グッドイヤーの高機能タイヤブランド「EfficientGrip（エフィシエントグリップ）」のベースグレード低燃費タイヤです。

EfficientGrip ECO EG02 （エフィシェントグリップ エコ イージーゼロツー） 安価でありながら優れた耐摩耗性能を持つスタンダード低燃費タイヤです。 溝をやや太くしならが縦溝の数を減らすことで、トータルで見ると接地面積を増加させています。 これにより接地圧が分散され耐摩耗性が高められているのがセールスポイントです。 加えて横方向にブロックが大きくなったことで横剛性が改善されており走行安定性も改善されています。 また断面形状のプロファイル見直しにより、瞬間的な突き上げ感を逃がしやすくなっていて乗り心地は若干改善されています。 接地面積は増加していますが、接地形状の見直しで排水性能は維持されているため従来品と同等程度ですが、 ラベリングは’c’と他社同格製品と比べるとやや貧弱な性能になっています。 低燃費性能はシリカの微粒子化と高分散化により従来品より若干改良されていますが、違いが実感できるほどのレベルではありません。 たくさん走るからこそ「安くて耐摩耗性の高いタイヤが必要だ」という方に向いているタイヤでしょう。 全体的な性能は高くないものの及第点とはいえるので「ぜいたくは言わない」けど基本的な性能は欲しいというあなたにはぴったりのタイヤでしょう。

欠点：安価なタイヤとしては比較的高い性能を持っているが、最新のタイヤとしてはウェットグリップ性能がやや心もとない。販売チャンネルが少ないため購入できる場所が制限される。
2020年2月発売

ダンロップ ENASAVE EC204：耐摩耗性やや落ちる。ウェット性能上がる。価格は同等。
ヨコハマ ECOS ES31：ヒビはゆっくりになる。摩耗早くなる。価格はやや安い。
ファルケン SINCERA SN832i：初期ウェット優れる。経年劣化早い。価格やや安い。