日産 セレナにおすすめのタイヤ タイプ別3選

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もくじ


セレナの特徴

2023年度下期にはミニバン販売台数1位を記録した大人気のミニバンです。
ガソリン車と、モーターをサポート的に使ったs-ハイブリッド車に加えて、エンジンで発電し、モーターで駆動するe-POWER車があります。e-POWER車は最も熱効率に有利なところでエンジンを回して発電し、その電力でモーターを動かして走ります。そのため、ガソリン車同様の航続距離や使い勝手の良さを持ちながら、燃費が良いことで人気です。
箱型なので野暮ったくなりがちなミニバンの中にあって、ノーズが長めでシュッとしたスタイルがGOODです。走りの良さも強調されており、車高の高さを感じさせない安定感も人気の秘密でしょうか。

セレナが人気な理由

オーナーの挙げるセレナの良いところには以下のようなものがあります。
➀広々とした室内空間:
ユーザーはセレナの広々とした室内空間を好評しており、家族や友人とのドライブや長距離旅行でも快適に過ごせるという点が人気の一因です。
➁快適な乗り心地と操作性:
セレナは乗り心地が良く、運転しやすいとの声が多く、特に長時間の運転でも疲れにくいと評価されています。
➂高い安全性能:
安全性能の高さもセレナの人気を支える要因です。先進的な安全技術や予防機能が搭載されており、ユーザーは安心して家族を乗せて移動できると感じています。
➃燃費の良さと経済性:
経済性の高さもセレナの魅力の一つです。効率的な燃費や低維持費が、多くのユーザーにとって重要なポイントとなっています。

タイヤ選びに影響する要素

摩耗

ミニバンで最も気になるのはタイヤの外肩が顕著に摩耗する偏摩耗です。国内タイヤメーカーと海外メーカーの一部から、偏摩耗を抑えてくれる「ミニバン専用タイヤ」がラインナップされています。価格的にもリーズナブルなモデルからハイエンドなモデルまで様々な選択肢が用意されています。

静か

みんなで乗るので快適性能は重要です。特にリアタイヤの上に2列目3列目のシートが配置され、箱型の形状であるミニバンは音が伝わりやすく籠りやすい特徴があります。それ故、タイヤから発生する音が小さいことは、快適な車内空間にとって重要になります。

低燃費性能

みんなで乗って、遠くまでお出掛けするためには、低燃費性能も重要です。セダンやハッチバックより車重が重い分、低燃費性能の差が顕著に出るため、ある程度以上の低燃費性能が求められます。

タイヤサイズ

純正採用されている主なタイヤサイズは以下です。
セレナC28
 195/65R15 91H
 195/60R16 89V
 205/50R17 93V
セレナC27、C26
 195/65R15 91H
 195/60R16 89V
ご自身の車のタイヤサイズの調べ方はこちら

お勧めのタイヤ3選

ヨコハマ BluEarth-RV RV03(ブルーアース アールブイ アールブイゼロスリー)

お勧め度
star50
低燃費性能star30
ウェットグリップ性能star50
耐摩耗性能star35
静粛性能star45
価格(星が多い方が安価)star40
安全性と快適性が高いモデル
ヨコハマタイヤの低燃費タイヤブランドであるブルーアースのミニバン専用タイヤです。
ウェットグリップ性能が全サイズ最高グレード’a’を獲得しており、非常に高い安全性を持っていることが売りのタイヤです。
また、ふらつきを抑えるために大型ブロックを配置することで、快適性能が落ちがちなミニバン専用タイヤでありながら、高い静粛性能とやさしい乗り心地を実現しています。
気になる燃費性能もセレナサイズは全て’A’と純正と同等ですので心配いりません。
偏摩耗には強いので、ショルダー摩耗を抑制してくれますが、トレッドゴム自体はしなやかで柔らかめのゴムを採用しているので、全体的な摩耗としてはやや早めです。とはいえ、年間走行距離10,000km程度なら不満を感じることは少ないでしょう。街乗りが多く距離はそれほど多くない方に特に向いています。

195/65R15

195/60R16

205/50R17


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ENASAVE RV505(エナセーブ アールブイゴーマルゴ)

お勧め度
star50
低燃費性能star40
ウェットグリップ性能star40
耐摩耗性能star40
静粛性能star35
価格(星が多い方が安価)star45
経済性が高いモデル
ダンロップの低燃費タイヤブランド「エナセーブ」シリーズのミニバン専用タイヤです。
全サイズで高い低燃費性能’AA’を獲得しており、硬めのゴムと大型ブロックによる高い耐摩耗性能を持ちます。そのため燃費が良くて長く使えるため経済性能に優れています。
ウェットグリップ性能は全サイズ’b’を獲得しており、平均的な安全性能を持っていると言えるでしょう。
もちろん、ミニバン専用タイヤですので偏摩耗は抑制してくれますが、ミニバン専用タイヤの中ではやや偏摩耗抑制性能は弱い印象です。ちょこちょこ乗りが多い方より、1回のドライブが長距離になる方に向いています。
スポーツタイヤと見まごう大型ブロックのためか、静粛性能はあまり高くありません。

195/65R15

195/60R16

205/50R17



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トーヨー TRANPATH mp7(トランパス エムシーセブン)

お勧め度
star45
低燃費性能star40
ウェットグリップ性能star40
耐摩耗性能star40
静粛性能star35
価格(星が多い方が安価)star50
安価なモデル
トーヨータイヤのミニバン専用タイヤブランド、トランパスのスタンダードモデルです。
本タイヤの魅力はなんといっても価格の安さです。国内メーカータイヤの中で最も販売価格が安いといって差し支えないでしょう。
では、安かろう悪かろうかと言えば、決してそんなことはなく、ミニバン専用タイヤらしい偏摩耗やふらつきを抑える性能をしっかり備えているコスパの良いタイヤです。
低燃費性能は全サイズ’A’と十分と言えるでしょう。
ウェットグリップ性能は全サイズ最高グレード’a’~’b’と平均以上です。
性能低下がやや早いのがマイナスポイントで、特にウェットグリップ性能の低下が早く感じられました。使用環境にもよりますが、2年を超えたあたりから、ゴムのヒビや性能低下が気になり始める方が多いかもしれません。

195/65R15

195/60R16

205/50R17






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