安全装備普及でタイヤ交換に起きている意外なこと、持ち込みタイヤ交換法

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もくじ


1.どのくらい事故は減っているのか

交通事故の調査研究、分析を行う日本の研究機関である公益財団法人交通事故総合分析センターが以下のような報告をしています。対四輪の追突死傷事故について、衝突被害軽減ブレーキ搭載車は98.4件、これは非搭載車の208.9件と比較して半分以下の47.1%と非常に低い数字となっています。
※数字は登録・届出車数10万台当たり
また、アイサイトでこの種の技術をリードしているスバルの調査によれば、1万台あたりの事故発生件数は61%減。内訳は対歩行者事故49%減、対車両事故62%減、追突事故はなんと84%も減少!
※アイサイト搭載車25万台と、非搭載車5万台の事故を比較

カーメーカー安全装備
トヨタ(TOYOTA)トヨタセイフティーセンス(Toyota Safety Sense)
日産(NISSAN)360°セーフティアシスト(360 safety assist)
ホンダ(HONDA)ホンダ センシング(Honda SENSING)
スバル(SUBARU)アイサイト(EyeSight)
マツダ(MAZDA)アイアクティブセンス(i-ACTIVSENSE)
ダイハツ(DAIHATSU)スマートアシスト(Smart Assist)
スズキ(SUZUKI)スズキ セーフティサポート(SUZUKI Safety Support)

2.車の複雑化

一方で自動車のハイテク化、電子化が進んだ結果、メンテナンス用の設備にかかる金額も高額化しています。また、作業も複雑化、長時間化しており、以前は1時間ほどで終わっていたアライメント作業が、最新の車では3時間以上はざらで、中には6時間以上かかるケースもあるそうです。これらのことは町の修理工場には大きな負担になっています。

3.廃業か存続か

冒頭に述べたように、事故が減っているのは良いことですが、修理工場から見れば板金などの仕事が大幅に減っているということです。
更に車の複雑化で述べた事情があるにも関わらず、整備1時間当たりの工賃は上がっていないことも修理工場には大きな問題です。
安定した収益を上げていた修理の仕事は減っている。整備の仕事は収益は変わらず、長時間化しているということです。
修理工場の高齢化は以前からある問題ですが、仕事の減少、時間当たりの収益の低下は後継者不足に拍車をかけます。老朽化した店舗の改修や高額な新設備の導入などのタイミングと、後継者の不在、経営者の年齢次第では廃業を選択されるケースもあるでしょう。
一方、後継者がいるなら、最新の設備を導入し、他の修理工場ではできない整備を行うことで差別化を図るなど、なんとかして生き残りを選択する修理工場もあります。


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4.悪化する収益をカバーする新たな収益

日本自動車整備振興会連合会の自動車整備白書によると、事故整備の売上高は10年で2割以上減少しているそうです。となれば、存続を選択した修理工場には新たな収益が必要です。柱とまではいかなくとも、手が空いている時間を作る余裕はありません。
そこでこれまで敬遠されてきたネット通販店のタイヤ交換作業を請け負う修理工場が急増しています。設備はあるし、技術のあるスタッフもいる。空いた時間に予約を受け、店舗を持たない通販店の受け皿となることで、その時間に工賃収入を得ることができます。修理工場としては、従業員を遊ばせているくらいなら、僅かでも収益を得たいという苦渋の選択かもしれません。

5.ネット購入したい人には追い風

皆さんは最近、家電量販店に出向かれたことがあるでしょうか?以前と比べると驚くほど閑散としています。性能が数字で分かる。大きい。重い。設置が簡単。こういった機器は、安く買いやすいネット通販で買うユーザーが増加しているためでしょう。
タイヤは家電と似た特徴を持っていますが、買っただけでは使えないという一点でネット通販が伸び悩んできました。タイヤ販売店は買ってもらわないと儲からないし、売ってもないものでトラブルになるのは割に合わないので、今でも持ち込み品の交換は断るお店が大半です。
しかし、板金などの修理を行っていた修理工場や、ガソリンスタンドの修理ピットなどがタイヤ交換を請け負うお店が急増してきたために、多くの人がネットで買ってもタイヤ交換を頼めるお店が急増しているわけです。

6.ネットで購入、近所で簡単タイヤ交換

ネット通販の販売側の営業努力に加えて先の状況も手伝って、タイヤ交換協力店は急増しています。以前は都市部しかなかった持ち込み交換店が、ちょっと郊外でも近所で探しやすくなってきています。更に地図上や住所から簡単に探せしやすい仕組みも作られ、どんどん使いやすくなっています。
タイヤ購入とセットで交換店を予約できるようになりました。購入したタイヤを交換作業店に直送して、予約した日時に車に乗って出向くだけという便利なサービスも多くみられます。
中には購入元を問わずに交換作業を行ってくれるサービスの販売もみられます。




7.他店購入でも受けてくれる裏技

スマホで簡単に検索できる時代ですから「持ち込みタイヤ交換+地域」などで検索すれば、交換店を見つけるのもむずかしくないでしょう。googlemapを利用するのも良い方法です。少し手間をかければ何とかなりますが、多少面倒です。
一方、大きな声では言えませんが、裏技的に大手通販ショップのサイトを利用する手もあります。大手らしく使い勝手の良い仕組みで、近所のタイヤ交換協力店を探すことができます。そのサイトには他店購入タイヤは受けていないと書いてあるかもしれません。しかし、登録されている店舗に直接連絡すれば作業を行ってくれる場合が実は多くあります。そもそも通販ショップの受け皿なっているモチベーションが工賃収入であり、交換工賃さえもらえれば誰からかは問題ではないので当然と言えます。
但し、大手サイトの予約システムなどで手間がないから受けているお店もあるので、無理を言ってはいけません。

まとめ

・交通事故は大幅に減少
・車は複雑化し、整備は長時間化
・修理工場は修理の減少と低賃金化する整備で苦しい
・廃業を選択する修理工場も
・存続を選択した修理工場は新たな収入源を模索
・持ち込みタイヤ交換の受け皿となることで一つの収益源に
・ネット購入したタイヤの交換場所の増加
・ネットで購入し、近所で簡単タイヤ交換が可能に
・どこで買ったかにかかわらず受けてくれるお店もある

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