴリータイヤ追加とサイズ拡大?

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国内ではなかなか高い評価を得られないトーヨータイヤですが、北米では「NITTO(ニットー)」ブランドが有名で高級タイヤとして人気です。NITTOを一躍有名にしたのが映画「ワイルド・スピード」であり、映画「トランスフォーマー」などにも採用されて上手くメディアへ露出することでブランド価値が高まりました。また「TOYO TIRE(トーヨータイヤ)」のブランドも高い人気を博しており、SUV/LIGHT TRUCKカテゴリーのOPEN COUNTRY(オープンカントリー)は特に人気が高く、日本国内で販売のないものを含めて6種もラインナップされています。
そのトーヨーのオープンカントリーに新ラインナップが加わりそうな情報があり、大幅なサイズ追加の情報もキャッチできたので報告します。

 

現在の国内販売オープンカントリー

まずは現状を確認しておきましょう。
・OPEN COUNTRY A/T 12サイズ
・OPEN COUNTRY R/T 3サイズ

 

北米(US)の販売

OPEN COUNTRY A/TⅡ 108サイズ
OPEN COUNTRY R/T  35サイズ
OPEN COUNTRY M/T  66サイズ

 

日本国内と北米ではこれだけ大きな差があります。北米は舗装されていない道路が多くあることや生活スタイルの理由もあり、ピックアップトラックやSUVの人気が高くそれに伴ってSUVタイヤもよく売れます。
また彼らはスタッドレスタイヤを使いません。というか、おそらくほとんどのアメリカ人はスタッドレスタイヤの存在すら知らないでしょう。雪道を走る必要のある地域では、SUVはオールテレーンやマッドテレーンで雪をかきながら走っていくので、この手のタイヤラインナップもサイズも豊富なのです。

 

追加モデルと追加サイズ

追加モデル

「OPEN COUNTRY M/T」が追加されるようです。
リリースされるサイズについては、まだ情報がありません。

 

追加サイズ

「OPEN COUNTRY R/T」に大幅なサイズ追加があるようです。
追加されるサイズについては、まだ情報がありません。

 

まとめ

・トーヨータイヤは中期経営計画の中でピックアップトラック・SUV・CUV用タイヤの販売比率を2020年に40%とする目標を掲げ注力しています。
・国内で「OPEN COUNTRY M/T」、「OPEN COUNTRY R/T」の試乗会が実施された。
・北米で販売されている「OPEN COUNTRY M/T」がリリースされそうです。
・北米で販売されている「OPEN COUNTRY R/T」に大幅なサイズ追加がありそうです。
・確実な情報が得られたら追って報告します。

 

情報としてはまだ不確定

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・ミシュランキャッシュバックキャンペーン

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ミシュランがキャッシュバックキャンペーンを実施しているので周知しておきますね。

 

概要

10,000円キャッシュバック
現金ではなく10,000円分のQUOカードが簡易書留かなんかで届くみたいです。

 

対象者

17インチ以上の新品夏用タイヤ4本セットを購入された方
先着1,000名

 

対象商品

スポーツ

Pilot Sport4s
Pilot Super Sport
Pilot Sport4
Pilot Sport3
Pilot Sport Cup2
LATITUDE SPORT 3

 

プレミアムコンフォート

Primacy3
Premier LTX
LATITUDE Tour HP

 

ランフラット

RUNFLAT SERIES

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応募期間

2018年2月23日(金)~ 4月10日(火)当日消印有効
先着1,000名に達したら終了

 

応募の注意

領収証の原本を同封することが必要です。
タイヤ購入店と取り付け店が同一のものに限る。
全額返金保証プログラムとの併用はできないようです。
タイヤ4本のみの金額で50,000円以上である必要があります。

 

まとめ

応募用紙のダウンロードと細かいことはこちらを読んでみて下さい。
販売専門のネット通販で購入して他店で取り付けた場合は対象外ということになります。
ネット通販でタイヤ購入するなら全額返金保証プログラムの方を利用でしょうか?

 

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