ミシュランのオールシーズンタイヤ「CrossClimate 2（クロスクライメート２）」のSUV仕様です。

日本では「雪も走れる夏タイヤ」とのスタンを崩さないミシュランですが、欧米で高い評価をうけている高性能オールシーズンタイヤです。最も気になる冬用タイヤ規制については、ミシュラン公式ホームページなどで「高速道路冬用タイヤ規制」（※）で通行可であることを明示しています。先代から引き継いだキャタピラを思わせる特徴的な細いパターンと太めの溝が雪をせん断し後方へ効果的に掻き出すことで高いトラクション性能と制動性能を発揮してくれます。
先代より雪での制動性能が７％、ウェットでの制動性能は６％向上しており、わずかながらに性能アップし、より安心して運転できるようになっています。また摩耗しても性能低下が抑えられる工夫もされており、摩耗中期以降も程度性能が維持されます。
耐摩耗性能は車種や使用状況にもよりますが、オールシーズンタイヤとして使用可能な寿命で30,000km足らずといったところでしょう。
パターンからはノイズが大きそうに想像されますが、いざ走ってみると意外な静かさに驚かされます。すごく静かとは言いませんが、多くの方にとってストレスになるほど大きな音は出ません。
他メーカーのオールシーズンタイヤに比べて、より高速走行の安定性に強く作られています。

欠点：凍結に関してはほぼ無力です。他社も基本的には凍結には「×」（グッドイヤーは「△」をつけている）。

※「全車チェーン規制」の場合、本タイヤは勿論スタッドレスタイヤを装着していてもチェーンの装着が必要です。

2022年8月発売