ヨコハマよりハイウェイテレーンタイヤの新製品「GEOLANDAR X-CV」2019年4月発売

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ヨコハマよりハイウェイテレーンタイヤの新製品「GEOLANDAR X-CV」が発売されます。
 

発売日

2019年4月1日
 

特徴

特に都市型のSUVを想定したハイウェイテレーンで、高い走行性能に加えて乗り心地や静粛性を高めるように設計されています。あくまで舗装路を得意としていますが、雪上などに対応した細かいサイプを持ったオールシーズン設計になっています。 高緯度で国土の多くが亜寒帯であるカナダでオールシーズン性を持つタイヤとして販売されていることからも冬道性能の信頼性が期待されます。
ヨコハマとしての国内での位置づけはハイウェイテレーンですがグッドイヤー Assurance WeatherReadyなどとコンセプトが近くオールシーズンと考えて差し支えないでしょう。

なぜオールシーズンと謳わないのか

現在ブリヂストンもヨコハマも実はオールシーズンタイヤを持っており海外では販売しています。しかしながら、国内では冬はスタッドレスタイヤというのが定着しており、オールシーズンを販売した場合スタッドレスのような冬道性能を発揮すると勘違いされることを懸念しているというのが1つの理由です。もう1つは日本には四季があり梅雨という雨期が存在し、雪質も多彩で凍結もあり1つのタイヤで全てを賄うのは難しいという事情もあるようです。
更に裏事情としては「折角2つ売れるものを敢えて1つにするのもつまらない」という考えがあるものと推測されます。

価格と位置づけ

元々ロープロタイヤの安い(正確には日本が高い)北米価格を持ってきたヨコハマ PARADA Spec-Xは大口径でもかなりリーズナブルでした。しかし、本タイヤはナビゲーターの手元に入ってきたメーカーの参考価格表と仕切りを見ても高めの価格設定になりそうです。

技術的な特徴

非対称トレッドパターン

アウト側セカンドリブとイン側のショルダー(左図の青色部分)ではウェット性能を強化しています。センター部とアウト側ショルダーはドライ性能のために最適化されています。

 

2-3Dコンビネーションサイプ

2Dと3Dのサイプを組み合わせ、エッジ効果を高めつつ倒れこみを防止して剛性を確保しています。ウェット路面、急な降雪時にトラクションを発揮します。

 

4本のワイドストレートグルーブ

4本の主溝が優れた排水性を発揮します。ウェット路面での操縦安定性を確保するとともに、耐ハイドロプレーニング性能も向上させています。

 

ダイナミックサイドデザイン

ジオランダーのブランド名はしっかりと主張しつつ、従来の浮き文字ではなくフラットデザインにすることでシンプルに仕上げています。

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まとめ

・4×4、SUV向けのハイウェイテレーンタイヤです。
・都市型SUVを主に想定して設計されています。
・快適性能と走行安定性能に重きを置いて設計されています。
・オールシーズン性能を持っており少々の雪なら問題なく走れます。
・カナダでもオールシーズン対応タイヤとして販売されています。
・細かなサイプが快適性能と雪道性能を生み出しています。
・残念ながら国内展開は1サイズのみです。
 

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
22275/40R22 108W--1
21295/35R21 107W--1
295/40R21 111W--1
275/40R21 107W--
275/45R21 110W--1
265/45R21 104W--
20275/40R20 106W--1
265/45R20 108W--1
255/45R20 105W--1
235/45R20 100W--1
265/50R20 111W--1
255/50R20 109W--1
19265/50R19 110W--1
255/50R19 107W--1
235/55R19 105W--1
18255/55R18 109W--1
備考1.エクストラロードタイヤです。

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