TOYO TIRES(トーヨータイヤ)から発売されるSUV用オールシーズン「CELSIUS(セルシウス)」の性能とサイズ

Pocket

既に北米や欧州に投入され支持を得ている SUV用オールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシウス)」を国内向けに発売します。 日本国内で正規販売される数少ない国産オールシーズンタイヤとなります。

発売予定日

2019年8月1日

技術的な特徴

トレッドコンパウンド

タイヤに使用される様々な原材料をナノレベルで「予測」「機能創造」「精密制御」「観察発見」することで理想的なゴム材料を開発する技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を使って開発されています。 シリカの分散性を高めるアクティブポリマーを採用することで低燃費性能とウェット性能を向上させています。

トレッドパターン

左:インサイド、右アウトサイド
低速で走る際に接地するインサイドには雪道性能を重視し、グリップ性能を上げる3Dグリップサイプとスノートラクションを上げるジグザグブロックを配置しています。
高速走行時に接地が多くなるアウトサイドには、グリップを上げる3Dグリップサイプ、接地性能を保つ溝底補強ブロック、操縦安定性を上げる周方向連結ブロックを採用しています。これによりドライやウェットで高い性能を発揮します。

マーキング

M+Sマークは勿論、M+Sより更にスノー性能の信頼性が高いスノーフレークマークもついています。高速道路の冬用タイヤ規制での走行は許可されています。一方で前者チェーン規制では、スタッドレスタイヤを含むいかなるタイヤもタイヤチェーン装着が必要です。 広告

まとめ

・トーヨーのSUV用国産オールシーズンタイヤです。
・発売は2019年8月1日予定です。
・ナノバランステクノロジーを使ったコンパウンド開発がなされています。
・インサイドにスノー性能重視、アウトサイドにドライ、ウェット重視のトレッドを採用することで全天候性を発揮するよう設計されています。
・M+S及びスノーフレークマークがついています。
・高速道路の冬用タイヤ規制での走行は許可されています。
・トーヨーのページでは凍結は△となっていますが本サイトでは凍結路の走行はお勧めしません。
・サイズラインナップは6サイズと少ないですが主要サイズはおさえています。
・ハスラー用サイズもリリースされます。

サイズラインナップ

EUタイヤラベル korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
※日本と欧州のラベリング制度の対比
インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考korogariTeiko26wetGrip26wetGrip26
18225/55R18 102V--1RAY
17215/55R17 98V--1RAY
225/60R17 99V--RAY
215/60R17 96V--RAY
225/65R17 102H--RAY
16215/60R16 99V--1RAY
205/60R16 96V--1RAY
215/65R16 98H--RAY
15185/60R15 84T--RAY
165/60R15 77H--RAY
195/65R15 91H--RAY
185/65R15 88H--RAY
175/65R15 84H--RAY
165/65R15 81T--RAY
14175/65R14 82T--RAY
165/65R14 79T--RAY
155/65R14 75T--RAY
175/70R14 84T--RAY
165/70R14 85T--1RAY
備考1.エクストラロードタイヤです。
Pocket

2019年ブリヂストンが値上げする理由と時期

Pocket

ブリヂストンが値上げを発表しました。メーカー営業より先にプレス発表で知るという、なんとも締まらない形でした。

1.時期

2019年8月1日

2.値上げ幅

夏用タイヤ、スタッドレスタイヤ、ライトトラック用、バス・トラック用など
3%

3.値上げ理由

イランの原油禁輸とかアメリカに付き合わされてまいっちゃう事由もあるし・・・
はいはい、また原材料でしょと思いましたらば・・・今回は違うようです。
今回の値上げの原因は主に
物流費の増加と人手不足による人件費の高騰
だそうです。
なるほど確かに最近のドライバー不足、人手不足は深刻みたいですよね。そもそも日本全体で働き手不足なんですけど。タイヤショップも人手が足りなくて高齢化しています。それ故、「お願いします。タイヤ交換してください。」なんて言わないといけない未来が来るかもしれないって言われています。
話がそれましたが、それに加えてタイヤって他の荷物といっしょに運ぶのが嫌われる荷物というのもあるでしょう。例えば食品がたとえ新品だとしてもタイヤと一緒に運ばれていたら何となく印象悪いですよね。他の荷物に擦れると保護剤や油分で箱を汚すこともありますしね。そうするとやはり専用便をたてる必要が多くなりコストがかさむのも頷けます。
広告

まとめ

・値上げ時期2019年8月1日
・値上げ幅3%
・値上げ理由は物流費の増加
・おそらく来るべき消費税増税も影響している
・他メーカーも後を追う可能性が高い
・スタッドレスタイヤの生産が始まっているので生産量が制限される
・値上げ直前になるとタイヤが足りなくなる可能性があるので注意
・業界最大手のBSが値上げするということは他メーカーもまず上げるでしょう。 【追記】⇒ヨコハマ、ダンロップ、トーヨーは8月1日に、ピレリ、ミシュランは9月1日に値上げすることを発表。理由はブリヂストンと同調して物流コストと人件費の高騰。

Pocket