「性能」タグアーカイブ

・グッドイヤーが高機能モデル「EfficientGrip(エフィシエントグリップ)」シリーズに2製品を追加

Pocket

GOOD YEAR(グッドイヤー)はこの度、高機能モデル「EfficientGrip(エフィシエントグリップ)」(以降E-Grip)シリーズに普通乗用車用「E-Grip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」とSUV用「E-Grip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)」2製品を追加しました。これでE-Gripシリーズは5モデルとなりシリーズの充実を図っています。

 

目次
発売時期

➀E-Grip Comfort
(エフィシエントグリップ コンフォート)

技術的な特徴
性能比較スパイダーチャート
製品ポジショニング

 

➁E-Grip Performance SUV
(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)

技術的な特徴
性能比較スパイダーチャート
製品ポジショニング

 

まとめ

 


広告



発売時期

普通乗用車用「E-Grip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」、SUV用「E-Grip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)」ともに2018年2月より順次発売します。

 

➀E-Grip Comfort
(エフィシエントグリップ コンフォート)

静粛性能と乗り心地をアップしたモデルです。

技術的な特徴

 

性能比較スパイダーチャート

E-Grip ECO EG01を基準とした場合の性能比較です。特に静粛性能をアップさせるべく設計されているのが分かります。

 

製品ポジショニング

中上級グレードのコンフォートに位置付けられています。おおよそEAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)の後継モデルという位置づけです。

 

サイズラインナップ

[table “sizeE-GRIP-Comfort-201801” not found /]

 

➁E-Grip Performance SUV
(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)

SUVタイヤでありながら快適性能を重視したモデルです。

技術的な特徴

 

性能比較スパイダーチャート

E-Grip SUV HP01を基準とした場合の性能比較です。特にウェットグリップ性能を始め全体的に一つ上の性能にすべく設計されているのが分かります。

 

製品ポジショニング

オンロード重視SUVタイヤのハイグレードモデルです。E-Grip SUV Hybrid HP01(エフィシエントグリップ エスユーブイ ハイブリッド エイチピー)の上位互換モデルです。

 

サイズラインナップ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20275/40R20 102V--
265/50R20 107V--2
255/50R20 109V--1
235/55R20 102V--
19235/50R19 99V--
245/55R19 103V--2
235/55R19 105V--1
18235/50R18 97V--
255/55R18 109V--1
235/55R18 100H--
225/55R18 98V--
265/60R18 110V--
255/60R18 112V--2
245/60R18 105V--1
235/60R18 107V--2
225/60R18 100H--
235/65R18 106H--
17235/55R17 99V--
255/60R17 106V--2
225/60R17 99V--
215/60R17 96H--
275/65R17 115H--
265/65R17 112H--
235/65R17 108V--1
225/65R17 102H--2
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.M+S仕様です。
全サイズリムプロテクター付きです。

 

まとめ

・普通乗用車用の「E-Grip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」は静粛性能と乗り心地をアップしたEAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)の後継モデルです。
・SUV用の「E-Grip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)」は全体的に性能アップしたE-Grip SUV Hybrid HP01(エフィシエントグリップ エスユーブイ ハイブリッド エイチピー)の上位互換モデルです。

 

Pocket

ヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」発売

Pocket

待ちに待ったヨコハマのマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」が発売されます。13年ぶりのモデルチェンジとあってナビゲーターもワクワクです。

 

技術的な特徴

➀ラージメッシュ・ラググルーブ

縦、横、斜め様々な方向へ全体に配された溝がマッド、ロックでのトラクション性能を発揮し排土性も高めています。

 

➁接地幅の拡大

新パターンと新コンパウンドにより、接地幅を広くすることでトラクション性能を高め、偏摩耗を抑制しています。

 

➂シーケンシャル・サイプ

踏み固められた硬い土やウェットで優れたエッジ効果を発揮しトラクション性を向上させます。固められた雪面にも多少のエッジ効果は発揮してくれます。

 

➃マッド&ストーン・エジェクター

ロックセクションなどで岩の角が最も弱い溝の底部へヒットしてダメージを受けるのを抑制します。マッドでの排土性も高めます。

 

➄アグレッシブサイドブロック

タイヤサイド上部に設けたブロックにより耐カット性を向上。また深いマッドでのトラクションにも貢献します。

 

➅高剛性3プライ構造

ロードレンジEサイズおよび一部のロードレンジDサイズには3プライ構造を採用し、ケース剛性を高め優れた操縦安定性、耐カット性を実現しています。

➆ナイロンフルカバー

ベルト上部にナイロンのフルカバー構造を採用することで弱点である溝の底部へのダメージがベルトに達するのを抑制します。

 

➇大型リムプロテクター、G003専用サイド構造

タイヤサイドのゴムを従来より厚くし、リムプロテクターを大型化することでサイドを強靭にしています。

 

8月発売予定サイズ

インチタイヤサイズ備考
2037x12.50R20 126Q
17LT285/70R17 121/118Q
LT265/70R17 121/118Q
37x12.50R17 124Q
35x12.50R17 121Q
16LT315/75R16 127/124Q
LT285/75R16 126/123Q
LT265/75R16 123/120Q
1531x10.50R15 109Q

9月以降順次サイズ追加予定







まとめ

➀マッド、ロックどちらにも対応できる設計がされています。
➁全体に耐カット性能や偏摩耗性能が改良されています。
➂オンロードでの快適性能や乗りやすさも幾らか改善されています。
➃基本的に部材を厚くすることで強靭さを得たため重い。非力なマシンでは慣れないうちはストレスを感じそうです。
➄サイドウォールのインパクトも抜群なのでファッションで履いてもカッコいいでしょう。
➅現状国内で発売予定サイズではホワイトレタータイヤはありません。

 

G003はマッドテレーンには珍しく幅広設計がされていますが、一般にクロカンには細身大口径が有利と言われています。細身のタイヤでは狭い面積に圧力が集中されるため、表面のぬかるみの強い泥をせん断します。するとその下にある締まった路面へタイヤを到達させることが出来、高いトラクションを得られるので細身タイヤが有利と言われているのです。
一方でロックセクションでは接地面積が大きい方が出来るだけ多くのブロックを接地させられるので、トラクションとグリップが良くなります。
ナビゲーターの私見ですが、G003ではこの相反する特徴を両立させるための設計がされていると考えられます。まず接地面を幅広にしながらも溝の比率を増やすことで圧力を集中させ、せん断力を強めてマッドに強くしています。一方で、幅広にすることで空気圧を落とせばロックでもより多くのブロックが接地して面圧が分散しやすくトラクション性能を高めるように設計されていると考えられるのです。

 

相対比較ゲージなどはGEOLANDAR M/T G003参照

 

ナビゲーターは車を壊すのが怖くて出来ませんが、こんなことやってみたいですね。主にファッションなんちゃってカスタムを楽しんでいるナビゲーターですが、車を借りて稀にトライさせてもらってます。
写真はMOTER TRENDよりお借りしました。

Pocket