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・ミシュランのプレミアムコンフォート「Primacy4(プライマシー4)」の追加情報

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ミシュランのプレミアムコンフォート「Primacy4(プライマシー4)」の発売がプレスへの公式発表され、ナビゲーターのお店にも既に入荷しています。幾らかの追加情報がありますので、既にご報告した情報のおさらいと追加情報のご報告をしていきます。

 

製品名称

プライマシー4(Primacy4)

 

時期

2018年7月1日より順次販売開始

 

入荷したタイヤをじっくり見て分かったこと

プレス発表の前にメーカー営業から聞いていた情報ではパターン変更はなくコンパウンド変更のみとのことでしたが、コンパウンド変更以外にも幾らか変更がありました。

➀より高い排水性能と、静粛性や乗り心地の向上を狙いプライマシー3では貫通していなかったセンターリブの横溝が貫通されています。
➁性能には関係ないようですがスリップサインがどこにあるか分かりやすくするための工夫のようです。

➂主溝の形状を変更することで摩耗すると顕著に低下していた排水性能を大幅に改善しています。
➃主溝の中には細かなギザギザの低い山が配されていて、高速で通り抜ける気流の渦を消すことで騒音を抑えます。
➄スリップサインを見つけやすいように工夫されています。
 

ラベリングについて

転がり抵抗性能’AA’16サイズ、’A’19サイズ
ウェットグリップ性能’a’19サイズ、’b’16サイズ

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まとめ

・摩耗しても排水性能が低下しにくいよう主溝の形状が変更されています。
・ウェットグリップ性能向上のためコンパウンドが変更されています。
・ウェットグリップ性能向上のため排水性能を高めるパターン変更が施されています。
・静粛性や乗り心地を向上させるため若干のパターン変更が施されています。
・インサイドアウトサイドがありますが、パターンとしてはあまり非対称性が感じられません。
・18インチ以上はサイドウォールのベルベット加工が採用されています。

相対ゲージなどはミシュラン Primacy4を参照してください。

 

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
PRIMACY4
インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
19245/45R19 102WAa1,⑩
18225/40R18 92YAa1
255/45R18 99YAAa
245/45R18 100WAAa1
235/45R18 98YAAa1
225/45R18 95YAa1,⑨
215/45R18 93WAa1,⑧
235/50R18 101YAAb1
225/50R18 99WAAb1,⑨
235/55R18 100V--VOL
215/55R18 99VAa1,⑧
17255/45R17 98WAa
245/45R17 99YAAa1,⑨
235/45R17 97WAAa1
225/45R17 94WAa1
215/45R17 87WAa
235/50R17 96WAa
225/50R17 98YAAb1
215/50R17 95WAAb1
205/50R17 93WAb1
235/55R17 103YAAb1
225/55R17 101WAAb1
215/55R17 94WAb
205/55R17 95VAb1
225/60R17 99VAAb
215/60R17 96VAAb
16225/55R16 99YAa1,⑧
215/55R16 97WAAb1
205/55R16 91WAb
195/55R16 87HAb
235/60R16 100VAa
225/60R16 98WAa
215/60R16 99VAAb1
205/60R16 96WAAb1
215/65R16 98VAa
205/65R16 95VAa
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考〇.2018年〇月の発売予定です。
備考VOL.ボルボ承認タイヤです。
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・ミシュランのプレミアムコンフォートの次世代モデルとは?

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ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシー3(Primacy3)」が新しくなります。欧州では既に販売されており、一定の評価を得ています。

 

製品名称

プライマシー4(Primacy4)

 

時期

2018年7月1日より販売開始

 

発売されるタイヤの情報

現時点でナビゲーターがキャッチしている情報をまとめます。

 

プライマシー3とパターン変更はなくコンパウンドチェンジのみのマイナーチェンジのようです。従来であればコンパウンドチェンジのみの場合、名称は「~プラス」であったのに対し「4」としたのはパイロットスポーツ4(Pilot Sport4)など普通乗用車用タイヤは「4」世代で揃えたいということなのかもしれません。現時点での発売サイズは確定していませんが、プライマシー3で現在販売しているサイズを継続して発売する予定です。サイズが確定していないのはラベリング取得をJATMAへ申請中のためで、ミシュランの考えるラベリングが取得できないサイズに関しては販売しない可能性があるためです。
蛇足ですが、パイロットスポーツ4などに採用されているサイドウォールのベルベット加工の採用はないようです。
 

ラベリングについて

欧州ラベリングは、低燃費性能’B’~’C’(一部’A’)、ウェットグリップ性能’A’を取得しています。
日本のJATMAラベリングで言えば、概ね低燃費性能’AA’~’A’、ウェットグリップ性能’a’となるでしょう。現時点での具体的な方針発表はありませんが、ナビゲーターとしてはウェット’a’での発売を目指していると予想しています。

欧州ラベリングについては興味がある方は日本と欧州のラベリング制度の対比を参照してください。

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まとめ

・発売時期は7月1日。
・プライマシー3の後継モデルとなります。
・「3」同様、アジアで好まれる快適性能重視のタイヤです。
・純正(OE)のプライマシー3は継続生産予定です。
・発売サイズはプライマシー3の販売サイズがスライドする予定です。
・現在JATMAラベリング取得中です。
・欧州ラベリングからJATMAラベリングは’AA-a(低燃費-ウェット)’となりそうです。
・おそらくウェット’a’をとれないものは発売延期か中止されるでしょう。
・「4」の発売に伴い「3」の一部サイズで欠品が出てきているようです。

 
 

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・欧州で人気!ミシュランのオールシーズンタイヤ国内販売開始

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日本国内における正規販売のオールシーズンタイヤはあまり選択肢が多くありません。その中から高い信頼性を持つものとなれば更に少なくなります。そこに新たな選択肢として加わるのが、世界の名門タイヤメーカーであるミシュラン(Michelin)から発売されているオールシーズンタイヤ「CrossClimate+(クロス クライメート プラス)」です。
発売されているとしたのは既に欧米では販売されているためです。先代の「CrossClimate」が欧米では既に長らく販売されていて、コンパウンドチェンジした「プラス」も好評を得ています。その「CrossClimate+(クロス クライメート プラス)」が日本国内でも販売開始されるのです。

日本国内販売に至った経緯

➀日本国内でのオールシーズンタイヤの知名度も主にグッドイヤーの尽力により少しずつ認知されてきています。
➁ミシュランのオールシーズンタイヤの性能も名立たるモーター誌で高評価を得ています。
市場環境の変化と満足いく製品などからミシュランも満を持して日本へ投入したわけです。

オートバックス専売

オールシーズンタイヤは少しずつ認知されてきているものの、まだまだ国内での市場規模は小さいためミシュランとしても大々的に販売するにはリスクが大きいとみています。
そこで大手カー用品量販店オートバックスのみでの販売から始めるというやや弱気な展開です。

性能

冬用タイヤとしての性能

キャタピラのような非常に特徴的なパターンです。オールシーズンタイヤではお馴染みの方向性(ディレクショナル)パターンにより、高い排雪性能と排水性能を確保しています。特徴的な斜めの細いパターンが雪を断ち切り、広めの溝へ雪を押し固め後ろへ掻き出して効果的に駆動力を得ます。
M+S(マッドアンドスノー)マークだけでなく、スノーフレークマーク(欧州で冬季用タイヤとして走行性能基準が認められたタイヤに打刻)が雪上での性能を裏付けています。更に競合品と比べて雪上性能の低下がゆっくりと進むことが多くのレビューにて報告されています。

その他の性能

ナビゲーターはドライ、ウェットともにグッドイヤー Vector 4 Seasons Hybridより高い評価をつけます。
高速走行するとウォーンというノイズが出るため静粛性には期待しない方が良いでしょう。但し乗り心地はそれほど悪くありません。

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まとめ

・雪上性能は高く、国内で販売されているオールシーズンタイヤの中でもトップクラス。
・氷上性能は低いため凍結地域ではスタッドレスタイヤの使用が必要。
・高速道路冬用タイヤ規制での走行は許可。
※実際の交通規制に従ってください。
・ドライ、ウェットともに概ね満足できるレベル。
・ノイズはそれなりにあるものの乗り心地は思いのほか悪くない。
・オートバックス専売のため非常に高価。
・今後メジャーになってくれば並行輸入業者による販売が始まり安くなるでしょう。
・並行輸入業者はオートバックスなどが宣伝してメジャーにしてくれるのを待っている。
・性能は高いので他のオールシーズンタイヤ程度の価格帯になれば有力な選択肢。

サイズラインナップ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
18245/40R18 97Y--1
235/40R18 95Y--1
225/40R18 92Y--1
245/45R18 100Y--1
235/45R18 98Y--1
225/45R18 95Y--1
235/50R18 101Y--1
17245/45R17 99Y--1
235/45R17 97Y--1
225/45R17 94W--1
215/45R17 91W--1
205/45R17 88W--1
225/50R17 98V--1
215/50R17 95W--1
205/50R17 93W--1
235/55R17 103Y--1
225/55R17 101W--1
215/55R17 98W--1
205/55R17 95V--1
225/60R17 103V--1
215/60R17 100V--1
215/65R17 103V--1
16225/55R16 99W--1
215/55R16 97V--1
205/55R16 94V--1
195/55R16 91V--1
225/60R16 102W--1
215/60R16 99V--1
205/60R16 96V--1
195/60R16 93V--1
215/65R16 102V--1
15195/55R15 89V--1
185/55R15 86H--1
205/60R15 95V--1
195/60R15 92V--1
185/60R15 88V--1
205/65R15 99V--1
195/65R15 95V--1
185/65R15 92V--1
175/65R15 88H--1
備考1.エクストラロードタイヤです。
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・ミシュランキャッシュバックキャンペーン

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ミシュランがキャッシュバックキャンペーンを実施しているので周知しておきますね。

 

概要

10,000円キャッシュバック
現金ではなく10,000円分のQUOカードが簡易書留かなんかで届くみたいです。

 

対象者

17インチ以上の新品夏用タイヤ4本セットを購入された方
先着1,000名

 

対象商品

スポーツ

Pilot Sport4s
Pilot Super Sport
Pilot Sport4
Pilot Sport3
Pilot Sport Cup2
LATITUDE SPORT 3

 

プレミアムコンフォート

Primacy3
Premier LTX
LATITUDE Tour HP

 

ランフラット

RUNFLAT SERIES

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応募期間

2018年2月23日(金)~ 4月10日(火)当日消印有効
先着1,000名に達したら終了

 

応募の注意

領収証の原本を同封することが必要です。
タイヤ購入店と取り付け店が同一のものに限る。
全額返金保証プログラムとの併用はできないようです。
タイヤ4本のみの金額で50,000円以上である必要があります。

 

まとめ

応募用紙のダウンロードと細かいことはこちらを読んでみて下さい。
販売専門のネット通販で購入して他店で取り付けた場合は対象外ということになります。
ネット通販でタイヤ購入するなら全額返金保証プログラムの方を利用でしょうか?

 

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・ミシュランタイヤ大量サイズ追加

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2018年春ミシュランタイヤが大量にサイズ追加をします。

 

サイズ追加の経緯

➀ユーザー要望
実は日本で販売されているミシュランのタイヤについて欧米ではもっとずっと多くのサイズが販売されています。そうしたこともウェブで世界が狭くなっている時代なので多くの人が知りうる環境にあります。そのため、欧米にあって日本にないサイズの販売をして欲しいという要望が一定数あるようです。

 

➁並行品対応
欧米で既に販売されているサイズは絶対に買えないかと言えばそうでもありません。並行輸入業者などがコンテナで国内に持ち込んでいるため通販などでは購入が可能です。そうはいっても路面店で購入できるところは多くありませんし、正規輸入品ではないためメーカー保証外です。
自社製品が欲しいという人がいるのに、自社に販売がないため非正規の並行輸入品が売れているのです。価格的に並行品が売れてしまうならまだしも日本での販売がないので指をくわえて見ているだけというのはミシュランとしても面白くないのは当然です。並行品の販売本数を見て採算がとれるとみて今回のサイズ追加に踏み切ったのでしょう。

 

追加サイズ数

普通乗用車

PILOT SPORT 4S:25サイズ(21インチ、22インチ追加)
Pilot Super Sport:27サイズ(内ランフラット3サイズ)
PILOT SPORT 4:19サイズ
Pilot Sport 3:13サイズ(内ランフラット4サイズ)
Pilot Sport PS2:3サイズ
Pilot Sport Cup2:29サイズ
Primacy 3:16サイズ
ENERGY SAVER+:追加なし

 

SUV

LATITUDE Sport 3:22サイズ(内ランフラット7サイズ)
LATITUDE Sport:追加なし
Premier LTX:16サイズ
LATITUDE Tour HP:18サイズ
LATITUDE Tour(LATITUDE Tour HP下部):1サイズ

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まとめ

・サイズ追加はほとんどの銘柄に及び、追加サイズも多い。
・全てではないものの並行輸入品しかなかったサイズで正規輸入品が手に入るようになる。
・正規輸入品であるため、しっかりメーカー保証対応される。勿論満足保証も対応。
・並行輸入品より取扱店が多いので一般の人でも買いやすくなる。
・並行輸入品より製造が新しい場合も多い。

 

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・ミシュランのスタッドレスタイヤ「X-Ice3 Plus」の試乗会に行ってきました

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ミシュランの最新スタッドレスタイヤ「X-Ice3 Plus(エックスアイス スリー プラス)」の試乗(試走)会に行ってきました。
実は中々試乗の機会のないミシュランのスタッドレスタイヤですが、今年2017年は待望の試乗会が開かれ招待して頂きました。どうやらミシュランが業界向けにスタッドレスタイヤの試乗会を行うのは初めてなようで、担当営業は「やっと実現した」と感動しきりでした。

 

実は試乗会自体はお盆前に行ってきたんですが、真夏の暑いさなかにスタッドレスタイヤの試乗結果に興味がある方も少ないでしょうということで温めていました。ちょっと仕事の都合で長期出張に行っていたため記事をあげづらい環境にあったことも手伝って大分遅くなってしまいました。ただでさえ忙しいのに出張とか仕事増えます。貧乏暇なしですね。

 

目次

1.イベントプログラム
2.試走条件
3.氷上走行結果
4.アスファルト上走行結果
5.まとめ

 

1.イベントプログラム

➀座学(商品説明)・・・商品説明のため割愛
➁氷上走行
➂アスファルト上走行
これらを数チームに分けてローテーションでこなします。ナビゲーターは上から順番でした。

 

2.試走条件

2-1.使用車、比較タイヤ、環境など

使用車種  :
50系プリウス
試走タイヤ :
X-Ice3 Plus
比較タイヤ :
ブリヂストン ブリザック VRX(以下VRX)
タイヤサイズ:
195/65R15
空気圧   :
自動車メーカー標準空気圧(前250kPa 後240kPa)
路面状況  :
氷盤(室内スケートリンク)
路面温度  :
-2℃~0℃

ミシュランのスタッドレスタイヤの得意な温度域と言えば低温というのが業界の常識であり、当然試走会も有利な温度条件にしてきたかと思いきや少し高めの温度でした。しかもナビゲーターは氷上走行がプログラム2番目だったので、先の組の車が走った後であり氷の上にやや水が浮いている状況でした。業界の常識からすればブリヂストンのスタッドレスタイヤの得意な環境でのガチンコ勝負ということになります。

 

2-2.コース

➀加速・・・完全停止から15km/hまで加速しました。
➁制動・・・15km/hからフルブレーキング(ABSあり)で制動距離を比較しました。
➂旋回・・・その名の通り左旋回しながら車両が振り出されないか、舵角調整の必要性の有無などを検証しました。
➃スラローム・・・出来る限り等速でハンドリング追随性や車両の横滑りや安定感などを検証しました。
上記を2周します。

 

2-3.速度計測器

ナビゲーターが今回の試走会で最も感激したのは速度計測器です。この手の試走会では指定ラインまでに、車両の速度メーターの速度で指定速度(例えば15km/h)にしフルブレーキをして制動距離を比較します。それがナビゲーターはいつも不満でした。というのも車両の速度メーターというのは駆動輪の回転数から速度を出しており実際に車が走行している速さではありません。氷上で空転しているタイヤの回転数から算出されている速度メーターなど何の参考になるのかと考えているわけです。それでも十分な加速距離があれば問題はないのでしょうが、屋内スケートリンクでは十分な加速距離がないため大抵は実測とメーター速度にはズレがあるのです。
さて、そこで今回のミシュランの車両を見て感動したのは車両の後方に駆動系と無関係の速度測定用の車輪が装着され、その車輪の回転数から算出された速度が運転席に取り付けられたメーターに表示されます。これにより実際の速度を見て制動比較をすることが出来たことでした。これがあるべき姿なのですがこれまでどのメーカーの試乗会でも採用されなかったことが、ミシュランでは初めての試走会から行われたわけです。流石、職人気質の会社だなとニヤリとしてしまいました。
※無理やり作った画像は撮影不可なためです。

 

3.氷上走行結果(比較試験)

➀制動

・まず15km/hへの到達距離に感心しました。明らかにブリヂストンのブリザックVRXより短い距離で安定して15km/hに到達したと感じました。
・制動距離は「X-Ice3 Plus」が8mほどで「VRX」は9mほど、なんとミシュランに軍配が上がりました。

 

➁旋回

・「VRX」は限界を超えたら急に外に振り出されたのに対し、「X-Ice3 Plus」は明らかな限界点が急に来るというわけではなく増速していくと段々滑るので走りやすいと感じました。
・「VRX」は途中まではほとんど滑らず、滑り出すまで粘り強かったので多少アクセルを踏んでしまった可能性を完全に否定することはできません。しかし、2周とも同様の結果だったので旋回性能もX-Ice3 plusに軍配が上がったと言って良いでしょう。

 

➂スラローム

・セッティングが緩かったので両者ともあまり横滑りしませんでした。
・2周目は少し増速してみましたが、やはりセッティングが緩い。室内なのであまり無茶も出来ません。
・「X-ICE3 Plus」も「VRX」も素晴らしい旋回性能を見せてくれました。

 

4.アスファルト上走行結果

・非常に安定した走行安定性能でした。
・レーンチェンジや右左折時もほとんどふらつきなく夏タイヤと同等の走行安定性能でした。
・加速時もレスポンスが早く、踏んだら踏んだなりに加速してくれます。
・制動についてもスタッドレス特有のブロックの倒れこみで制動距離が伸びる感覚がほとんどありません。
・市街地走行なので高速走行は確かめられませんでしたが先代と同等程度の高速性能はありそうです。
・走行音も非常に静かで多くのスタッドレスタイヤにあるジャーッとかウォーンとかいう不快な音がほとんどありません。

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5.まとめ

今回の試乗会から言えること
・氷上加速・・・スタートしてかなり早くから食いつき、安心感のあるスタートができました。
・氷上制動・・・非常に高い性能を発揮してくれました。トップクラスの氷上制動性能です。
・氷上旋回・・・非常に高い性能を発揮してくれました。ゲレンデへの山道でも安心でしょう。
・走行性能・・・乾燥路走行はミシュランの真骨頂で夏タイヤ同様の走行性で高速も安心です。

 

今シーズン最もオススメのスタッドレスの一角で、準降雪地域在住のナビゲーターイチオシのスタッドレスタイヤです。

 

今回の試乗以外のデータで予測できること
ブリザックの最新モデルVRX2はVRXより10%制動性能が上がっているデータが発表されています。つまりブリザックの最新モデルはX-ICE3 plusと同等の制動性能と考えられます。

 

X-Ice3 plus(エックスアイス スリープラス)の相対評価ゲージなど

 

蛇足

この手の試乗会(試走会)では必ず言われることですが、なぜか「主催メーカーのタイヤが一番良い結果が出る」という都市伝説(笑)です。ナビゲーターもかなりの数の試乗会に招待して頂いていますが、少なく見積もっても8割は主催メーカーに有利な結果が出ています。今回もまた主催メーカーに軍配が上がる結果となりました。

 

さて、では今回の試乗会の結果は妥当だったかどうかを考える必要があります。
➀環境は妥当だったのか?
⇒氷の温度は極端に低く設定されていることもなく、不当にミシュランに有利な条件を作り出しているわけではありません。どちらかというと高めの温度設定であることを考えると一般にはブリザックに有利と言われる条件であったため妥当と言って良いでしょう。(正直主催メーカーに有利な条件であったとしても「主催メーカーなんだから良いじゃない」と思ってしまう私もいます)

 

➁比較対象が妥当か?
⇒最新のVRX2と比較すべきですが対象がVRXなのは仕方ないところでしょう。試乗会の時点では未発売ですし、何となく最新モデル同士を比較しない業界的な大人の事情があるように感じます。一般に最も高い氷上性能を有していると言われるブリザックとの比較は理想ではないものの概ね妥当と言えるでしょう。

 

➂スペシャルでないか?
⇒これも業界ではよく言われることですが特別仕様のタイヤを使用している可能性がないとは言えません。タイヤ側面の型式を表す文字列などを写真に収めて市販品と比較したいところですが、撮影は許されていないので難しいところでしょう。結局のところメーカーを信頼する以外にありません。勿論ミシュランは信頼できるメーカーです。

 

これらに加え長年の小ナビゲーターの経験や周囲の関係者の高い評価から判断しても、素晴らしいスタッドレスタイヤであり妥当な結果と言って差し支えないでしょう。

 

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ミシュラン新スタッドレスのなるほど新構造

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2017年-2018年シーズンに新発売されるミシュランの新スタッドレスタイヤ「X-ICE XI3 PLUS(エックスアイス エックスアイスリー プラス)」について、「なるほどその手があったか!」という実にミシュランらしい新コンパウンドの情報をキャッチしました。

 

新たな添加素材を加えた新コンパウンド

今回のモデルチェンジはパターン変更のないマイナーチェンジ的な変更であることは以前にお伝えしました。参考)ミシュランの新スタッドレス情報
その際「吸水性能と柔軟さの持続性を高める新素材」がコンパウンドに添加されるとお伝えしましたが、一部正確ではない情報だったようなので詳細を後述していきます。

 

なぜ氷で滑るのか

スタッドレスタイヤの効きの構造を理解するために、氷上で滑る機構をごく簡単に説明しておきます。
氷は表面が滑らかなため滑ってしまいます。しかし、むしろ問題なのが氷にタイヤが接触すると、表面が僅かに解けてミクロの水膜が出来、これがタイヤと路面の摩擦を極小化するために滑ると言われています。タイヤと路面の間に薄い水膜が出来てしまう言わばミクロのハイドロプレーニング現象です。そのため近年のスタッドレスタイヤの開発は各メーカーとも水膜除去に大きな力を注いでいます

 

従来の代表的な添加素材

➀ダンロップのテトラピックなどのグラスピック素材は引っ掻き効果を狙ったものでしたが、現在は採用されていません。
➁トーヨーの微粉砕クルミ殻は引っ掻き効果を狙ったもので現在も採用されています。
➂ヨコハマの吸水カーボンは吸水効果、吸水バルーンと吸水ハニカムシリカは吸水効果と引っ掻き効果を狙ったものでした。最新モデルでは主に吸水効果を狙った吸水バルーンとエボ吸水ホワイトゲルのみの採用です。
過去にはグッドイヤーもダンロップのようなガラス状引っ掻き素材を添加していました。

 

表面を多孔質構造にすることで効く

まずは左図を見て頂きましょう。この図はベースとなるコンパウンドに球状の添加素材「Mチップ」が混ぜられていることを模式的に表したものです。この球状の添加素材はベースコンパウンドとは別の素材で出来ており、表面に露出すると溶けてなくなります。この溶けた後の穴「細孔」がポイントで添加素材そのものが吸水効果を発揮するわけではなく、細孔の水を吸う特性が吸水性能を発揮します。細孔が表面にたくさん存在するとスポンジが水を吸うように氷表面の水膜を除去する効果を発揮するのです。この表面の吸水構造は一般にスタッドレスタイヤで最も高い氷上性能で信頼を得ているブリヂストンのブリザックの発砲ゴムに似ています。しかもブリザックと違ってコンパウンド内部はしっかり詰まった状態なのでトレッド剛性は保たれるので高い走行性能も維持します。

※沢山の細孔が空いた物体を多孔質体と呼び、多孔質体は細孔に水を取り込むと化学的に安定するため周囲の水を取り込みます。

 

表面「だけ」を多孔質構造にすることで走行性能を高める

このコンパウンドの肝は添加素材が表面に露出するまでは内部の構造物としてトレッド剛性を保ってくれることです。
似たような多孔質構造により水膜除去をして効く構造のスタッドレスタイヤにブリヂストンのブリザックとヨコハマのアイスガードがあります。これらは氷上で非常に高い効きを発揮する一方で、内部までスポンジ状の構造を持っているためトレッド剛性が弱く、どうしても柔らかい走行性能になりがちで摩耗も早い傾向にあります。
これに対し、ミシュランの「XI3 PLUS」は表面に露出するまでは添加素材がトレッド内部に存在するため、ほとんど剛性を落とすことがありません。そして表面にのみ多くの細孔を存在させて、効果的に水膜除去性能を発揮するという実に合理的な構造をしています。ミシュランのタイヤ全般に言えることですが、何かを得れば何かを落とすことを良しとせず、バランスを重視した安全性能を持ったタイヤになっており、「XI3 PLUS」もより高い氷上性能を目指したが走行性能を犠牲にすることはしていないのです。

 

他メーカーとの性能比較

現状では細孔の密度も大きさも分からず、氷上性能の比較データもないのでブリザックやアイスガードとの比較はできません。実は「XI3 PLUS」の走行会にも呼んで頂いているので追って報告します。







まとめ

➀新たな添加素材により吸水性能を発揮して氷上性能を高めています。
➁表面に露出した添加素材が溶けてなくなった場所に出来る細孔が氷表面の水膜除去をして効きます
内部に存在する添加素材は構造物としてトレッドを支えるため高い走行性能を持ちます。
 そのため速度記号もHまたはTと夏タイヤ同等か近い性能です。
➃他メーカーとの比較は今後に期待してください。

 

まだ夏も来てないというのにスタッドレスタイヤの話題です。この業界も毎年前倒しされていってナビゲーターのおじさんも困っちゃいます。

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ミシュランの新スタッドレス情報

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2017年の冬シーズン、ミシュランがスタッドレスタイヤをモデルチェンジする情報を掴んだので、今出ている情報を可能な限り公開します。

 

1.変更点

➀名前

「X-ICE XI3」から「X-ICE XI3 PLUS」へ「PLUS」が追加される変更となるようです。
またSUV用タイヤも従来のLATITUDEが外れて「X-ICE」で共通化されるようです。

 

➁コンパウンドに新素材を添加

吸水性能と柔軟さの持続性を高める新素材が練りこまれるようです。

 

➂パターン

パターンに変更はないようです。こんなことから名前も「XI4」ではなく「PLUS」なのでしょう。「ENERGY SAVER PLUS」と同方式ですね。
従来は前型モデルのパターンを採用していたSUV用タイヤも普通乗用車用と同パターンに共通化されるようです。但し、SUV用には耐荷重を考慮したケースやコンパウンド調整がされるようです。

 

2.発売予定サイズ

モデルチェンジが予定されているのは一部のサイズで多くのサイズは従来の「XI3」継続です。

 

インチタイヤサイズ備考
18245/45R18 100H1
17235/45R17 97H1
225/50R17 98H1
215/50R17 95H1
235/55R17 99H
215/55R17 98H1
225/55R16 99H1
16205/55R16 94H1
215/60R16 99H1
205/60R16 96H1
215/65R16 102T1
195/65R15 95T1
15185/65R15 92T1
18235/60R18 107T1,2
17225/65R17 102T2
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.SUVサイズです。

 

その他

XI3 PLUSは全て中国生産になるようです。というのもスタッドレスタイヤの市場はほとんどが日本であり、(一部ではロシアにも供給されていますがいずれにせよ)中国が立地的に有利なためでしょう。なかなか評判の良いタイの工場での生産にならなかったのは残念です。







まとめ

➀パターンは変わらずコンパウンド変更のみ。
➁名前はXI3 PLUSでマイナーチェンジ扱い?
➂SUV用も名前、パターンともに共通化。
➃発売予定サイズは限定的で多くのサイズは来シーズン以降追加。
➄発売予定サイズ以外は従来モデルのまま。
➅「XI3 PLUS」の生産は全て中国。

 

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値上げ幅をまとめてみる【第1弾】

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各タイヤメーカーの平均での値上げ幅は以前にまとめました。しかし、意外にサイズや銘柄によってバラつきがあります。そこで値上げ直前ですがメーカーからの価格表示が来たものからまとめていきます。

 

もくじ

値上げ詳細

ヨコハマ

ダンロップ

ミシュラン







値上げ詳細

ヨコハマ

普通乗用車

インチ値上げ幅
ADVANBluEarthECOSS.Drive
20約2%約2%約2%約2%
19約2%約2%約2%約2%
18約2%約2%約2%約2%
17約4%約4%約4%約4%
16約6%約6%約6%約6%
15約6%約6%約6%約6%
14約6%約6%約6%約6%
13約6%約6%約6%-
12-約6%約6%-

普通乗用車用は分かりやすいです。
20~18インチ:2%
17インチ  :4%
16~12インチ:6%

 

但し、ADVAN SPORTなど一部でかなり例外的な値付けの変化があります。
V105
305/35R23:約25%アップ
295/35R22:約25%アップ
265/35R22:約47%アップ
225/35R20:約15%アップ
235/60R18:約15%アップ

 

V103
265/30R22:約17%アップ
255/30R22:約17%アップ

 

価格の見直しということだそうですが極一部値下げされているものもありました。単純に原材料費や製造コストからタイヤ価格が決定しているわけではないと分かっていても、こういうのを見るとタイヤの値付けって何なんでしょうと思ってしまいますね。タイヤ価格は全体のバランスで成り立っているので原材料費が上がれば当然値段も上がるわけですけどね。

 

SUV、四駆

インチ値上げ幅     
H/T
G056
A/T
G015
SUV
G055
A/T-S
G012
MT+
G001C
PARADA
24-----約2%
22-----約2%
20約6%-約6%約2%約10%約2%
19--約6%---
18約6%約0%約6%約2%約10%約2%
17約6%約0%約6%約4%約10%-
16約6%約0%約6%約6%約10%-
15約6%約0%約6%約6%約10%-

ハイウエイテレーンのH/T G056とSUV G055はインチに関わらず6%アップですがSUVの225/65R17だけは値付けが変わりません。発売されて間もないA/T G015は既に原材料費の高騰を加味して値付けがされていたようで値上げはありません。PARADAは一律で約2%の上げ幅にとどまっています。一方でゴム量の多いためかMT+の値上げ幅は約10%と大きくなっています。GEOLANDAR M/T G003の発売も決まっていますのでMT+の今回の値付けはG003を見越したものと考える方が妥当かも知れません。

 

ダンロップ

全てのインチで普通乗用車用もSUV用も約6%の上げ幅です。住友ゴムの別ブランドであるファルケンも同様の価格変更です。

 

ミシュラン

普通乗用車、SUV共通

インチ上げ幅
18以上約0%
17約3%
16以下約6%

17インチを境にして大口径は値上がりなしで、16インチ以下は6%の値上げです。BF GOODRICHも平均6%の値上げです。

 

まとめ

ヨコハマとミシュランは大口径では値上げ幅が小さいか変わらずで、17インチを境に小口径は値上げ幅が大きくなっています。
ダンロップ、ファルケンは全サイズ約6%の値上げです。
値上げ直前ではありますが、小口径タイヤの購入を検討されている方は特に滑り込んだ方がよさそうです。

 

他メーカーについても出来るだけ早急にまとめますが概ね「大口径は値上げ幅が小さく、小口径は大きくなる」か、「全サイズ一律値上げ」というメーカーがほとんどでしょう。

 

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ミシュラン各種タイヤ、サイズ大量追加

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2017年春のミシュランカタログがお店に来ました。随分大量にサイズが追加されていたため今まで履きたくても履けなかった方は再度チェックしてみてください。もしかしたら今まで履けなかったタイヤが履けるかもしれません。ミシュランと言えば性能バランスが良くナビゲーターお勧めのタイヤメーカーのひとつです。興味がある方は是非どうぞ。

 

主要銘柄とカタログ追加サイズ数

詳しい性能とタイヤサイズが知りたい方はクリックで詳細ページへジャンプできます。

 

普通乗用車タイヤ

スポーツ

ミシュラン Pilot Super Sport:19サイズ
ミシュラン Pilot Sport4:6サイズ
ミシュラン Pilot Sport3:6サイズ
ミシュラン Pilot Sport CUP2:4サイズ

 

コンフォート

ミシュラン Primacy3:11サイズ

 

スタンダード

ミシュラン ENERGY SAVER PLUS:2サイズ

 

SUV用タイヤ

スポーツ

ミシュラン LATITUDE SPORT 3:32サイズ

 

コンフォート

ミシュラン Premier LTX:2サイズ

 

スタンダード

ミシュラン LATITUDE Tour HP:1サイズ







銘柄別の注目サイズと参考車種

ミシュラン Pilot Sport4
215/50R17:アテンザ、プリウスα、レガシィ、ボルボS60、V60
205/55R16:レクサスIS、86、アクセラ、インプレッサ、ベンツB

 

ミシュラン Pilot Sport3:6サイズ
225/45R17:レクサスIS、ベンツC、VWゴルフ

 

ミシュラン LATITUDE SPORT 3:32サイズ
235/55R19:レクサスRX、ボルボXC60、XC90
225/55R19:CX-5
255/55R18:デリカD5、アウトランダー、エクストレイル、フォレスター
235/65R17:ベンツML、BMW X5、ボルボXC60、XC90
225/65R17:レクサスNX、ハリアー、エクストレイル、CX-5

 

ミシュラン Primacy3
245/40R19:スカイライン、フーガ、レジェンド
245/45R18:シーマ、フーガ、アウディA6
225/50R17:レクサスGS、RC、レガシィ、ベンツC、アウディA4
215/55R17:レクサスHS、カムリHV、クラウン、ティアナ、レガシィ

 

ミシュラン Premier LTX
225/65R17:レクサスNX、ハリアー、エクストレイル、CX-5

 

ミシュラン ENERGY SAVER PLUS
215/60R16:カムリHV、マークX、ティアナ、レガシィ、オデッセイ、MPV

 

まとめ

どうでしょう。沢山のサイズが追加されたので結構「やった!」という方もいるのではないでしょうか。
ミシュランには多くの銘柄で「ミシュラン満足保証プログラム」があり、試し履きが出来るので試乗感覚でも履いてしまうのも悪くないでしょう。
※参考ミシュラン満足保証プログラムにあのタイヤが追加

 

 

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