トーヨーのフラッグシップブランド「プロクセス」のスタンダードコンフォートタイヤです。

トーヨーのプレミアムブランド「プロクセス」を冠したタイヤですが、快適性能を加えたエコタイヤといった性能です。
CF2の販売終了から、CF3の発売まで間があったためか公式には関係性は言及されていませんが、命名上は一度フェードアウトしたCF2の後継モデルにあたると考えられます。しかし、パターンとしてもCF2の面影はなく、CF2にあった欧州コンパクトカー向けというコンセプトもうたわれていません。むしろ、低燃費性能とウェットグリップ性能が前面に押し出されており、「違うタイヤ」と考えた方が自然でしょう。CF2が気に入っていたから、次はCF3に交換をすると裏切られます。CF2は快適性能と運動性能をバランスさせたタイヤでしたが、冒頭にも述べた通り、CF3は低燃費タイヤに、快適性能を付け加えた味付けをしたタイヤです。
ウェットグリップ性能は全サイズ’b’であり、十分なウェットグリップ性能を備えています。但し、ゴム劣化による性能低下は早めで、使用環境にもよりますが３年目くらいから、性能低下が感じられてしまうこともあります。
転がり抵抗性能は’AA’～’A’と平均以上で、多くの純正タイヤと同等レベルであり、十分に満足できる性能と言えます。

欠点：コンフォートタイヤとしての快適性能は及第点レベルであり、静かで乗り心地の良いタイヤを求めるなら十分とは言い難いでしょう。低燃費タイヤと考えるなら、快適性能は高めととらえることが出来ます。

2024年1月発売

ヨコハマ BluEarth-A AE51：ウェット優れる。走行性、快適性共に上がる。価格はやや高い。
ミシュラン ENERGY SAVER 4：摩耗に強い。走行性上がる。価格は同等。
ダンロップ LE MANS V+：ウェット性能同等。快適性上昇。走行性能高い。価格は高い。