耐震ゴムの偽装問題を起こしてから、ちょいと元気のないトーヨータイヤですが、ミニバン専用タイヤを初めて世に送り出した功績は大きい。TRANPATH(トランパス)と言えば、ミニバン専用タイヤの代名詞と言っていいほどあまりにも有名です。
そのトランパスに新しいモデル「TRANPATH ML」が発表されました。2016年6月に発売されるこのタイヤのコンセプトは「力強い外装と高級感ある内装を持つミドルクラスミニバンの上級グレードをターゲットにしたタイヤ」ということだそうですが、今回はこのタイヤの話ではありません。
TRANPATH ML
[table “sizeTYTranpathML” not found /]では、何の話かというと既にあるモデルであるmpZのお話です。実はMLが発売されることでmpZに変化があり、この変化を見た上で「買いか」、「買いでない」かはあなたが判断してください。
安くなった
上位クラスのタイヤがリリースされることで価格の見直しが行われました。もちろん性能が下がったわけではないので今までと同じものが単純に安くなったわけです。元々の性能も平均的で満足できるトランパスのスタンダードモデルが安く買えるのですから「買い」ではないでしょうか?
廃版のリスク
今のところMLが発売されても併売ということで、廃版の予定はないとアナウンスされています。しかし、この業界にはよくあることですが、現在ある在庫を吐き出してからか、その目処がついてから「廃版になりま~す」なんて発表され、なくならないって言ったじゃないか「騙された~」なんてこともしばしばなのです。もし廃版となれば、パンクなんかでタイヤ交換の必要が出たら同じものが手に入らないリスクが出てくるということで、これは「買いでない」のかなぁ。
まとめ
職業柄、日々パンクしたタイヤを見ます。しかし、管理人も10年以上の運転歴がありますがパンクの経験はゼロ、ほとんどの人にとって度々起こることと認識している必要はないのではと考えられます。おまけに今のところ廃版になる予定はないと言われているのなら、よっぽど気になる人以外は「買い」で良いと思います。新商品のMLも気になることですし、性能に納得出来そうだと判断したあなたに限りますけどね。
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TRANPATH mpZ