今日は冬道での便利グッズをご紹介します。
準降雪地域であまり雪道を走る事はないけれど、先日のような雪のときにも何とか対応したい。スタッドレスタイヤを買えばいいのは分るけれど、予算が厳しい。そんな方に朗報です。
豪雪、極寒の国ノルウェー生まれの雪道グッズ“AutoSock(オートソック)”です。
豪雪、極寒の国ノルウェー生まれの雪道グッズ“AutoSock(オートソック)”です。
何が良いのか
①安い
サイズにもよりますが、ネット通販での一般的な販売価格は1万円を切って8,000円台から。スタッドレスやゴムチェーンを購入すれば何万円もになることを考えれば激安です。
②取付け簡単
柔らかい布状なので不慣れな方でも取付け簡単です。タイヤに上半分ほど被せて、車をちょっと前に出して反対も被せるだけなので、不慣れでも10分あれば取り付け可能です。あとは走り出せば勝手にセンターが合う設計です。とはいえ、使うことは稀でしょうから多少走って問題ないか確認し、速度を出していくのが良いでしょう。
③軽量・コンパクト
一般的な3色ボールペンと比べてもこの大きさです。
重さも約850gと女性でも軽々です。しかもトランクの床下などに入れておいても邪魔にならない薄さです。
④薄い
タイヤハウスとタイヤの間が狭いとゴムチェーンや金属チェーンは装着できません。装着できたものの走行中や車がバウンドした際にタイヤハウス内など車をキズつけるなんて悲しい事故もほぼ起きえません。なんたって薄いし布なんですからね。
⑤効きもしっかり
極寒地域で生まれた製品であることが、何よりの証拠です。
ノーマルタイヤでスタックした車に履かせてみましたが見事に脱出しました。「下手なスタッドレスより効くよ」なんて声も聞きます。準降雪地域のもしもの備えだけでなく、豪雪地域の方も「スタッドレスでスタックしてしまい、上からオートソックを履いて脱出した」という例もあるので持っておいて損はないと思います。
冬道のトラブルで、スタックした車を脱出させるために、JAFが使用しているのをニュースで目にすることもよくあり、JAFからも信頼されていることがうかがえます。
冬道のトラブルで、スタックした車を脱出させるために、JAFが使用しているのをニュースで目にすることもよくあり、JAFからも信頼されていることがうかがえます。
⑥耐久性も十分
時速50kmまでの使用条件で、乾燥路でも航続距離50km程度で、雪道なら100km程度の耐久性があり、丁寧に走ってあげれば200km程度の走行も可能です。年に1,2回、雪道を走る必要性がある程度なら十分と言えます。また使用したら洗って乾かせば再使用可能です。
⑦経年劣化の心配が少ない
スタッドレスタイヤは雪が降るか降らないか分からなくても準備として履いておきます。使用を開始すればゴムは劣化し始め3~5年程で使用限界に達します。一方オートソックは雪が降ってから使用するので所持だけしておけば「今年は降らなかったので来年使おう」といっておいておいても問題ありません。本当に必要な時だけ使用できるのです。布製品なので全く無視できるというわけではありませんが直射日光を避けるなど保管に気を付ければ数年は心配ないでしょう。
弱点
①最高速度
メーカー推奨の最高速度は時速50kmです。ナビゲーターは「せっかち」かつ雪道に慣れているので時速50kmはストレスに感じます。しかし、雪に慣れていない方なら雪道の運転は慎重になるでしょうから十分でしょうか?
②ジャビジャビは苦手
使用してみた結果、ある程度締まった雪や氷には強く、溶けかけのシャーベット状の雪道は少々苦手のようです。この点は極寒の北欧生まれであるためかもしれません。
高速道路の冬用タイヤ規制は?
各地域の道路管理団体によって判断が異なり、現場の係官の判断となります。
そもそも対応速度が時速50kmなので高速道路での使用には向かないのではと考えます。
購入方法
興味がある方は一度検討されては如何でしょう。トランクに入っているだけで安心感が違いますよ。
楽天なら15:00までに注文で翌日配送も可能なようです。量販店などでも1万円程度で取り扱ってるところがあるようです。
送料込みでも8,000円台で購入できます。 購入の際はタイヤサイズ適合表を確認して、ご自身の車に適合した品番のものを注文しましょう。分からなければショップに車種とタイヤサイズを教えてあげれば適合品を選んでくれるでしょう。 タイヤサイズはタイヤ側面にこのような記述があるので確認しましょう。 ご自身の車のタイヤサイズの調べ方はこちら