知ったら怖くなる。あなたのタイヤは雨の日でも大丈夫?

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JAFが公開しているタイヤの状態と制動距離の関係を実験した動画がすごく分かりやすくて興味深かったので紹介してみます。

実験条件

➀車種    :プリウス
➁空気圧   :前230kPa、後220kPa(メーカー標準)
➂夏タイヤ  :ECOPIA EP25(プリウス純正)
 新品 :残り溝 7.6mm
 5分山:残り溝 4.7mm
 2分山:残り溝 3.1mm
 ※法定限度は残り溝1.6mm
➃スタッドレス:BLIZZAK REVO1
 5分山:残り溝 4.5mm

 

ドライ 時速60kmでの制動

JAF制動試験ドライ60kmh

1)スタッドレスはやや不利
やはり氷などに対応すべく設計されたスタッドレスは通常の舗装路では不利です。コンパウンドの対応温度帯が低温でも柔らかくなるように設計されているので路面温度が高くなればなるほど不利にはたらきます。

 

2)慣らしは重要
新品は慣らしが終わっていないのでこんなものでしょうか。

 

3)山がない方ほど早く止まる
5分山が2分山に負けたのは意外に思うかもしれませんが、考えてみれば当然でレースでも溝がない方が有利ですよね。レースシーンは極端としても、この場合考えられるのは5分山の方がブロックの高さがある為、倒れこみによって接地面積が少なくなったり、力が集中した結果でしょう。接地面積が狭いのはグリップに不利ですし、力が集中すればコンパウンドが耐えられず削れていくことで制動距離が伸びますし、過度に熱が発生してしまうことも制動距離を伸ばす要因になるでしょう。

 

ブロック倒れ込み

 

ドライ 時速100kmでの制動

JAF制動試験ドライ100kmh

結果は先程と同様ですね。注目すべきは時速が60kmから100kmなっただけで、制動距離が大きく伸びたということです。止まるまでに要した距離は約3倍です。スピードの出し過ぎには注意しましょう。




ウェット 時速60kmでの制動

概ねドライの時速60kmと同等の結果でしたので画像は割愛。大きな差は出ませんでしたが夏タイヤの2分山とスタッドレスでは2mほど制動距離が伸びました。2mと言えば横断歩道が大抵4mですから半分は過ぎてしまいます。

 

ウェット 時速100kmでの制動

JAF制動試験ウェット100kmh

 

1)残り溝との関係
個人的には制動距離の順位については最も予想通りと思える結果でした。排水溝の深さに従ってよく止まるという単純な結果です。新品と5分山があまり変わらないのは予想通りでしたが、法定限度の1.6mmの倍ほどの残り溝がある2分山でこれほど制動距離が伸びる結果は動画を見て驚きました。

 

2)残り溝が5分山のスタッドレスが滑った理由
スタッドレスは十分な残り溝があるのに滑るのは細かいサイプが水を含むことが大きな要因と考えられます。また全体にブロックが小さく倒れこみが大きくなりがちなことも原因の一つと考えられます。
ブリヂストンの発砲ゴムは残り溝5分山でなくなる(動画でも発砲ゴムと通常ゴムがまだらに見える1分30秒頃)ので影響は少ないと考えられるが、水を含み制動距離を幾らか伸ばした要因となった可能性もあります。

 

残り溝と制動距離の関係
残り溝と制動距離

 

旋回制動

JAF制動試験ウェット旋回制動

 

最後にウェット時の旋回制動。スタッドレス5分山は水膜の上に乗ってしまっている所謂ハイドロプレーニング現象のような状態を起こしており、ハンドルを切っても、車はおかまいなしに今進んでいる方向へ進み続けようとします。コントロール不能の大変危険な状態と言えます。
現実に起これば曲がり切れず対向車線に飛び出して行って衝突という結果になります。相手がダンプカーだったりすれば大事故は免れないでしょう。しかも、中央線をオーバーしているのはこちらなのです。

 

では動画を見てみましょう

 

まとめ

1.路面上がドライであれば、タイヤによる極端に大きな差は出ない。それでもスタッドレスは時速60kmですら車1台分の差があることは認識しておくべき。
2.ドライの時速60kmと時速100kmでは約3倍の制動距離の差があるがタイヤの状態では極端な差はない。
3.ウェットであっても時速60kmなら極端な制動距離の差はない。しかし、スタッドレスは車1台分も前へ出てしまう。
4.ウェットで時速100kmでは制動距離に極端に大きな差が出て、2分山とスタッドレスの5分山は制動距離が非常に長い

 

当然ですが出来ることならスタッドレスの履きつぶしは避けた方が良いという結果でした。そうはいってももったいと思う気持ちもわかります。もし履きつぶしをするなら濡れた路面では十分に速度を落とし、注意して運転してください。





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ヨコハマのSUVタイヤブランドGEOLANDARのオールテレーンがリニューアル

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新商品名はGEOLANDAR A/T G015

GEOLANDAR A/T-S G012(2006年発売)からGEOLANDAR A/T G015へ変更になります。10年の時を経てのリニューアルであり、ヨンク好きのナビゲーターとしてもハァハァしちゃいます。

 

GeolanarATG015

 

性能について

オフロードでの走破性と耐久性を向上させ、背反するオンロードでの快適性や静粛性も高められ全体的な底上げが図られています。

オフロード:特に悪路でのカット耐性が改良されています。また、横方向の溝の面積比率を増やすことでエッジ効果を増し、トラクションの増大を実現しています。当然、雪上性能も上昇しています。

オンロード:パターンの見直しとコンパウンド変更により静粛性能が大きく改善されています。また、オレンジオイルの配合などのブルーアーステクノロジーの採用でウェットグリップが向上しています。同時にコンパウンドのしなやかさが長持ちしグリップや快適性能が長持ちするようになりました。

 

002-yokohoma-g015-intro-lineup-sorrel-river-resort

 

デザイン

ショルダー部分のデザインが美しく、高いトラクション性能を期待させます。先代を踏襲したアウトラインホワイトレターが一部サイズに採用されているようですが、詳細は不明なため追って報告します。

 

GeolanarATG015-01

GeolanarATG015WL

 

やっぱりアメリカンホイールはカッコいいなぁってわけでちょっと脱線してみる。
左のホイールはKMC XD128で安価なタイヤセットでこんな感じ

 

右のホイールはMKW MK-46 M/L+でジオランダーのG012つけてこんな感じ

やっぱりMKWはお手頃価格ですね。G015が出たら、また安くセットを売っているところを探しておきます。

発売サイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20LT285/55R20 122/119S--
275/55R20 117H--1
LT325/60R20 121/118S--
275/60R20 115H--
18225/55R18 98H--
285/60R18 116H--
275/60R18 113H--
265/60R18 110H--
235/60R18 107H--1
255/70R18 113H--
17215/60R17 96H--
275/65R17 115H--
265/65R17 112H--
245/65R17 111H--1
235/65R17 108H--1
225/65R17 102H--
LT315/70R17 121/118S--OWL
LT285/70R17 121/118S--OWL
LT265/70R17 121/118S--OWL
P265/70R17 113T--OWL
LT245/75R17 121/118S--
16235/60R16 100H--
215/60R16 95H--
255/65R16 109H--
275/70R16 114H--
P265/70R16 111T--OWL
265/70R16 112H--
P255/70R16 109T--OWL
255/70R16 111H--
P245/70R16 106T--OWL
245/70R16 111H--1
P235/70R16 104T--OWL
225/70R16 103H--
215/70R16 100H--
LT315/75R16 127/124R--
LT285/75R16 126/123R--OWL
LT265/75R16 123/120R--OWL
LT245/75R16 120/116S--
LT225/75R16 115/112R--OWL
205/80R16 104T--1
175/80R16 91S--
LT235/85R16 120/116R--OWL
LT215/85R16 115/112R--
185/85R16 105/103L--
15165/60R15 77H--
265/70R15 112H--
P235/70R15 102T--OWL
P225/70R15 100T--OWL
215/70R15 98H--OWL
205/70R15 96H--
LT235/75R15 104/101S--OWL
LT215/75R15 100/97S--OWL
225/80R15 105S--
215/80R15 102S--OWL
195/80R15 96H--
175/80R15 90S--
LT33X12.50R15 108S--OWL
LT32X11.50R15 113S--OWL
LT30X9.50R15 104S--OWL
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考OWL.アウトラインホワイトレタータイヤです。

 

北米のリリースサイズを参考にすれば日本で発売される下記のサイズはまずホワイトレターでしょう。
LT265/70R17
LT285/75R16
LT225/75R16
LT235/85R16
上記以外にもありそうなので分かり次第追記します。

クリックで拡大(表の右端のOWL=アウトラインホワイトレター)
GeolanarATG015USsize





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ヨコハマの新発売カジュアルスポーツタイヤを先行で手に入れよう

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新商品はADVAN FLEVA V701

2016年8月1日発売予定です。

 

性能について

月末にメーカーの試乗会があるそうで、今のところ詳細についてはまだ不明ですがS.driveの後継の位置づけになるようで『「楽しいハンドリング」というテーマに基づいて開発されたADVANの新たなハイパフォーマンス・スポーティー・タイヤ』となっています。
いわゆるナノゴムの採用でグリップ力を増しながら、普段使いしやすいよう高い排水性能を持つパターン設計がされています。近年、本タイヤもヨコハマが特に力を入れているウェットグリップ性能が非常に高く、ラベリングは全サイズ’a’を取得しています。更にスポーティータイヤといえども経済性能や環境性能を意識したユーザーに配慮し、転がり抵抗性能もほとんどのサイズで’A’を獲得して燃費も良いです。
詳しい性能がわかったら追って報告します。

 

先行予約

性能など詳しく分かってから詳しく報告しようと思っていたFLEVAについて突然投稿したのにはわけがあります。
実は6月末頃までの先行予約で7月初旬に商品を渡せるとのことなのです。早めに手に入れたいとか、摩耗が進んでいて通常の発売まで待てないなんて方は先行で手に入れるチャンスです。
6月16日現在、ネットショップではまだ売られていないようなので、気になる方はお店に聞いてみて下さい。先行販売するネットショップをこちらでもチェックしておきます。

 





発売サイズ

[table “sizeAdvanFlevaV701” not found /]

 

どうでも良いですけど、初めてFLEVAを見たときどこかで見たような・・・と気になっていたのですが
↓↓↓でした。似て非なるものですけどね。答えは知的好奇心に駆られる方だけ調べてみて下さいね(笑)。ヒントはサイドウォール。

 

内緒のタイヤ

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ピレリのタイヤを買って傘を貰っちゃおうキャンペーン

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ピレリが傘くれるらしい

雨が多くて気分も乗らない梅雨。ドライバーにとっても視界は悪いし滑りやすいしで気疲れします。こんなシーズンだから(?)少しでも気分よくお出かけしてもらえるようにオリジナルグッズをくれるそうです。
このためにピレリをタイヤを買うって方はレアだとしても、購入する予定があるあなたはキャンペーン対象店か確認してもいいかも知れませんね。

 

対象商品

P ZERO
DRAGON SPORT
Cinturato P7
全て18インチ以上4本セット

 

キャンペーン期間

2016年6月末日まで
キャンペーンを越してもお店にあればくれると思うので購入店に確認してみましょう。

 

お渡し方法

タイヤ発注後にメーカーからお店などに入荷の形だそうで、キャンペーン前にお店が在庫していたタイヤでは対象商品を購入しても即渡しにならないケースもあるようです。

 

気になるプレゼント

ピレリレイニーシーズンキャンペーン2

 

宣伝させられてる感もなく控えめで良いじゃないですか。欧州メーカーのキャンペーンものって丈夫でモノが良いんですよね。

 

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溝もある見た目も大丈夫な「危険なタイヤ」とは?

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先日、お客様から外したタイヤを見て、これは危ないなと感じたケースです。年に何度か見るケースですが、ユーザーとして異常が発見しにくい「ゴム劣化」の例としてお見せします。

 

タイヤ交換をすべきタイミングは2つ

主に下の2つのケースがあります。

摩耗が進んでスリップサインが露出しそうな場合

ゴムが劣化した場合

 

今回はゴムの劣化が主たる問題となりますが、摩耗についても軽く触れていきます。

 


摩耗が進んでスリップサインが露出しそうな場合

これは見た目だけで判断可能で明白です。こうなったらアウト。

 

slipSign

 

1箇所でもスリップサインが繋がったタイヤでの公道走行は法令で禁止されていますから、その前に交換しましょう。法令は置いておいても、スリップサインは濡れた路面で急激に制動距離が伸びるラインなので、あなたと周りの方の安全の為に交換しましょう。勿論その安全のための法令ですからね。

 

ゴムが劣化した場合

まず劣化には大まかに2つの問題があります。
ひとつは靴底に当たるトレッドの劣化で、もうひとつは空気のケースであり車体を支える骨格構造のゴムの劣化です。では、これら2つの問題について見ていきましょう。

 





今回問題のタイヤを例に見ていきます

今回危険な例に挙げるのは使用開始から約6年、製造からは約7年で交換に至ったこのタイヤです。因みにこちらはミシュランのエナジーセイバーで非常に摩耗に強いので年間走行距離が1万km以下だと5年経っても溝が沢山残っているケースが多いタイヤです。

 

周クラック

トレッドの劣化

靴底にあたるトレッドの劣化は利きを落とします。静粛性能が落ちたりするので不快感も出ますが、それは劣化に伴ってゆっくりとなので慣れてしまいますし、それ以外の問題は普段はあまり大きく問題を感じません。ただ例えば、「子供が飛び出してきたというような緊急時」これが問題です。トレッドが劣化していると「通常なら止まれていたのに…」といったことになりかねません。あまり無理なタイヤの延命はお勧めしません。溝があるとどうしても勿体なく思えてしまいます。しかし、大手メーカーサイトでも「使用開始後5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します」と書かれているように、5年経過したら交換の検討が推奨されています。

 

ブリヂストン公式サイト「長期経過タイヤの点検・交換」

 

さて今回のタイヤのトレッドはこのようになっています。

 

トレッドの痛み2

トレッドの痛み

 

スリップサインまではまだまだで、ヒビは多いものの致命的ではないように思えます。しかし、ゴムが劣化し硬化したことで見た目にも問題があることは分かります。まず溝の中にクラックが入っています。トレッドの中で最もゴムが薄く弱い部分と言えるので良い傾向とは言えません。またブロックの角のゴムが細かく千切れて、のこぎりのようにギザギザになっています。ゴムの硬化がかなり進行していることを示していて、急ブレーキを踏めばゴムが負荷に耐え切れず千切れ飛びながら止まることとなり、緊急制動距離は大幅に伸びているので、やはり危険と言えるでしょう。劣化したタイヤであっても普段は問題にならないのですが急ブレーキを要するようなときにはじめてタイヤの真価が問われます。やはりこの様な状態になっていたら、交換した方が良いでしょう。但し、これだけでは「致命的」とまでは言えません。

 





骨格ゴムの劣化

タイヤは高圧の空気を入れておくためのケースでもあります。空気を入れるメリットは乗り心地や軽量化など多くの意味があります。普段意識しませんがタイヤには大抵は大気圧の倍以上の圧力の空気が充填されています。これにより重い車を支えたりといったタイヤの基本的な機能を実現しているわけです。
では問題のタイヤです。

 

タイヤ外観

 

全体を見ても大きな問題はなさそうです。しかし、問題がないならとりあげないわけです。
というわけで詳しく見ていきましょう。

 

周クラック

周クラック-ストレスかけた

 

一見問題なさそうに見える画像の点線を入れた部分ですが、少し変形させてあげると非常に深いクラックが現れます。ヒビを見やすくするために変形させているだけで、ヒビは元々そこに存在し別に無理にヒビ割れさせたわけではありません。それ以前に手で力を入れた程度でヒビが広がったりする状態なら、1トンを超える車を支えるタイヤとしては失格です。

 

このクラック、タイヤ側面の骨組みで、放射線状に入っているナイロンコードに達していました。このコードは鉄筋コンクリートで言えば鉄筋の部分でコンクリートに深いヒビが入って鉄筋に達していると言えば、恐ろしさが伝わるでしょうか?本来外部と接触しないはずの鉄筋が雨などにより錆び、強度が大幅に低下し耐荷重が落ち危険にさらされていることが分かるでしょう。重さ1トンを超える車体を支えるタイヤでも同じことが言えます。
元々、高荷重に耐え、内部からの高い空気圧に耐えているタイヤですが、これから暑くなると高熱になったアスファルトや強烈な直射日光などで特にタイヤには厳しい環境になります。骨格が弱っているタイヤで高速走行などすれば問題が起こってもなんら不思議はありません。むしろ問題が起こらないでいる現状は、運が良いだけとさえ言えます。最悪の場合、バーストなんて怖い目にあわないために安全点検はしておきましょう。

 

点検なんてよく分からないけど気になったあなた。チェックしてもらうだけならタダだから、エアチェックついでにタイヤショップに立ち寄ってみては?


最後にこんな動画をどうぞ

 

流石にここまでひどいのは、ほとんどトラックなどの大型車ですけどね。

 

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なんて便利!謎のハイテクタイヤの秘密

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欲しくなっちゃう便利なタイヤ

 

謎のタイヤの秘密を解明

contiseal01

 

一見なんの変哲もないこのタイヤ。内側を見てみましょう。

 

contiseal02

 

なんだかテカテカした黒いものが見えます。
因みに普通のタイヤの内側はこちら。

 

normaltire01

 

黒いテカテカはありませんね。
では、正体を確かめるため、触ってみましょう。

 

contiseal03

 

うぁ~ネバネバ~

 

contiseal04

 

くっついてきた~;

 

ここで突然ですがブスリ!

 

contiseal05

 

えぇ~!!
いきなりタイヤに千枚通しを突き刺すとか何考えてるんですか?!
と下手な小芝居をしたところで…

 

テッテレー♪

 

contiseal07

 

貫通した千枚通しが先程の黒いネバネバしたものに覆われています。角度的に分かりにくいですが3cmほど貫通しています。

 

少し角度を変えてみます。

 

contiseal08

 

確かに貫通しています。しかし千枚通し本来の金属光沢は見えません。
実はこの黒いネバネバは、このように異物を包み込んで空気漏れを防いでしまうハイテク素材なんです。これにより釘などを踏んでしまっても、そのまま走行できてしまうのです!
しかも!

 

contiseal09

 

釘などの異物が抜けても内部からの空気圧で、このハイテク素材が穴へ押し込まれ穴をふさいでくれるので大丈夫。
(状況によるので100%ではありません)

 

防げる場合と防げない場合

5mm程度の穴なら有効です。
大き過ぎる穴の場合は防げません。
サイドウォールへのパンクは防げません。




コンチネンタルのメーカー担当者にQA

ナビゲーター「ランフラット同様、穴が開いたら交換ですか?」
メーカー担当「はい。穴が開いたタイヤは交換してください」
ナビゲーター「気づかないで走り続けられちゃう場合もありますよね?」
メーカー担当「そうですね」
ナビゲーター「そのまま使い切ってしまうこともある?」
メーカー担当「確認できませんが、あるようです」
ナビゲーター「そんなときは問題ないってことですよね?」
メーカー担当「気付かないわけですからね」
ナビゲーター「じゃあ問題ないですね」
メーカー担当「推奨するわけではないですよ?気付いたら換えて下さいね」
とのことでした。これがランフラットタイヤとの大きな差です。

ランフラットタイヤとの差

ランフラットタイヤは空気が入っていなくても自己組織を壊しながら一定距離走れるタイヤです。どの程度組織が壊れたかは確認できない為パンクしたら必ず交換が必要です。それに対しシールタイヤは穴自体を塞いでしまうので空気漏れ自体を止めてしまいます。穴が開いても自分でふさいでしまうのだから、気付かず使い切るケースは否定できないですし、それ自体は問題ないようです。
もう一つ重要な差はランフラットのように硬くないことです。ランフラットタイヤは構造上あの鉄で走っているような乗り心地になっていまいますが、シールタイヤはソフトです。

 

この技術が採用されているタイヤは?

今回はフォルクスワーゲンのシャランから外したコンチネンタルのContiPremiumContact2のContiSealタイヤですが、ピレリからもSEAL INSIDEのブランド名で発売されています。

 

どのタイヤもサイズはかなり限定されていて、基本的には標準装着されている車の交換用です。
ピレリのメーカー担当者に聞いたところ、推奨するものではないがサイズが合えば標準装着車以外につけても問題はないそうです。

 

シールタイヤのラインナップ

コンチネンタル

ContiSportContact5
285/35R21
255/40R21
235/40R18
235/45R17

 

ContiPremiumContact2
225/50R17
215/60R16

 

ピレリ

ピレリ CintuRato P7
235/40R18
235/45R17

 

国産車ではあまり多くないサイズばかりですが、215/60R16は国産車でも使えるケースが多いですね。




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