コンチネンタルのオールラウンドタイヤ「ウルトラコンタクトUC7」です。

先代同様タイヤに求められるあらゆる性能を高い次元でバランスさせたオールラウンドタイヤです。やはりアジア圏向けに投入されたモデルの為、欧州向けのコンチネンタルタイヤに比べて快適性能に振られていることはかわりありません。ドイツ車などに多く純正装着されているコンチネンタルのタイヤは、硬く乗り心地が悪いと感じられたことがある日本人は多いと思います。しかし、このタイヤはかなりマイルドで趣が違います。最も重要な安全性は維持しながら、アジア人の好む快適に振られています。基本的に200km/hの走行など必要ないアジアの交通事情にはSportContactのようなウルトラハイパフォーマンスはオーバースペックで、その代わりに快適性能を伸ばしたと言っていいでしょう。 勿論、走行性能と快適性能はバランスがとられていますし、安全性能として最も重要な要素と言えるウェットグリップ性能は現状での最高レベルにまで向上しています。
耐摩耗性能やハンドリング性能は先代から維持されています。

欠点：安全性能は非常に高いが、快適性能に過度な期待をしてはいけません。６年ぶりのモデルチェンジの第７世代の割には性能アップは限定的です。

ピレリ CintuRato P7 Blue：ウェット同等。耐摩耗性能やや劣る。価格は安い。
ヨコハマ BluEarth-GT AE51：ウェット同等。やや柔らかい。やや摩耗早い。価格は安い。
ミシュラン　PilotSport5：スポーティーなバランス型。価格は安い。