ヨコハマからオフロードドレスアップタイヤ「GEOLANDAR X-AT(ジオランダー エックスエーティー)」発売決定

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ヨコハマではホビータイヤにカテゴリーされているGEOLANDAR Xシリーズにオールテレーンが追加されます。

これまでのXシリーズ
街乗りドレスアップオールシーズンの GEOLANDAR X-CV
本気度マックスのマッドテレーン GEOLANDAR X-MT

位置づけ

ヨコハマタイヤの位置づけとしてはGEOLANDER A/T G015GEOLANDER M/T G003の間という絶妙なラインをついてきています。
というのもSUV人気からユーザーニーズも多様化しており、オフロード色を強めたオシャレを楽しむ層も増えてきています。車全体をがっつりカスタマイズする層からタイヤホイールだけでも個性を出そうというライトカスタム層まで増加傾向にあります。 そんなユーザー達には本気度マックスな厳ついマッドテレーンを求めるマニアもいれば、カッコいいタイヤが良いけど舗装路での実用性も捨てられないユーザーもいるわけです。そんなとき見た目は厳ついマッド寄りのアピール度の高いタイヤだけど舗装路での走行性も捨てきっていない本タイヤは絶妙な選択肢となるのです。
勿論悪路走破性も高いので普通のオールテレーンじゃ物足りない本気性能で選ぶのも良し、「走破性?」「何それ食えんの?」ってわけで雰囲気や見た目だけで選んだって良いわけです。

発売予定日

2019年9月

技術的な特徴

ダイナミックショルダーブロック

長さの違う大型のショルダーブロックがバイティングエッジを形成し、タイヤの変形とともに咀嚼するように溝の開閉を促すことで泥と石の排出を促進してくれます。

アグレッシブセンターブロック

角度を変えたセンターブロックが強度とグリップに寄与してくれます。

コンビネーショングルーブ

サイプと狭い溝が各トレッドブロックに組み合わされて、ウェット、雪、滑りやすい岩の表面でトラクションを提供します。

ストーンインジェクター

石噛み防止と最も薄い溝部分のカットを防ぎます。

3プライサイドウォール

3層のサイドウォール、ハイターンアップカーカス、ナイロンキャップにより耐久性と耐パンク性が向上しています。

サイドウォール

特徴的なデザインのガードを持つ分厚いサイドウォールプロテクターは衝撃やパンクからタイヤを守ってくれます。またデザインが裏表で違うのでオシャレで選択することも可能です。

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製造国

どうやら全サイズ日本製になる予定のようです。

まとめ

・GEOLANDAR XシリーズにオールテレーンX-ATが追加
・GEOLANDER A/T G015とM/T G003に間の位置づけ
・発売予定日2019年9月
・一つ上の悪路走破性能を備えたオールテレーンタイヤ
・舗装路での快適性能は高くはないがマッドタイヤほど酷くはない
・サイドウォールは迫力がありインパクト大
・サイドウォール裏表でデザイン違いで選択可能
・製造国はメイドインジャパンになる予定

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
発売は2019年9月予定
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ダンロップタイヤから発売されるオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1(オールシーズン マックス エーエスワン)」とは

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ダンロップが国内4大メジャーメーカーとしては初の本格的な普通乗用車用オールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1(オールシーズン マックス エーエスワン)」を発売します。
同じ住友ゴムのタイヤブランドFALKEN(ファルケン)もEUROWINTER(ユーロウィンター ) HS449を発売していますが、ここで言う国内4大メジャーメーカーはブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、トーヨーとさせて頂きます。同じ住友ゴム系ということもあってファルケンはどうしてもダンロップの弟分という扱いになってしまいます。

発売予定日

2019年10月1日

技術的な特徴

雪道での性能

➀スイッチグルーブ

トレッド中央部分に配置された太めの横溝がトラクションと制動力を発揮します。

➁超マルチコンパウンド

広い温度帯に対応した新開発の超マルチコンパウンドが、低温でも柔軟性を保ちながら夏の熱い路面でもダレることなくグリップ力を発揮してくれます。

夏道での性能

➀幅広センターリブ

幅の広いセンターリブが連続的に路面をとらえ続けることで高い走行安定性能を発揮してくれます。

➁ブロックの細分化とスクラム化

ブロックを細分化し路面からの衝撃を敢えて変形することで緩和しノイズを抑制します。一方でブロックがお互い支え合うように配置することで過度な変形を抑えて剛性を確保しています。

ウェットグリップ性能

➀Vシェイプと溝容量UP

細かなV字の溝が効率よく水膜を破り、深溝化することで溝容量を高くして大量の水でも高い排水性能を発揮してくれます。

高速道路規制

スノー性能の信頼性が高い「スノーフレークマーク」が刻印されており、「高速道路冬用タイヤ規制」もクリアしています。但し、全てのスタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤにも言えることですが「全車チェーン規制」はチェーンの装着が義務付けられています。

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製造国

どうやら全サイズ日本製になる予定のようです。

その他

日本国内向けに開発したオリジナルモデルです。他メーカーのように海外で販売しているオールシーズンタイヤを日本でも発売するのとは本気度が違うでしょうか?
他メーカーはよく言えば実績があるタイヤの国内投入であるが海外の雪道を基準に設計されています。
一方、ダンロップは日本の雪道に合わせて設計されているでしょうが実績のないタイヤということになります。

まとめ

・住友ゴムからダンロップブランドで普通乗用車用オールシーズンタイヤが発売されます。
・2019年10月1日発売予定です。
・日本国内向けオリジナルモデルです。
・新開発の超マルチコンパウンドが広い温度帯でのグリップ性能を発揮します
・「高速道路冬用タイヤ規制」をクリアしています。
・製造は全サイズ日本製になりそうです。
・日本の雪道用に開発されており期待は高い。

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
発売は2019年10月1日予定

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考korogariTeiko26wetGrip26wetGrip26
18225/45R18 95H--1RAY
235/50R18 101H--1,➃RAY
235/55R18 100H--RAY
225/55R18 98H--RAY
235/60R18 103H--RAY
225/60R18 100H--RAY
235/65R18 106H--RAY
17225/50R17 98H--1RAY
215/50R17 95H--1,➃RAY
215/55R17 94H--RAY
205/55R17 95H--1,➃RAY
225/60R17 99H--RAY
215/60R17 96H--RAY
225/65R17 106H--1RAY
16205/55R16 91H--RAY
195/55R16 87H--RAY
185/55R16 83H--RAY
215/60R16 95H--RAY
205/60R16 96H--1RAY
195/60R16 89H--RAY
175/60R16 82H--RAY
215/65R16 98H--RAY
15185/55R15 82H--RAY
165/55R15 75H--RAY
185/60R15 84H--RAY
165/60R15 77H--RAY
195/65R15 91H--RAY
185/65R15 88H--RAY
175/65R15 84H--RAY
14165/55R14 72H--RAY
175/65R14 82H--RAY
165/65R14 79H--RAY
155/65R14 75H--RAY
185/70R14 88H--RAY
175/70R14 84H--RAY
165/70R14 81S--RAY
13155/65R13 73H--RAY
155/70R13 75H--RAY
145/80R13 75S--RAY
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考.扁平率50以下はリムプロテクター付きタイヤです。
備考〇.2021年〇月発売予定です。
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大手カー用品量販店など一部店舗で値上げ延長されたワケ

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ブリヂストンをはじめとして大手タイヤメーカーの値上げについては以前お伝えしました。(2019年ブリヂストンが値上げする理由と時期参照)しかし、ここにきて販売店としてはそんなんありなの?という事態が浮上しています。勿論皆さんにも関わる話なのでアナウンスしておきます。

国内メーカーの値上げ発表

おさらいですが、ブリヂストンに追随する形で国内4大メーカーは足並みを揃えて2019年8月1日の3%値上げを発表しました。メーカーによって差はありますが、発表自体は2019年6月でした。

対応の遅れ

さてここから問題が発生します。
メーカーは値上げ発表をしたものの、いつまで経っても値上げ後の価格を販売店に周知することが出来ません。あっと言う間に7月になり、販売店としてもそろそろ準備に入らないとスケジュール的に厳しくなっていきます。
そして7月も20日を超えたころ、ようやくメーカーから値上げ後のメーカーから納入価格の基本となる表(以下、価格表)が届き始めます。ナビゲーターのお店で全ての価格表が揃ったのが24日でした。価格改定までちょうど1週間です。

販売店は大騒ぎ

価格表が届いてはじめて販売店は価格改定の準備に入れます。具体的にはお店での販売価格を算出して、レジや販売管理用のデータベースを書き換え、お店によっては数百もある店頭の値札を書き換えたりプリントし直したりする必要があります。チラシやホームページの書き換えが必要なお店だってあったはずです。何しろ「価格」という間違いがあってはならない重要な数字ですから、チェックも何段階も入念に行われるため時間を要します。
日程的に冗談じゃないわけです。これらを10日以下で行うのか?8月1日に間に合うのか?と日々戦々恐々しながら、深夜まで準備に追われる毎日でした。
ナビゲーターも言いたいことは山ほどありますが、ここで愚痴っても仕方ないので割愛します。当然ですがナビゲーターだけでなく実際メーカーに「冗談じゃない」と文句を言ったお店も多くあったようです。

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そして事件は起きる

販売店はスケジュールを引いてみるものの、どう考えても間に合わないお店もあったはずです。大手カー用品量販店もデータベース更新など間に合わないと声を上げたようです。
そして、値上げまであと数日というところでナビゲーターの耳にとんでもない噂が飛び込んできます。
「大手カー用品量販店は納入価格の値上げが延長されるらしい」
おいおいそりゃないだろう…
メーカーの準備不良で無茶なスケジュールで対応を迫られた量販店には責任はありません。納入価格の値上げ延長は妥当な措置だと考えられます。
しかしですよ。それであれば全てのお店に対して同等の延長をするのが筋でしょう?それにも関わらず、大手量販店や一部のお店だけ値上げを延長したわけです。延長された期間、延長された店とされなかった店でお店側に責任がないにも関わらず不当に競争力に差が出てしまうわけです。ナビゲーターのお店はそれなりの年間販売本数があるため、苦情を伝えたところ3メーカーでは延長される側に入れてもらえました。しかし、じゃあいっかというわけにはいきません。

延長された値上げ日

大手カー用品量販店など一部店舗では値上げが
10月1日
に延長されました。

量販店もモラルに反する

大手量販店の折り込みチラシがはいりました。こんな言葉が躍ります。「当店ではタイヤの値上げを据え置きます」「メーカーは8月1日の値上げを発表しましたが8,9月は上げません!」「今がチャンスです!」と。量販店の店舗ブログやSNSなどにも同様の記述が見受けられます。
確かに値上げはしないので、ウソとまで言うとお叱りを受けるかも知れません。しかし、この言い回しでは「メーカーは値上げしたけどウチが利益を減らして販売価格を据え置きますよ」と受け取るのが普通でしょう。意図的に誤解を招くような言い回しは良識に反しますよね。堂々と「メーカーと交渉して入荷価格の値上げは10月1日になりました」というべきですが、値上げ延長されてないお店の手前それは堂々と言えないのでしょうけれど・・・

まとめ

・AB、YH、JMSなど大手カー用品量販店など一部販売店で値上げ延長
・延長期間は2ヵ月で値上げは10月1日
・あくまでメーカーの値上げ延期
・これら以外のお店では実際メーカー値上げが実施され、利益を削っているお店もあるかもしれない。
・なんやかんやで量販店で買う方は9月中までに買うのがお勧め。

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