「サマータイヤ」カテゴリーアーカイブ

ミシュラン満足保証プログラムにあのタイヤが追加

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グズグズ言わず結論からいきましょう。
ミシュランプログラムにミシュランのスタンダード低燃費タイヤ「エナジーセイバープラス(ENERGY SAVER PLUS)」が加わりました。ナビゲーターとしては正直言って「マジか?!」って感じです。

 

満足保証プログラムってなに?

ミシュラン満足保証プログラムとは、「もしあなたが購入した対象のタイヤに満足できなかったら全額返金します」という夢のような強気プログラムです。

 

対象のタイヤは?

現状は以下のタイヤが対象です。
Pilot Sport4
Pilot Sport3
Primacy3
LATITUDE Tour HP
LATITUDE SPORT 3
LATITUDE SPORT
・LATITUDE DIAMARIS
Premier LTX
※ランフラットタイヤは対象外です。

 
これに「エナジーセイバープラス(ENERGY SAVER PLUS)」が加わります。

 

利用方法は?

応募用紙に必要事項を記入して領収証を貼り付けて送付すれば登録完了です。保証書が送られてくるので紛失しないよう車検証などに挟んで保管しておきましょう。
応募用紙はこちら

 

期間は?

返金期間は購入から60日以内です。つまり1ヵ月以上十分に試して決められます。
プログラムの終了期間については未定で、近いうちに終わるようなことはなさそうです。

 

返金範囲は?

交換に伴って発生した工賃などの費用も返金されます。

 

メリットは?

タイヤは高額にもかかわらず、一般に試走も出来ず自分で確かめることなしに選ばなければなりません。しかし、このプログラムなら、しっかり自分の車で自分が気に入るか試すことが出来ます。万が一気に入らなければ全額返金されるので、「他社のタイヤを履く前に一度試してみる」なんてことも可能なのです。







エナジーセイバープラスの追加はいつから?

今のところ日程までははっきりしていませんが2017年2月後半から満足保証プログラムに追加される予定みたいです。

ここの下部にある対象商品に追加されたら開始です。

【2月22日追記】
ミシュラン公式HP上ではまだ更新されていないようですがお店にはセイバーシリーズが追加された応募用紙が配られましたし、対象となる旨のアナウンスもされました。

 

なぜ追加されたのか?

➀エンドユーザー及びショップからの声が多くあったようです。
➁シェアを伸ばすため、なんとか履いてもらいたい。
➂ミシュランとしては履いてもらえば満足してもらうだけの自信がある。

➀は名目で実は➁、➂が本音かもしれません。

 

どんなタイヤ?

➀バランスの良い低燃費タイヤ。
➁非常に摩耗に強いので沢山走れる。
欧州メーカーのタイヤらしくスタンダード低燃費タイヤながら走行性能が高く、高速性能も高い。エコ性能だけに傾倒せず安全性も走りも犠牲にしていないのが売りなのです。

詳しくはこちら

 

まとめ

・ミシュランのタイヤに興味があるけど試す勇気がなかった。
・満足保証プログラムは知っていて試してみたかったけどグレードの高いタイヤばかりしかなかった。
・この記事やエナジーセイバープラスの評価を見て試してみたいと思った。

これらの方は一度試してみるのも良いかも知れません。

 

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【新商品情報】ブリヂストン「ECOPIA NH100シリーズ」

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ECOPIA EX20(イーエックスニーマル)シリーズの後継モデルのスタンダードタイヤです。
因みにNHとは製品コンセプトであるウェット性能とその持続性や低燃費性能の高次元な調和ということでNew Harmony(ニューハーモニー)の略だそうです。ネーミングセンスについては( ^ω^)・・・ですがバランスを重視した低燃費スタンダードタイヤがコンセプトだということが分かります。

 

1.NH100シリーズの特徴

1-1.シリーズ全般の特徴

1-1-1.ウェット性能とその低下抑制

ウェット制動試験をベースグレードであるNEXTRY(ネクストリー)と比較
※50プリウスで時速80kmからABS作動での制動試験

 

➀新品時
NEXTRYが36.4mに対しECOPIA NH100は35.1mと車体2/3台分ほどNEXTRYより早く停車

 

➁20,000km走行後
NEXTRYが43.0mに対しECOPIA NH100は39.3mと車体1.5台分ほどNEXTRYより早く停車

 

新品時でも大きな差ですが、ある程度摩耗が進んだ場合の制動距離の差は更に顕著です。こんなときを想像してください。見通しの悪い雨の日、「子供が飛び出してきた」とか「前の車が急停止した」といった場合です。「はねてしまった」、「追突してしまった」なんて結末は想像するだけでゾッとします。僅か数メートルの差のように思えますが、その数メートルが止まれるかぶつかってしまうかの大きな差となるのです。

 

1-1-2.耐摩耗性能の向上

ベースモデルNEXTRYと比べて耐摩耗性能30%向上
前身となるECOPIA EX20からも向上

 

それに加えてコンパウンドの経年劣化もゆっくりなのでベースグレードタイヤより1年余分に走れるかも知れません。購入先にもよりますが1年あたりのコストで考えるとベースグレードタイヤと大差ないケースもあります。しかも安全性はNH100の方が断然上なんです。

 

1-1-3.燃費性能の向上

ベースモデルNEXTRYと比べて転がり抵抗係数5~16%向上
前身となるECOPIA EX20からはわずかに向上

 

低燃費性能を無視できない昨今の自動車事情から、新車装着タイヤもかなり低燃費性能の高いタイヤが装着されているケースが多くあります。新車装着タイヤについては転がり抵抗係数が公表されていませんが、例えばプリウスに装着されている新車装着タイヤはグレーディング’AA’程度だと言われています。NH100も’AA’と新車装着タイヤ程度の低燃費性能を有しており、タイヤ交換で燃費を落とす心配をしなくて済みます

 

1-2.NH100の特徴

1-2-1.直進安定性と操縦安定性

セダン・クーペ専用設計されたプロファイルで骨格構造を最適化し、剛性コントロールシートによってトレッド剛性を最適化することで直進安定性と操縦安定性を高めています。これによりセダン・クーペに求められる走りを楽しむ快適な走行性能が実現されています。

 

1-3.NH100RVの特徴

1-3-1.

ミニバン特有の偏摩耗を抑制しフラつきを抑えるのは勿論、車体が大きく下方視界が悪いミニバンの弱点をフォローするためサイドプロテクターが採用されています。これにより少しくらいなら路肩や縁石に擦っても大丈夫なように強化されています。当然、強い力がかかったり当たり方が悪かったりすれば破れないわけではないので注意は必要です。

 

1-4.NH100Cの特徴

1-4-1.

ショルダーブロックに高剛性素材を採用することで、コンパクトカーの特性である小回りがしやすく、停車したままでハンドルを切る所謂「据え切り」による偏摩耗に対しても強くなっています。
ベースグレードであるNEXTRYと比較して41%もの大幅な摩耗耐性が実験データとして示されていますが、ブリヂストンのこの手のデータには何度か騙されているのでウォッチしていきます。







2.価格

ECOPIA EX20シリーズより定価ベースでも2%ほど値上げされました。販売価格もわずかながら上がりそうです。

 

3.まとめ

・バランスの良い低燃費スタンダードタイヤです。
・摩耗しても雨の日の安心感が高いタイヤです。
・価格は僅かに高くなりそう。

 

4.タイヤサイズ

2017年2月発売予定サイズ

 

4-1.NH100

21サイズ
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4-2.NH100RV

19サイズ
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4-3.NH100C

27サイズ
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【新商品情報】ダンロップ「LE MANS V(ルマンファイブ)」

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ついに出ます。やっと出ます。ダンロップのミドルクラスコンフォートタイヤであるルマンの最新モデルLE MANS V(ルマンファイブ)です。ナビゲーター的には2年くらい前から、そろそろモデルチェンジしてもいいんじゃないの?って思っていたタイヤだったので本当に「やっと」かぁという感じです。2017年2月発売となっています。今のところまだ発注はできないのではっきりしませんが、一応現時点で発表されている全サイズが2月1日にヨーイドンで一斉に購入できる予定のようです。

 

LE MANS 4(ルマンフォー)からの改善

ルマン4の不満点

ルマン4はバランスのとれた良いタイヤだったと思いますがナビゲーターとしては明確な不満もありました。

 

➀期待ほどではなかった静粛性

静粛性をセールスポイントのひとつにしている割には期待するほどではありませんでした。確かに継ぎ目を乗り越す際のパカンというダンピング音は非常に効果的に消してくれますが、定常的に発生するロードノイズやパターンノイズが結構気になるレベルでした。
実際、購入されたお客様でも不満を口にされる方が一定の割合存在していたので「期待を下回ってしまっていた」と言えるでしょう。

 

➁突き上げ感が気になった

サイズラインナップが豊富であり、価格帯も値ごろ感があることからロープロファイルタイヤで選択されることが多いルマンですが、ロープロにありがちな突き上げ感の緩和が十分でなく不満を感じていました。ロープロではある程度は仕方がないと思いますが、それにしても少々不満に感じていました。

 

ルマンVでの改善点等

先項で述べた不満は解消されているでしょうか?それ以外の特徴についても見ていきます。

 

➀大幅に改善された静粛性能


 

 

このデータが示す通りロードノイズ、パターンノイズともに大幅に改善されています。
下図をちょっと見て頂きましょう。左が従来モデルであるルマン4、右が今回発売されるルマンVです。

まず左右対称だったパターンがインサイドアウトサイドのあるパターンに変更されていることでコーナリング時のグリップ力などを高めています。しかし、ここで注目したいのはパターンの複雑化です。パターンノイズはタイヤが路面に接地したり、横溝の部分で地面から瞬間的に離れたりすることで発生します。
 

接地⇒離れる⇒接地⇒離れるを繰り返すと地面をゴムで叩いているようなものなのです。つまり横溝が広くブロックが大きいとパターンノイズは大きくなりがちです。そこをいくとルマンVはブロックも細かく、横溝も完全に横方向でなく斜めにすることで瞬間的に路面から離れることも少なくすることでパターンノイズを減らしています。

 

更にしなやかさを増したコンパウンドへ変更をすることで路面から拾う振動や音を最小限にし、ダンロップのコンフォートタイヤの特徴である特殊吸音スポンジで発生した音を吸収することでロードノイズの大幅な低減に成功しています。

➁やや緩和された突き上げ感


タイヤの骨格構造を最適化し、サイドウォールとトレッドのクッション性を向上させることでルマン4で不満だった突き上げ感やゴロゴロ感がある程度緩和されています。但し、単純に柔らかくなったわけではなくルマン特有のスポーティーさをしっかり残しています。

 

➂耐偏摩耗


スクエアショルダーからラウンドショルダーへ変更されたためか耐偏摩耗性が向上しています。キャンバーつけて片側使ったら裏返していた方はインアウトパターンになったので、それがかなわなくなってしまいました。







価格

若干上がりそうです。まだはっきりしませんが5%程の値上げがありそうです。

 

まとめ

ルマンと言えばコンフォートタイヤながら、走行性も高さも併せ持つバランス型のタイヤとして評価されています。今回のモデルチェンジによって、やや不満だった快適性能がしっかり向上し、スポーツコンフォートと言える素晴らしいタイヤになったと考えます。

 

発売サイズ

2017年2月発売予定サイズ
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ダンロップ DIREZZA ZIII 新発売

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ダンロップよりリアルスポーツタイヤ「ディレッツァ ズィースリー(DIREZZA ZIII)」が2017年2月より順次発売予定です。

 

1.コンパウンド

新グリップ向上剤とハイスチレンポリマーの採用で早い周回から効率的に発熱しグリップします。他方で高分子ポリマーを採用し耐摩耗性能を向上させています。
ZⅡスタースペック(以下Z2SS)でも早期から効率よくタイヤが温まり早い周回からタイムが出やすいタイヤでしたが、その傾向が更に向上しています。一方でZ2SSにあった少々熱ダレしやすい傾向は、ZⅢでも残ってしまっています。

 

2.パターン

2-1.最適化

一見代わり映えのしないパターンですが実は負荷が集中しないよう最適化されています。またZ2SSで一部分断されていたパターンが改良され連続的なパターンになり、剛性が増したと同時に路面を離さず食いつき続けるようになりました。

 

2-2.シーランド比

シー(SEA)とは溝、ランド(LAND)とは接地面のことで、一般にランドが増えれば接地面積が上がるのでグリップが良くなります。また負荷が分散するためコンパウンドの破壊が起きにくくなり摩耗に強くなります。反面、排水性能にとっては一般に不利に働くためハイドロプレーニング性能は若干ながら落ちていますが、コンパウンドの改良でウェットグリップはやや上がっています。
ZⅢではランド比を5%増やすことで負荷を分散し、接地圧を均一化することで安定したドライグリップと耐摩耗性を強化しています。

 

3.ショルダー形状


ZⅡSSは機敏な応答性を重視して肩の張ったスクエアショルダーを採用していました。ZⅢでは肩の丸いラウンドショルダーに変更され、旋回時の接地圧を均一化することでコーナリングの安定性を重視しています。形状通りZⅡSSと比べてややダルいハンドリングになった感がありますが、その分許容範囲が広くなりラインをとりやすくなったように感じられます。リカバリーの連続となるサーキット走行では取れるラインの幅が広いことは走りやすさに繋がり概ねタイムに繋がります。よりシビアなライン取りが出来る方にはクイックさが損なわれたと感じるかも知れません。

 

4.ラップタイム


この手のタイヤを履く一番の理由は何よりサーキットで誰よりも速く走るためです。グリップ性能とコントロール性能のアップによりラップタイムも短縮されています。







5.発売予定サイズ

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しかしまぁ似ているよね。

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【新商品】トーヨーのクロカンタイヤ「OPEN COUNTRY R/T」

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2016年10月1日トーヨータイヤから「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」が発売されました。

 

そもそもどんなタイヤ?

オープンカントリーは北米で販売されている人気モデルで、トーヨータイヤとしてはMTとATの間の性能という位置づけで提案しています。
北米では税制優遇などの理由からピックアップが好んで乗られています。しかし、スタッドレスタイヤが普及していないため、雪の降る地域ではATやMTで年中過ごす人が大多数です。そんな北米で人気のクロカンタイヤが「オープンカントリー」なのです。

 

特性は?

R/TはRugged Terrainの略だそうで「でこぼこのある」、「ごつごつした」、「起伏のある」地形や路面に特化して設計されています。しかし、悪路を走行する方でも大半は舗装路走行であるので、オンロードでの快適性能もある程度確保するよう設計されています。

 
サイドウォールもおしゃれ
oprt_box02_img01

 

性能は?

オフロード:
少々の悪路なら難なくこなしてくれます。
オンロード:
ゴロゴロ感はありますし、ある程度音もしますが思ったほどではありません。
雪道   :
氷でなければ滑りながらも走れるでしょう。
コーナー :
オーバースピードだと横方向へ階段状にガガガっと僅かずつ振り出されます。
燃費   :
新車装着タイヤとの比較で落ちます。

 

サイズラインナップは?

opencountru_hustler今回のリリースは軽自動車用2サイズのみ

165/60R15:
ハスラー、キャストアクティバ
185/85R16:
ジムニー

要望が多ければ、北米で展開されているサイズの発売もありそうです。

 

まとめ

オンロードでのある程度の快適性能も確保しながらオフロードの走破性も持ちます。
見た目もクロカンスタイルに出来、ジムニーは勿論ハスラーやキャストアクティバもクロカンぽさを大幅アップして注目度もアップできます。丸さの際立つキャストには少々見た目のエッジがきつ過ぎるかもしれません。
エンジンが運転席から近い軽自動車なのでエンジン音により走行音はそれほど気になりませんし、この手のタイヤとしては乗り心地のゴロゴロ感は少ないと思います。しかし、この手のタイヤですから快適を期待してはいけません。

 

ハスラーやキャストでこのタイヤを検討されていて、口コミを参考にするならラダーフレームのトヨタ系の四駆の方の意見は鵜呑みにしない方が良いと考えます。というのもナビゲーターもトヨタ四駆にマッドタイヤを履かせて乗っていたのですが、ラダーフレームは振動などを運転席に伝えにくいようで、「すごくウルサイ!」、「乗り心地最悪!」と言われているタイヤでもそれほど気になったことがなかったのです。車の骨格構造がモノコックフレームであるハスラーやキャストは全く違うと考えた方が無難です。

 

裏話

ナビゲーターのお客様でも、日本に正式上陸する前に並行輸入品でジムニーに履いて楽しんでいる方が何人かいらっしゃいます。雪深い地域に走って遊べる場所があるそうで、意図的に滑らせてみたり、しっかりトラクションするのを楽しんだりと遊んでいます。乗り心地や音もそれほど不快感がなくスタイルとしてもカッコイイので見た目だけで履くのもありだと思います。

 







タイヤサイズ

日本販売サイズ
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北米販売サイズ-並行輸入品で買えるサイズもあります

インチタイヤサイズ備考
2237x12.50R22LT 123QE
35x12.50R22LT 117QE
37x13.50R22LT 123QE
2037x12.50R20LT 126QE
35x12.50R20LT 121QE
35x12.50R20LT 125QF
33x12.50R20LT 114QE
37x13.50R20LT 127QE
35x13.50R20LT 121QE
LT305/55R20 121/118QE
LT305/55R20 125/122QF
LT295/55R20 123/120QE
LT285/55R20 122/119QE
LT325/60R20 126/123QE
LT315/60R20 125/122QE
LT285/60R20 125/122QE
LT275/65R20 126/123QE
1835x12.50R18LT 123QE
33x12.50R18LT 118QE
37x13.50R18LT 124QD
LT285/60R18 122/119QE
LT285/65R18 125/122QE
LT275/70R18 125/122QE
LT285/75R18 129/126QE
1737x12.50R17LT 124QD
35x12.50R17LT 121QE
37x13.50R17LT 121QD
LT295/70R17 121/118QE
LT285/70R17 121/118QE
LT255/80R17 121/118QE
16LT305/70R16 124/121QE
LT315/75R16 127/124QE
LT285/75R16 126/123QE
LT265/75R16 123/120QE
1531x10.50R15LT 109QC
備考 C ~ F はロード ID
C : 6 プライ相当
D :8プライ相当
E : 10 プライ相当
F : 12 プライ相当

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未使用状態のタイヤの保管期間と性能低下についてハッキリさせようじゃないか

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「製造してから時間が経ったタイヤは使用していなくても性能が低下しているので買わない方が良い」こんな話を聞いたことがありますか?ナビゲーターは職業柄よく耳にします。そこで製造からの保管期間と性能低下の関係について白黒ハッキリさせましょう。

本当に低下するのか?

結論から言います「しません」
より科学的に言えば、「ゼロではないが無視できるレベル」が正しいでしょうか。

まず事実として、業界最大手のブリヂストンが「適正保管されていれば、少なくとも3年はほとんど性能変化がない」という検証実験の結果を公表しています。
ブリヂストン:適正保管タイヤは、3年間同等の性能を保つ
一方で保管期間中に性能低下する試験結果は公表されていますでしょうか?ナビゲーターは見たことありません。

使用に際して過酷な環境にさらされるタイヤのゴムは化学的に安定な物質であり、簡単に自然に変質していくものではありません。もし置いてあるだけで簡単に劣化するような不安定な物質であれば、1トンを超える車に押しつぶされて変形を繰り返し、高速走行し、真夏に走行して触れば火傷するほどの温度になるのに、性能を長期に保っていられるわけがないのです。つまり、適正管理された倉庫に置いてあるだけで劣化して性能低下するなどというのは考えにくいのです。
更に言うならば、長年タイヤに関わる仕事をしていますが、お客様などから保管期間が長かった未使用タイヤを使用したら滑ったなんていう話も耳にしたことがありませんし、そのような統計データも見たことがありません。冷静に見れば車に装着され、高温になったり激しく変形したりし始めた時点から徐々に劣化が始まると考えるのが妥当ですし、各メーカーの見解も同様です。

つまり科学的根拠や統計的データもないが、なんとなくそれっぽいという感覚的な話が、如何にも真実のように流布されてしまっているようなのです。




大手タイヤ販売店から始まった

では、なぜこのような話が発生し、広まってしまったのでしょう?ナビゲーターの聞いた話ではこんな経緯があったようです。
メーカー系タイヤショップは扱える商品が概ね自社ブランドに限られる上に安売りが難しい。価格をコントロールしたい本部からの締め付けが厳しいためです。そうなると何かしら「付加価値をつけるしかない」。

そこで生み出されたのが「新鮮タイヤ」という売り文句です。付加価値として製造から時間あまりが経っていないことを売りにしたのです。なるほど化学的根拠もデータもないが、なんとなくそうかなと思ってしまうような話。
そんな話がなんとか売り上げを上げなければと、熟慮せず使われるようになってしまったこと、その企業が大手だったこと、加えてネット社会になって急激に拡散してしまったこと。これらによって根拠なく本来品質に問題がない製品に悪評が付いてしまったのです。

繰り返しますが保管期間中に劣化する試験結果をナビゲーターは知りません。
価格で勝負するのが難しいメーカー系大手タイヤショップによる販売の為の苦肉の策が、火のない所に煙を立ててしまったのです。

皮肉なことだ

定かではありませんが、「新鮮タイヤ」を最初にうたったのは他でもないブリヂストン系タイヤショップのタイヤ館だそうです。だとすれば、ブリヂストン本体が直系ショップに過度な安売りを禁止した結果、新しいタイヤを欲するユーザーが増えたということになります。タイヤ館以外の販売店からは要求や苦情、ユーザーからは問い合わせなどが増加しブリヂストン本体は「少なくとも3年は問題ない」と実験まで行って火消しを行ったことになります。これが本当ならば、皮肉な結果ですね。

欧州メーカーは取り合わない

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製造年週が新しいものを要求したり、古いものが入荷したので新しいものに交換を要求しても、コンチネンタルやピレリなど名門欧州メーカーは取り合ってくれません。唯一得意先にのみ対応しているのは日本市場にある程度理解のあるミシュランくらいです。(ノーチェックで出荷させるより僅かばかり高い仕入れになりますけど。)

なぜ名門メーカーでも対応しないのか?

彼らの言い分はこうです。
性能に変化がないのにどうしてそんなことをしなければならないのか?理屈でなく気持ちの問題だろう?合理的じゃない。そんなことをしたら古いものが残って新しいものから出荷され、結果として破棄しなければならないタイヤが増える。確認するための手間も管理するための手間もかかる。その手間も当然タダではないのだ。
といった具合です。

しかも、そんなことをしたらこれらのコストは誰が吸収するのか?勿論購入するユーザーです。不条理に思うならズレているのは半分あなたです。不合理で過剰な要求をしているのはユーザーです。ならば、その要求に応えるためにかかったコストをユーザーが払うのは当然です。半分というのは問題はそんなことを気にしない人も割を食うことです。
日本人はタダであることに慣れ過ぎています。しかし大抵は見かけ上のタダであって、その分のコストはちゃんと乗せられている。しかも知らないうちにあなたが払っています。実は合理的でない要求をする一部のユーザーのせいで、それに応えているメーカーの製品は余計に高く売られているのです。本来からすれば、そういった要求をするユーザーから手数料をとって販売するのが、それ以外の人にも幸せな道なのですけれど…




少し簡単な化学の話をしましょう

実験器具

出来るだけ簡単に話します。
よく劣化と言っているのはいったい何なのでしょう?
➀ゴムとオゾンや酸素などが反応して、化学的に別の物質や状態に変化している
※ゴム分子は加硫による架橋で柔軟性を獲得していますが酸化により、この架橋が切れると柔軟性を失います。
➁均一に分散されたゴムから油が抜けるなど大きな構造が変化している
概ね考えられるこの2つのことについて考察してみましょう。

➀化学変化

ゴムは安定した物質です。故に何年も過酷な環境下に置かれながら車を走らせ、止め、支え、曲げてくれます。しかし、長年外部からの熱などのエネルギーと酸素などが加われば化学構造が変化して柔軟性や弾性を失っていきます。安定した物質であるゴムが化学変化をしようとするとき、外部からのエネルギーはそれなりに大きなものでなければなりません。その一番の悪者であるエネルギーは「熱」だと言われています。よく最も悪者扱いされる「紫外線」も問題ですが、走行時などに加わる熱エネルギーに比べれば影響は小さく、直射日光を避けてあげれば簡単に大気中の酸素と反応していくことはありません。
但し、オゾンは非常に反応性の高い物質です。オゾンは僅かなエネルギーでもゴムをボロボロにするので気を付ける必要がありますが、反応性が高い物質は不安定です。故に普通の環境ではほぼゼロ、無視できるレベルしか存在していません。
つまり管理倉庫保管なら大幅な性能低下は考えにくいということになります。

➁構造変化

製造されたタイヤの素材はゴムや油などが均一に分散されています。しかし熱や変形などで硬化防止剤や油が浸み出したり、均一性が失われ性能が低下します。この変化もそれなりに大きなエネルギーを必要とするので、高温になることがない保管時にはほぼ進行しませんが、使用開始してからは高温になるため進行します。やはり使用を開始してから進行すると言って差し支えないのです。

つまりいつかは劣化するけれど保管されている状態なら、無視できるほどゆっくり進み、使用が始まると無視できないほど劣化が早くなるというわけです。

完全と言えないのも事実である

多くの有名メーカーでは未使用でも製造から3年経ったタイヤは出荷しないのが一般的です。これは強く徹底されていて、内部の者の不正でもない限り、都市伝説のように裏ルートで市場に出回るようなことはありません。チップにされて燃料になる未来が待っています。有名企業のコンプライアンスは厳しいのです。(但し経過2~3年ほどで安く売られるケースはあるようです。)
さてこれを読んだ皆さんの疑問はもっともです。もし適正保管されていれば性能低下しないならば、5年経とうが10年経とうが出荷すれば良い、なぜ廃棄するんだ?
あなたのおっしゃる通りです。性能低下は「ゼロ」ではない。
故にどこかで線を引いて廃棄する必要があるのです。その線が多くのメーカーで3年で出荷停止、廃棄なのです。保管期間3年というのは全く問題ないレベルですが、使用される期間を加味しての対応と考えられます。




カスタマーセンターに確認してみた

電話しながらメモ
ブリヂストンとダンロップに確認してみましたが、ともに同様の回答でした。

:ナビゲーター、:カスタマーセンター

ナ:
管理倉庫に保管されている未使用タイヤが3年は性能低下しないというのは本当ですか?
カ:
はい。実験結果によってほぼ変化はないことが確認されています。
ナ:
3年経過したタイヤは出荷しないと聞きますが?
カ:
はい。出荷停止し、廃棄処分され、燃料用などに使われます。
ナ:
なぜ3年なのですか?
カ:
3年を超えるとわずかですが性能低下していきますので、出荷してから使われる時間も考え3年としています。
ナ:
なるほど食品と違って直ぐに消費されるわけではないですものね。
ナ:
製造後すぐと3年保管した場合で使用開始の初期性能が変わらないのは分かりました。劣化の速度に差はでないでしょうか?
カ:
それは確認できていませんが大きな差はないと考えています。
カ:
なるほど分かりました。色々と有難う御座いました。

まとめ

白黒つけようじゃないかと言っておいて無責任ですが完全とはいえない結論です。
タイヤは保管期間に性能が低下するか?について当サイトの結論は限りなく白に近いグレーです。
「少なくとも3年以内に製造され、管理倉庫で保管されていたタイヤについては性能低下はほぼ無視できるレベルであって、問題ない」

古いものを買いたくない心理は理解できるのでナビゲーターもお店では出来る限り新しいものを提供しますし、当サイトの販売リンクも配慮したお店選びをしています。
わざわざ古いものを選択する必要はありません。しかしまた神経質になる必要もありません。

結論:少なくとも製造から3年以内の未使用タイヤは安心して購入及び使用して問題ありません。
理屈はおいといて「気になる」(大事なこと)ならば購入を避けるのが良いと思います。




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知ったら怖くなる。あなたのタイヤは雨の日でも大丈夫?

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JAFが公開しているタイヤの状態と制動距離の関係を実験した動画がすごく分かりやすくて興味深かったので紹介してみます。

実験条件

➀車種    :プリウス
➁空気圧   :前230kPa、後220kPa(メーカー標準)
➂夏タイヤ  :ECOPIA EP25(プリウス純正)
 新品 :残り溝 7.6mm
 5分山:残り溝 4.7mm
 2分山:残り溝 3.1mm
 ※法定限度は残り溝1.6mm
➃スタッドレス:BLIZZAK REVO1
 5分山:残り溝 4.5mm

 

ドライ 時速60kmでの制動

JAF制動試験ドライ60kmh

1)スタッドレスはやや不利
やはり氷などに対応すべく設計されたスタッドレスは通常の舗装路では不利です。コンパウンドの対応温度帯が低温でも柔らかくなるように設計されているので路面温度が高くなればなるほど不利にはたらきます。

 

2)慣らしは重要
新品は慣らしが終わっていないのでこんなものでしょうか。

 

3)山がない方ほど早く止まる
5分山が2分山に負けたのは意外に思うかもしれませんが、考えてみれば当然でレースでも溝がない方が有利ですよね。レースシーンは極端としても、この場合考えられるのは5分山の方がブロックの高さがある為、倒れこみによって接地面積が少なくなったり、力が集中した結果でしょう。接地面積が狭いのはグリップに不利ですし、力が集中すればコンパウンドが耐えられず削れていくことで制動距離が伸びますし、過度に熱が発生してしまうことも制動距離を伸ばす要因になるでしょう。

 

ブロック倒れ込み

 

ドライ 時速100kmでの制動

JAF制動試験ドライ100kmh

結果は先程と同様ですね。注目すべきは時速が60kmから100kmなっただけで、制動距離が大きく伸びたということです。止まるまでに要した距離は約3倍です。スピードの出し過ぎには注意しましょう。




ウェット 時速60kmでの制動

概ねドライの時速60kmと同等の結果でしたので画像は割愛。大きな差は出ませんでしたが夏タイヤの2分山とスタッドレスでは2mほど制動距離が伸びました。2mと言えば横断歩道が大抵4mですから半分は過ぎてしまいます。

 

ウェット 時速100kmでの制動

JAF制動試験ウェット100kmh

 

1)残り溝との関係
個人的には制動距離の順位については最も予想通りと思える結果でした。排水溝の深さに従ってよく止まるという単純な結果です。新品と5分山があまり変わらないのは予想通りでしたが、法定限度の1.6mmの倍ほどの残り溝がある2分山でこれほど制動距離が伸びる結果は動画を見て驚きました。

 

2)残り溝が5分山のスタッドレスが滑った理由
スタッドレスは十分な残り溝があるのに滑るのは細かいサイプが水を含むことが大きな要因と考えられます。また全体にブロックが小さく倒れこみが大きくなりがちなことも原因の一つと考えられます。
ブリヂストンの発砲ゴムは残り溝5分山でなくなる(動画でも発砲ゴムと通常ゴムがまだらに見える1分30秒頃)ので影響は少ないと考えられるが、水を含み制動距離を幾らか伸ばした要因となった可能性もあります。

 

残り溝と制動距離の関係
残り溝と制動距離

 

旋回制動

JAF制動試験ウェット旋回制動

 

最後にウェット時の旋回制動。スタッドレス5分山は水膜の上に乗ってしまっている所謂ハイドロプレーニング現象のような状態を起こしており、ハンドルを切っても、車はおかまいなしに今進んでいる方向へ進み続けようとします。コントロール不能の大変危険な状態と言えます。
現実に起これば曲がり切れず対向車線に飛び出して行って衝突という結果になります。相手がダンプカーだったりすれば大事故は免れないでしょう。しかも、中央線をオーバーしているのはこちらなのです。

 

では動画を見てみましょう

 

まとめ

1.路面上がドライであれば、タイヤによる極端に大きな差は出ない。それでもスタッドレスは時速60kmですら車1台分の差があることは認識しておくべき。
2.ドライの時速60kmと時速100kmでは約3倍の制動距離の差があるがタイヤの状態では極端な差はない。
3.ウェットであっても時速60kmなら極端な制動距離の差はない。しかし、スタッドレスは車1台分も前へ出てしまう。
4.ウェットで時速100kmでは制動距離に極端に大きな差が出て、2分山とスタッドレスの5分山は制動距離が非常に長い

 

当然ですが出来ることならスタッドレスの履きつぶしは避けた方が良いという結果でした。そうはいってももったいと思う気持ちもわかります。もし履きつぶしをするなら濡れた路面では十分に速度を落とし、注意して運転してください。





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ヨコハマのSUVタイヤブランドGEOLANDARのオールテレーンがリニューアル

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新商品名はGEOLANDAR A/T G015

GEOLANDAR A/T-S G012(2006年発売)からGEOLANDAR A/T G015へ変更になります。10年の時を経てのリニューアルであり、ヨンク好きのナビゲーターとしてもハァハァしちゃいます。

 

GeolanarATG015

 

性能について

オフロードでの走破性と耐久性を向上させ、背反するオンロードでの快適性や静粛性も高められ全体的な底上げが図られています。

オフロード:特に悪路でのカット耐性が改良されています。また、横方向の溝の面積比率を増やすことでエッジ効果を増し、トラクションの増大を実現しています。当然、雪上性能も上昇しています。

オンロード:パターンの見直しとコンパウンド変更により静粛性能が大きく改善されています。また、オレンジオイルの配合などのブルーアーステクノロジーの採用でウェットグリップが向上しています。同時にコンパウンドのしなやかさが長持ちしグリップや快適性能が長持ちするようになりました。

 

002-yokohoma-g015-intro-lineup-sorrel-river-resort

 

デザイン

ショルダー部分のデザインが美しく、高いトラクション性能を期待させます。先代を踏襲したアウトラインホワイトレターが一部サイズに採用されているようですが、詳細は不明なため追って報告します。

 

GeolanarATG015-01

GeolanarATG015WL

 

やっぱりアメリカンホイールはカッコいいなぁってわけでちょっと脱線してみる。
左のホイールはKMC XD128で安価なタイヤセットでこんな感じ

 

右のホイールはMKW MK-46 M/L+でジオランダーのG012つけてこんな感じ

やっぱりMKWはお手頃価格ですね。G015が出たら、また安くセットを売っているところを探しておきます。

発売サイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20LT285/55R20 122/119S--
275/55R20 117H--1
LT325/60R20 121/118S--
275/60R20 115H--
18225/55R18 98H--
285/60R18 116H--
275/60R18 113H--
265/60R18 110H--
235/60R18 107H--1
255/70R18 113H--
17215/60R17 96H--
275/65R17 115H--
265/65R17 112H--
245/65R17 111H--1
235/65R17 108H--1
225/65R17 102H--
LT315/70R17 121/118S--OWL
LT285/70R17 121/118S--OWL
LT265/70R17 121/118S--OWL
P265/70R17 113T--OWL
LT245/75R17 121/118S--
16235/60R16 100H--
215/60R16 95H--
255/65R16 109H--
275/70R16 114H--
P265/70R16 111T--OWL
265/70R16 112H--
P255/70R16 109T--OWL
255/70R16 111H--
P245/70R16 106T--OWL
245/70R16 111H--1
P235/70R16 104T--OWL
225/70R16 103H--
215/70R16 100H--
LT315/75R16 127/124R--
LT285/75R16 126/123R--OWL
LT265/75R16 123/120R--OWL
LT245/75R16 120/116S--
LT225/75R16 115/112R--OWL
205/80R16 104T--1
175/80R16 91S--
LT235/85R16 120/116R--OWL
LT215/85R16 115/112R--
185/85R16 105/103L--
15165/60R15 77H--
265/70R15 112H--
P235/70R15 102T--OWL
P225/70R15 100T--OWL
215/70R15 98H--OWL
205/70R15 96H--
LT235/75R15 104/101S--OWL
LT215/75R15 100/97S--OWL
225/80R15 105S--
215/80R15 102S--OWL
195/80R15 96H--
175/80R15 90S--
LT33X12.50R15 108S--OWL
LT32X11.50R15 113S--OWL
LT30X9.50R15 104S--OWL
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考OWL.アウトラインホワイトレタータイヤです。

 

北米のリリースサイズを参考にすれば日本で発売される下記のサイズはまずホワイトレターでしょう。
LT265/70R17
LT285/75R16
LT225/75R16
LT235/85R16
上記以外にもありそうなので分かり次第追記します。

クリックで拡大(表の右端のOWL=アウトラインホワイトレター)
GeolanarATG015USsize





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ヨコハマの新発売カジュアルスポーツタイヤを先行で手に入れよう

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新商品はADVAN FLEVA V701

2016年8月1日発売予定です。

 

性能について

月末にメーカーの試乗会があるそうで、今のところ詳細についてはまだ不明ですがS.driveの後継の位置づけになるようで『「楽しいハンドリング」というテーマに基づいて開発されたADVANの新たなハイパフォーマンス・スポーティー・タイヤ』となっています。
いわゆるナノゴムの採用でグリップ力を増しながら、普段使いしやすいよう高い排水性能を持つパターン設計がされています。近年、本タイヤもヨコハマが特に力を入れているウェットグリップ性能が非常に高く、ラベリングは全サイズ’a’を取得しています。更にスポーティータイヤといえども経済性能や環境性能を意識したユーザーに配慮し、転がり抵抗性能もほとんどのサイズで’A’を獲得して燃費も良いです。
詳しい性能がわかったら追って報告します。

 

先行予約

性能など詳しく分かってから詳しく報告しようと思っていたFLEVAについて突然投稿したのにはわけがあります。
実は6月末頃までの先行予約で7月初旬に商品を渡せるとのことなのです。早めに手に入れたいとか、摩耗が進んでいて通常の発売まで待てないなんて方は先行で手に入れるチャンスです。
6月16日現在、ネットショップではまだ売られていないようなので、気になる方はお店に聞いてみて下さい。先行販売するネットショップをこちらでもチェックしておきます。

 





発売サイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26korogariTeiko26wetGrip26wetGrip26備考
20275/30R20 97WAaRAY1,2
255/30R20 92WAaRAY1,2
225/35R20 90WAaRAY1,2
245/40R20 99WAaRAY1,2
19265/30R19 93WAaRAY1,2
255/30R19 91WAaRAY1,2
275/35R19 100WAaRAY1,2
255/35R19 96WAaRAY1,2
245/35R19 93WAaRAY1,2
235/35R19 91WAaRAY1,2
225/35R19 88WBaRAY1,2
245/40R19 98WAaRAY1,2
225/40R19 93WAaRAY1,2
235/45R19 95WAaRAY2
225/45R19 96WAaRAY1,2
18265/35R18 97WAaRAY1,2
255/35R18 94WAaRAY1,2
245/35R18 92WAaRAY1,2
225/35R18 87WBaRAY1,2
215/35R18 84WBaRAY1,2
255/40R18 99WAaRAY1,2
245/40R18 97WAaRAY1,2
235/40R18 95WAaRAY1,2
225/40R18 92WAaRAY1,2
215/40R18 89WBaRAY1,2
205/40R18 86WBaRAY1,2
245/45R18 100WAaRAY1,2
225/45R18 95WAaRAY1,2
215/45R18 93WAaRAY1,2
235/50R18 97VAaRAY2
225/50R18 99WAaRAY1,2
235/55R18 100VAaRAY2
17255/40R17 94WAaRAY2
245/40R17 95WAaRAY1,2
235/40R17 90WAaRAY2
215/40R17 87WBaRAY1,2
205/40R17 84WBaRAY1,2
195/40R17 81WBaRAY1,2
235/45R17 97WAaRAY1,2
225/45R17 94WAaRAY1,2
215/45R17 91WAaRAY1,2
205/45R17 88WAaRAY1,2
195/45R17 85WAaRAY1,2
225/50R17 98WAaRAY1,2
215/50R17 95WAaRAY1,2
205/50R17 93WAaRAY1,2
225/55R17 97WAaRAY2
215/55R17 94WAaRAY2
205/55R17 91VAaRAY2
16215/45R16 90WAaRAY1,2
205/45R16 87WAaRAY1,2
195/45R16 84WAaRAY1,2
225/50R16 92WAaRAY2
205/50R16 87VAaRAY2
195/50R16 84VAaRAY2
165/50R16 75VAaRAY2
225/55R16 95WAaRAY2
215/55R16 93WAaRAY2
205/55R16 91WAaRAY2
195/55R16 87VAaRAY2
15205/50R15 86VAaRAY2
195/50R15 82VAaRAY2
165/50R15 73VAaRAY2
205/55R15 88VAaRAY2
195/55R15 85VAaRAY2
185/55R15 82VAaRAY2
165/55R15 75VAaRAY
備考1.エクストラロードタイヤです。備考2.リムプロテクター付きタイヤです。

 

どうでも良いですけど、初めてFLEVAを見たときどこかで見たような・・・と気になっていたのですが
↓↓↓でした。似て非なるものですけどね。答えは知的好奇心に駆られる方だけ調べてみて下さいね(笑)。ヒントはサイドウォール。

 

内緒のタイヤ

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ピレリのタイヤを買って傘を貰っちゃおうキャンペーン

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ピレリが傘くれるらしい

雨が多くて気分も乗らない梅雨。ドライバーにとっても視界は悪いし滑りやすいしで気疲れします。こんなシーズンだから(?)少しでも気分よくお出かけしてもらえるようにオリジナルグッズをくれるそうです。
このためにピレリをタイヤを買うって方はレアだとしても、購入する予定があるあなたはキャンペーン対象店か確認してもいいかも知れませんね。

 

対象商品

P ZERO
DRAGON SPORT
Cinturato P7
全て18インチ以上4本セット

 

キャンペーン期間

2016年6月末日まで
キャンペーンを越してもお店にあればくれると思うので購入店に確認してみましょう。

 

お渡し方法

タイヤ発注後にメーカーからお店などに入荷の形だそうで、キャンペーン前にお店が在庫していたタイヤでは対象商品を購入しても即渡しにならないケースもあるようです。

 

気になるプレゼント

ピレリレイニーシーズンキャンペーン2

 

宣伝させられてる感もなく控えめで良いじゃないですか。欧州メーカーのキャンペーンものって丈夫でモノが良いんですよね。

 

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