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・トーヨーのSUVカテゴリータイヤ追加とサイズ拡大?

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国内ではなかなか高い評価を得られないトーヨータイヤですが、北米では「NITTO(ニットー)」ブランドが有名で高級タイヤとして人気です。NITTOを一躍有名にしたのが映画「ワイルド・スピード」であり、映画「トランスフォーマー」などにも採用されて上手くメディアへ露出することでブランド価値が高まりました。また「TOYO TIRE(トーヨータイヤ)」のブランドも高い人気を博しており、SUV/LIGHT TRUCKカテゴリーのOPEN COUNTRY(オープンカントリー)は特に人気が高く、日本国内で販売のないものを含めて6種もラインナップされています。
そのトーヨーのオープンカントリーに新ラインナップが加わりそうな情報があり、大幅なサイズ追加の情報もキャッチできたので報告します。

 

現在の国内販売オープンカントリー

まずは現状を確認しておきましょう。
・OPEN COUNTRY A/T 12サイズ
・OPEN COUNTRY R/T 3サイズ

 

北米(US)の販売

OPEN COUNTRY A/TⅡ 108サイズ
OPEN COUNTRY R/T  35サイズ
OPEN COUNTRY M/T  66サイズ

 

日本国内と北米ではこれだけ大きな差があります。北米は舗装されていない道路が多くあることや生活スタイルの理由もあり、ピックアップトラックやSUVの人気が高くそれに伴ってSUVタイヤもよく売れます。
また彼らはスタッドレスタイヤを使いません。というか、おそらくほとんどのアメリカ人はスタッドレスタイヤの存在すら知らないでしょう。雪道を走る必要のある地域では、SUVはオールテレーンやマッドテレーンで雪をかきながら走っていくので、この手のタイヤラインナップもサイズも豊富なのです。

 

追加モデルと追加サイズ

追加モデル

「OPEN COUNTRY M/T」が追加されるようです。
リリースされるサイズについては、まだ情報がありません。

 

追加サイズ

「OPEN COUNTRY R/T」に大幅なサイズ追加があるようです。
追加されるサイズについては、まだ情報がありません。

 

まとめ

・トーヨータイヤは中期経営計画の中でピックアップトラック・SUV・CUV用タイヤの販売比率を2020年に40%とする目標を掲げ注力しています。
・国内で「OPEN COUNTRY M/T」、「OPEN COUNTRY R/T」の試乗会が実施された。
・北米で販売されている「OPEN COUNTRY M/T」がリリースされそうです。
・北米で販売されている「OPEN COUNTRY R/T」に大幅なサイズ追加がありそうです。
・確実な情報が得られたら追って報告します。

 

情報としてはまだ不確定

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トーヨーから新オールテレーンタイヤOPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリー エーティー プラス)」発売

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トーヨータイヤはSUV用オールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリー エーティー プラス)」の発売を決定しました。

いつ

2017年3月14日発売予定

 

技術的な特徴

非対称パターン

一見左右同パターンに見えますがよく見て頂きたい。右がアウトサイドで左がインサイドです。
お気づきでしょうか?「A」と「A’」、「B」と「B’」で「’」(ダッシュ)のついているアウトサイド側が横溝が広くなっています。
アウト側の広い溝が悪路に対しせん断力を発揮し、優れたトラクションを発揮します。
イン側の隙間の少ないリブパターンはパターンノイズの軽減や走行安定性、ブレーキ性能を高めています。

 

ジグザグブロックとステップロックエッジ

赤色で示したジグザグブロックがエッジ成分を増加させ高いトラクション性能を発揮します。
また水色で示した段差状のステップロックエッジが使用初期からしっかりと路面をとらえ高い駆動力を発揮します。

 

特殊シリカトレッドコンパウンド

低転がり抵抗により低燃費性能を上げつつウェットも両立します。但し、この種のタイヤの燃費性能に過度な期待をしてはいけません。

 

ハイターンアップケーシングプライ

カーカスと呼ばれるタイヤ内部の繊維構造をビードから通常より高い位置まで巻き返すことで剛性を増し、思い通りに操れる優れた操作性能とフラつきにくい走行安定性能を獲得しています。

 

位置づけ

TRANPATH ATの後継モデルに当たります。
マッドテレーンならOPEN COUNTRY R/Tですが日本ではごく僅かなサイズしかリリースされていないので、欲しい方は今のところ並行品を手に入れるしかありません。

 

見た目

ファッション性も悪くない。パターンは見て頂いた通りですがサイドウォールも適度に攻撃的で「ヨンク」、「クロカン」の雰囲気を盛り上げてくれます。残念ながらホワイトレタータイヤはありません。

 

まとめ

北米や欧州では既に販売されており好評のようです。ぬかるみなどの悪路走破性もなかなかのものですが、特筆すべきは悪路性能を持ちながらもオンロードでの快適性能や走行安定性能が高いのが売りです。
見た目もオシャレでGOODです。
トーヨーはゴム劣化が早めなので2~3年経過頃から濡れた路面では滑り出すことが予想されます。







因みに

どうでも良いことですがトーヨーが新商品を発売するのはいつも14日。そうトーヨー(10、4)だから。はいホントどうでも良かったですね。

 

タイヤサイズ

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