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コンチネンタル「PremiumContact 6(プレミアムコンタクト6)」発売

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コンチネンタルタイヤから新製品「Premium Contact 6(プレミアムコンタクト6、以下PC6)」が2017年7月1日発売されました。

 

製品の位置づけ


当サイトではプレミアムスポーツタイヤと位置付けます。
参考)代表的なプレミアムスポーツタイヤ

 

名前からすると「ContiPremiumContact5(プレミアムコンタクト5、以下CPC5)」の後継のようですが、実際にはCPC5と「ContiSportContact5(コンチスポーツコンタクト5、以下CSC5)」を統合した形で、むしろCSC5の方がベースになっているようです。
 CPC5は当サイトでもプレミアムコンフォートと定義しましたが国内で言うところのプレミアムコンフォートというにはやや違和感があり、かなり走行性重視に寄っていながら走行性能も快適性能は中程度であり、上記の図ではスポーツコンフォートくらいが妥当だったかもしれません。

そこをいくとPC6は走行性能と快適性能などタイヤに要求される全ての性能を高いレベルでバランスすることが重視されており、コンチネンタルの言葉を借りれば「乗り心地、正確なステアリングレスポンス、最高の安全性、そして優れた環境特性に関して高まり続ける要求を、1つの製品で満たす」ことを目指しており、これはまさに「プレミアムスポーツタイヤ」が妥当と考えられるわけです。

 

技術的な特徴

1.新開発の結晶シリカコンパウンド

特に濡れた路面状況において優れた制動性能を発揮します。 また、CSC5の安全性能を維持しながら、耐摩耗性能は大幅に改善されました。

 

2.アドバンスド・マクロ・ブロック・デザイン

3つのテクノロジーの採用により、限界のコーナリング時における安定したコントロールを生み出します。
1)大型ショルダーブロック
2)排水機構
3)隣接ブロック同士の連動機構
パッと見あまり似てないようにみえるのですが、特にアウトサイドなどがSportContact 6から採用したトレッドパターンなのだそうです。

 

3.パフォーマンス・フットプリント

最適化したポリマーブレンドにより、接地面を最適に保ち摩耗寿命を15%以上改善しています。 また、スムーズなパターン剛性により走行快適性や走行距離が向上し車外騒音が低減されています。

 

4.パターンデザイン


高度なマクロブロック設計により、高いコントロール性能とコーナリングの安定性を発揮します。 さらに、非対称リブアングルはコーナリング時の横方向からの力を受けてもブロックが倒れこみにくく高いグリップ性能を発揮する。

 

ContiSportContact5との対比

 

CSC5との対比が本国のサイトに掲載されているので日本語化してみました。ほぼ完全上位互換と言って良い性能で特にCSC5では早かった摩耗寿命が改善され、ノイズなどの快適性能や燃費なども向上しています。燃費性能としては国内メーカーの標準的な低燃費タイヤと同等程度の性能を持っているようです。耐ハイドロプレーニング性能はわずかに低下していますが、時速200km超からのフルブレーキングが想定され高い性能を誇るCSC5が基準ですから、日本の道路事情ではなお余りある性能と言って良いでしょう。







まとめ

➀設計ベースはCSC5です。
➁CSC5の走行性能に摩耗寿命や快適性能をプラスしたタイヤです。
➂当サイトでの位置づけはプレミアムスポーツタイヤです。
➃ブリヂストンで言えばPOTENZA S001が近い。
➄バランスが良く仕上がった多くの日本人にも好まれるタイヤと言えます。
➅日本のラベリングを取得していませんが、日本の「低燃費タイヤ」に相当する性能を持っています。

プレミアムコンタクト6の性能評価や相対評価ゲージはコンチネンタル PremiumContact6

 

タイヤサイズ

日本の低燃費タイヤラベリングは取得されていないので、EUラベルを掲載しました。
日本と欧州のラベリング制度の対比
燃費  :日本’A’ ≒ 欧州’C’
ウェット:日本’a’ ≒ 欧州’A’

EUタイヤラベル korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
※日本と欧州のラベリング制度の対比
PremiumContact6
インチタイヤサイズEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCYEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCY備考
18275/40R18 103YCA1
245/40R18 97YCA1
235/40R18 95YCA1
225/40R18 92YCA1
255/45R18 103YCA1
245/45R18 100YCA1
235/45R18 98YCA1
225/45R18 95YCA1
235/50R18 101YBA1
17245/40R17 91YEA
205/40R17 84YCA1
245/45R17 99YCA1
235/45R17 97YCA1
225/45R17 94YCA1
215/45R17 91YCA1
205/45R17 88WCA1
225/50R17 98YCA1
215/50R17 95YBA1
205/50R17 93YCA1
備考1.エクストラロードタイヤです。
PremiumContact6 SUVサイズ
インチタイヤサイズEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCYEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCY備考
19255/50R19 107YBA1
255/55R19 111VBA1
225/55R19 99VCA
18255/55R18 109Y--1,⑪
235/55R18 100VBA
225/55R18 98VCA
235/60R18 107VCA1
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考⑪.2017年11月発売予定です。
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ミシュランの新スタッドレス情報

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2017年の冬シーズン、ミシュランがスタッドレスタイヤをモデルチェンジする情報を掴んだので、今出ている情報を可能な限り公開します。

 

1.変更点

➀名前

「X-ICE XI3」から「X-ICE XI3 PLUS」へ「PLUS」が追加される変更となるようです。
またSUV用タイヤも従来のLATITUDEが外れて「X-ICE」で共通化されるようです。

 

➁コンパウンドに新素材を添加

吸水性能と柔軟さの持続性を高める新素材が練りこまれるようです。

 

➂パターン

パターンに変更はないようです。こんなことから名前も「XI4」ではなく「PLUS」なのでしょう。「ENERGY SAVER PLUS」と同方式ですね。
従来は前型モデルのパターンを採用していたSUV用タイヤも普通乗用車用と同パターンに共通化されるようです。但し、SUV用には耐荷重を考慮したケースやコンパウンド調整がされるようです。

 

2.発売予定サイズ

モデルチェンジが予定されているのは一部のサイズで多くのサイズは従来の「XI3」継続です。

 

インチタイヤサイズ備考
18245/45R18 100H1
17235/45R17 97H1
225/50R17 98H1
215/50R17 95H1
235/55R17 99H
215/55R17 98H1
225/55R16 99H1
16205/55R16 94H1
215/60R16 99H1
205/60R16 96H1
215/65R16 102T1
195/65R15 95T1
15185/65R15 92T1
18235/60R18 107T1,2
17225/65R17 102T2
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.SUVサイズです。

 

その他

XI3 PLUSは全て中国生産になるようです。というのもスタッドレスタイヤの市場はほとんどが日本であり、(一部ではロシアにも供給されていますがいずれにせよ)中国が立地的に有利なためでしょう。なかなか評判の良いタイの工場での生産にならなかったのは残念です。







まとめ

➀パターンは変わらずコンパウンド変更のみ。
➁名前はXI3 PLUSでマイナーチェンジ扱い?
➂SUV用も名前、パターンともに共通化。
➃発売予定サイズは限定的で多くのサイズは来シーズン以降追加。
➄発売予定サイズ以外は従来モデルのまま。
➅「XI3 PLUS」の生産は全て中国。

 

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トーヨー「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」発売

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トーヨータイヤが新たなフラッグシップタイヤ「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」をリリースしました。2012年に発売されたのフラッグシップタイヤ「PROXES T1 Sport(プロクセス ティーワン スポーツ)」の後継モデルとなるプレミアムスポーツタイヤ(※トーヨーの位置づけはUHP)です。強くヨーロッパを意識した設計となっています。

 

技術的な特徴

新たなゴム開発技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」により相反する性能である転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を高いレベルでバランスさせた新コンパウンドを開発、採用しています。また最適化された新パターンも加わりプレミアムスポーツタイヤに要求される走行安定性やグリップ性能、快適性能などあらゆる性能をバランスよく実現させています。

 

➀リフレクトブロック

ハンドリング性能と制動性能を強化しています。一見方向性パターンのようですがインサイドアウトサイドパターンなので、左右でサイプの向きが異なる。直進安定性や排水性を考えると違和感があるところですが、トーヨータイヤとしては性能に差異はないとの見解だそうです。

 

➁動的テーパーデザイン

サイプの角を落とすことでグリップ時に角が溝に巻き込まれることによるグリップ性能の低下を防ぎます。これによりトラクション性能とハンドリング性能を向上させています。またフェザーエッジを抑えて偏摩耗を抑制してくれます。

 

➂高密度サイプ

濡れた路面での高いトラクション性能とロードノイズ、パターンノイズを低減させています。

 

➃高剛性リブ

高剛性のリブにより横方向の力にも強固で腰砕けしにくいので、しっかりとグリップし安定したコーナリングを実現しています。

 

➄バレルブロック

通常のブロックとタイヤの断面を比較してみましょう。

接地圧を均一化しグリップ性能の安定性能を向上させています。ブロック単位の偏摩耗も抑制してくれます。

 

PROXES T1 Sportからの改良点

ミクロに路面追随性能を発揮する新コンパウンドと新パターンによりウェットブレーキ性能が7%アップし、転がり抵抗性能が23%向上しています。また快適性能がやや改良されています。

 


国産のプレミアムスポーツタイヤとしては非常に軽い仕上がりです。サイドウォールも欧州のタイヤ並みに薄く軽量化されておりT1Sportとの比較で、1本平均1kg程軽くなっているとのことでした。バネ下重量を軽量化できるのでハンドリングにも少なからず良い影響を与えられるでしょう。
コンパウンドの質も良くなっており、粘りがあり柔軟性としなやかさが増しています。







まとめ

➀全サイズでウェットグリップ性能のラベリング最高グレード’a’を取得しています。
➁様々な最新技術が投入され走行性能と快適性能がバランスよく仕上がっています。
➂テーパーデザインやバレルブロックで接地圧の均一化や偏摩耗が抑制されています。
➃大幅な軽量化が実現されておりハンドリングや低燃費性もアップしています。

 

 

トーヨータイヤとしてはUHP(ウルトラハイパフォーマンス)タイヤという位置づけですが、ナビゲーター的にはプレミアムスポーツタイヤの方が適当と考えます。
タイヤの位置づけから選ぶ(普通車)にも挙げた当サイトでのタイヤの位置づけ図

UHPタイヤの代表格と言えばコンチネンタル ContiSportContact6(5P)ピレリ P-ZEROミシュラン Pilot Sport4Sなどのハイパワーマシンのパワーを十分に受け止めるタイヤですが、それらに比べると少し優しいように感じます。部分的な例を挙げれば、名立たるUHPタイヤではベルト補強材にスーパー繊維「アラミド※」とナイロンのハイブリッド繊維など使用するのが主流となっており、軽量ながら高剛性で超高速時でもトレッド形状の変形を抑えることで安定した接地面を確保しています。一方でPROXES SPORTは通常の繊維を使用しており、強度と重量で不利なため超高速域では遠心力での変形が懸念されるのです。この辺の設計の違いが「時速200km超での走行も普通にある」前提に設計された名立たるUHPタイヤと、PROXES SPORTとの差であり、「時速200km超の走行を普通」とはしていないのかなと感じるのです。
しかし日本の道は概ねきれいで時速200kmを出すこともないことを考えれば、走行性能で及ばないとしても、UHPタイヤのハードな乗り心地に比べてやわらかな乗り心地であるPROXES SPORTの方が多くの日本人に好まれるのかもしれません。

 

※アラミド…重量で鋼材の約5分の1、引張強度は約7倍。耐熱性、衝撃吸収性に優れ防弾チョッキにも使用されるスーパー繊維。

 

タイヤサイズ

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BluEarth RV-02CKを装着してみたので印象をまとめてみる

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そろそろタイヤ交換の時期だった妻の車。折角なのでハイト系軽自動車やプチバンと呼ばれる背の高いコンパクトカー向けに開発されたヨコハマタイヤの新製品「BluEarth RV-02CK(ブルーアース ゼロツーシーケー)」を装着してみます。試乗などの短い時間では分からないインプレッションも記載していきます。

 

製品特徴をおさらい

偏摩耗を抑制しフラつきを抑えるよう設計されています。
➁ミニバン専用タイヤBluEarth RV02をベースにしています。
➂軽コンパクト向けでタイヤが細いため、それに合わせてパターンを最適化しています。
車重が軽く路面に押し付ける力が弱くてもグリップするようコンパウンド調整されています。
➄車輪が小さく沢山回るので➂と相反する耐摩耗性を落とさないようバランスされています。
 

タイヤ交換前

車やタイヤのスペック

いわゆるハイト系軽自動車
車種    :ホンダ N-BOX(エヌボックス)
タイヤ   :ブリヂストンNEXTRY(ネクストリー)
タイヤサイズ:145/80R13
ホイール  :純正スチール
使用年数  :3年
使用距離  :24,000km

 

NEXTRYのインプレッション

ついでなのでNEXTRYについての使用感を書いておきます。経済性に重きを置かれた軽自動車では私がNEXTRYを選択したようにエコノミータイヤを選択される方も多いのではないでしょうか?だとするとあなたも同じような不満を感じているかも知れません。
摩耗  :早い。特に前輪外側の偏摩耗が顕著。
右左折時:外に振り出される感じが顕著。明らかに大きくロールが出ている。
車線変更:フラフラするし、収まるのも遅い。

 

仕方ない部分もあるけど、うちの妻の運転のタイヤに厳しいところ

△チョイ乗りが多くスーパーなどの狭い駐車場で切り返しも多いので、すえ切りしがち。
✕右左折時に十分な減速をせず突っ込んで曲がる。
✕惰性を使って運転せず大体アクセルかブレーキのどちらかを踏んでいる。

 

こんなことも手伝ってるんだと思いますが摩耗は早い。更に安定感に乏しいので安心感も乏しい。自分でも何度も運転してみましたが、確かにしっかり減速してハンドルを切ってあげれば先の問題は緩和されますが解決はしません。全体的にはやっぱり不満が残るタイヤでした。安く大量に仕入れたので使ってみたタイヤなので仕方ないけどね。

 

さぁ交換だ!

気を取り直して今回はポジティブな理由で使ってみたいタイヤへ交換。写真撮るの忘れて放してしまったけどNEXTRYの外肩の摩耗はひどいもんでした。ローテーションしながら使ってあげたんですが偏摩耗は顕著でした。
因みに交換するタイヤにはユニフォミティ―がマーキングされていましたが、ホイールになかったのでバルブと軽点合わせで組みました。実は間違い?タイヤの黄色い点(軽点)とバルブ位置の組み付け関係

バランスも真円性もまぁまぁこんなもんですね。ホイールへ組み付けてる感覚としてはNEXTRYとさほど変わらず、最近の低燃費タイヤらしい柔らかいタイヤです。こんな柔らかくて大丈夫か?と思いつつ、サイズが145/80R13だからこんなもんだと思い直す。しかしエアーを張ってみると左右に体重かけても当然ながらしっかりしました。

 

インプレッション

まずはファーストインプレッション

おー静か~♪駐車場は屋根付きで日が当たらないとはいえ3年経って劣化したNEXTRYとの比較なので、その差は歴然です。元々静かなRV-02ベースなので当然と言えば当然です。そして滑らか~♪何となくしっとりとしていて掛かる力が分散されている感じです。タイヤから伝わってくる音や振動は明らかに少なくなりました。エンジンの音が近い軽自動車なら十分以上のレベルです。グリップは粘りつく感覚がありしっかり路面をとらえてくれます。一方で低燃費タイヤらしくスーッと走っていきます。ただ劣化して硬くなったNEXTRYの方が伸びていく感じはしました(硬い方がグリップが悪い分、転がりは伸びやすいので当然か)。

 

トータル200kmほど運転してみて

フラつきの改善は明らかで特に右左折や車線変更の際の安定感には歴然と差が出ました。にわか雨の中を走る機会もありましたが排水がしっかりされることに加えて粘りつくグリップ感で雨の日のカーブでも安心感は絶大でした。ウェットグリップ性能のラベリングは’b’ですが、結構’a’に近い’b’なのかな?という印象です。担当営業を通して開発に問い合わせてもらったところやはり’a’を目指して開発し、どうしてもあと一歩及ばなかったそうです。まだ十分な期間走ったわけではないですが、経験上ヨコハマはコンパウンドの劣化もゆっくりめなので性能の持続性にも期待が持てます

 

予想される難点

粘りつくコンパウンドはグリップが良い分摩耗はやや早そうです。偏摩耗はある程度抑制してくれるためエコノミータイヤと比較すれば持ちは2割から5割ほど良さそうですが、年間1万km以上走る方にはまだ頼りないかも知れません。







まとめ

軽自動車は経済性に重きを置いて設計された車であり、購入して使用する我々の多くもそれを重視して選択します。しかし、最近の軽自動車は様々な安全装備を備えていたり快適な空間を備えていたりと単に経済性のみを追求するだけでなく、それ以上の車になっています。そして、その最たる車がハイト系軽自動車です。高機能化に伴い車体価格も上がり新車装着タイヤも高性能になっており、多くの場合各タイヤメーカーの中上級品が装着されています。それ故、タイヤ交換の際も中級品以上をつけてあげると違和感も少なく燃費の低下なども抑えられます。そこでどうせ中上級品を付けるならハイト系に特化して設計されたRV-02CKは有力な選択肢のひとつといえます。

 

このことを踏まえて今回のBluEarth RV-02CK(ブルーアース ゼロツーシーケー)の総評は85点といったところです。

 

良かった点

➀フラつきを抑制

ハイト系特有のフラつきを抑えて安定感のある走りができる。

➁ウェットグリップが良い

ラベリング以上にしっかりグッと止まる感覚があり安心できる。

➂静かで滑らかな乗り心地

タイヤから伝わる音や振動は大きく軽減される。

 

悪かった点

➀耐摩耗性

まだ未知数な部分を評価するべきではないのかも知れませんが、摩耗はやや早そうなので更なる改良が加えられることを期待したい。

➁低燃費性

悪いというほどではないけれど普通なのでもう少し伸びたらうれしい。

 

他の選択肢

年間1万km以上走る方はダンロップ ENASAVE RV504の方がいいかもしれません。但しRV-02CKの方がやや雨に強く快適性も高い。
トーヨーTRANPATH LuKも安いながら中々良い。近いうちにハイト系軽自動車やプチバン向けのタイヤをまとめてみます。

 

安全性に大きく配慮された設計なので、お子様の送り迎えなどにもよく使われる特性の車にはピッタリです。今まで背が高い車だから仕方ないと思っていた不満を緩和し安心感に換えてくれるタイヤです。

 

リリースされているタイヤサイズ

BluEarth RV02CK

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
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ヨコハマからハイト系軽コンパクト用タイヤ「BluEarth RV-02CK(ブルーアース アールブイゼロツー シーケー)」発売

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2017年3月23日ヨコハマタイヤからハイト系軽コンパクト向けタイヤ「BluEarth RV-02CK(ブルーアース アールブイゼロツー シーケー)」が発売されました。

 

コンセプト

軽自動車やコンパクトカーは安全装備の充実などで重量化が進み、空間を確保するため上に伸ばしハイト化されたモデルが増加しました。それに伴ってハイト系軽コンパクトカー向けのタイヤのニーズも増加し、各メーカーから対応モデルが発売されています。そして、この度ヨコハマからも「BluEarth RV-02CK」がリリースされました。

 

特徴

ハイト系軽コンパクトカーの特徴

ハイト系軽コンパクトカーは限られた大きさの中で空間を確保するため背が高く重心も高い。そのためフラつきやすいというミニバンと似た特徴を持っています。

 

ハイト系軽コンパクトカー用タイヤ全般の特徴

➀ふらつき抑制

背が高く重心が高いため車線変更や右左折時などフラつきやすく、フラフラが収まるのにも時間がかかります。そこでアウトサイドのブロックを大きくしたり、内部構造をより頑丈にして高剛性化することで、フラつきを抑制するよう設計されています。

 

➁偏摩耗抑制

アウトサイド側のブロックを大型化することで負荷を分散したり、摩耗に強いコンパウンドを使用りたり、幾らか深溝化するなどして偏摩耗を抑制緩和するよう設計されています。

ミニバンタイヤと普通タイヤとの違い

 

➂ミニバン専用タイヤとの違い


大まかに言えば明確な違いはありませんがタイヤが細い分、リブの数を調整するなどパターンの最適化がされています。また軽コンパクトカーはミニバンに比べると車重が軽くタイヤを地面に押し付ける力が弱い。一方で車輪が小さいので、走る距離に対し回転数が多く摩耗しやすい。これらの特性からタイヤを地面に押し付ける力が弱くてもグリップしやすいく、しかし摩耗には強くという矛盾した性能を両立できるように設計されています。

 

他社製品との比較

同ジャンルのタイヤの中で優れる点

静か
しなやかで乗り心地が良い
濡れた路面に強い
ゴムの劣化がゆっくりで性能低下が遅い

 

同ジャンルのタイヤの中で劣る点

摩耗がやや早め

 

まとめ

➀ハイト系軽コンパクトカーのフラつきを抑えてくれるため、右左折時やカーブ、車線変更などでの不安感を大幅に軽減してくれます。
➁ハイト系軽コンパクトカー用タイヤの中で快適性能が高いので静かさや乗り心地を求めるならこのタイヤでしょう。但し、軽自動車の場合、エンジンが運転席に近い為エンジン音で静粛性能の恩恵は感じにくいかも知れません。
➂摩耗はやや早めですがゴムの劣化はゆっくりなので年間走行距離が1万kmより少ない方にお勧めします。
➃濡れた路面に強いので雨の道での不安を感じる方は是非履いてみてください。
➄総合的に見てバランスも良く、安全性も高い良いタイヤでナビゲーター好みです。

 

相対ゲージなどはこちらのページ







タイヤサイズ

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ピレリからCinturato P6(チントゥラート ピーシックス)発売

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2017年4月1日より、イタリアの老舗タイヤメーカー「ピレリ」の新たなスタンダードコンフォートタイヤ「Cinturato P6(チントゥラート ピーシックス)」が発売されました。

 

コンセプト

日本を中心としたアジア太平洋地域を対象に、欧州向けに比べて快適性能を重視した設計がされています。特に強く日本が意識されているため中小型車用のサイズも多くラインナップされ、日本の低燃費タイヤ等級制度のラベリング「全サイズA/b」を取得しています。
また中小型車を利用することの多い女性やファミリー層をターゲットにしており、その層の重視する「安全」「快適」「燃費」を高める設計がされています。

価格面も重視されコストを抑えるため21サイズ全て中国で生産されています。

 

技術特徴

Cinturato P1(チントゥラート ピーワン)の後継に当たり、特に「低燃費性能」と「ハイドロプレーニング性能」を高めるよう設計されています。

 

排水性能

効率の良い排水のため縦溝に加えて横溝を広くしています。

 

複合コンパウンド

フルシリカコンパウンドは転がり抵抗を低減し燃費向上に貢献しています。ポリマーとフィラーの相互作用で転がり抵抗とウェットグリップ性能をバランスしています。耐摩耗性能は一般的な国内メーカーのタイヤより高めです。

 

断面形状

フラットスクエア形状により接地面積を拡大し耐摩耗性能を上げ、快適性だけでなくハンドリング性能もバランスさせています。

 

軽量化

トレッドをわずかに浅溝化することで幾らかの軽量化を図っており、これにより燃費が向上しています。

 

快適性能

Cinturato P1と比較して静粛性能は大幅に上がってはいますが、それでもパターンノイズがそれなりに大きく「静か」というには少々音が気になります。効率よい排水のため横溝を広くしたことでパターンノイズが発生している可能性があります。

 

サイドウォール

2プライ構造になっておりサイドに対する耐衝撃性能を高めています。

 

位置づけ

 

走行性能と快適性能のバランスを重視しており位置づけとしてもセンターにとなります。但しコスト面がかなり重視されているので高い位置でのバランスとまではいかないのが実情です。

 

まとめ

➀日本を中心としたアジア太平洋地域を対象にしたスタンダードコンフォートタイヤです。
➁ラベリング「全サイズA/b」を取得した低燃費タイヤです。
➂快適性能と走行性能をバランスさせています。
➃全サイズ中国生産です。
➄レベルは良く言って中程度です。
➅安い。







因みに

ナビゲーターのもとにもピレリジャパンから価格や納入時期の連絡がありました。手元に来た納入価格表はかなり安いです。しかし、一部のサイズはまだ日本に入ってきておらず、しばらく待つ必要があります。

 

タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
17215/50R17 95VAb1
205/50R17 93VAb1
215/55R17 94VAb
16205/55R16 91VAb
225/60R16 102VAb1
215/60R16 99VAb1
205/60R16 92VAb
195/60R16 89HAb
215/65R16 98HAb
205/65R16 95HAb
15195/55R15 85VAb
195/60R15 88VAb
185/60R15 84HAb
205/65R15 94VAb
195/65R15 91VAb
185/65R15 88HAb
175/65R15 84HAb
14195/60R14 86HAb
185/60R14 82HAb
185/65R14 86HAb
175/65R14 82HAb
備考1.エクストラロードタイヤです。
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ヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」発売決定

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ヨコハマタイヤからマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」の発売決定が発表されました。
2017年に世界各国で発売、日本では2017年8月が予定されています。

 

位置づけ

現行の「GEOLANDAR M/T+」の発売が2004年ですから実に13年ぶりのモデルチェンジということになります。オフロード性能は勿論、オンロードでの快適性能も向上させたモデルになっているようです。四駆やクロカンのスタイルが好きならファッションとして履いても「カッコいい」、なのに「マッドテレーン特有の騒音やゴロゴロ感が抑制」された作りになっているようです。

 

発売予定サイズ

未発表です。







まとめ

技術的な特徴もインプレッションもタイヤサイズすら未発表ですが、「しまった!買ってしまった!待てば良かった」という方を減らせるように公開しました。
そろそろタイヤ交換かな?と考えている方で、まだ交換まで余裕がある方は夏まで待ってみるのも一興かもしれませんね。
但し、あくまでもマッドテレーンタイヤですので普通の方はあまり手を出さない方が良いと思います。

 

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トーヨーから新オールテレーンタイヤOPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリー エーティー プラス)」発売

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トーヨータイヤはSUV用オールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリー エーティー プラス)」の発売を決定しました。

いつ

2017年3月14日発売予定

 

技術的な特徴

非対称パターン

一見左右同パターンに見えますがよく見て頂きたい。右がアウトサイドで左がインサイドです。
お気づきでしょうか?「A」と「A’」、「B」と「B’」で「’」(ダッシュ)のついているアウトサイド側が横溝が広くなっています。
アウト側の広い溝が悪路に対しせん断力を発揮し、優れたトラクションを発揮します。
イン側の隙間の少ないリブパターンはパターンノイズの軽減や走行安定性、ブレーキ性能を高めています。

 

ジグザグブロックとステップロックエッジ

赤色で示したジグザグブロックがエッジ成分を増加させ高いトラクション性能を発揮します。
また水色で示した段差状のステップロックエッジが使用初期からしっかりと路面をとらえ高い駆動力を発揮します。

 

特殊シリカトレッドコンパウンド

低転がり抵抗により低燃費性能を上げつつウェットも両立します。但し、この種のタイヤの燃費性能に過度な期待をしてはいけません。

 

ハイターンアップケーシングプライ

カーカスと呼ばれるタイヤ内部の繊維構造をビードから通常より高い位置まで巻き返すことで剛性を増し、思い通りに操れる優れた操作性能とフラつきにくい走行安定性能を獲得しています。

 

位置づけ

TRANPATH ATの後継モデルに当たります。
マッドテレーンならOPEN COUNTRY R/Tですが日本ではごく僅かなサイズしかリリースされていないので、欲しい方は今のところ並行品を手に入れるしかありません。

 

見た目

ファッション性も悪くない。パターンは見て頂いた通りですがサイドウォールも適度に攻撃的で「ヨンク」、「クロカン」の雰囲気を盛り上げてくれます。残念ながらホワイトレタータイヤはありません。

 

まとめ

北米や欧州では既に販売されており好評のようです。ぬかるみなどの悪路走破性もなかなかのものですが、特筆すべきは悪路性能を持ちながらもオンロードでの快適性能や走行安定性能が高いのが売りです。
見た目もオシャレでGOODです。
トーヨーはゴム劣化が早めなので2~3年経過頃から濡れた路面では滑り出すことが予想されます。







因みに

どうでも良いことですがトーヨーが新商品を発売するのはいつも14日。そうトーヨー(10、4)だから。はいホントどうでも良かったですね。

 

タイヤサイズ

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ミシュラン各種タイヤ、サイズ大量追加

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2017年春のミシュランカタログがお店に来ました。随分大量にサイズが追加されていたため今まで履きたくても履けなかった方は再度チェックしてみてください。もしかしたら今まで履けなかったタイヤが履けるかもしれません。ミシュランと言えば性能バランスが良くナビゲーターお勧めのタイヤメーカーのひとつです。興味がある方は是非どうぞ。

 

主要銘柄とカタログ追加サイズ数

詳しい性能とタイヤサイズが知りたい方はクリックで詳細ページへジャンプできます。

 

普通乗用車タイヤ

スポーツ

ミシュラン Pilot Super Sport:19サイズ
ミシュラン Pilot Sport4:6サイズ
ミシュラン Pilot Sport3:6サイズ
ミシュラン Pilot Sport CUP2:4サイズ

 

コンフォート

ミシュラン Primacy3:11サイズ

 

スタンダード

ミシュラン ENERGY SAVER PLUS:2サイズ

 

SUV用タイヤ

スポーツ

ミシュラン LATITUDE SPORT 3:32サイズ

 

コンフォート

ミシュラン Premier LTX:2サイズ

 

スタンダード

ミシュラン LATITUDE Tour HP:1サイズ







銘柄別の注目サイズと参考車種

ミシュラン Pilot Sport4
215/50R17:アテンザ、プリウスα、レガシィ、ボルボS60、V60
205/55R16:レクサスIS、86、アクセラ、インプレッサ、ベンツB

 

ミシュラン Pilot Sport3:6サイズ
225/45R17:レクサスIS、ベンツC、VWゴルフ

 

ミシュラン LATITUDE SPORT 3:32サイズ
235/55R19:レクサスRX、ボルボXC60、XC90
225/55R19:CX-5
255/55R18:デリカD5、アウトランダー、エクストレイル、フォレスター
235/65R17:ベンツML、BMW X5、ボルボXC60、XC90
225/65R17:レクサスNX、ハリアー、エクストレイル、CX-5

 

ミシュラン Primacy3
245/40R19:スカイライン、フーガ、レジェンド
245/45R18:シーマ、フーガ、アウディA6
225/50R17:レクサスGS、RC、レガシィ、ベンツC、アウディA4
215/55R17:レクサスHS、カムリHV、クラウン、ティアナ、レガシィ

 

ミシュラン Premier LTX
225/65R17:レクサスNX、ハリアー、エクストレイル、CX-5

 

ミシュラン ENERGY SAVER PLUS
215/60R16:カムリHV、マークX、ティアナ、レガシィ、オデッセイ、MPV

 

まとめ

どうでしょう。沢山のサイズが追加されたので結構「やった!」という方もいるのではないでしょうか。
ミシュランには多くの銘柄で「ミシュラン満足保証プログラム」があり、試し履きが出来るので試乗感覚でも履いてしまうのも悪くないでしょう。
※参考ミシュラン満足保証プログラムにあのタイヤが追加

 

 

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ミシュランのフラッグシップタイヤの最新モデル「Pilot Sport 4S(パイロットスポーツ フォー エス)」がリリース

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ミシュランのフラッグシップタイヤと言えば「Pilot Super Sport(パイロットスーパースポーツ)」ですが、その後継モデルとして2017年4月より順次リリースされるのが本「Pilot Sport 4S(パイロットスポーツ フォー エス)」です。
※名前も似ていますが2016年4月に発売されたPilotSport4(パイロットスポーツ4)の後継ではありません。その上位互換です。

 

技術的な特徴

バイ・コンパウンド・テクノロジー

インサイドアウトサイドで異なるコンパウンドを採用しています。アウトサイドにはドライでのコーナリング性能に優れたコンパウンドを、インサイドにはウェット路面でしっかり食いつくコンパウンドを採用することでハイパフォーマンスカーの性能を最大限に引き出します。

 

ウルトラ・リアクティブ・トレッドパターン

ウェットを犠牲にしない程度に溝の割合を抑え接地面積を増やし、また接地圧を最適化することで負荷を分散しコンパウンドの破壊を防ぎ超高速域でも路面をとらえ続けます。

 

ダイナミック・レスポンス・テクノロジー

高強度で耐熱性に優れたアラミドとナイロンの合成ベルトを採用することでケース変形を抑え、高速時でも接地面積を確保します。

 

パイロットスポーツ4との違い

幾らかタイヤについて調べている方はサムネイルの画像を見てパイロットスポーツ4と同じパターンだと気付いたかもしれません。パイロットスポーツ4がフォーミュラEレースタイヤの応用の完成されたパーンであることもあり、確かにパターンは共通しています。では具体的にどこが違うのか?技術的な側面とユーザーとして感じられる違いの両面で記載していきます。

 

コンパウンド

パイロットスポーツ4は全面同じコンパウンドですが、4Sはインサイドアウトサイドに異なるコンパウンドが配置されています。
これによりパイロットスポーツ4と比較し、ドライウェットグリップ性能とも若干上昇しています。またより高速域のコーナリングなど厳しい走行下でも高い性能を発揮し続けます。

 

ランド比

先にパターンが共通していることに触れましたが、実は基本的なパターンは同じですが排水用のストレートグルーブ(縦溝)の太さに大きな違いがあります。接地面と溝の比率を表すランド比が2.6%も増しています。これにより単位面積当たりにかかる負荷が軽減されドライグリップ性能が上がるため、ドライバーは高速域でもタイヤがしっかり路面をとらえてくれることを実感し安定感のあるドライビングが可能になります。通常はランド比を増すことは必然的に排水溝を減らすことになりウェットグリップ性能が低下することになりますが、バイコンパウンドでより柔軟でウェットに強いコンパウンドを配置したことでそれを防いでいます。

 

ベルト

パイロットスポーツ4と同様のアラミドナイロンベルトを使用しているようでいて、共通の素材を使用しながら新技術の新たな繊維の編み方でより高い剛性を獲得しています。これにより高速域で更に変形を抑え最適な接地面積を維持し続けるため高い高速安定性を実現しています。

 

位置づけ

プレミアムスポーツタイヤでありウルトラハイパフォーマンスタイヤです。サーキット走行を楽しむことも可能ではありますが本懐ではありません。

 

他メーカー同格製品

PS4Sと比較した場合の比較を記載。
ブリヂストン POTENZA S001
快適性は高い。高速域での走行性能はやや劣る。摩耗は早い。
コンチネンタル ContiSportContact6(5P)
走行性能はほぼ同等。ウェットやや弱い。乗り心地がより硬い。摩耗は早い。
グッドイヤー EAGLE F1 ASYMMETRIC 3
ウェットと耐摩耗性は同等レベル。ドライはやや劣る。

 

ミシュランの他製品

・主にサーキット走行を楽しみたい。
ミシュラン Pilot Sport Cup2
・性能を落としてももう少し価格を抑えたい。18インチ以下。
ミシュラン Pilot Sport4ミシュラン Pilot Sport3
・快適性能を求める。
ミシュラン Primacy3







まとめ

➀非常に高い走行性能を持ったスペシャルなタイヤです。
➁ハイパフォーマンスマシンで19インチ以上なら第一候補となるタイヤです。
➂超高速域では抜群の走行安定性能を発揮します。
➃他メーカー同格製品と比較しても高いパフォーマンスを持ちます。
➄価格は安くはないですが並行品を通販で買えばかなりリーズナブルでしょう。

 

タイヤサイズ

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