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・ミシュランのプレミアムコンフォート「Primacy4(プライマシー4)」の追加情報

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ミシュランのプレミアムコンフォート「Primacy4(プライマシー4)」の発売がプレスへの公式発表され、ナビゲーターのお店にも既に入荷しています。幾らかの追加情報がありますので、既にご報告した情報のおさらいと追加情報のご報告をしていきます。

 

製品名称

プライマシー4(Primacy4)

 

時期

2018年7月1日より順次販売開始

 

入荷したタイヤをじっくり見て分かったこと

プレス発表の前にメーカー営業から聞いていた情報ではパターン変更はなくコンパウンド変更のみとのことでしたが、コンパウンド変更以外にも幾らか変更がありました。

➀より高い排水性能と、静粛性や乗り心地の向上を狙いプライマシー3では貫通していなかったセンターリブの横溝が貫通されています。
➁性能には関係ないようですがスリップサインがどこにあるか分かりやすくするための工夫のようです。

➂主溝の形状を変更することで摩耗すると顕著に低下していた排水性能を大幅に改善しています。
➃主溝の中には細かなギザギザの低い山が配されていて、高速で通り抜ける気流の渦を消すことで騒音を抑えます。
➄スリップサインを見つけやすいように工夫されています。
 

ラベリングについて

転がり抵抗性能’AA’16サイズ、’A’19サイズ
ウェットグリップ性能’a’19サイズ、’b’16サイズ

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まとめ

・摩耗しても排水性能が低下しにくいよう主溝の形状が変更されています。
・ウェットグリップ性能向上のためコンパウンドが変更されています。
・ウェットグリップ性能向上のため排水性能を高めるパターン変更が施されています。
・静粛性や乗り心地を向上させるため若干のパターン変更が施されています。
・インサイドアウトサイドがありますが、パターンとしてはあまり非対称性が感じられません。
・18インチ以上はサイドウォールのベルベット加工が採用されています。

相対ゲージなどはミシュラン Primacy4を参照してください。

 

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
PRIMACY4
インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
19245/45R19 102WAa1,⑩
18225/40R18 92YAa1
255/45R18 99YAAa
245/45R18 100WAAa1
235/45R18 98YAAa1
225/45R18 95YAa1,⑨
215/45R18 93WAa1,⑧
235/50R18 101YAAb1
225/50R18 99WAAb1,⑨
235/55R18 100V--VOL
215/55R18 99VAa1,⑧
17255/45R17 98WAa
245/45R17 99YAAa1,⑨
235/45R17 97WAAa1
225/45R17 94WAa1
215/45R17 87WAa
235/50R17 96WAa
225/50R17 98YAAb1
215/50R17 95WAAb1
205/50R17 93WAb1
235/55R17 103YAAb1
225/55R17 101WAAb1
215/55R17 94WAb
205/55R17 95VAb1
225/60R17 99VAAb
215/60R17 96VAAb
16225/55R16 99YAa1,⑧
215/55R16 97WAAb1
205/55R16 91WAb
195/55R16 87HAb
235/60R16 100VAa
225/60R16 98WAa
215/60R16 99VAAb1
205/60R16 96WAAb1
215/65R16 98VAa
205/65R16 95VAa
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考〇.2018年〇月の発売予定です。
備考VOL.ボルボ承認タイヤです。
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・トーヨーのプロクセススポーツがSUV対応

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2017年6月、トーヨーからフラッグシップスポーツタイヤ「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」が発売されました。あれからちょうど1年、そのSUV用タイヤ「PROXES Sport SUV(プロクセススポーツ エスユーブイ)」の発売が決定しました。

 

発売日

2018年6月1日

 

技術的な特徴

技術的な特徴は概ね「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」と繰り返しになるため簡便にし、詳細はこちらを参照してください。
新たなゴム開発技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」により相反する性能である転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を高いレベルでバランスさせた新コンパウンドを開発、採用しています。また最適化された新パターンも加わりプレミアムスポーツタイヤに要求される走行安定性やグリップ性能、快適性能などあらゆる性能をバランスよく実現させています。

 

➀リフレクトブロック

ハンドリング性能と制動性能を強化しています。
 

➁動的テーパーデザイン

サイプの角を落とすことでトラクション性能とハンドリング性能を向上させています。またフェザーエッジを抑えて偏摩耗を抑制してくれます。

 

➂高密度サイプ

濡れた路面での高いトラクション性能とロードノイズ、パターンノイズを低減させています。

 

➃高剛性リブ

高剛性のリブにより安定したコーナリングを実現しています。

 

➄バレルブロック

通常のブロックとタイヤの断面を比較してみましょう。

接地圧を均一化しグリップ性能の安定性能を向上させています。ブロック単位の偏摩耗も抑制してくれます。

 

特徴

SUVタイヤながらに悪路走行性能を捨ててラベリングを取得しています。JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)の低燃費タイヤのガイドラインでは「夏用タイヤ」が要件となっており、冬用タイヤ性能の一つの基準である「M+S(マッドアンドスノー)」マークがあるタイヤは低燃費タイヤのガイドラインから外れるため低燃費タイヤ規格を取得できません。それゆえ一般的なSUV用タイヤはガイドラインに適応せず、メーカーは費用のかかるラベリングを取得しません。本タイヤはあえてオンロードに特化し、「M+S」基準を排することで低燃費タイヤの基準を満たしラベリングを取得しています。転がり抵抗性能で’B’のサイズがあるため全てのタイヤで「低燃費タイヤ」の基準を満たしているわけではありませんが、ウェットグリップ性能では全サイズで最高グレード’a’を取得しています。







まとめ

・SUVタイヤながらJATMAラベリング制度でのグレーディングを取得しています。
・全サイズでウェットグリップ性能のラベリング最高グレード’a’を取得しています。
・2サイズを除き、低燃費性能’A’を取得しており「低燃費タイヤ」規格を取得しています。
・様々な最新技術が投入され走行性能と快適性能がバランスよく仕上がっています。
・テーパーデザインやバレルブロックで接地圧の均一化や偏摩耗が抑制されています。
・大幅な軽量化が実現されておりハンドリングや低燃費性もアップしています。

 

タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
22315/35R22 110YAa1
285/35R22 106YAa1
275/35R22 104YAa1
20275/45R20 110YAa1
255/45R20 105YAa1
255/50R20 109YAa1
19285/45R19 111YAa1
265/50R19 110YAa1
255/50R19 107YAa1
255/55R19 111YAa1
235/55R19 105YAa1
18255/55R18 109YAa1
235/55R18 100VBa
235/60R18 107WAa1
17235/65R17 108WAa1
215/65R17 99VBa
備考1.エクストラロードタイヤです。
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・トーヨータイヤから発売の最廉価モデルの性能は?

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タイヤは消耗品として考えれば高価です。車に様々な性能を加えてくれる重要な部品でもあります。しかし、どうしても車が必要であるものの経済的は厳しい人だっているはずです。そんな人のために最低限必要な安全性能を備えた最廉価モデルです。耳馴染みのない海外メーカーのタイヤを選択するなら国内メーカーの方が安心感があるでしょう?

 

発売

2018年4月1日

 

技術的な特徴

メーカーの主張

軽量化により低下しがちな走行安定性能を「高硬度プライトッピング」、「高硬度ビードフィラー」により補完し、運転の安心感を確保しています。

ワイドトレッドが走行安定性を確保しながら、高剛性リブパターンが耐摩耗性能を確保しています。

 

ナビゲーターの評価

➀低燃費性能

やや不満ですが、ギリギリ及第点でしょう。新車装着タイヤの低燃費性能は公表されていませんが、今どきの車の新車装着タイヤの大半より性能が低いでしょう。新車装着タイヤからの交換では燃費性能は落ちると考えて下さい。

 

➁ウェットグリップ性能

ウェットグリップ性能は大いに不満です。低燃費性能同様、新車装着タイヤの低燃費性能は公表されていませんが、今どきの車の新車装着タイヤの大半より性能が低いでしょう。新車装着タイヤからの交換ではウェットグリップ性能は落ちると考えて下さい。

 

➂快適性能

燃費性能を出すための軽量化により部材を薄くしています。その結果、剛性が弱く走行安定性が大きく損なわれたため剛性を高めようと無理に硬くしようとしているように感じます。そのためコツンコツンとした突き上げ感があり乗り心地が悪くなっています。価格が安い分、快適性能についてはある程度捨てられていて贅沢は言えません。価格相当の性能と考えて下さい。

 

➃走行安定性

意外にもといっては失礼かもしれませんが、それほど悪くはありません。高速道路で100km/hを超えて安心してアクセルを踏み込めるとは言いませんが一般道を走る程度であれば、右左折でも車線変更でも大きなストレスはないでしょう。

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まとめ

・最低限の安全性能は備えています。
・新車装着タイヤよりの全体に性能が落ちると考えて下さい。
・思いのほか走行安定性は悪くありません。
・国内メーカーのタイヤとしても最も安い部類です。

 

サイズラインナップ

SD-7
インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
18225/45R18 91WAc
17215/45R17 87WAc
215/50R17 91VAc
215/55R17 94VAc
16205/55R16 91VAc
215/60R16 95HAc
205/60R16 92HAc
175/60R16 82HAc
15185/55R15 82VAc
185/60R15 84HAc
205/65R15 94HAc
195/65R15 91HAc
185/65R15 88SAc
175/65R15 84SAc
14185/60R14 82HAc
185/65R14 86SAc
175/65R14 82SAc
185/70R14 88SAc
175/70R14 84SAc
165/70R14 81SAc
13155/80R13 79SAc
SD-k7
インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
15165/50R15 73VBc
165/55R15 75VBc
14165/55R14 72VBc
155/55R14 69VBc
155/65R14 75SBc
13165/65R13 77SBc
155/65R13 73SBc
165/70R13 79SBc
155/70R13 75SBc
145/80R13 75SBd
12155/70R12 73SBd
145/70R12 69SBd
145/80R12 74SBd
135/80R12 68SBd
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BluEarth RV-02CKを装着してみたので印象をまとめてみる

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そろそろタイヤ交換の時期だった妻の車。折角なのでハイト系軽自動車やプチバンと呼ばれる背の高いコンパクトカー向けに開発されたヨコハマタイヤの新製品「BluEarth RV-02CK(ブルーアース ゼロツーシーケー)」を装着してみます。試乗などの短い時間では分からないインプレッションも記載していきます。

 

製品特徴をおさらい

偏摩耗を抑制しフラつきを抑えるよう設計されています。
➁ミニバン専用タイヤBluEarth RV02をベースにしています。
➂軽コンパクト向けでタイヤが細いため、それに合わせてパターンを最適化しています。
車重が軽く路面に押し付ける力が弱くてもグリップするようコンパウンド調整されています。
➄車輪が小さく沢山回るので➂と相反する耐摩耗性を落とさないようバランスされています。
 

タイヤ交換前

車やタイヤのスペック

いわゆるハイト系軽自動車
車種    :ホンダ N-BOX(エヌボックス)
タイヤ   :ブリヂストンNEXTRY(ネクストリー)
タイヤサイズ:145/80R13
ホイール  :純正スチール
使用年数  :3年
使用距離  :24,000km

 

NEXTRYのインプレッション

ついでなのでNEXTRYについての使用感を書いておきます。経済性に重きを置かれた軽自動車では私がNEXTRYを選択したようにエコノミータイヤを選択される方も多いのではないでしょうか?だとするとあなたも同じような不満を感じているかも知れません。
摩耗  :早い。特に前輪外側の偏摩耗が顕著。
右左折時:外に振り出される感じが顕著。明らかに大きくロールが出ている。
車線変更:フラフラするし、収まるのも遅い。

 

仕方ない部分もあるけど、うちの妻の運転のタイヤに厳しいところ

△チョイ乗りが多くスーパーなどの狭い駐車場で切り返しも多いので、すえ切りしがち。
✕右左折時に十分な減速をせず突っ込んで曲がる。
✕惰性を使って運転せず大体アクセルかブレーキのどちらかを踏んでいる。

 

こんなことも手伝ってるんだと思いますが摩耗は早い。更に安定感に乏しいので安心感も乏しい。自分でも何度も運転してみましたが、確かにしっかり減速してハンドルを切ってあげれば先の問題は緩和されますが解決はしません。全体的にはやっぱり不満が残るタイヤでした。安く大量に仕入れたので使ってみたタイヤなので仕方ないけどね。

 

さぁ交換だ!

気を取り直して今回はポジティブな理由で使ってみたいタイヤへ交換。写真撮るの忘れて放してしまったけどNEXTRYの外肩の摩耗はひどいもんでした。ローテーションしながら使ってあげたんですが偏摩耗は顕著でした。
因みに交換するタイヤにはユニフォミティ―がマーキングされていましたが、ホイールになかったのでバルブと軽点合わせで組みました。実は間違い?タイヤの黄色い点(軽点)とバルブ位置の組み付け関係

バランスも真円性もまぁまぁこんなもんですね。ホイールへ組み付けてる感覚としてはNEXTRYとさほど変わらず、最近の低燃費タイヤらしい柔らかいタイヤです。こんな柔らかくて大丈夫か?と思いつつ、サイズが145/80R13だからこんなもんだと思い直す。しかしエアーを張ってみると左右に体重かけても当然ながらしっかりしました。

 

インプレッション

まずはファーストインプレッション

おー静か~♪駐車場は屋根付きで日が当たらないとはいえ3年経って劣化したNEXTRYとの比較なので、その差は歴然です。元々静かなRV-02ベースなので当然と言えば当然です。そして滑らか~♪何となくしっとりとしていて掛かる力が分散されている感じです。タイヤから伝わってくる音や振動は明らかに少なくなりました。エンジンの音が近い軽自動車なら十分以上のレベルです。グリップは粘りつく感覚がありしっかり路面をとらえてくれます。一方で低燃費タイヤらしくスーッと走っていきます。ただ劣化して硬くなったNEXTRYの方が伸びていく感じはしました(硬い方がグリップが悪い分、転がりは伸びやすいので当然か)。

 

トータル200kmほど運転してみて

フラつきの改善は明らかで特に右左折や車線変更の際の安定感には歴然と差が出ました。にわか雨の中を走る機会もありましたが排水がしっかりされることに加えて粘りつくグリップ感で雨の日のカーブでも安心感は絶大でした。ウェットグリップ性能のラベリングは’b’ですが、結構’a’に近い’b’なのかな?という印象です。担当営業を通して開発に問い合わせてもらったところやはり’a’を目指して開発し、どうしてもあと一歩及ばなかったそうです。まだ十分な期間走ったわけではないですが、経験上ヨコハマはコンパウンドの劣化もゆっくりめなので性能の持続性にも期待が持てます

 

予想される難点

粘りつくコンパウンドはグリップが良い分摩耗はやや早そうです。偏摩耗はある程度抑制してくれるためエコノミータイヤと比較すれば持ちは2割から5割ほど良さそうですが、年間1万km以上走る方にはまだ頼りないかも知れません。







まとめ

軽自動車は経済性に重きを置いて設計された車であり、購入して使用する我々の多くもそれを重視して選択します。しかし、最近の軽自動車は様々な安全装備を備えていたり快適な空間を備えていたりと単に経済性のみを追求するだけでなく、それ以上の車になっています。そして、その最たる車がハイト系軽自動車です。高機能化に伴い車体価格も上がり新車装着タイヤも高性能になっており、多くの場合各タイヤメーカーの中上級品が装着されています。それ故、タイヤ交換の際も中級品以上をつけてあげると違和感も少なく燃費の低下なども抑えられます。そこでどうせ中上級品を付けるならハイト系に特化して設計されたRV-02CKは有力な選択肢のひとつといえます。

 

このことを踏まえて今回のBluEarth RV-02CK(ブルーアース ゼロツーシーケー)の総評は85点といったところです。

 

良かった点

➀フラつきを抑制

ハイト系特有のフラつきを抑えて安定感のある走りができる。

➁ウェットグリップが良い

ラベリング以上にしっかりグッと止まる感覚があり安心できる。

➂静かで滑らかな乗り心地

タイヤから伝わる音や振動は大きく軽減される。

 

悪かった点

➀耐摩耗性

まだ未知数な部分を評価するべきではないのかも知れませんが、摩耗はやや早そうなので更なる改良が加えられることを期待したい。

➁低燃費性

悪いというほどではないけれど普通なのでもう少し伸びたらうれしい。

 

他の選択肢

年間1万km以上走る方はダンロップ ENASAVE RV504の方がいいかもしれません。但しRV-02CKの方がやや雨に強く快適性も高い。
トーヨーTRANPATH LuKも安いながら中々良い。近いうちにハイト系軽自動車やプチバン向けのタイヤをまとめてみます。

 

安全性に大きく配慮された設計なので、お子様の送り迎えなどにもよく使われる特性の車にはピッタリです。今まで背が高い車だから仕方ないと思っていた不満を緩和し安心感に換えてくれるタイヤです。

 

リリースされているタイヤサイズ

BluEarth RV02CK

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
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ヨコハマからハイト系軽コンパクト用タイヤ「BluEarth RV-02CK(ブルーアース アールブイゼロツー シーケー)」発売

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2017年3月23日ヨコハマタイヤからハイト系軽コンパクト向けタイヤ「BluEarth RV-02CK(ブルーアース アールブイゼロツー シーケー)」が発売されました。

 

コンセプト

軽自動車やコンパクトカーは安全装備の充実などで重量化が進み、空間を確保するため上に伸ばしハイト化されたモデルが増加しました。それに伴ってハイト系軽コンパクトカー向けのタイヤのニーズも増加し、各メーカーから対応モデルが発売されています。そして、この度ヨコハマからも「BluEarth RV-02CK」がリリースされました。

 

特徴

ハイト系軽コンパクトカーの特徴

ハイト系軽コンパクトカーは限られた大きさの中で空間を確保するため背が高く重心も高い。そのためフラつきやすいというミニバンと似た特徴を持っています。

 

ハイト系軽コンパクトカー用タイヤ全般の特徴

➀ふらつき抑制

背が高く重心が高いため車線変更や右左折時などフラつきやすく、フラフラが収まるのにも時間がかかります。そこでアウトサイドのブロックを大きくしたり、内部構造をより頑丈にして高剛性化することで、フラつきを抑制するよう設計されています。

 

➁偏摩耗抑制

アウトサイド側のブロックを大型化することで負荷を分散したり、摩耗に強いコンパウンドを使用りたり、幾らか深溝化するなどして偏摩耗を抑制緩和するよう設計されています。

ミニバンタイヤと普通タイヤとの違い

 

➂ミニバン専用タイヤとの違い


大まかに言えば明確な違いはありませんがタイヤが細い分、リブの数を調整するなどパターンの最適化がされています。また軽コンパクトカーはミニバンに比べると車重が軽くタイヤを地面に押し付ける力が弱い。一方で車輪が小さいので、走る距離に対し回転数が多く摩耗しやすい。これらの特性からタイヤを地面に押し付ける力が弱くてもグリップしやすいく、しかし摩耗には強くという矛盾した性能を両立できるように設計されています。

 

他社製品との比較

同ジャンルのタイヤの中で優れる点

静か
しなやかで乗り心地が良い
濡れた路面に強い
ゴムの劣化がゆっくりで性能低下が遅い

 

同ジャンルのタイヤの中で劣る点

摩耗がやや早め

 

まとめ

➀ハイト系軽コンパクトカーのフラつきを抑えてくれるため、右左折時やカーブ、車線変更などでの不安感を大幅に軽減してくれます。
➁ハイト系軽コンパクトカー用タイヤの中で快適性能が高いので静かさや乗り心地を求めるならこのタイヤでしょう。但し、軽自動車の場合、エンジンが運転席に近い為エンジン音で静粛性能の恩恵は感じにくいかも知れません。
➂摩耗はやや早めですがゴムの劣化はゆっくりなので年間走行距離が1万kmより少ない方にお勧めします。
➃濡れた路面に強いので雨の道での不安を感じる方は是非履いてみてください。
➄総合的に見てバランスも良く、安全性も高い良いタイヤでナビゲーター好みです。

 

相対ゲージなどはこちらのページ







タイヤサイズ

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ピレリからCinturato P6(チントゥラート ピーシックス)発売

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2017年4月1日より、イタリアの老舗タイヤメーカー「ピレリ」の新たなスタンダードコンフォートタイヤ「Cinturato P6(チントゥラート ピーシックス)」が発売されました。

 

コンセプト

日本を中心としたアジア太平洋地域を対象に、欧州向けに比べて快適性能を重視した設計がされています。特に強く日本が意識されているため中小型車用のサイズも多くラインナップされ、日本の低燃費タイヤ等級制度のラベリング「全サイズA/b」を取得しています。
また中小型車を利用することの多い女性やファミリー層をターゲットにしており、その層の重視する「安全」「快適」「燃費」を高める設計がされています。

価格面も重視されコストを抑えるため21サイズ全て中国で生産されています。

 

技術特徴

Cinturato P1(チントゥラート ピーワン)の後継に当たり、特に「低燃費性能」と「ハイドロプレーニング性能」を高めるよう設計されています。

 

排水性能

効率の良い排水のため縦溝に加えて横溝を広くしています。

 

複合コンパウンド

フルシリカコンパウンドは転がり抵抗を低減し燃費向上に貢献しています。ポリマーとフィラーの相互作用で転がり抵抗とウェットグリップ性能をバランスしています。耐摩耗性能は一般的な国内メーカーのタイヤより高めです。

 

断面形状

フラットスクエア形状により接地面積を拡大し耐摩耗性能を上げ、快適性だけでなくハンドリング性能もバランスさせています。

 

軽量化

トレッドをわずかに浅溝化することで幾らかの軽量化を図っており、これにより燃費が向上しています。

 

快適性能

Cinturato P1と比較して静粛性能は大幅に上がってはいますが、それでもパターンノイズがそれなりに大きく「静か」というには少々音が気になります。効率よい排水のため横溝を広くしたことでパターンノイズが発生している可能性があります。

 

サイドウォール

2プライ構造になっておりサイドに対する耐衝撃性能を高めています。

 

位置づけ

 

走行性能と快適性能のバランスを重視しており位置づけとしてもセンターにとなります。但しコスト面がかなり重視されているので高い位置でのバランスとまではいかないのが実情です。

 

まとめ

➀日本を中心としたアジア太平洋地域を対象にしたスタンダードコンフォートタイヤです。
➁ラベリング「全サイズA/b」を取得した低燃費タイヤです。
➂快適性能と走行性能をバランスさせています。
➃全サイズ中国生産です。
➄レベルは良く言って中程度です。
➅安い。







因みに

ナビゲーターのもとにもピレリジャパンから価格や納入時期の連絡がありました。手元に来た納入価格表はかなり安いです。しかし、一部のサイズはまだ日本に入ってきておらず、しばらく待つ必要があります。

 

タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
17215/50R17 95VAb1
205/50R17 93VAb1
215/55R17 94VAb
16205/55R16 91VAb
225/60R16 102VAb1
215/60R16 99VAb1
205/60R16 92VAb
195/60R16 89HAb
215/65R16 98HAb
205/65R16 95HAb
15195/55R15 85VAb
195/60R15 88VAb
185/60R15 84HAb
205/65R15 94VAb
195/65R15 91VAb
185/65R15 88HAb
175/65R15 84HAb
14195/60R14 86HAb
185/60R14 82HAb
185/65R14 86HAb
175/65R14 82HAb
備考1.エクストラロードタイヤです。
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【新商品情報】ブリヂストン「ECOPIA NH100シリーズ」

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ECOPIA EX20(イーエックスニーマル)シリーズの後継モデルのスタンダードタイヤです。
因みにNHとは製品コンセプトであるウェット性能とその持続性や低燃費性能の高次元な調和ということでNew Harmony(ニューハーモニー)の略だそうです。ネーミングセンスについては( ^ω^)・・・ですがバランスを重視した低燃費スタンダードタイヤがコンセプトだということが分かります。

 

1.NH100シリーズの特徴

1-1.シリーズ全般の特徴

1-1-1.ウェット性能とその低下抑制

ウェット制動試験をベースグレードであるNEXTRY(ネクストリー)と比較
※50プリウスで時速80kmからABS作動での制動試験

 

➀新品時
NEXTRYが36.4mに対しECOPIA NH100は35.1mと車体2/3台分ほどNEXTRYより早く停車

 

➁20,000km走行後
NEXTRYが43.0mに対しECOPIA NH100は39.3mと車体1.5台分ほどNEXTRYより早く停車

 

新品時でも大きな差ですが、ある程度摩耗が進んだ場合の制動距離の差は更に顕著です。こんなときを想像してください。見通しの悪い雨の日、「子供が飛び出してきた」とか「前の車が急停止した」といった場合です。「はねてしまった」、「追突してしまった」なんて結末は想像するだけでゾッとします。僅か数メートルの差のように思えますが、その数メートルが止まれるかぶつかってしまうかの大きな差となるのです。

 

1-1-2.耐摩耗性能の向上

ベースモデルNEXTRYと比べて耐摩耗性能30%向上
前身となるECOPIA EX20からも向上

 

それに加えてコンパウンドの経年劣化もゆっくりなのでベースグレードタイヤより1年余分に走れるかも知れません。購入先にもよりますが1年あたりのコストで考えるとベースグレードタイヤと大差ないケースもあります。しかも安全性はNH100の方が断然上なんです。

 

1-1-3.燃費性能の向上

ベースモデルNEXTRYと比べて転がり抵抗係数5~16%向上
前身となるECOPIA EX20からはわずかに向上

 

低燃費性能を無視できない昨今の自動車事情から、新車装着タイヤもかなり低燃費性能の高いタイヤが装着されているケースが多くあります。新車装着タイヤについては転がり抵抗係数が公表されていませんが、例えばプリウスに装着されている新車装着タイヤはグレーディング’AA’程度だと言われています。NH100も’AA’と新車装着タイヤ程度の低燃費性能を有しており、タイヤ交換で燃費を落とす心配をしなくて済みます

 

1-2.NH100の特徴

1-2-1.直進安定性と操縦安定性

セダン・クーペ専用設計されたプロファイルで骨格構造を最適化し、剛性コントロールシートによってトレッド剛性を最適化することで直進安定性と操縦安定性を高めています。これによりセダン・クーペに求められる走りを楽しむ快適な走行性能が実現されています。

 

1-3.NH100RVの特徴

1-3-1.

ミニバン特有の偏摩耗を抑制しフラつきを抑えるのは勿論、車体が大きく下方視界が悪いミニバンの弱点をフォローするためサイドプロテクターが採用されています。これにより少しくらいなら路肩や縁石に擦っても大丈夫なように強化されています。当然、強い力がかかったり当たり方が悪かったりすれば破れないわけではないので注意は必要です。

 

1-4.NH100Cの特徴

1-4-1.

ショルダーブロックに高剛性素材を採用することで、コンパクトカーの特性である小回りがしやすく、停車したままでハンドルを切る所謂「据え切り」による偏摩耗に対しても強くなっています。
ベースグレードであるNEXTRYと比較して41%もの大幅な摩耗耐性が実験データとして示されていますが、ブリヂストンのこの手のデータには何度か騙されているのでウォッチしていきます。







2.価格

ECOPIA EX20シリーズより定価ベースでも2%ほど値上げされました。販売価格もわずかながら上がりそうです。

 

3.まとめ

・バランスの良い低燃費スタンダードタイヤです。
・摩耗しても雨の日の安心感が高いタイヤです。
・価格は僅かに高くなりそう。

 

4.タイヤサイズ

2017年2月発売予定サイズ

 

4-1.NH100

21サイズ
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4-2.NH100RV

19サイズ
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4-3.NH100C

27サイズ
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ミニバンにPlayzPX-RVとNEXTRYを比較走行

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乗り比べインプレッションをレポート

タイヤの乗り比べの機会があったのでご報告します。乗る前から実力、特性に差があるので画像のような熱い対決にはならないでしょうか?
まず1回目は先入観を捨てるため今走っているのがどちらのタイヤか知らない状態で比較する目隠し試験としました。2回目はタイヤを明らかにした上で比較してみました。さて、下馬評通りにいくでしょうか?私の感性に問題が発見されるかも知れないので他のスタッフ3人にも同様の試走をしてアンケートしました。

1.比較環境

1-1.使用タイヤ・ホイールデータ

タイヤサイズ:195/65R15 91H
ホイール:15インチ純正アルミ 6-15(50) 5/114.3

VOXY15Al

 

NEXTRY(ネクストリー)
ブリヂストンのベースグレードタイヤであり、基本的な安全性能を備えた低燃費タイヤです。ブリヂストンにしては安いのが売りです。
骨格は柔らかくグリップもそれなり、軽自動車やコンパクトカー、小型セダンくらいなら車重も軽いので許容範囲内ですが、それ以上の車格だと頼りないと感じられることも。はっきり言ってミニバン向きではない。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
2016年2月から発売されたばかりの新商品で、初代Playzからの「ラク」を基本設計指針としたタイヤです。ミニバン専用タイヤの中でも特にふらつきが少なく、ふらつきを抑えようと無意識に力が入って「肩が凝る」、「腰が痛くなる」といった症状を緩和してくれます。また無意識の疲れはストレスとなり運転に対する拒絶感から眠気につながることもあるそうで、長時間の運転の疲れによる眠気を抑える効果も期待できるようです。

 

1-2.使用車種

現行型のVOXY(ヴォクシー)5ナンバー

 

1-3.走行コース

一般道で以下のようなコースを走行しました。
➀直進⇒➁低速で左折⇒➂直線で60km/hまで加速⇒➃そのままの速度で車線変更⇒➄右折⇒➅粗いアスファルトの直線⇒➆粗いアスファルトのカーブ⇒駐車場へ戻る⇒➇30km/hで水を撒いた路面で制動(ABS作動)




2.比較評価レポート

1回目で違いは明らかでした。全員一致で全てにおいてPlayzPX-RVを選びました。

では2回目を終えた感想です。

2-1.安全性能

NEXTRY(ネクストリー)
明らかにフラつきがあり、スタート直後の駐車場から公道へ出る軽い段差で直ぐ不安を感じました。➂の時点で道路の継ぎ目を拾って上下にフワフワし、➃ではハンドルを切った際に車体がフラつき車線変更後も中々フラつきが収まらず、この時点で「タイヤ換えた」いと思いました。カーブは50km/hほどだったこともありそれほど不安感はありませんでしたが抑えて走らなければという意識が働きました。ウェット制動はこんなものかなと言う感じで可も不可もなしといったところです。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
スタートから直後から「あー安心する」と一言が出てしまうほど違います。圧倒的な安定感でフラつきが少なく➃の高速車線変更でも不安感なく背の高いミニバンに乗っていることを軽く忘れました。右折もカーブもしっかりした走りで「あーコレコレ」流石ミニバンタイヤ。ウェット制動はちょっと期待してブレーキを踏んでみると、期待通りに止まってくれました。踏み始めからよく利いた分、フロントがガッツリ沈んでハンドルを抑える腕に力が入りました。

2-2.走行性能

NEXTRY(ネクストリー)
安定感が悪いんだものスピードを上げればフワフワするし、➂では道路の継ぎ目でも跳ねてグリップを失うし、細かくハンドルをとられるしで大人しく走らなければと意識させられます。➆ではグリップはそれなりにしますが、そもそも骨格が柔らかいのでグリップを感じるほど攻められず減速してしまいました。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
その昔、元はと言えばライトスポーツタイヤから派生したPlayzだけに、剛性もしっかりしているしグリップも満足できるレベルです。もちろんスポーツ系のハイグリップタイヤのようなわけにはいきませんが、ミニバンでスポーツ走行することもないでしょうし十二分な走行性能を持っています。➂での加速でもエンジンの力をしっかり伝え、重たいミニバンがスムーズに加速していきます。公道でお行儀が悪いので行いませんでしたが➃での車線変更も連続して行ってもいいような気すらします。しっかりグリップし骨格が強いためカーブでもステアリングの舵角調整が最小限で切ったなりに曲がってくれ、内へ切れ込んでいくような気すらします。

 

2-3.快適性能

NEXTRY(ネクストリー)
文句を言わなければ問題ないというレベル。特別うるさくもないし、ひどく乗り心地が悪いわけでもない。けれども満足も出来ない。終始気になるのはフワフワ感ですが、これは人によってはソフトで乗り心地が良いと感じる方もいると思います。それ以外には➆での走行音は結構気になるものでした。緩やかなカーブでもジャーっという音が出てカーブがきつくなるとブチブチというような音が出て不快でした。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
しっかり腰が強いので安心感があって、私はこちらが圧倒的に好きです。硬いのとは違うので硬い乗り心地が苦手というあなたも安心して良いと思いますが、柔らかい乗り心地が好きなら、その点ではNEXTRYもありです。音に関しては取り立てて静かとは感じませんでしたが➆の粗いアスファルトでもNEXTRYほど耳障りな音は感じませんでした。




3.アンケート結果集計

集計ったって4人しかいませんが…よ、4人でも普段からタイヤに関わるプロの意見ですから参考になる!…はず

 平均評価
NEXTRY
(5段階小数点一桁平均)
平均評価
Playz PX-RV
(5段階小数点一桁平均)
走行安定性2.54.0
グリップ3.03.2
加速感2.83.0
転がり3.53.5
乗り心地2.53.8
静粛性2.53.0
安心感1.84.5

4.まとめ

やっぱりと言って差し支えない大きな差がありました。特にPlayz PX-RVは大幅にフラつきを抑えることから、非常に安心して運転できたことが大きかったです。近所走りしかしない方ならNEXTRYでも我慢できるかも知れませんが、大人数でレジャーに使われることも多いミニバンの性質を考えるとPlayz PX-RVを選択しない手はないのかなと思いました。

5.感想

はっきり言って実力に差があり過ぎです。出来れはエコピアECOPIA EX20RVと比較したかったところですが、お世話になっている取引先がお膳立てしてくれた試走会だったので、お礼はあっても文句は言えないです。はい。
乗り比べなので、あまり野暮なことを言うのは趣旨に反するかもしれませんがPlayz PX-RVはちょっと高価でしょうか。もし高価すぎると感じた方はECOPIA EX20RVを選んであげるとフラつきを抑えながら幾らか予算を抑えられます。
そもそもブリヂストンにこだわらなければ、摩耗に強いダンロップのENASAVE RV504や静かで雨に強いヨコハマのBluEarth RV02にすれば更に節約できます。

   

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