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コンチネンタルから2つの新製品発売

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ドイツの老舗タイヤメーカーコンチネンタルタイヤからアジア向けに2製品がリリースされました。世界のタイヤニーズを見ると概ね欧州は走行性能とウェットグリップ、北米は耐摩耗性や強靭さ、そして日本やアジアでは快適性能とウェットグリップが重視される傾向にあります。中国の経済的な台頭からアジア圏が重要視されていますが、まだまだ発展途上である国も多くスポーツコンタクトなどのタイヤは高価で硬過ぎと感じられる傾向にあります。そこでリーズナブルでアジア人の好む快適重視型のタイヤとして投入されたのが本2モデルです。

 

目次

ComfortContact6 CC6(コンフォートコンタクト6)

特徴

パターン刷新

2つの消音器とコンパウンド

グリップ上昇

タイヤサイズ

 

UltraContact6 UC6(ウルトラコンタクト6)

特徴

剛性を保つ排水路設計

消音器

2種のポリマー

タイヤサイズ

 

まとめ

 

ComfortContact6 CC6(コンフォートコンタクト6)

特徴

CC5からのモデルチェンジで全体的な性能アップを図っています。特に快適性能とウェットブレーキ性能、耐摩耗性能を上昇させることに注力されています。

 

パターン刷新


並べてみるとこれほどの違います。別のタイヤであるような全く新しいパターンにより耐摩耗性能や快適性能の上昇が図られています。

 

2つの消音器とコンパウンド


勢いよく流れてくる空気の流れを弱め、音波同士を干渉させることにより縦溝と路面で出来る「笛」から鳴る走行音を大幅に低減させます。

 


マフラーなどに採用されているヘルムホルツ共鳴器により音波を干渉させ走行音を大幅に低減させます。

 

より柔軟性の高い新コンパウンドの採用で、タイヤと路面が点でなく面で接触するようになったため衝撃が分散され音の発生そのものを抑えています。

 

グリップ上昇

微細密着型の新コンパウンドによりウェットグリップ性能が特に上昇しています。

 

タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
18245/45R18 96W--
17255/45R17 98W--
245/45R17 95W--
235/45R17 97W--1
225/50R17 98W--1
215/50R17 91V--
235/55R17 99W--
225/55R17 101W--1
215/55R17 94V--
225/60R17 99V--
16205/55R16 91V--
215/60R16 95V--
215/65R16 98V--
16195/50R15 82V--
195/55R15 85V--
185/55R15 82V--
205/60R15 91V--
195/60R15 88V--
185/60R15 84H--
215/65R15 96H--
205/65R15 94V--
195/65R15 91V--
185/65R15 88H--
175/65R15 84H--
15165/55R14 72H--
185/60R14 82H--
165/60R14 75T--
185/65R14 86H--
175/65R14 82H--
185/70R14 88H--
175/70R14 84H--
14175/70R13 82H--
備考1.エクストラロードタイヤです。







UltraContact6 UC6(ウルトラコンタクト6)

特徴

アジア圏で好まれる快適性能を重視しながら、高い排水性能と一定の走行性能を実現した新たなカテゴリーのモデルです。

 

剛性を保つ排水路設計


ウォータースライダーシステムと名付けられた排水路がトレッド表面の丸穴からタイヤ内部、縦溝へと雨どいのようにつながっています。これによって排水用の太い横溝を設けるのに比べて、トレッド剛性を損なわず排水することができます。

また、ブロックの倒れこみを抑制するため斜め方向に配置された溝が効率よく縦溝へと水膜を集めて排水しハイドロプレーニング現象の発生を抑えます。

 

消音器


排水用の縦溝の壁と路面で囲まれた穴が圧縮された高速の空気の通り道となり、これが笛のようになって大きな音を出します。その空気の通り道にノイズブレイカーと名付けられた消音器が設置されており、これが空気の勢いを弱めることでノイズが抑制されます。

 

2種のポリマー

ブレーキ性能やハンドリング性能を向上させる短鎖の「グリップポリマー」とコンパウンドの破壊を防ぎ耐摩耗性能を高める長鎖の「マイレージポリマー」をブレンドしグリップと耐摩耗性という相反する性能をバランスさせています。

 

タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
18255/45R18 99Y--
245/45R18 100W--1
225/45R18 95W--1
245/50R18 100Y--
235/50R18 101W--1
225/50R18 95W--
235/55R18 104W--1
17255/45R17 98W--
245/45R17 95W--
235/45R17 97W--1
225/45R17 94W--1
215/45R17 91W--1
235/50R17 96W--
225/50R17 98W--1
215/50R17 91W--
205/50R17 93W--1
235/55R17 99W--
225/55R17 97W--
215/55R17 94W--
16205/45R16 83W--
225/50R16 92W--
205/50R16 87V--
195/50R16 88V--1
225/55R16 95W--
215/55R16 93V--
205/55R16 91V--
195/55R16 87V--
235/60R16 100V--
225/60R16 98V--
215/60R16 95V--
205/60R16 92V--
205/65R16 95H--
備考1.エクストラロードタイヤです。

 

まとめ

➀コンフォートコンタクト、ウルトラコンタクトともに中国を中心としたアジア圏をターゲットに投入されたモデルです。
➁ドイツ車の純正装着タイヤシェアナンバー1であるコンチネンタルですから、ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンが中国で大成功していることも関係しているでしょう。
➂走行性能の高さが売りのコンチネンタルですが本2モデルの特性は快適性能に大きく振られています。スポーツコンタクトなどがお好みなら本モデルは選択すべきではないでしょう。
➃コンチネンタルとしては価格は抑えられていますが、今のところそれでも安くはありません。
➄より快適性重視ならコンフォートコンタクト6、走行性重視ならウルトラコンタクト6です。

 

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【新商品情報】ブリヂストンのSUV用オールテレーン「DUELER A/T001(デューラー エーティー ゼロゼロワン)」

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ブリヂストンのSUV用オールテレーンがついにモデルチェンジしました。
2002年に発売され、なんとも長く続いたモデルDUELER A/T 694(デューラー エーティー ロクキューヨン)がようやくバトンタッチです。
ガソリンの高騰でSUVの人気が低迷していたため、SUV用タイヤのモデルチェンジスパンも長くなってしまっていたように思います。しかし昨今は燃料価格もある程度安定しSUVが本来持っている使いやすさが見直されたこともあり、小型中型のSUVが人気です。そんな背景もありここ数年はブリヂストンに限らずSUV用タイヤのモデルチェンジが相次いでいます。そんな中なので需要の限定されたオールテレーンタイヤもモデルチェンジが実現したのでしょう。

 

また普通乗用車用のオールシーズンタイヤが僅かずつ普及してきたことも影響してか、準降雪地域ではスタッドレスタイヤを持たずオールテレーンで年中過ごす選択をするユーザーも増加傾向にあるようです。こんなことから限定された需要のジャンルながら、ブリヂストンもテコ入れを図ったのでしょう

 

コンセプト

オールテレーンタイヤに求められる様々な路面での走破性は勿論、時代に求められる燃費性能やライフ性能などの経済性や環境性をハイブリッドさせています。

 

特徴


あらゆる路面への対応能力をやや改善していることに加え以下の性能が改善されています。
➀低燃費性能がDUELER A/T 694に比べ転がり抵抗比較で18%低減することで上昇しています。
これはおよそ2%程度の燃費向上が期待できる値です。
※SUV用タイヤはオールシーズン性能を持たない一部のモデルを除きラベリングはありません。
➁耐摩耗性がDUELER A/T 694に比べ11%向上しています。
ゴムの硬化を考えれば溝を使い切ることが出来る方は多くないでしょう。しかしオールシーズン性能は初期溝の半分程度ですから、オールシーズン性能をより長く維持できると考えれば重要な改善です。
➂最新コンパウンドでウェット性能もやや上昇しています。
柔軟で粘り強いコンパウンドながら低燃費性能を損なわぬよう無駄な変形は抑えられています。
➃ケース剛性も高くSUV用タイヤとしてはフラフラしにくく走りやすいタイヤです。
主にオンロードでの走行安定性が増し、特に運転者の快適性が増しています。
➄一部サイズですがアウトラインホワイトレタータイヤも用意されています。
勿論ファッションで履くのもありです。

 

位置づけ


位置づけとしては正に真ん中です。しかし実際にはほとんどの方はハイウエイテレーンを選択されますから需要の多いタイヤの真ん中はDUELER H/L850(デューラー エイチエル ハチゴーマル)となります。

 

AT001のH/L850に対する比較

➀性能アップ

浅雪などの悪路走破性が大幅に高い。
耐摩耗性能やや高い。

 

➁性能ダウン

静粛性や乗り心地などの快適性能はやや劣ります。
高速安定性はやや劣ります。
低燃費性能も劣ります。

 

まとめ

➀悪路走破性はやや上がっているので雪道の安心感が上がる。
➁耐摩耗性能がやや上がっているので浅雪性能が長く続く。
➂低燃費性能は若干上昇しているが僅か2%程なので過度な期待は禁物。
➃オンロードでの快適性や走行安定性も上がっているので普段からストレスなく乗れる。
➄一部サイズでアウトラインホワイトレタータイヤが用意されているのでオシャレで履きたい方もOK。

 

準降雪地域ではスタッドレスタイヤを持つか迷う方も少なくないでしょう。特にSUVはタイヤも重く大きいので、持ち運びも大変ですし、都市部では自宅での保管場所の確保も困難です。その点、オールテレーンなら氷を除けばまさに全天候対応で1年中履きっぱなしでOKです。スタッドレスを持つ費用も場所も年2回の履き替えの苦労もありません。突然の雪でも毎日準備万端なわけですから安心です。

 

但し、以下のことに注意が必要です。
➀氷には基本的に対応できないため、通勤や送り迎えなど凍結の恐れのある早朝や夜遅くに動かなければならない方やウインタースポーツで雪山などへ出向かれる方は、オールテレーンを使われるかに関わらず冬はスタッドレスタイヤを準備するのが良いでしょう。
➁最近ではSUVとはいえFF車も多く、当然ですがそういった車では四輪駆動車ほどの悪路対応能力は期待できません。
➂浅雪性能が期待できるのは初期溝から約50%摩耗するまでで、コンパウンドの柔軟性が十分な3~4年目くらいなので浅雪性能が必要なら定期的に交換しましょう。







タイヤサイズ

全18サイズ
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ブリヂストンの新ハイパフォーマンスSUV用タイヤ

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2017年2月ブリヂストンからハイパフォーマンスSUV用タイヤ「ALENZA 001(アレンザ ゼロゼロワン)」が発売予定です。
ALENZAといえば、2006年3月に発売された「DUELER H/L ALENZA」(デューラー エイチエル アレンザ)が思い出されます。旧ALENZAのSUV用タイヤにあって快適さを重視したコンセプトは他に例が少なく「日本人に好まれる良いタイヤ」だと考えていましたが、ニッチだったのか訴求力不足だったのか数年前に廃版となりました。ガソリンが高騰しSUVが好まれなかった時代を生き残れなかったのかも知れません。そして今回「ALENZA 001」として復活したわけです。

コンセプト

プレミアムSUVのスポーティーな運動性を高次元で引き出すために専用設計されています。
旧ALENZAは乗り心地の良さや静粛性などの快適性能をコンセプトとしたSUV用のREGNO(レグノ)といったイメージでした。今回のALENZA S001はそこから大きく舵を切って快適性能を持った走行性能重視のタイヤ、SUV用のPOTENZA S001(ポテンザ エスゼロゼロワン)といったイメージでしょう。

特徴

ハイパフォーマンスカーを想定したスポーツ志向らしく、高いドライ性能を備えながらウェットについてもラベリング’a’~’b’と高い性能を持つタイヤとなっています。それに加えて、低燃費性能もラベリング’A’~’B’と高い経済性も備えています。
SUV用タイヤとしては浅溝設計のため摩耗耐性はあまり高くありません。また浅溝設計に加えて横方向のラグ溝が狭いため全天候性は皆無に等しく浅雪やダート、ぬかるみなどは苦手です。

位置づけ

SUVタイヤ全体からの位置づけとしてはスポーツ志向が強いプレミアムタイヤです。

最もスポーツ性が高いオンロード重視のハイパフォーマンスSUV用タイヤです。因みに旧ALENZAを位置づけるとすれば右上の最もコンフォート性が高いオンロード重視のタイヤといったところでしょうか。

A/T001については別の機会に報告します。

まとめ

スポーツ志向の強さに、高い安全性能と快適性能を加えたハイパフォーマンスタイヤです。
➁SUV用タイヤでありながらそれなりの低燃費性能も持ち合わせています。
➂旧ALENZAとは大きく方向性は変わったがまた別の「良いタイヤ」に仕上がっている。
➃降雪地域であれば冬はスタッドレスタイヤを使用することが前提です。

似ているタイヤ

よく似ている

高いスポーツ志向にウェット性能や低燃費性能など普段使いの性能をプラスしたSUVタイヤ。
ミシュラン LATITUDE SPORT 3

比較的似ている

高いスポーツ志向のハイパフォーマンスSUVタイヤ
ダンロップ SP SPORT MAXX 050+ SUV
コンチネンタル ContiSportContact5P(5) SUV
ピレリ P ZERO SUV







タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26korogariTeiko26wetGrip26wetGrip26備考
21295/35R21 107YAaRAY1
295/40R21 111WAaRAY1
20315/35R20 110YAaRAY1
275/40R20 106YAaRAY1
275/45R20 110YAaRAY1
265/45R20 104YBaRAY
255/45R20 101WBaRAY
245/45R20 99VBbRAY
285/50R20 112VAaRAY
275/50R20 109WAaRAY
19265/50R20 111VAaRAY1
255/50R20 109VAaRAY1
235/55R20 102VAbRAY
285/45R19 111WAaRAY1
235/45R19 95WBbRAY
265/50R19 110YAaRAY1
255/50R19 107YAaRAY1
235/50R19 99VBbRAY
255/55R19 111WAbRAY1
235/55R19 101WAbRAY
235/50R18 97VBbRAY
255/55R18 109YAbRAY1
235/55R18 100VAbRAY
225/55R18 98VAbRAY
285/60R18 116VAbRAY
275/60R18 113VAbRAY
18265/60R18 110VAbRAY
235/60R18 103WAbRAY
235/65R18 106VAbRAY
235/55R17 99VAbRAY
225/55R17 97WAbRAY
225/60R17 99VAbRAY
215/60R17 96HAbRAY
235/65R17 108VAbRAY1
225/65R17 102HAbRAY
265/70R17 113HAbRAY
215/65R16 98HAbRAY
備考1.エクストラロードタイヤです。
扁平率50以下はリムガード付きタイヤです。
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【新商品情報】ブリヂストン「ECOPIA NH100シリーズ」

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ECOPIA EX20(イーエックスニーマル)シリーズの後継モデルのスタンダードタイヤです。
因みにNHとは製品コンセプトであるウェット性能とその持続性や低燃費性能の高次元な調和ということでNew Harmony(ニューハーモニー)の略だそうです。ネーミングセンスについては( ^ω^)・・・ですがバランスを重視した低燃費スタンダードタイヤがコンセプトだということが分かります。

 

1.NH100シリーズの特徴

1-1.シリーズ全般の特徴

1-1-1.ウェット性能とその低下抑制

ウェット制動試験をベースグレードであるNEXTRY(ネクストリー)と比較
※50プリウスで時速80kmからABS作動での制動試験

 

➀新品時
NEXTRYが36.4mに対しECOPIA NH100は35.1mと車体2/3台分ほどNEXTRYより早く停車

 

➁20,000km走行後
NEXTRYが43.0mに対しECOPIA NH100は39.3mと車体1.5台分ほどNEXTRYより早く停車

 

新品時でも大きな差ですが、ある程度摩耗が進んだ場合の制動距離の差は更に顕著です。こんなときを想像してください。見通しの悪い雨の日、「子供が飛び出してきた」とか「前の車が急停止した」といった場合です。「はねてしまった」、「追突してしまった」なんて結末は想像するだけでゾッとします。僅か数メートルの差のように思えますが、その数メートルが止まれるかぶつかってしまうかの大きな差となるのです。

 

1-1-2.耐摩耗性能の向上

ベースモデルNEXTRYと比べて耐摩耗性能30%向上
前身となるECOPIA EX20からも向上

 

それに加えてコンパウンドの経年劣化もゆっくりなのでベースグレードタイヤより1年余分に走れるかも知れません。購入先にもよりますが1年あたりのコストで考えるとベースグレードタイヤと大差ないケースもあります。しかも安全性はNH100の方が断然上なんです。

 

1-1-3.燃費性能の向上

ベースモデルNEXTRYと比べて転がり抵抗係数5~16%向上
前身となるECOPIA EX20からはわずかに向上

 

低燃費性能を無視できない昨今の自動車事情から、新車装着タイヤもかなり低燃費性能の高いタイヤが装着されているケースが多くあります。新車装着タイヤについては転がり抵抗係数が公表されていませんが、例えばプリウスに装着されている新車装着タイヤはグレーディング’AA’程度だと言われています。NH100も’AA’と新車装着タイヤ程度の低燃費性能を有しており、タイヤ交換で燃費を落とす心配をしなくて済みます

 

1-2.NH100の特徴

1-2-1.直進安定性と操縦安定性

セダン・クーペ専用設計されたプロファイルで骨格構造を最適化し、剛性コントロールシートによってトレッド剛性を最適化することで直進安定性と操縦安定性を高めています。これによりセダン・クーペに求められる走りを楽しむ快適な走行性能が実現されています。

 

1-3.NH100RVの特徴

1-3-1.

ミニバン特有の偏摩耗を抑制しフラつきを抑えるのは勿論、車体が大きく下方視界が悪いミニバンの弱点をフォローするためサイドプロテクターが採用されています。これにより少しくらいなら路肩や縁石に擦っても大丈夫なように強化されています。当然、強い力がかかったり当たり方が悪かったりすれば破れないわけではないので注意は必要です。

 

1-4.NH100Cの特徴

1-4-1.

ショルダーブロックに高剛性素材を採用することで、コンパクトカーの特性である小回りがしやすく、停車したままでハンドルを切る所謂「据え切り」による偏摩耗に対しても強くなっています。
ベースグレードであるNEXTRYと比較して41%もの大幅な摩耗耐性が実験データとして示されていますが、ブリヂストンのこの手のデータには何度か騙されているのでウォッチしていきます。







2.価格

ECOPIA EX20シリーズより定価ベースでも2%ほど値上げされました。販売価格もわずかながら上がりそうです。

 

3.まとめ

・バランスの良い低燃費スタンダードタイヤです。
・摩耗しても雨の日の安心感が高いタイヤです。
・価格は僅かに高くなりそう。

 

4.タイヤサイズ

2017年2月発売予定サイズ

 

4-1.NH100

21サイズ
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4-2.NH100RV

19サイズ
[table “sizeBsEcopiaNH100RV” not found /]

 

4-3.NH100C

27サイズ
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【新商品情報】ダンロップ「LE MANS V(ルマンファイブ)」

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ついに出ます。やっと出ます。ダンロップのミドルクラスコンフォートタイヤであるルマンの最新モデルLE MANS V(ルマンファイブ)です。ナビゲーター的には2年くらい前から、そろそろモデルチェンジしてもいいんじゃないの?って思っていたタイヤだったので本当に「やっと」かぁという感じです。2017年2月発売となっています。今のところまだ発注はできないのではっきりしませんが、一応現時点で発表されている全サイズが2月1日にヨーイドンで一斉に購入できる予定のようです。

 

LE MANS 4(ルマンフォー)からの改善

ルマン4の不満点

ルマン4はバランスのとれた良いタイヤだったと思いますがナビゲーターとしては明確な不満もありました。

 

➀期待ほどではなかった静粛性

静粛性をセールスポイントのひとつにしている割には期待するほどではありませんでした。確かに継ぎ目を乗り越す際のパカンというダンピング音は非常に効果的に消してくれますが、定常的に発生するロードノイズやパターンノイズが結構気になるレベルでした。
実際、購入されたお客様でも不満を口にされる方が一定の割合存在していたので「期待を下回ってしまっていた」と言えるでしょう。

 

➁突き上げ感が気になった

サイズラインナップが豊富であり、価格帯も値ごろ感があることからロープロファイルタイヤで選択されることが多いルマンですが、ロープロにありがちな突き上げ感の緩和が十分でなく不満を感じていました。ロープロではある程度は仕方がないと思いますが、それにしても少々不満に感じていました。

 

ルマンVでの改善点等

先項で述べた不満は解消されているでしょうか?それ以外の特徴についても見ていきます。

 

➀大幅に改善された静粛性能


 

 

このデータが示す通りロードノイズ、パターンノイズともに大幅に改善されています。
下図をちょっと見て頂きましょう。左が従来モデルであるルマン4、右が今回発売されるルマンVです。

まず左右対称だったパターンがインサイドアウトサイドのあるパターンに変更されていることでコーナリング時のグリップ力などを高めています。しかし、ここで注目したいのはパターンの複雑化です。パターンノイズはタイヤが路面に接地したり、横溝の部分で地面から瞬間的に離れたりすることで発生します。
 

接地⇒離れる⇒接地⇒離れるを繰り返すと地面をゴムで叩いているようなものなのです。つまり横溝が広くブロックが大きいとパターンノイズは大きくなりがちです。そこをいくとルマンVはブロックも細かく、横溝も完全に横方向でなく斜めにすることで瞬間的に路面から離れることも少なくすることでパターンノイズを減らしています。

 

更にしなやかさを増したコンパウンドへ変更をすることで路面から拾う振動や音を最小限にし、ダンロップのコンフォートタイヤの特徴である特殊吸音スポンジで発生した音を吸収することでロードノイズの大幅な低減に成功しています。

➁やや緩和された突き上げ感


タイヤの骨格構造を最適化し、サイドウォールとトレッドのクッション性を向上させることでルマン4で不満だった突き上げ感やゴロゴロ感がある程度緩和されています。但し、単純に柔らかくなったわけではなくルマン特有のスポーティーさをしっかり残しています。

 

➂耐偏摩耗


スクエアショルダーからラウンドショルダーへ変更されたためか耐偏摩耗性が向上しています。キャンバーつけて片側使ったら裏返していた方はインアウトパターンになったので、それがかなわなくなってしまいました。







価格

若干上がりそうです。まだはっきりしませんが5%程の値上げがありそうです。

 

まとめ

ルマンと言えばコンフォートタイヤながら、走行性も高さも併せ持つバランス型のタイヤとして評価されています。今回のモデルチェンジによって、やや不満だった快適性能がしっかり向上し、スポーツコンフォートと言える素晴らしいタイヤになったと考えます。

 

発売サイズ

2017年2月発売予定サイズ
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ダンロップ DIREZZA ZIII 新発売

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ダンロップよりリアルスポーツタイヤ「ディレッツァ ズィースリー(DIREZZA ZIII)」が2017年2月より順次発売予定です。

 

1.コンパウンド

新グリップ向上剤とハイスチレンポリマーの採用で早い周回から効率的に発熱しグリップします。他方で高分子ポリマーを採用し耐摩耗性能を向上させています。
ZⅡスタースペック(以下Z2SS)でも早期から効率よくタイヤが温まり早い周回からタイムが出やすいタイヤでしたが、その傾向が更に向上しています。一方でZ2SSにあった少々熱ダレしやすい傾向は、ZⅢでも残ってしまっています。

 

2.パターン

2-1.最適化

一見代わり映えのしないパターンですが実は負荷が集中しないよう最適化されています。またZ2SSで一部分断されていたパターンが改良され連続的なパターンになり、剛性が増したと同時に路面を離さず食いつき続けるようになりました。

 

2-2.シーランド比

シー(SEA)とは溝、ランド(LAND)とは接地面のことで、一般にランドが増えれば接地面積が上がるのでグリップが良くなります。また負荷が分散するためコンパウンドの破壊が起きにくくなり摩耗に強くなります。反面、排水性能にとっては一般に不利に働くためハイドロプレーニング性能は若干ながら落ちていますが、コンパウンドの改良でウェットグリップはやや上がっています。
ZⅢではランド比を5%増やすことで負荷を分散し、接地圧を均一化することで安定したドライグリップと耐摩耗性を強化しています。

 

3.ショルダー形状


ZⅡSSは機敏な応答性を重視して肩の張ったスクエアショルダーを採用していました。ZⅢでは肩の丸いラウンドショルダーに変更され、旋回時の接地圧を均一化することでコーナリングの安定性を重視しています。形状通りZⅡSSと比べてややダルいハンドリングになった感がありますが、その分許容範囲が広くなりラインをとりやすくなったように感じられます。リカバリーの連続となるサーキット走行では取れるラインの幅が広いことは走りやすさに繋がり概ねタイムに繋がります。よりシビアなライン取りが出来る方にはクイックさが損なわれたと感じるかも知れません。

 

4.ラップタイム


この手のタイヤを履く一番の理由は何よりサーキットで誰よりも速く走るためです。グリップ性能とコントロール性能のアップによりラップタイムも短縮されています。







5.発売予定サイズ

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しかしまぁ似ているよね。

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WINTER MAXX 02とBLIZZAK VRX乗り比べてきたので報告

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ダンロップさんに試走会に呼んで頂きまして新ウインターマックス「WINTER MAXX 02」履いてきました!!
素晴らしいスタッドレスタイヤだったのでご報告します。個人的には結構好みだったわけで、その良さだったり使用に向いている方などを書いていきます。

 

ちょっとウィンターマックスのお話が続きますが2016-2017年新商品なので良しとして下さい。
例によって写真NGであってナビゲーターはチキンなので折角招いてくれたメーカー様の顔を立てるため写真はなしでお送りします。(ぶっちゃけお店で使う用にこっそり撮ったんだけども自主規制)
そんなわけで試走会場をタイトル画像で雰囲気を表現しましたが車はシルバーとか白とか画像のようにカラフルではありません。

 

試走条件

使用車種  :
アクア(AT)
試走タイヤ :
WINTER MAXX 02(以下WM02)
比較タイヤ :
WINTER MAXX 01(以下WM01)、BLIZZAK VRX(以下VRX)
タイヤサイズ:
175/65R15
空気圧   :
自動車メーカー標準空気圧(前230kPa 後220kPa)
路面状況  :
氷盤(スケートリンク)
路面温度  :
-2℃~0℃

コース

wm02testrun-course

  :三角コーン

 

コースはざっとこんな感じで、試走順はWM01、VRX、WM02で各タイヤ2周ずつしました。
スケートリンクなのでツルツルだし加速するのも難しい広さしかなく制限された中で上手く試走をする必要があります。尚且つナビゲーターはテストドライバーのように同じ条件で走ることが出来ないので完璧なテストからは程遠いですが、若い頃から毎年何度も雪山に行っているので冬道には慣れています。

 

➀加速テスト

左下からスタートしてエリアAで20km/hまで加速します。
point02タイヤが氷を掴んでいるかを感じつつ20km/hまでの加速感を確かめる。

 

➁制動テスト

ブレーキ地点でフルブレーキ(ABSあり)します。
point02エリアBのどこで止まるか比較します。因みに壁にブレーキ位置からの距離がメートル表示されていました。

 

➂自由走行

短距離ですが自由に走行テスト
point02エリアCでは敢えて目一杯多少ハンドルを切ることで横方向に無理な負荷をかけてみました。

 

➃スラローム

エリアDで蛇行運転テスト(速度は自由)
point02思い描いたラインでスムーズにスラロームが出来るかを確認しました。




感想

まずナビゲーターが走行した時点では、時間帯が遅かったためか氷の温度が高めになっており氷の表面に簡単に水膜が出来てしまうような状況でした。この為、吸水性能の高い発泡ゴム採用のVRXがかなり有利な状況でのテストになったと考えられます。その条件下での試走結果の感想です。

 

➀加速テスト

まず、自分が乗る前に他の方が試走している様子を横から観察していました。横から見ているとどのタイヤもかなり空転しており、滑りながら段々と加速していくのがよく分かりました。そんな中ではVRXが最も早く氷をとらえて前に進んでいきました。
実際に乗ってみても加速力が最も高かったのはVRXでフルブレーキ位置の手前で少し余裕を持って20km/hに到達していました。WM02もかなりしっかり路面に密着しているのを感じましたが若干VRXには劣る印象でした。WM02に乗った後に比較するとWM01は氷を掴むまでに時間がかかり中々加速していきにくく、ブレーキ位置で20km/hに到達するがやっとといったところでした。

 

➁制動テスト

全てのタイヤでしっかり氷を掴んでグググッっと効いてくれるのが分かりました。完全停止したところで壁の距離表示を見ると以下のようになりました。

WM01:
8.2mで停止
VRX :
7.0mで停止
WM02:
7.5mで停止

縦方向の効きはVRXが最も高い性能を発揮したもののWM02も十分な効きを発揮し大きな差は出ませんでした。
※速度計がデジタルで空転などでメーターが安定せず正確に20km/hでブレーキングできたかはあまり自信ないことをお詫びしておきます。30km/hと思ったら次の瞬間10km/hだったりまいりました。

 

➂自由走行

短距離で少し加速しアクセルを離しハンドルを目一杯切ってみるとVRXはインへ入り切れずコースアウトしエリアCの地点「X」でコーンに接触してしまいました。WM01はVRXよりインへ切り込めたもののVRXより加速が足りなかった印象。その点WM02はVRXと同等に加速された状態でも大きく振り出されることなく踏ん張ってコーナリングが出来た印象を受けました。コーンへの衝突はありませんでした。

 

➃スラローム

どのタイヤも無理なくスムーズにコーナリングでき、概ね思い描いたラインをとれました。但しWM01はステアリングの舵角調整が何度か必要だったのと「Y」方向へ膨らみましたが、VRXとWM02はほとんど舵角調整がありませんでした。敢えてWM02とVRXの差を挙げれば、VRXはコーナリング初動で少しタメがあってからグイッと食いつき曲がる感覚に対し、WM02はゆったりとした弧を描いて曲がっていける感覚でした。

 

座学で体験したこと

ゴムの劣化試験

wm02testrun014WM02になってから配合された「しなやか成分」の効果を体験しました。簡単に言えば、過熱して圧力をかけて変形を繰り返しオゾンなどにさらして加速劣化を促進させたゴムのサンプルを劣化前と硬さを比較しました。

➀しなやか成分なし:
明らかに硬化していた
試走タイヤ :
WINTER MAXX 02(以下WM02)
➁しなやか成分あり:
柔軟性にはほとんど差がなかった

 

ゴムの摩耗試験

発泡系のゴムとWM02の高密度ゴムをやすりで削り摩耗度の比較をしたところ、当然WM02のゴムの方が摩耗に強いという結果が出ました。以前DSX2で採用していたようなグラスピックなどの添加材を入れたゴムも別種の素材との接合面が弱く、そこから破壊が進むのでWM02のゴムより摩耗が早く進みます。




まとめ

試走で分かったこと

WM02の氷上制動性能は非常に高くカタログ通りWM01より1割ほど上がっていた。
縦方向の効きはVRXの方が僅かに良かった
コーナリング性能はWM02が優秀だった。

 

座学で分かったこと

ゴムの劣化がゆっくりになった。
摩耗に強い

 

何よりしっかりした乗り心地でフワフワしないのがナビゲーターの好みでした。乾燥路でも夏タイヤに近い安定感のある走行性能を発揮してくれるでしょう。

 

今回のテストでは分からなかったWINTER MAXX 02の特徴
乾燥路での走行でも高い走行性能高速性能

 

向いている方・車種

➀スタッドレスのフワフワ感が不快と感じる。
➁高速走行が多い。
➂沢山走る。
➃アクセルをグイグイ踏んじゃう。
➄重い車、パワーのある車に乗っている。
➅欧州車に乗っている。
➆ハイブリッドカーに乗っている。
➇ミニバンに乗っている。

 

詳しい性能はコチラ

 

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【新商品】トーヨーのクロカンタイヤ「OPEN COUNTRY R/T」

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2016年10月1日トーヨータイヤから「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」が発売されました。

 

そもそもどんなタイヤ?

オープンカントリーは北米で販売されている人気モデルで、トーヨータイヤとしてはMTとATの間の性能という位置づけで提案しています。
北米では税制優遇などの理由からピックアップが好んで乗られています。しかし、スタッドレスタイヤが普及していないため、雪の降る地域ではATやMTで年中過ごす人が大多数です。そんな北米で人気のクロカンタイヤが「オープンカントリー」なのです。

 

特性は?

R/TはRugged Terrainの略だそうで「でこぼこのある」、「ごつごつした」、「起伏のある」地形や路面に特化して設計されています。しかし、悪路を走行する方でも大半は舗装路走行であるので、オンロードでの快適性能もある程度確保するよう設計されています。

 
サイドウォールもおしゃれ
oprt_box02_img01

 

性能は?

オフロード:
少々の悪路なら難なくこなしてくれます。
オンロード:
ゴロゴロ感はありますし、ある程度音もしますが思ったほどではありません。
雪道   :
氷でなければ滑りながらも走れるでしょう。
コーナー :
オーバースピードだと横方向へ階段状にガガガっと僅かずつ振り出されます。
燃費   :
新車装着タイヤとの比較で落ちます。

 

サイズラインナップは?

opencountru_hustler今回のリリースは軽自動車用2サイズのみ

165/60R15:
ハスラー、キャストアクティバ
185/85R16:
ジムニー

要望が多ければ、北米で展開されているサイズの発売もありそうです。

 

まとめ

オンロードでのある程度の快適性能も確保しながらオフロードの走破性も持ちます。
見た目もクロカンスタイルに出来、ジムニーは勿論ハスラーやキャストアクティバもクロカンぽさを大幅アップして注目度もアップできます。丸さの際立つキャストには少々見た目のエッジがきつ過ぎるかもしれません。
エンジンが運転席から近い軽自動車なのでエンジン音により走行音はそれほど気になりませんし、この手のタイヤとしては乗り心地のゴロゴロ感は少ないと思います。しかし、この手のタイヤですから快適を期待してはいけません。

 

ハスラーやキャストでこのタイヤを検討されていて、口コミを参考にするならラダーフレームのトヨタ系の四駆の方の意見は鵜呑みにしない方が良いと考えます。というのもナビゲーターもトヨタ四駆にマッドタイヤを履かせて乗っていたのですが、ラダーフレームは振動などを運転席に伝えにくいようで、「すごくウルサイ!」、「乗り心地最悪!」と言われているタイヤでもそれほど気になったことがなかったのです。車の骨格構造がモノコックフレームであるハスラーやキャストは全く違うと考えた方が無難です。

 

裏話

ナビゲーターのお客様でも、日本に正式上陸する前に並行輸入品でジムニーに履いて楽しんでいる方が何人かいらっしゃいます。雪深い地域に走って遊べる場所があるそうで、意図的に滑らせてみたり、しっかりトラクションするのを楽しんだりと遊んでいます。乗り心地や音もそれほど不快感がなくスタイルとしてもカッコイイので見た目だけで履くのもありだと思います。

 







タイヤサイズ

日本販売サイズ
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北米販売サイズ-並行輸入品で買えるサイズもあります

インチタイヤサイズ備考
2237x12.50R22LT 123QE
35x12.50R22LT 117QE
37x13.50R22LT 123QE
2037x12.50R20LT 126QE
35x12.50R20LT 121QE
35x12.50R20LT 125QF
33x12.50R20LT 114QE
37x13.50R20LT 127QE
35x13.50R20LT 121QE
LT305/55R20 121/118QE
LT305/55R20 125/122QF
LT295/55R20 123/120QE
LT285/55R20 122/119QE
LT325/60R20 126/123QE
LT315/60R20 125/122QE
LT285/60R20 125/122QE
LT275/65R20 126/123QE
1835x12.50R18LT 123QE
33x12.50R18LT 118QE
37x13.50R18LT 124QD
LT285/60R18 122/119QE
LT285/65R18 125/122QE
LT275/70R18 125/122QE
LT285/75R18 129/126QE
1737x12.50R17LT 124QD
35x12.50R17LT 121QE
37x13.50R17LT 121QD
LT295/70R17 121/118QE
LT285/70R17 121/118QE
LT255/80R17 121/118QE
16LT305/70R16 124/121QE
LT315/75R16 127/124QE
LT285/75R16 126/123QE
LT265/75R16 123/120QE
1531x10.50R15LT 109QC
備考 C ~ F はロード ID
C : 6 プライ相当
D :8プライ相当
E : 10 プライ相当
F : 12 プライ相当

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発売!ダンロップ史上最高のスタッドレスWINTER MAXX 02 WM02のセールスポイント

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発売日2016年8月1日
摩耗に強く、安定感のある走りで定評のあるダンロップのスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX」のニューモデルが満を持して発売です。号外新聞のような販促広告を作ってくるなど力入ってます。紙面に見える「No.1」はあくまでも「ダンロップ史上」、いわゆる「当社比」というやつなので悪しからず。

ちょっと脱線しますが「他社商品と比較」は難しいんです。「恣意的な比較を行って他社商品が見劣りするように印象づけるなど」などしなければ違法にはなりませんが、当然プロモーションですから自社製品に有利な測定条件でデータ測定を行うことになるわけです。タイヤについては性能差が出る要因が多いため自社に都合のいいデータを使ったと突っ込まれる可能性はぬぐいきれません。
また「他人をけなして自分をよく見せる」のを嫌う国民性も手伝って、メーカーもそういった比較データは出しにくいようです。

 

性能・特徴

IMG_1496

氷上ブレーキ性能12%向上

より密着するナノゴムで路面への密着度が20%アップし、MAXXシャープエッジ の本数を17%増量することでエッジ効果を増やし氷上性能をアップしています。シーランド比(※1)ランド2%のアップも接地面積増加と考えると多少なりとグリップに貢献しているのかもしれません。

長持ち

しなやかさを持続する添加剤によって、「効きの持続性がアップ」。今回のモデルチェンジの目玉はこれでしょう。どうしても経年劣化で効きが悪くなるタイヤですが、ブリヂストンやヨコハマに比べて弱かった部分のテコ入れをしてきた形です。
更に、高密度コンパウンドで先代のWM01から強かった耐摩耗性もシーランド比ランド2%アップで接地面積を増加し負荷を分散することでちょっぴり向上しています。
つまり距離も沢山走れてより多くのシーズン効きの良い状態で使えるということなのでユーザーのお財布に嬉しい改良ですね。

※シーランド比…タイヤのトレッド面において、溝を刻んだ部分がトレッド全体のうちのどれだけを占めるかを表す数値。溝の部分をsea(海)、ブロックやリブをland(陸)にたとえています。一般タイヤではシーランド比30〜40%で、ウィンタータイヤでは同50%前後で仕立てられています。

 

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IMG_1500

 

こんな車に向いています

ミニバンやビッグセダン、輸入車など車重が重い、トルクが強くパワーがある車に特に向いています。
密度の高いコンパウンドなので腰砕けにならず、しっかり支えてしっかり走れます。

 

そんなあなたに向いています

年間走行距離が12,000kmを超えるあなた。摩耗に強いので長く使えます。
交換の混み合いを避けたいあなた。路面温度が十分下がっていない状態でも摩耗に強いので、早めから交換しても長く使えます。
ちょっと飛ばしちゃうあなた。速度レンジは‘Q(=時速140kmまで)’なので無茶はいけませんがフワフワしにくいので、速度レンジ以上の安心感があります。
スタッドレスのフワフワ、フラフラが気になるというあなた。このタイヤしっかりしてます。

 

こんな地域に向いています

どちらかといえば降雪が多くない地域にお勧めします。しかし、効きが悪いからという意味ではなく氷上での効きも合格点で極寒地域でも勿論お勧めできます。
ではなぜ降雪の多くない地域にお勧めするのかと言えば、もっとポジティブな理由です。
ご存じかとは思いますが、多くの国内メーカーのスタッドレスは氷上での効きを重視して低温でも硬くならないように作られています。この柔らかさが必然的に「アスファルト上を走るとよく減る」という特性に繋がります。しかも一部のメーカーはスポンジ状の気泡が入ったコンパウンドを採用しているため、より摩耗が早くなります。
しかしWINTER MAXX 02 WM02は高密度コンパウンドを採用しているのでアスファルト上であっても摩耗に強く、より細密に路面の凹凸に密着するため氷上での効きも良いのです。

 




まとめ


➀特に大きな車やミニバンにお勧め。
➁沢山走る方にお勧め。
➂高速利用が多い方にお勧め。
➃アスファルト上を走る機会が多い方にお勧め。

 

実は3年前の他社のスタッドレスの試乗会に呼ばれて行った際、最も良かったと感じたのが前身であるWM01でした。大抵は自社に最も有利な条件で試乗させるため、試乗会のホストメーカーが一番良い印象になることがほとんどです。そんな中でのことなので個人的はかなり好印象でした。一方で経年劣化は早く、4年目は効きが悪くなるのが顕著に感じられ、そこが弱みでした。
しかし、今回その弱点を改善した後継モデルですから期待せざるを得ません。

 

発売予定サイズ

最後に発売予定サイズは堂々の91サイズ。19インチ以下の大抵のサイズは揃っています。
時期がきたら表内からお得に購入できるようにします。
 

インチタイヤサイズホイールセット備考
20235/55R20 102Q
19285/35R19 99Q-
245/40R19 94Qアルファード,ヴェルファイア,スカイライン,フーガ
245/45R19 98QレクサスLS
225/45R19 92Qアテンザ
235/55R19 101Q レクサス RX, アウディ Q5, ベンツ GLC, ボルボ XC60
225/55R19 99Q-
18255/35R18 90Q-
245/40R18 93QレクサスGS,WRX
235/40R18 95Q-1
225/40R18 88Qアクセラスポーツ,シビック タイプR
255/45R18 99Q-
245/45R18 96Qセルシオ
235/45R18 94Qアコード,レクサスGS,レクサスRC,マークX
225/45R18 91Qレガシィ,クラウン,レクサスHS,プリウスα,オデッセイ
215/45R18 89Qレガシィ,エクシーガ,SAI,アクセラ,アテンザ
245/50R18 100Qフーガ,シーマ
235/50R18 97Qアルファード,ヴェルファイア,レクサスLS
225/50R18 95QC-HR,エスティマ,エリシオン,レガシィ
255/55R18 109Q ベンツ GLE,BMW X5, トゥアレグ , アウディ Q71
235/55R18 100QレクサスNX,ハリアー,RAV4
225/55R18 98Qフォレスター,エクストレイル,デリカD:5,アウトランダー,エルグランド
215/55R18 95Qデュアリス,MPV
235/60R18 107Q レクサス RX,CX-7, アウディ Q5, ボルボ XC60, ボルボ XC601
225/60R18 100Q レクサス NX, アウトバック , エクストレイル , エスクード
235/65R18 106Q レクサス RX, ムラーノ ,audhiQ7
225/65R18 103Q ムラーノ
17245/45R17 95QベンツE,アウディA4,TT
235/45R17 94QWRX
225/45R17 91Qオーリス,インプレッサ,ベンツCクラス,VWゴルフ
215/45R17 87Qプリウス,レクサスCT,86,レガシィ,インプレッサ,アテンザ,アコード
205/45R17 84Qロードスター,アクア,ノート,CR-Z,ミニ
195/45R17 81Q
235/50R17 96Qマジェスタ
225/50R17 94Qレガシィ,レクサスGS,レクサスRC,マジェスタ,アコード,インスパイア
215/50R17 91Qウィッシュ,エクシーガ,プリウスα,ジェイド,リーフ,アテンザ,ビアンテ
205/50R17 89Qインプレッサ,ラフェスタ,アクセラ,プレマシー
225/55R17 97QXV,フォレスター,レガシィB4,アルファード,シーマ,スカイライン,アテンザ
215/55R17 94Qアウトバック,レクサスHS,カムリHV,クラウン,エスティマ,ジューク,オデッセイ,ヴェゼル,ティアナ
205/55R17 91Qステップワゴン,ストリーム
225/60R17 99Qフォレスター,アウトバック,アルファード,ヴェルファイア,エクストレイル
215/60R17 96QC-HR,アルファード,ヴェルファイア,エスティマ,MPV,RVR,エリシオン,CR-V2
195/60R17 90Q
235/65R17 108QBMW X5, ボルボ XC90, ボルボ XC601
225/65R17 102Q レクサス NX, ハリアー ,RAV4,CX-5, エクストレイル ,CR-V, アウトランダー
16195/45R16 80Qデミオ,S660
205/50R16 87Qロードスター
195/50R16 84Qロードスター,ヴィッツ,スイフト
165/50R16 75Qコペン,ムーブ,キャスト
225/55R16 95Qアリスト,RX-8
215/55R16 93Q-
205/55R16 91Q86,BRZ,インプレッサ,レガシィ,レクサスCT,レクサスIS,オーリス,ブレイド,リーフ,アイシス,アコード,アクセラ
195/55R16 87Qフィールダー,キューブ,ノート,プリウス,アリオン,CR-Z
185/55R16 83Qフィールダー,スイフト,フィット,シャトル,グレイス
225/60R16 98Q-2
215/60R16 95Qクラウン,マークX,カムリ,エスティマ,MPV,オデッセイ,ティアナ2
205/60R16 92Qエクシーガ,レガシィ,プリウスα,SAI,ジェイド,ジェイド,ジューク,MPV,CX-3,ノア,VOXY,ステップワゴン
195/60R16 89Qイスト,ウィッシュ,セレナ
185/60R16 86Qデミオ
175/60R16 82Qラクティス,アクア,iQ
215/65R16 98QC-HR,アルファード,ヴェルファイア,エルグランド,エリシオン,デュアリス2
205/65R16 95Qアルファード,ティアナ2
195/65R16 92Qアテンザ
225/70R16 103Q
215/70R16 100QRAV4, デリカ D:5, アウトランダー
15195/55R15 85Q
185/55R15 82QbB,ベリーサ
175/55R15 77Qトール、タンク、ルーミー,三菱アイ
165/55R15 75QN-BOX,N-ONE,デイズ,タント,スティングレー
205/60R15 91Q
195/60R15 88Q
185/60R15 84Qフィールダー,ヴィッツ,スイフト,フィット,グレイス,シャトル
175/60R15 81Q
165/60R15 77Qソリオ,ハスラー,キャスト,Kei
215/65R15 96Q2
205/65R15 94Qステップワゴン,ストリーム2
195/65R15 91Qフィールダー,プリウス,レクサスCT,ウィッシュ,インプレッサ,プレミオ,ストリーム,セレナ,ノア,VOXY,ステップワゴン,プレマシー,アクセラ2
185/65R15 88QbB,イスト,ティーダ,ノート,デミオ,フリード,フリード(GB5~GB8),プリウス,プレミオ
175/65R15 84Qアクア,フィールダー,スペイド,ヴィッツ,フィット
165/65R15 81Qソリオ
145/65R15 72Q三菱アイ
215/70R15 98Q
205/70R15 96Q
195/70R15 92Q
14165/55R14 72Qパレット,ルークス,ライフ,ワゴンR
155/55R14 69QeKスポーツ
185/60R14 82Qロードスター
175/60R14 79Q-
165/60R14 75Qソリオ,エブリィ
195/65R14 89Q
185/65R14 86Q
175/65R14 82QbB,ヴィッツ,キューブ,ノート,フィット
165/65R14 79Qトール、タンク、ルーミー,ソリオ
155/65R14 75Qムーブ、ワゴンR、タント、N-BOX、デイズ、N-WGNなど
205/70R14 94Q-
195/70R14 91Q
185/70R14 88Qアリオン,アクシオ,プレミオ,ノート,フリード
175/70R14 84Qシエンタ,ポルテ,フィット
165/70R14 81Qアクア,ヴィッツ,パッソ,マーチ,Kei
175/80R14 88Q
13165/65R13 77Qエブリィ,アトレー
155/65R13 73Qライフ、ムーブ、ワゴンR、モコ、eK、エッセなど
175/70R13 82Q
165/70R13 79Q
155/70R13 75Qバモス、NV100、ミニカ、エブリィワゴンなど
165/80R13 83Q
155/80R13 79Qパッソ、ヴィッツ、プラッツなど
145/80R13 75Qミラ ジーノ、N-BOX、アルト、タント、ムーブなど
135/80R13 70Q
12155/70R12 73Q
145/70R12 69Q
145/80R12 74Qエッセ、ライフ、ザッツ、トッポBJなど
135/80R12 68Q
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.重量車対応設計です。
~50扁平はリムプロテクターつきタイヤです。




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ヨコハマのSUVタイヤブランドGEOLANDARのオールテレーンがリニューアル

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新商品名はGEOLANDAR A/T G015

GEOLANDAR A/T-S G012(2006年発売)からGEOLANDAR A/T G015へ変更になります。10年の時を経てのリニューアルであり、ヨンク好きのナビゲーターとしてもハァハァしちゃいます。

 

GeolanarATG015

 

性能について

オフロードでの走破性と耐久性を向上させ、背反するオンロードでの快適性や静粛性も高められ全体的な底上げが図られています。

オフロード:特に悪路でのカット耐性が改良されています。また、横方向の溝の面積比率を増やすことでエッジ効果を増し、トラクションの増大を実現しています。当然、雪上性能も上昇しています。

オンロード:パターンの見直しとコンパウンド変更により静粛性能が大きく改善されています。また、オレンジオイルの配合などのブルーアーステクノロジーの採用でウェットグリップが向上しています。同時にコンパウンドのしなやかさが長持ちしグリップや快適性能が長持ちするようになりました。

 

002-yokohoma-g015-intro-lineup-sorrel-river-resort

 

デザイン

ショルダー部分のデザインが美しく、高いトラクション性能を期待させます。先代を踏襲したアウトラインホワイトレターが一部サイズに採用されているようですが、詳細は不明なため追って報告します。

 

GeolanarATG015-01

GeolanarATG015WL

 

やっぱりアメリカンホイールはカッコいいなぁってわけでちょっと脱線してみる。
左のホイールはKMC XD128で安価なタイヤセットでこんな感じ

 

右のホイールはMKW MK-46 M/L+でジオランダーのG012つけてこんな感じ

やっぱりMKWはお手頃価格ですね。G015が出たら、また安くセットを売っているところを探しておきます。

発売サイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20LT285/55R20 122/119S--
275/55R20 117H--1
LT325/60R20 121/118S--
275/60R20 115H--
18225/55R18 98H--
285/60R18 116H--
275/60R18 113H--
265/60R18 110H--
235/60R18 107H--1
255/70R18 113H--
17215/60R17 96H--
275/65R17 115H--
265/65R17 112H--
245/65R17 111H--1
235/65R17 108H--1
225/65R17 102H--
LT315/70R17 121/118S--OWL
LT285/70R17 121/118S--OWL
LT265/70R17 121/118S--OWL
P265/70R17 113T--OWL
LT245/75R17 121/118S--
16235/60R16 100H--
215/60R16 95H--
255/65R16 109H--
275/70R16 114H--
P265/70R16 111T--OWL
265/70R16 112H--
P255/70R16 109T--OWL
255/70R16 111H--
P245/70R16 106T--OWL
245/70R16 111H--1
P235/70R16 104T--OWL
225/70R16 103H--
215/70R16 100H--
LT315/75R16 127/124R--
LT285/75R16 126/123R--OWL
LT265/75R16 123/120R--OWL
LT245/75R16 120/116S--
LT225/75R16 115/112R--OWL
205/80R16 104T--1
175/80R16 91S--
LT235/85R16 120/116R--OWL
LT215/85R16 115/112R--
185/85R16 105/103L--
15165/60R15 77H--
265/70R15 112H--
P235/70R15 102T--OWL
P225/70R15 100T--OWL
215/70R15 98H--OWL
205/70R15 96H--
LT235/75R15 104/101S--OWL
LT215/75R15 100/97S--OWL
225/80R15 105S--
215/80R15 102S--OWL
195/80R15 96H--
175/80R15 90S--
LT33X12.50R15 108S--OWL
LT32X11.50R15 113S--OWL
LT30X9.50R15 104S--OWL
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考OWL.アウトラインホワイトレタータイヤです。

 

北米のリリースサイズを参考にすれば日本で発売される下記のサイズはまずホワイトレターでしょう。
LT265/70R17
LT285/75R16
LT225/75R16
LT235/85R16
上記以外にもありそうなので分かり次第追記します。

クリックで拡大(表の右端のOWL=アウトラインホワイトレター)
GeolanarATG015USsize





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