「サマータイヤ」カテゴリーアーカイブ

なんて便利!謎のハイテクタイヤの秘密

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欲しくなっちゃう便利なタイヤ

 

謎のタイヤの秘密を解明

contiseal01

 

一見なんの変哲もないこのタイヤ。内側を見てみましょう。

 

contiseal02

 

なんだかテカテカした黒いものが見えます。
因みに普通のタイヤの内側はこちら。

 

normaltire01

 

黒いテカテカはありませんね。
では、正体を確かめるため、触ってみましょう。

 

contiseal03

 

うぁ~ネバネバ~

 

contiseal04

 

くっついてきた~;

 

ここで突然ですがブスリ!

 

contiseal05

 

えぇ~!!
いきなりタイヤに千枚通しを突き刺すとか何考えてるんですか?!
と下手な小芝居をしたところで…

 

テッテレー♪

 

contiseal07

 

貫通した千枚通しが先程の黒いネバネバしたものに覆われています。角度的に分かりにくいですが3cmほど貫通しています。

 

少し角度を変えてみます。

 

contiseal08

 

確かに貫通しています。しかし千枚通し本来の金属光沢は見えません。
実はこの黒いネバネバは、このように異物を包み込んで空気漏れを防いでしまうハイテク素材なんです。これにより釘などを踏んでしまっても、そのまま走行できてしまうのです!
しかも!

 

contiseal09

 

釘などの異物が抜けても内部からの空気圧で、このハイテク素材が穴へ押し込まれ穴をふさいでくれるので大丈夫。
(状況によるので100%ではありません)

 

防げる場合と防げない場合

5mm程度の穴なら有効です。
大き過ぎる穴の場合は防げません。
サイドウォールへのパンクは防げません。




コンチネンタルのメーカー担当者にQA

ナビゲーター「ランフラット同様、穴が開いたら交換ですか?」
メーカー担当「はい。穴が開いたタイヤは交換してください」
ナビゲーター「気づかないで走り続けられちゃう場合もありますよね?」
メーカー担当「そうですね」
ナビゲーター「そのまま使い切ってしまうこともある?」
メーカー担当「確認できませんが、あるようです」
ナビゲーター「そんなときは問題ないってことですよね?」
メーカー担当「気付かないわけですからね」
ナビゲーター「じゃあ問題ないですね」
メーカー担当「推奨するわけではないですよ?気付いたら換えて下さいね」
とのことでした。これがランフラットタイヤとの大きな差です。

ランフラットタイヤとの差

ランフラットタイヤは空気が入っていなくても自己組織を壊しながら一定距離走れるタイヤです。どの程度組織が壊れたかは確認できない為パンクしたら必ず交換が必要です。それに対しシールタイヤは穴自体を塞いでしまうので空気漏れ自体を止めてしまいます。穴が開いても自分でふさいでしまうのだから、気付かず使い切るケースは否定できないですし、それ自体は問題ないようです。
もう一つ重要な差はランフラットのように硬くないことです。ランフラットタイヤは構造上あの鉄で走っているような乗り心地になっていまいますが、シールタイヤはソフトです。

 

この技術が採用されているタイヤは?

今回はフォルクスワーゲンのシャランから外したコンチネンタルのContiPremiumContact2のContiSealタイヤですが、ピレリからもSEAL INSIDEのブランド名で発売されています。

 

どのタイヤもサイズはかなり限定されていて、基本的には標準装着されている車の交換用です。
ピレリのメーカー担当者に聞いたところ、推奨するものではないがサイズが合えば標準装着車以外につけても問題はないそうです。

 

シールタイヤのラインナップ

コンチネンタル

ContiSportContact5
285/35R21
255/40R21
235/40R18
235/45R17

 

ContiPremiumContact2
225/50R17
215/60R16

 

ピレリ

ピレリ CintuRato P7
235/40R18
235/45R17

 

国産車ではあまり多くないサイズばかりですが、215/60R16は国産車でも使えるケースが多いですね。




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ミニバンにPlayzPX-RVとNEXTRYを比較走行

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乗り比べインプレッションをレポート

タイヤの乗り比べの機会があったのでご報告します。乗る前から実力、特性に差があるので画像のような熱い対決にはならないでしょうか?
まず1回目は先入観を捨てるため今走っているのがどちらのタイヤか知らない状態で比較する目隠し試験としました。2回目はタイヤを明らかにした上で比較してみました。さて、下馬評通りにいくでしょうか?私の感性に問題が発見されるかも知れないので他のスタッフ3人にも同様の試走をしてアンケートしました。

1.比較環境

1-1.使用タイヤ・ホイールデータ

タイヤサイズ:195/65R15 91H
ホイール:15インチ純正アルミ 6-15(50) 5/114.3

VOXY15Al

 

NEXTRY(ネクストリー)
ブリヂストンのベースグレードタイヤであり、基本的な安全性能を備えた低燃費タイヤです。ブリヂストンにしては安いのが売りです。
骨格は柔らかくグリップもそれなり、軽自動車やコンパクトカー、小型セダンくらいなら車重も軽いので許容範囲内ですが、それ以上の車格だと頼りないと感じられることも。はっきり言ってミニバン向きではない。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
2016年2月から発売されたばかりの新商品で、初代Playzからの「ラク」を基本設計指針としたタイヤです。ミニバン専用タイヤの中でも特にふらつきが少なく、ふらつきを抑えようと無意識に力が入って「肩が凝る」、「腰が痛くなる」といった症状を緩和してくれます。また無意識の疲れはストレスとなり運転に対する拒絶感から眠気につながることもあるそうで、長時間の運転の疲れによる眠気を抑える効果も期待できるようです。

 

1-2.使用車種

現行型のVOXY(ヴォクシー)5ナンバー

 

1-3.走行コース

一般道で以下のようなコースを走行しました。
➀直進⇒➁低速で左折⇒➂直線で60km/hまで加速⇒➃そのままの速度で車線変更⇒➄右折⇒➅粗いアスファルトの直線⇒➆粗いアスファルトのカーブ⇒駐車場へ戻る⇒➇30km/hで水を撒いた路面で制動(ABS作動)




2.比較評価レポート

1回目で違いは明らかでした。全員一致で全てにおいてPlayzPX-RVを選びました。

では2回目を終えた感想です。

2-1.安全性能

NEXTRY(ネクストリー)
明らかにフラつきがあり、スタート直後の駐車場から公道へ出る軽い段差で直ぐ不安を感じました。➂の時点で道路の継ぎ目を拾って上下にフワフワし、➃ではハンドルを切った際に車体がフラつき車線変更後も中々フラつきが収まらず、この時点で「タイヤ換えた」いと思いました。カーブは50km/hほどだったこともありそれほど不安感はありませんでしたが抑えて走らなければという意識が働きました。ウェット制動はこんなものかなと言う感じで可も不可もなしといったところです。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
スタートから直後から「あー安心する」と一言が出てしまうほど違います。圧倒的な安定感でフラつきが少なく➃の高速車線変更でも不安感なく背の高いミニバンに乗っていることを軽く忘れました。右折もカーブもしっかりした走りで「あーコレコレ」流石ミニバンタイヤ。ウェット制動はちょっと期待してブレーキを踏んでみると、期待通りに止まってくれました。踏み始めからよく利いた分、フロントがガッツリ沈んでハンドルを抑える腕に力が入りました。

2-2.走行性能

NEXTRY(ネクストリー)
安定感が悪いんだものスピードを上げればフワフワするし、➂では道路の継ぎ目でも跳ねてグリップを失うし、細かくハンドルをとられるしで大人しく走らなければと意識させられます。➆ではグリップはそれなりにしますが、そもそも骨格が柔らかいのでグリップを感じるほど攻められず減速してしまいました。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
その昔、元はと言えばライトスポーツタイヤから派生したPlayzだけに、剛性もしっかりしているしグリップも満足できるレベルです。もちろんスポーツ系のハイグリップタイヤのようなわけにはいきませんが、ミニバンでスポーツ走行することもないでしょうし十二分な走行性能を持っています。➂での加速でもエンジンの力をしっかり伝え、重たいミニバンがスムーズに加速していきます。公道でお行儀が悪いので行いませんでしたが➃での車線変更も連続して行ってもいいような気すらします。しっかりグリップし骨格が強いためカーブでもステアリングの舵角調整が最小限で切ったなりに曲がってくれ、内へ切れ込んでいくような気すらします。

 

2-3.快適性能

NEXTRY(ネクストリー)
文句を言わなければ問題ないというレベル。特別うるさくもないし、ひどく乗り心地が悪いわけでもない。けれども満足も出来ない。終始気になるのはフワフワ感ですが、これは人によってはソフトで乗り心地が良いと感じる方もいると思います。それ以外には➆での走行音は結構気になるものでした。緩やかなカーブでもジャーっという音が出てカーブがきつくなるとブチブチというような音が出て不快でした。

 

Playz PX-RV(プレイズ ピーエックスアールブイ)
しっかり腰が強いので安心感があって、私はこちらが圧倒的に好きです。硬いのとは違うので硬い乗り心地が苦手というあなたも安心して良いと思いますが、柔らかい乗り心地が好きなら、その点ではNEXTRYもありです。音に関しては取り立てて静かとは感じませんでしたが➆の粗いアスファルトでもNEXTRYほど耳障りな音は感じませんでした。




3.アンケート結果集計

集計ったって4人しかいませんが…よ、4人でも普段からタイヤに関わるプロの意見ですから参考になる!…はず

平均評価
NEXTRY
(5段階小数点一桁平均)
平均評価
Playz PX-RV
(5段階小数点一桁平均)
走行安定性2.54.0
グリップ3.03.2
加速感2.83.0
転がり3.53.5
乗り心地2.53.8
静粛性2.53.0
安心感1.84.5

4.まとめ

やっぱりと言って差し支えない大きな差がありました。特にPlayz PX-RVは大幅にフラつきを抑えることから、非常に安心して運転できたことが大きかったです。近所走りしかしない方ならNEXTRYでも我慢できるかも知れませんが、大人数でレジャーに使われることも多いミニバンの性質を考えるとPlayz PX-RVを選択しない手はないのかなと思いました。

5.感想

はっきり言って実力に差があり過ぎです。出来れはエコピアECOPIA EX20RVと比較したかったところですが、お世話になっている取引先がお膳立てしてくれた試走会だったので、お礼はあっても文句は言えないです。はい。
乗り比べなので、あまり野暮なことを言うのは趣旨に反するかもしれませんがPlayz PX-RVはちょっと高価でしょうか。もし高価すぎると感じた方はECOPIA EX20RVを選んであげるとフラつきを抑えながら幾らか予算を抑えられます。
そもそもブリヂストンにこだわらなければ、摩耗に強いダンロップのENASAVE RV504や静かで雨に強いヨコハマのBluEarth RV02にすれば更に節約できます。

   

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ドイツ発の安価で高性能な扁平(ロープロファイル)タイヤ

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実は世界と比べて日本国内では扁平(ロープロ)タイヤが高いんです。それにはちょっとしたカラクリがあります。

日本でロープロが高い理由

カラクリというほどのものでもないんですが、実は日本のタイヤ市場ではバス・トラックタイヤが異常に安いんです。企業としては、その安過ぎる価格をどこかで調整しなければならない。そこでロープロタイヤの価格を海外に比べ高く設定して吸収していると言われています。考え方を変えてみると、トラックやバスなど多くを企業で使用するタイヤは安く優遇され、我々乗用車ユーザーに跳ね返ってきているわけです。
(なんか一部企業が優遇されて、個人に厳しい今の日本の税制に似てますね。)

一般ユーザーには困ったことが起きている

一昔前まではロープロなんて一部のドレスアップカーユーザーだけのものでした。しかし、今はそうではなくなってしまった。価格格差の歪を持ったまま欧州車の大口径化に引き摺られる形で国産車も大口径化が進んでいます。つまり世界標準より高いロープロタイヤを買わなければならない人が増えているわけです。タイヤメーカーはどんどん儲かるようになっていて我々の出費はどんどん増えているわけです。

タイヤメーカーにも困ったことが起きている

ネット全盛のこの時代、今やネットを見る方法はパソコンのみでなく、日本のスマホ普及率は50%を超えようとしています。いつでもどこでも見ようと思えば世界の情報を見れるわけです。そして全く同じものが日本より非常に安く売られていることを知り、それを輸入して国内で売る卸業者が増えている。当然、正規品ではないがモノは同じなので性能も同じ、これをネットで購入するユーザーも増えつつある。国内でも大量仕入れで安く買い、個人にもネット販売する業者の増加と合わせて価格は下がり続けています。

上手に買う人だけは得できる

実は国内販売の正規品であっても、タイヤは大量仕入れで大きなリベートが入る為、大資本の卸会社は大量買い付けをして非常に安く買っています。この大きなリベートとネットの普及で、「メーカーから買うより安い価格」で大資本卸からの仕入れが容易になっており、たくさん買えない小売りでも安く販売することが可能になっています。つまり小規模な小売店であっても安価に販売することが出来るようになっているのです。当然、そういったお店を利用すれば我々も量販店などで買うのとは比べ物にならない価格で購入することが出来るわけです。更に言うなら卸会社がインターネットを使い、小売りを飛ばしてエンドユーザーに販売しており、楽天などを使えば安全に安く購入することが出来るわけです。

アジアンタイヤだけが安いタイヤの選択肢ではない

少し前までは安いタイヤの代名詞は韓国タイヤでした。今はそれも高くなり、台湾、中国、インドネシアなどのアジアンタイヤが安売りタイヤの代名詞となりました。しかし、その質は「30年前のタイヤ」と表現されることもしばしばです。車は30年前に比べて安全装備などが充実し、一方で車重が重くなっています。贅沢を言わなければ乗るには問題ないかも知れませんが、車重の増えた車に不釣り合いなタイヤでは「急に自転車が飛び出してきた」、「前の車が急ブレーキを踏んだ」など緊急回避をしなければならない状況で弱さを露呈してしまいます。また品質に大きなバラつきがあるケースも多く口コミがあてになりません。もうひとつの問題としてインターネットで簡単に様々なことが調べられる現代ですが、インターネット上の情報の難点はユーザーが精査しなければならない点です。口コミでの「良かった」は裏に「値段の割には」という言葉が潜んでいる可能性があり、某化粧品サイトで問題になったメーカーや販売サイトから報酬を貰った「サクラ」などが良い評価をしている可能性などの問題も考えなければならないのです。アジアンタイヤ=悪いとは思いませんが、安いものには安いなりの理由があるということを忘れてはいけません。

安全に関わる重要なタイヤだから、信頼のおけるものを購入してもらいたい。一方で高額な出費を少しでも抑えて欲しい。そこでアジアンタイヤほど安くはありませんが、より安心で高性能ながらに比較的安価な選択肢を2つ提案しましょう。
それがドイツのタイヤメーカーコンチネンタルタイヤ「エクストリームコンタクト」
「マックスコンタクト」です。

コンチマックスコンタクト MC5

thum_mc5

アジア圏をターゲットに発売したコンチマックスコンタクトMC5
全体的にバランス重視で、スポーツ性重視の欧州向けタイヤに比べて乗り心地を重視した設計になっており日本人向きなタイヤです。割合ソフトなのでコンチネンタル=硬いと考えていると、乗り心地の良さに意表を突かれます。フラッグシップのスポーツコンタクトなどのグリップには及ぶべくもありませんが、通勤や普段乗りなら十分です。大口径化が進んでいる欧州車のタイヤの値段を見てビビったものの、折角の車に妙なメーカーのタイヤじゃ恰好悪いとお考えなら、名門ブランドの安価なモデルというのも一手かも知れません。もちろん国産車への装着でもピタリで、クラウンアスリートやスカイラインなどは特にしっくりくると思います。

ベンツCクラス、BMW3シリーズ、フォルクスワーゲンゴルフ等
アルファード、ヴェルファイア20インチ

その他サイズ Conti Max Contact MC5

エクストリームコンタクト DWS06

thum_dws06

北米向けに設計されたコンチエクストリームコンタクトDWS(DWSはドライ、ウェット、スノーの意)
多少のオールシーズン性能を有したタイヤで名門メーカーのタイヤなのに激安です。
難を言えばノイズが出ることでしたが、それもDWS06になってかなり静かになったので昨今の国産車の遮音性の高さを考えれば、ほとんど気にならないと思います。ある程度は価格を優先するけど、素性の分からないメーカーでは不安だという方は北米でも人気のこのタイヤなら信頼性もあり、一度履いてみて損はないタイヤです。勿論基本的な安全性能は十分に備えていますし、このサイズで4本で7万円ほどは破格で、コストパフォーマンスの良いタイヤです。

ハリアー用20インチなど

コンチネンタル 245/45R20 エクストリーム コンタクト DWS06 Continental EXTREME CONTACT DWS06【タイヤ オールシーズン サマータイヤ】

価格:16,632円
(2016/1/23 21:57時点)
感想(0件)

アルファード、ヴェルファイア20インチ

その他サイズ Extreme Contact DWS06

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ミニバン専用タイヤTRANPATH mpZは今買いか?

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耐震ゴムの偽装問題を起こしてから、ちょいと元気のないトーヨータイヤですが、ミニバン専用タイヤを初めて世に送り出した功績は大きい。TRANPATH(トランパス)と言えば、ミニバン専用タイヤの代名詞と言っていいほどあまりにも有名です。
そのトランパスに新しいモデル「TRANPATH ML」が発表されました。2016年6月に発売されるこのタイヤのコンセプトは「力強い外装と高級感ある内装を持つミドルクラスミニバンの上級グレードをターゲットにしたタイヤ」ということだそうですが、今回はこのタイヤの話ではありません。

 

一応、発売予定サイズはこれ
TranpathML

TRANPATH ML
[table “sizeTYTranpathML” not found /]

では、何の話かというと既にあるモデルであるmpZのお話です。実はMLが発売されることでmpZに変化があり、この変化を見た上で「買いか」、「買いでない」かはあなたが判断してください。

安くなった

上位クラスのタイヤがリリースされることで価格の見直しが行われました。もちろん性能が下がったわけではないので今までと同じものが単純に安くなったわけです。元々の性能も平均的で満足できるトランパスのスタンダードモデルが安く買えるのですから「買い」ではないでしょうか?

 

廃版のリスク

今のところMLが発売されても併売ということで、廃版の予定はないとアナウンスされています。しかし、この業界にはよくあることですが、現在ある在庫を吐き出してからか、その目処がついてから「廃版になりま~す」なんて発表され、なくならないって言ったじゃないか「騙された~」なんてこともしばしばなのです。もし廃版となれば、パンクなんかでタイヤ交換の必要が出たら同じものが手に入らないリスクが出てくるということで、これは「買いでない」のかなぁ。

 

まとめ

職業柄、日々パンクしたタイヤを見ます。しかし、管理人も10年以上の運転歴がありますがパンクの経験はゼロ、ほとんどの人にとって度々起こることと認識している必要はないのではと考えられます。おまけに今のところ廃版になる予定はないと言われているのなら、よっぽど気になる人以外は「買い」で良いと思います。新商品のMLも気になることですし、性能に納得出来そうだと判断したあなたに限りますけどね。

詳しい性能評価はコチラ
TRANPATH mpZ

 

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新車装着タイヤからのタイヤ交換 – 2016年-ブリヂストン編➃B-Series(Bシリーズ)

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1.ブリヂストンのタイヤ装着車編➀TURANZA(トランザ)

1-1)TURANZA(トランザ)

1-2)POTENZA(ポテンザ)

1-3)ECOPIA(エコピア)

1-4)B-Series(Bシリーズ)

1-4-1)一般的な低燃費タイヤに交換したいあなた

1-4-2)少し性能を落としても価格を抑えた低燃費タイヤが良いあなた

1-4-3)ちょっと走りを重視したいあなた

1-4-4)なにより価格を重視するあなた



1-4)B-Series(Bシリーズ)

現装着タイヤがB-Series(Bシリーズ)の場合
BシリーズとはB250、B390など一世代前に最も主流だった主流だった純正装着タイヤのことです。良く言えばタイヤとしての基本性能はしっかり押さえていると言えますが、悪く言えばそれだけで特徴に乏しいとも言えます。ほとんどの車に装着されているモデルで低燃費タイヤになっていない一方、摩耗に強くサイドウォールも頑丈です。摩耗に強くヒビも入りづらいので長いこと履いてしまう方が多いのですがゴムはちゃんと(?)劣化しているので5年を超えているようなら交換を検討された方が無難です。

 

30系プリウスの185/65R15装着車やセレナの純正装着など最近のモデルは省燃費設計ですが基本的には一世代前のタイヤであるので、現在は同格と言える一般市販カタログモデルは存在しません。本来なら以前あったミドルクラスの’B-Style’あたりが同格であり、欧州では’B250 ECOPIA’というタイヤが存在することから、現在敢えて言うなら中堅のECOPIAあたりが同格ということにはなります。しかし、特性の違いが大きい為、今回は同格はなしという扱いで現行の様々なタイヤに変更した場合のみを記載します。




1-4-1)一般的な低燃費タイヤに交換したいあなた

➀中大型セダン;BRIDGESTONE ECOPIA EX20
 軽コンパクト;BRIDGESTONE ECOPIA EX20C
 ミニバン  ;BRIDGESTONE ECOPIA EX20RV
特徴 :バランスの良いブリヂストンの中堅低燃費タイヤ。
良い点:雨に強い。ゴムの劣化が遅いので性能低下がゆっくり。
悪い点:同クラスでは最も高価。


➁中大型セダン;YOKOHAMA BluEarth-A AE50
 軽コンパクト;YOKOHAMA BluEarth AE-01F
 ミニバン  ;YOKOHAMA BluEarth RV02
特徴 :雨に強い中堅低燃費タイヤと高い低燃費ヨコハマの中堅低燃費タイヤ。
良い点:AE50とRV02は雨に強い。AE-01Fは低燃費性能が高い。ゴム質は良く性能低下遅め。
悪い点:同クラス比較では多少摩耗が早いですが年間走行距離が1万km程度なら問題ないです。


➂普通乗用車;DUNLOP LE MANS 4 LM704
 ミニバン ;DUNLOP ENASAVE RV504
特徴 :摩耗に強く低燃費性能高めのダンロップの中堅低燃費タイヤ。
良い点:低燃費性能が高め。比較的摩耗に強い。
悪い点:ゴム劣化が早めなので2年程でヒビが気になるけど沢山走る方には問題なし。


➃普通乗用車;TOYO NANO ENERGY 2
 ミニバン ;TOYO TRANPATH mpZ
特徴 :低燃費性能に振ったトーヨーの中堅低燃費タイヤ。
良い点:NANO2は低燃費性能が高め。mpZは平均的な性能で安い。
悪い点:ゴム劣化が早めなので性能低下は否めないが安いので仕方ないかな。


MICHELIN ENERGY SAVER PLUS
特徴 :上手くすれば5万km走れるミシュランの中堅低燃費タイヤ。
良い点:驚異的な摩耗耐性。バランスよくキビキビ走れる。
悪い点:距離を走らないとゴムが硬化して摩耗しなくなり性能低下が加速する。


1-4-2)少し性能を落としても価格を抑えた低燃費タイヤが良いあなた

YOKOHAMA ECOS ES31
特徴 :あまり走らない人に良いヨコハマのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:有名メーカーなのに安い。ゴム劣化は比較的ゆっくりなので年数使える。
悪い点:柔らかくグニャグニャして疲れる。ちょいちょい乗りなら気にならない。


DUNLOP ENASAVE EC203
特徴 :年間走行距離が多めの人に良いダンロップのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:摩耗に強く沢山走れる。低燃費性能も燃費も’AA’と少し良い。
悪い点:ゴム劣化がやや早めなので3年程でヒビと性能低下が目立つ。


TOYO NANO ENERGY 3
特徴 :とにかく安いトーヨーのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:有名メーカーのカタログモデルで一般的な販売価格が最も安い。
悪い点:ウェットがやや弱い。ゴム劣化が早めなのでグリップ低下が気になる。




1-4-3)ちょっと走りを重視したいあなた

BRIDGESTONE POTENZA RE003
特徴 :ブリヂストンのライトスポーツタイヤ。
良い点:結構しっかりグリップなのにS001よりだいぶ安い。
悪い点:少し減りが早め。燃費は落ちます。


YOKOHAMA S.drive AS01
特徴 :ヨコハマのライトスポーツタイヤ。
良い点:そこそこハイグリップ。ブリヂストンRE003より安い。ゴム劣化はゆっくりめ。
悪い点:マイナーチェンジは入っているもののパターンは結構古く最新技術の投入は限定的。


DUNLOP DIREZZA DZ102
特徴 :ダンロップのライトスポーツタイヤ。
良い点:結構ハイグリップの良いタイヤ。ブリヂストンRE003より安い
悪い点:ゴムの劣化が早めなので経年劣化による性能低下が早め。3年使い切りなら問題ない。


1-4-4)なにより価格を重視するあなた

FALKEN ZIEX ZE914F
特徴 :ファルケンのスポーツコンフォート低燃費タイヤ。
良い点:安い。比較的剛性が高く走りに安定感がある。
悪い点:ウェットにやや弱い。経年劣化による性能低下が顕著。


TOYO DRB
特徴 :トーヨーのライトスポーツタイヤ。
良い点:安い。パターンがオシャレ。
悪い点:スポーツタイヤとは言っても設計が古いので正直期待はしてはいけない。


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新車装着タイヤからのタイヤ交換 – 2016年-ブリヂストン編➂

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1.ブリヂストンのタイヤ装着車編➂

1-1)TURANZA(トランザ)

1-2)POTENZA(ポテンザ)

1-3)ECOPIA(エコピア)

・軽コンパクトカー

・中大型普通車

・ミニバン

1-4)Bシリーズ



1-3)ECOPIA(エコピア)

現装着タイヤがECOPIA(エコピア)の場合
いわゆる低燃費性能を売りにした新車装着タイヤで低燃費性能が意外と高い。転がり抵抗性能は公表されていませんし、どの車種用かにより違いますが概ね’A’~’AA’程です。一般市販用のエコピアのEX20と同グレードと考えて差し支えありませんがEX20シリーズの方がグリップや走行性能が高い傾向にあります。同じ型式であっても性能は軽コンパクトカー・中大型普通車・ミニバンと車種によって違うので、カテゴリーに分けてまとめていきます。

 

・軽コンパクトカー
現装着
タイヤ
同メーカー
同格タイヤ
他メーカー
同格タイヤ
メーカーブリヂストンブリヂストンヨコハマダンロップトーヨーミシュラン
タイヤ
銘柄
ECOPIA
EP25
EP150
など
軽コンパクト
ECOPIA EX20C
軽コンパクト
BluEarth AE-01F
軽コンパクト
LE MANS4
LM704
コンパクト
NANO
ENERGY2

軽なし
コンパクト
ENERGY
SAVER
PLUS


ENERGY SAVER
特性
比較
高い燃費性能と安全性能を併せ持った純正装着用低燃費タイヤです。グレーディングについては公表されていませんが、概ね転がり抵抗性能'A'~'AA'程です。ゴム質の劣化はゆっくりですが、純正装着タイヤとしては摩耗は若干早めです。全般的な性能としては市販用エコピアより若干低く、ネクストリーより高い。全般:
一番近い
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
やや優れる
走行性能:
やや劣る
摩耗:
劣る
全般:
ほぼ同等
低燃費性能:
やや優れる
ウェット:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや劣る
摩耗:
劣る
全般:
優れる
低燃費性能:
ほぼ同等
ウェット:
ほぼ同等
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
優れる
摩耗:
ほぼ同等
全般:
やや劣る
低燃費性能:
やや優れる
ウェット:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
優れる
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
やや優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
やや優れる
走行性能:
優れる
摩耗:
優れる

1-3-1)より経済性を重視したいあなた

DUNLOP ENASAVE EC203
特徴 :ダンロップのベースグレードタイヤ。
良い点:高い低燃費性能と耐摩耗性能を持つ為、沢山走るあなたに。しかも安い。
悪い点:ゴムの劣化は早めなのでちょっとしか走らない方には向かない。


BRIDGESTONE NEXTRY
特徴 :ブリヂストンのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:ゴム劣化が遅いのであまり走らないあなたに。長く使えて安い。
悪い点:ブランド力の高さからヨコハマエコスとそれほど性能差はないのに価格が高い。


YOKOHAMA ECOS ES31
特徴 :ヨコハマのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:ゴム劣化が遅めで安い。あまり走らずコストかけたくないあなたにベスト。
悪い点:柔らかく腰が弱いので長距離は少々疲れる。摩耗は早め。


1-3-2)ちょっと走りを重視したいあなた

BRIDGESTONE POTENZA RE003
特徴 :ブリヂストンのライトスポーツタイヤ。
良い点:結構しっかりグリップなのにS001よりだいぶ安い。
悪い点:少し減りが早め。燃費は落ちます。


YOKOHAMA S.drive AS01
特徴 :ヨコハマのライトスポーツタイヤ。
良い点:そこそこハイグリップ。ブリヂストンRE003より安い。ゴム劣化はゆっくりめ。
悪い点:マイナーチェンジは入っているもののパターンは結構古く最新技術の投入は限定的。


DUNLOP DIREZZA DZ102
特徴 :ダンロップのライトスポーツタイヤ。
良い点:結構ハイグリップの良いタイヤ。ブリヂストンRE003より安い
悪い点:ゴムの劣化が早めなので経年劣化による性能低下が早め。3年使い切りなら問題ない。


1-3-3)タントやN-BOXなど背の高い軽に乗っているあなた

BRIDGESTONE ECOPIA EX20C TYPE H
特徴 :ブリヂストンがハイト系軽自動車用に設計した専用タイヤ。
良い点:特有のフラつきや偏摩耗を抑えてくれる。EX20と同価格帯。
悪い点:特別ないがハイト系性能については期待のし過ぎは禁物。


TOYO TRANPATH LuK
特徴 :トーヨーがハイト系軽自動車用に設計した専用タイヤ。
良い点:特有のフラつきや偏摩耗をかなり抑えてくれる。
悪い点:濡れた路面に多少弱い。経年劣化による性能低下が早め。


・中大型普通車
現装着
タイヤ
同メーカー
同格タイヤ
他メーカー
同格タイヤ
メーカーブリヂストンブリヂストンヨコハマダンロップトーヨーミシュラン
タイヤ
銘柄
ECOPIA
EP25
EP150
など
中大型乗用車
ECOPIA
EX20
中大型乗用車
BluEarth A
AE50
中大型乗用車
LE MANS4
LM704
中大型乗用車
NANO
ENERGY2
中大型乗用車
ENERGY
SAVER
PLUS
特性
比較
高い燃費性能と安全性能を併せ持った純正装着用低燃費タイヤです。グレーディングについては公表されていませんが、概ね転がり抵抗性能'A'~'AA'程です。ゴム質の劣化はゆっくりですが、純正装着タイヤとしては摩耗は若干早めです。市販用エコピアのEX20は低燃費性能ではわずかに劣るものの安全性能は高く、濡れた路面での制動性能は純正装着タイヤよりかなり高い。全般:
一番近い
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
やや優れる
走行性能:
やや劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
優れる
低燃費性能:
やや優れる
ウェット:
優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
優れる
走行性能:
やや劣る
摩耗:
劣る
全般:
一番近い
低燃費性能:
ほぼ同等
ウェット:
ほぼ同等
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
摩耗:
やや優れる
全般:
ほぼ同等
低燃費性能:
やや優れる
ウェット:
やや劣る
ドライ:
ほぼ同等
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
摩耗:
やや劣る
全般:
優れる
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
やや優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
優れる
摩耗:
優れる
1-3-4)より経済性を重視したいあなた

DUNLOP ENASAVE EC203
特徴 :ダンロップのベースグレードタイヤ。
良い点:高い低燃費性能と耐摩耗性能を持つ為、沢山走るあなたに。しかも安い。
悪い点:ゴムの劣化は早めなのでちょっとしか走らない方には向かない。


BRIDGESTONE NEXTRY
特徴 :ブリヂストンのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:ゴム劣化が遅いのであまり走らないあなたに。長く使えて安い。
悪い点:ブランド力の高さからヨコハマエコスとそれほど性能差はないのに価格が高い。


YOKOHAMA ECOS ES31
特徴 :ヨコハマのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:ゴム劣化が遅めで安い。あまり走らずコストかけたくないあなたにベスト。
悪い点:柔らかく腰が弱いので長距離は少々疲れる。摩耗は早め。


1-3-5)ちょっと走りを重視したいあなた

BRIDGESTONE POTENZA RE003
特徴 :ブリヂストンのライトスポーツタイヤ。
良い点:結構しっかりグリップなのにS001よりだいぶ安い。
悪い点:少し減りが早め。燃費は落ちます。


YOKOHAMA S.drive AS01
特徴 :ヨコハマのライトスポーツタイヤ。
良い点:そこそこハイグリップ。ブリヂストンRE003より安い。ゴム劣化はゆっくりめ。
悪い点:マイナーチェンジは入っているもののパターンは結構古く最新技術の投入は限定的。


DUNLOP DIREZZA DZ102
特徴 :ダンロップのライトスポーツタイヤ。
良い点:結構ハイグリップの良いタイヤ。ブリヂストンRE003より安い
悪い点:ゴムの劣化が早めなので経年劣化による性能低下が早め。3年使い切りなら問題ない。


1-3-6)運転の疲れを軽減したいあなた

BRIDGESTONE Playz PX
特徴 :ラクをコンセプトに設計されたブリヂストンのセダン専用設計タイヤ。
良い点:最大限にフラつきを抑えて運転者ラク。肩凝り腰痛、疲労からくる眠気の軽減
悪い点:ちょっと割高感がある。しかしラクという安全性には換えられないものがある。


・ミニバン
現装着
タイヤ
同メーカー
同格タイヤ
他メーカー
同格タイヤ
メーカーブリヂストンブリヂストンヨコハマダンロップトーヨーミシュラン
タイヤ
銘柄
ECOPIA
EP25
EP150
など
ミニバン
ECOPIA
EX20RV
ミニバン
BluEarth
RV02
ミニバン
ENASAVE
RV504
ミニバン
TRANPAT
mpZ
ミニバン対応
ENERGY
SAVER
PLUS
特性
比較
高い燃費性能と安全性能を併せ持った純正装着用低燃費タイヤです。グレーディングについては公表されていませんが、概ね転がり抵抗性能'A'~'AA'程です。ゴム質の劣化はゆっくりですが、ミニバン特有の肩減りとフラつき抑制性能は市販用ミニバンタイヤに比べると低め。全般:
優れる
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
やや優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
摩耗:
やや優れる
全般:
優れる
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
優れる
走行性能:
やや優れる
摩耗:
ほぼ同等
全般:
やや優れる
低燃費性能:
ほぼ同等
ウェット:
ほぼ同等
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
摩耗:
やや優れる
全般:
一番近い
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
摩耗:
ほぼ同等
全般:
やや優れる
低燃費性能:
やや劣る
ウェット:
やや優れる
ドライ:
やや優れる
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
やや優れる
走行性能:
優れる
摩耗:
ほぼ同等
1-3-7)上質な快適性能を持ったミニバンタイヤを求めるあなた

BRIDGESTONE REGNO GRVⅡ
特徴 :ブリヂストンの最上級コンフォートタイヤREGNOのミニバン用タイヤ。
良い点:ミニバンタイヤの偏摩耗とフラつき耐性に加え、上質な乗り心地と最上級の静粛性能を持つ。
悪い点:高価。ですが値段には換えられない価値はあります。


TOYO TRANPATH LuⅡ
特徴 :トーヨーのミニバン用タイヤトランパスの最上級コンフォートタイヤ。
良い点:高い快適性能を持つ。ミニバンタイヤの先駆者トーヨーのトランパスブランド。
悪い点:経年劣化による性能低下は早めなので快適性能は3年くらいまでが目処。


1-3-8)ミニバンタイヤなんて知らん。安いことが大事だというあなた

DUNLOP ENASAVE EC203
特徴 :ダンロップのベースグレードタイヤ。
良い点:安い。高い低燃費性能と耐摩耗性能を持つのでミニバンでも多少は持ちが良い。
悪い点:ゴムの劣化は早め。ミニバンタイヤのような偏摩耗耐性はありません。


BRIDGESTONE NEXTRY
特徴 :ブリヂストンのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:偏摩耗が気にならないほど走らないあなたに。ゴム劣化はゆっくりめ。
悪い点:ミニバンタイヤのような偏摩耗耐性はありません。目一杯安くするなら他メーカー。


YOKOHAMA ECOS ES31
特徴 :ヨコハマのベースグレード低燃費タイヤ。
良い点:偏摩耗が気にならないほど走らないあなたに。ゴム劣化が遅めで安い。
悪い点:ミニバンタイヤのような偏摩耗耐性はありません。柔らかいのでフワフワする。


1-3-9)運転の疲れを軽減したいあなた

BRIDGESTONE Playz PX-RV
特徴 :ラクをコンセプトに設計されたブリヂストンのミニバン専用設計タイヤ。
良い点:最大限にフラつきを抑えて運転者ラク。肩凝り腰痛、疲労からくる眠気の軽減
悪い点:ちょっと割高感がある。しかしラクという安全性には換えられないものがある。


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新車装着タイヤからのタイヤ交換 – 2016年

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新車装着タイヤ

少し前までの新車装着タイヤ

一昔前までは新車装着タイヤと言えば、とりあえずついてりゃ良いやってタイヤなイメージを持っている方も多いはず。確かに以前は一部の高級車を除けば、車のグレードに合っていないと思えるタイヤがついていることも多くありました。自動車メーカーとしては、馬力やデザイン、内装など車を購入する人に対する訴求力のある部分にはコストをかける必要がありました。しかし、そこをいくとパッと見黒いだけのタイヤは、言わば靴底のようなもので興味を持つ人も少なく、コストが掛けづらかったと考えられます。しかし、履いてしばらくすればデザイン同様、靴底の大切さにも気づくでしょう?


昨今の新車装着タイヤ

高級車に限らず車にあったタイヤが新車装着タイヤとして採用され出したのは、まだ10年に満たない最近のことのように感じます。最近では新車装着タイヤの役割が見直され、コストだけでなく車の性能を引き出す重要なパーツとして車に合った適正なタイヤが新車装着されるようになりました。
新車装着タイヤが見直され出したのは、長期にわたり燃料価格が高騰したことでプリウスのような燃費性能の高い車が支持された頃です。新型車のCMと言えば必ずと言って良いほど「リッター何km」というフレーズが使われ、新車の購入の第一注目事項が「燃費」という方が非常に多くなったことに起因すると考えられます。自動車メーカーは未だ続く低燃費競争に突入した時期で、コンマ1を競う燃費性能を上げるべくエンジンや空力だけでなくタイヤにも低燃費性能を求めました。また低燃費性能だけでなく、車の性能やその車種を選ぶ方の嗜好に合ったタイヤがつけられるようになり出しました。これらは日本の自動車メーカーが世界でも大きなシェアを持ち、走りにこだわりのある欧州や走行距離が多い北米など多くのニーズに応えるよう付加価値を付けた結果、自動車メーカーがタイヤにも様々な役割を求めたことで起こった事象と言えます。

繰り返しますが、昨今の新車装着タイヤは車の性能に合ったものが多く、逆に言えば新車装着からタイヤの性能を落とせば車の性能も落とす結果になるわけです。それ故、新車装着タイヤを知り、車に合ったタイヤを選んであげることが重要になるわけです。


あなたの新車装着タイヤを知ってタイヤを選ぼう

タイヤの側面を見てみましょう。タイヤメーカーとタイヤ名称の印字があります。それがあなたの車についている新車装着タイヤのメーカーと名称です。国内メーカーの場合、そのほとんどが新車装着専用タイヤで一般市販タイヤにはないタイヤが装着されています。これを元にあなたのタイヤを選んでみましょう。


注)ほぼ全ての純正装着タイヤに言えることですが、名称が同じであっても実は全く同じタイヤではありません。特徴は似ていますが車種に合わせて特性が変えられているので、純正装着タイヤの特徴とタイヤ交換後の性能差については指標と考えてください。

1.ブリヂストンのタイヤ装着車編

1-1)TURANZA(トランザ)

1-2)POTENZA(ポテンザ)

1-3)ECOPIA(エコピア)

1-4)Bシリーズ


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新車装着タイヤからのタイヤ交換 – 2016年-ブリヂストン編➁POTENZA(ポテンザ)

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1.ブリヂストンのタイヤ装着車編➁

1-1)TURANZA(トランザ)

1-2)POTENZA(ポテンザ)

1-3)ECOPIA(エコピア)

1-4)Bシリーズ



1-2)POTENZA(ポテンザ)

現装着タイヤがPOTENZA(ポテンザ)の場合
言わずと知れた高い運動性能を備えたスポーツタイヤですが、新車装着タイヤとしてのPOTENZAはかなりバランスを重視して設計されています。一般市販タイヤとしてはPOTENZA S001が非常に近しいモデルですが、概ねS001の方が性能が高い。新車装着用タイヤはグリップや快適性能では劣る代わりに、耐摩耗性能は新車装着タイヤが大きく勝っている。

現装着
タイヤ
同メーカー
同格タイヤ
他メーカー
同格タイヤ
メーカーブリヂストンブリヂストンヨコハマダンロップトーヨーミシュラン
タイヤ
銘柄
POTENZA
RE050
RE040
RE070
など
POTENZA
S001
ADVAN
SPORT
V105
SP
SPORT
MAXX
050+
PROXES
T1
SPORT
Pilot
Sport4

または
Pilot
Sport3
特性
比較
高い剛性と耐摩耗性能を備えたスポーツコンフォートタイヤです。
グリップなどの走行性能だけに傾倒しすぎず、静粛性能や乗り心地などにも配慮されたバランスの良いタイヤです。
全般:
優れる
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
優れる
走行性能:
やや優れる
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
やや優れる
摩耗:
劣る
全般:
走り良い
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
優れる
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
やや優れる
摩耗:
やや劣る
全般:
ほぼ同等
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
やや優れる
ウェット:
やや劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
やや劣る
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
一番近い
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
ドライ:
やや優れる
ウェット:
やや優れる
摩耗:
やや優れる
現装着
タイヤ
同メーカー
同格タイヤ
他メーカー
同格タイヤ
メーカーブリヂストンブリヂストンヨコハマダンロップトーヨーミシュラン
タイヤ
銘柄
POTENZA
S001
POTENZA
S001

一般市販用
ADVAN
SPORT
V105
SP
SPORT
MAXX
050+
PROXES
T1
SPORT
Pilot
Sport4

または
Pilot
Sport3
特性
比較
高いグリップ性能に静粛性能や乗り心地を合わせたプレミアムコンフォートタイヤです。
全てを捨てない贅沢な設計の素晴らしいバランスタイヤです。純正タイヤとしては摩耗が早めです。
一般市販用S001と完全に同じものではありません。
全般:
一番近い
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
やや優れる
ウェット:
やや優れる
摩耗:
やや劣る
全般:
走り寄り
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
優れる
ドライ:
やや優れる
ウェット:
やや優れる
摩耗:
ほぼ同等
全般:
やや劣る
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
やや優れる
ウェット:
やや劣る
摩耗:
ほぼ同等
全般:
やや劣る
乗り心地:
劣る
静粛性能:
劣る
走行性能:
やや劣る
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
高速良い
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
やや優れる
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
ほぼ同等
摩耗:
やや優れる

1-2-1)ある程度走りの良さを残しながら快適性能を高めたいあなた

YOKOHAMA ADVAN dB V551
特徴 :スポーツブランドADVANの快適性能を備えたフラッグシップタイヤ。
良い点:静粛性能や乗り心地が高い。走行性能も良い。
悪い点:ドライグリップ性能や剛性は幾らか劣る。


DUNLOP VEURO VE303
特徴 :コンフォートとしてはガッシリ、しっかりとしたタイヤ。
良い点:サイドウォールも厚くガッシリとした作りで安定感が良い。
悪い点:濡れた路面では少し滑るのとノイズが大きくなる。


1-2-2)同系統で少し性能を落としても価格を抑えたいあなた

BRIDGESTONE POTENZA RE003
特徴 :1つ下のグレードだが、満足できるグリップと走行性能を持つ。
良い点:S001に比べて随分安価。高剛性で十分なグリップを持つ。
悪い点:走行性能は中々だが快適性能では、S001に水をあけられている。


DUNLOP DIREZZA DZ102
特徴 :1つ下のグレードだが、中々のグリップと走行性能を持つ。
良い点:S001の6~7割の値段。剛性も高くハンドリング性能も高い。
悪い点:ゴムの劣化が早めなことと、ウェットグリップが少し弱いこと。


1-2-3)静粛性能や乗り心地は諦めるから激安にしたいあなた

FALKEN ZIEX ZE914F
特徴 :スポーツとコンフォートの特徴を併せ持つ。
良い点:割と高剛性で走行性能は高い。摩耗にもそこそこ強い。
悪い点:うるさくはないが静粛性は結構落ちる。


1-2-4)激安で多少のスポーツ性能が欲しいあなた

TOYO DRB
特徴 :一昔前のタイヤだけど一応スポーツタイヤ。
良い点:パターンは結構かっこいいと思うのでドレスアップに良いかも。グリップもそこそこ。
悪い点:スポーツタイヤとしては二流だけどスタイルとして履くなら問題ない。


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新車装着タイヤからのタイヤ交換 – 2016年-ブリヂストン編➀TURANZA(トランザ)

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1.ブリヂストンのタイヤ装着車編➀TURANZA(トランザ)

1-1)TURANZA(トランザ)

1-2)POTENZA(ポテンザ)

1-3)ECOPIA(エコピア)

1-4)Bシリーズ



1-1)TURANZA(トランザ)

現装着タイヤがTURANZA(トランザ)の場合
TURANZA(トランザ)とは’TOURING POTENZA’(ツーリング ポテンザ)に由来すると言われている。つまりスポーツタイヤのPOTENZA(ポテンザ)の高い運動性能をツーリングに必要な快適性能に振り分けたタイヤというわけです。POTENZAの派生のようでいて、快適性能により大きく性能が振られれている為、ある程度の運動性能を持ちながら、より快適性能が高いタイヤであるREGNOやPlayzなどが近しいタイヤとなる。

現装着
タイヤ
同メーカー
同格タイヤ
他メーカー
同格タイヤ
メーカーブリヂストンブリヂストンヨコハマダンロップトーヨーミシュラン
タイヤ
銘柄
TURANZA
ER33
ER300
ER370
普通車
REGNO
GR-XI
普通車
ADVAN
dB V551
普通車
VEURO
VE303
普通車
PROXES
C1S
普通車
Primacy3
ミニバン専用
REGNO
GRVⅡ
ミニバン専用
同格なし
ミニバン専用
同格なし
ミニバン専用
TRANPATH
LuⅡ
ミニバン対応
Primacy3
特性
比較
静かさと快適な乗り心地を持つ純正のコンフォートタイヤです。
快適性能はレグノよりは劣りますが走行性能と摩耗性能は勝ります。
走りを重視する欧州を中心とした全世界ブランドであるが故、快適性能のみに突出せずバランスを重視したタイヤです。
全般:
より快適
乗り心地:
やや優れる
静粛性能:
やや優れる
走行性能:
やや劣る
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
やや優れる
摩耗:
劣る
全般:
一番近い
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
やや優れる
摩耗:
やや劣る
全般:
やや劣る
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
やや劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
やや劣る
乗り心地:
やや劣る
静粛性能:
やや劣る
走行性能:
ほぼ同等
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
劣る
摩耗:
やや劣る
全般:
高速良い
乗り心地:
ほぼ同等
静粛性能:
ほぼ同等
走行性能:
やや優れる
ドライ:
ほぼ同等
ウェット:
やや優れる
摩耗:
やや優れる

ネットでの販売価格は大抵:ブリヂストン>ヨコハマ>ダンロップ>ミシュラン>トーヨーの順で安くなっていく為、グレードを同じくして価格を抑えたいときの参考にして下さい。但し店買いするときはミシュランはブリヂストンに次いで高価なことが多いので注意です。




1-1-1)もっとグリップや走行性能が欲しいあなた

BRIDGESTONE POTENZA S001
特徴 :比較的静かで乗り心地の良いスポーツタイヤの代表格です。
良い点:ドライ・ウェットグリップ、剛性などの走行性能が上がります。
悪い点:摩耗は早いので沢山走る方には贅沢か。価格はレグノと同等で高価。


MICHELIN Pilot Sport 4またはPilot Sport 3
特徴 :比較的静かで走れるバランス重視のタイヤです。
良い点:高剛性で高速性能と走行性能が高い。摩耗にも強い。
悪い点:うるさくはないが静粛性は敵わない。乗り心地は少し硬め。


1-1-2)少し性能を落としても価格を抑えたいあなた

BRIDGESTONE Playz PX
特徴 :全体的に若干性能が落ちるが近しいタイヤ。
良い点:運転が快適で疲れにくい。ウェットグリップが非常に高い。
悪い点:ちょっと割高感があるが運転の疲れにくさに価値を見出せるあなたには魅力大。

YOKOHAMA BluEarth A AE50
特徴 :1つ下のグレードだが比較的静かで乗り心地もしなやか。
良い点:ウェットグリップが非常に高い。だいぶん安価。
悪い点:摩耗が早めで寿命30,000km前後なので走行距離が少ない人向き。


DUNLOP LE MANS 4 LM704
特徴 :1つ下のグレードだが剛性高くしっかりしたタイヤ。
良い点:走りはシャキッとする。REGNOの半分の値段。
悪い点:ロードノイズは大きくなる。乗り心地が多少ゴツゴツする。


1-1-3)ミニバンで少し性能を落としても価格を抑えたいあなた

YOKOHAMA BluEarth RV02
特徴 :スタンダードミニバンタイヤとしては非常に静かで乗り心地もしなやか。
良い点:ウェットグリップが非常に高い。だいぶん安価。
悪い点:バランスよく特別見当たらないがサイズラインナップが足りていないこと。


DUNLOP ENASAVE RV504
特徴 :経済性を重視したミニバン専用タイヤ。
良い点:摩耗に強く沢山走れる。燃費もクラス最高レベル。だいぶん安価。
悪い点:レグノに比べれば静粛性能や乗り心地は随分劣る。


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ピレリから新発売のライトスポーツタイヤ「DRAGON SPORT」の評価は?

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F1オフィシャルサプライヤーであるイタリアのタイヤメーカーPIRELLI(ピレリ)から、この春発売されたライトスポーツタイヤ「DRAGON SPORT(ドラゴンスポーツ)とはこれ如何に?!


発売経緯

ピレリのタイヤであることと名前から「中国」とピンと来たあなたはマニア。ピレリのスポーツタイヤと言えばP-ZEROであり、P-ZEROシリーズの中で最も安価なタイヤはP-ZERO NERO GT、安価とは言ってもそれなりにするわけです。そこでより安価でライトなユーザーを取り込むべく設計発売されたのがドラゴンスポーツというわけです。2016年3月13日現在、正直言って新商品なのでまだ扱っているショップも少なく、売れればこれから更に安くなると思うので最安のショップは順次更新しておきます。


評価

やわなエコタイヤなんか履いてられるか。やっぱりハイグリップだ!でも高いのは困る・・・なぁ・・・そもそもサーキットを走るわけではないので実はそこまでではないというあなたにピッタリ。正直言ってドライはダンロップDIREZZA DZ102と比べても同等か幾らか劣る。なぜだかスポーツタイヤなのにウェットにかなり気を使った太い縦溝のためだろう。太い太過ぎる!だが確かに耐ハイドロプレーニング(アクアプレーニング)現象性能は高く、昨今のゲリラ豪雨でも安心して走れます。なんて頼りになるんだ!もうスポーツタイヤの本懐であるドライなんてどうでも良くなって来た・・・いやいやドライもホントに良いんですよ。そしてスポーツタイヤなのに耐摩耗性能も高く消しゴムのようにゴリゴリ減っていくことがないのでコストパフォーマンスも良く転がしタイヤとしても優秀です。熱にもある程度の強さを持っているので、サーキット走行でもない限り長時間高速走行してもダレることはないでしょう。


DragonSport04

正面

DragonSport_outside07

アウトサイド

DragonSport_inside08

インサイド

 

DragonSport05

側面


価格

安いです。前述しましたが摩耗にも強いのでコスパも良いです。まだ安くなると思いますが、新商品だし早く手に入れたいあなたは下の表のサイズから現状の安いとこをリンクしておきました。

2016年5月10日追記

もう底値と言っていい価格になりました。DZ102を下回る価格で売られており非常に買いやすくなりました。





サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
店頭販売参考価格:店売り全て込みで、サイト管理者がこれなら安いと考える1本単価
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。

DRAGON SPORT
インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20275/30R20 97Y--1
245/35R20 95Y--1
19255/35R19 96Y--1
245/35R19 93Y--1
235/35R19 91Y--1
245/40R19 98W--1
18245/40R18 97Y--1
235/40R18 95W--1
225/40R18 92W--1
245/45R18 100Y--1
225/45R18 95W--1
215/45R18 93W--1
17245/45R17 95W--
235/45R17 97W--1
225/45R17 91W--
215/45R17 91W--1
備考1.エクストラロードタイヤです。
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