トヨタ プリウスにおすすめのタイヤ 予算に合わせた価格別3選

Pocket

もくじ


プリウスの特徴

ハイブリッド(HV)車といえばプリウスというイメージを持つ方が大多数というほどの地位を築いています。HV車はエンジン車とモーター車の特徴をバランスよく併せ持っていますが、純粋な電気自動車との決定的な違いは、搭載されているバッテリーの少なさです。バッテリーはエネルギー容量に対して非常に重く、電気自動車の車重を重くしている最も大きな要因です。2021年9月のNPOアジア金型産業フォーラムの発表によると、同クラスの車種でも240kg~460kg重いそうです。電動車は、これほどの重いにも関わらず、ガソリン車の半分ほどの航続距離しか持てない現状がありますが、HV車は電動車ほど重くなく、プリウス(60系)はなんと1,500km超の航続距離を持つといいます。
更に、シリーズが進むほど、燃費はもちろん、走行性能も上がり、デザインもスタイリッシュになっています。

ハイブリッド(HV)車といえばプリウスというイメージを持つ方が大多数というほどの地位を築いています。HV車はエンジン車とモーター車の特徴をバランスよく併せ持っていますが、純粋な電気自動車との決定的な違いは、搭載されているバッテリーの少なさです。バッテリーはエネルギー容量に対して非常に重く、電気自動車の車重を重くしている最も大きな要因です。2021年9月のNPOアジア金型産業フォーラムの発表によると、同クラスの車種でも240kg~460kg重いそうです。電動車は、これほどの重いにも関わらず、ガソリン車の半分ほどの航続距離しか持てない現状がありますが、HV車は電動車ほど重くなく、プリウス(60系)はなんと1,500km超の航続距離を持つといいます。
更に、シリーズが進むほど、燃費はもちろん、走行性能も上がり、デザインもスタイリッシュになっています。

タイヤ選びに影響する要素

低燃費

プリウスを選ぶ方の傾向として高い経済性に期待していることがあげられます。プリウスに乗るのはなぜか?と問われれば、1番に「燃費が良いから」と答える方が大多数でしょう。車の低燃費性能が良いので、実はタイヤの低燃費性能はそれほど高くなくても問題ないと言えますが、それでもタイヤを換えたら明らかに燃費が落ちたという事態は避けたいところでしょう。(燃費の良い車ほど低燃費タイヤの恩恵は低い。興味がある方は低燃費タイヤはお得か?をどうぞ)

摩耗

電気自動車よりは重くないとはいえ、エンジンとモーターを両方積み、モーター駆動用のバッテリーを積んでいますから、同クラスのガソリン車よりは100kg~150kgほど重いと考えられます。また、発進時のモーター駆動はトルクが高く、これらはガソリン車よりは摩耗が早く進む傾向があることを意味しているため、ある程度摩耗に強く「長持ちする」という意味でも経済性の良いタイヤが求められます。
同車種のHV車とガソリン車の価格差を燃費で埋めようとすると、おおよそ10万kmの走行が必要です。沢山走るからプリウスを選んだという方には、特に摩耗に強いタイヤが必要であると考えられます。

静か

モーター走行時は電気自動車と同様高い静粛性を持っています。静粛性能に期待してプリウスを選択している方も一定数いるため、タイヤにも静粛性能が求められます。

タイヤサイズ

純正採用されている主なタイヤサイズは以下です。
プリウス60系
195/65R15 91H
195/60R17 90H
195/50R19 88H
ご自身の車のタイヤサイズの調べ方はこちら

お勧めのタイヤ3選

ダンロップ ENASAVE(エナセーブ) EC204

お勧め度
star50
低燃費性能star40
ウェットグリップ性能star30
耐摩耗性能star50
静粛性能star20
価格(星が多い方が安価)star50
安価なモデル
ダンロップタイヤの低燃費タイヤブランドであるエナセーブのスタンダードモデルです。
まず、安価で非常に買いやすい価格帯にあるため、経済性に重きを置くオーナーにはうれしいところでしょう。更に、全サイズ’AA’という高い低燃費性能を持ち、平均を上回る耐摩耗性能も持っています。安く、燃費が良く、長持ちすると、経済性については三拍子揃ったタイヤといえます。
一方、ウェットグリップ性能は全サイズ’c’と及第点ではあるものの、やや物足りなさを感じます。また、決してうるさいタイヤではないですが、特筆するような静粛性能を持つタイヤではありませんので、静かなタイヤを求めるなら別のタイヤを選択した方が良いでしょう。
純正装着タイヤとして、同じエナセーブブランドが長らく採用されており、60系にも「ENASAVE EC350+」が採用されていることも信頼の証と言えるでしょう。

195/65R15

195/60R17

195/50R19


広告

ミシュラン ENEGRY SAVER 4(エナジーセイバー4)

お勧め度
star45
低燃費性能star35
ウェットグリップ性能star40
耐摩耗性能star45
静粛性能star30
価格(星が多い方が安価)star40
中堅モデル
ミシュランの低燃費タイヤブランド「エナジー」シリーズのスタンダードタイヤです。
非常に高い耐摩耗性能を持つため、年間の走行距離が多く、更にストップ&ゴーの多い街乗り多い方にお勧めのタイヤです。
しっかりした走りも魅力で、特に高速域でも高い安定性能を持っているため、沢山走る方には更なるアドバンテージとなります。
低燃費性能は’AA’~’A’ですが、ほぼ’A’で、純正タイヤと比べるとやや物足りないといったところです。ウェットグリップ性能は’b’~’c’で概ね’b’と平均以上で十分な安全性能を持っています。
沢山走って硬化したゴムを削ってあげないと、深いクラックが目立つ傾向にあるので、年間走行距離が少ない方には向きません。
タイヤサイズのラインナップは16インチまでなのが残念です。

195/65R15




広告

ヨコハマ ADVAN dB V553(アドバンデシベル ブイゴーゴーサン)

お勧め度
star40
低燃費性能star35
ウェットグリップ性能star50
耐摩耗性能star30
静粛性能star45
価格(星が多い方が安価)star25
高価なモデル
ヨコハマタイヤのプレミアムコンフォートタイヤです。
その高い静粛性能と乗り心地の良さは、プリウスの静粛性能を重要視する方にピッタリのタイヤです。
低燃費性能もAA’~’A’で、純正タイヤに近い性能と言ってよいでしょう。
ウェットグリップ性能は全サイズ最高グレード’A’を獲得しており、安全性の高さも折り紙つきです。
耐摩耗性能については、ソフトなコンパウンドを使用してるため、決して高くはありませんが、及第点です。しかし、ストップ&ゴーの多い街乗りで沢山走る方には不足でしょう。
静粛性能と乗り心地のソフトさだけならREGNO GR-XIII(レグノ ジーアール クロススリー)には敵いませんが、快適性能に加えて、レグノにはない軽快で機敏な走りを併せ持つ稀有なタイヤです。価格は高いですが、高性能なタイヤを求める方には、価格以上の価値があるタイヤです。

195/65R15

195/60R17

195/50R19





Pocket

現役プロが教えるタイヤ選びや買い方総合サイト