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コンチネンタルの新スタッドレスVikingContact7(バイキングコンタクト7)発売決定

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先代のCVC6の発売から4年、コンチネンタルとしては比較的早いタイミングでの新スタッドレス「VikingContact7(バイキングコンタクト7)」のリリースとなりました。

 

製品名称

VikingContact7(バイキングコンタクト7)
最近のコンチネンタルの命名の流れで頭のContiは外れたようです。

 

時期

2018年9月1日より販売開始

 

技術的な特徴

新パターン

シリーズ初のディレクショナル(方向性)パターン「インテリジェント・パターン・デザイン」を採用しています。これにより高い排雪・排水性能を持ち氷雪、湿った雪、ウェットなどでも高いグリップ性能を発揮します。極限状況でもステアリング性能が向上しています。

 

新コンパウンド

最適化された「ノルディック・コンパウンド」を採用しています。配合されたシリカの効果により高い撥水性を持ち、低温の冬の路面でも高いグリップ性能を発揮します。
環境に配慮して菜種油を配合したコンパウンドは低温になっても柔軟性が保たれグリップ性能も保たれます。

 

バリアス・3Dサイプ

厚さの異なるサイプの採用で厚みのあるサイプには中に雪が入ることで雪柱せん断力が増大し、雪上路面でのトラクションとブレーキング性能を発揮します。

 

エフェクティブ・アイスエッジ

ブロックの倒れこみを防いでワイプ効果を維持し、ブロック外側に配置されている「エフェクティブ・アイスエッジ」により有効接地面積を増やすことで雪上性能を強化しています。

 

S-I ジョイント・コンポーネント、インターロック・ブリッジ

「S-I(ソリッド・リンケージ)ジョイント・コンポーネント(黄色部分)」により溝が倒れこみ潰れてしまうのを抑制することで排雪・排水性能を保ちます。
「インターロック・ブリッジ(青色部分)」ブロックの安定性を高めつつ柔軟性を保ちます。

 

デザイン


雪上での性能を担保するアルパインシンボルが刻印されています。雪の結晶と三角形を組み合わせたデザインが施されています。

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まとめ

・コンチネンタルのスタッドレスタイヤがモデルチェンジします。
・名称はVikingContact7(バイキングコンタクト7)です。
・発売は2018年9月予定で一部サイズは12月予定です。
・非対称パターンから方向性パターンへ変更されました。
・方向性パターンへの変更は高速走行での排水性を高めるためと考えられます。
・全サイズ速度レンジ’T’と国内メーカーの’Q’レンジより高い設計です。

 

サイズラインアップ

インチタイヤサイズ備考
20255/35R20 97T1
275/40R20 106T1
19235/35R19 91T1
255/40R19 100T1
245/40R19 98T1
235/40R19 96T1
255/50R19 107T1
235/50R19 103T1
235/55R19 105T1
18245/40R18 97T1
235/40R18 95T1,⑫
225/40R18 92T1,⑫
245/45R18 100T1
225/45R18 95T1
245/50R18 104T1
235/50R18 101T1
225/50R18 99T1
255/55R18 109T1
235/55R18 104T1
265/60R18 114T1,⑫
235/60R18 107T1
235/65R18 110T1
17245/45R17 99T1
235/45R17 97T1
225/45R17 94T1
215/45R17 91T1,⑫
225/50R17 98T1
215/50R17 95T1
205/50R17 93T1
235/55R17 103T1
225/55R17 101T1
215/55R17 98T1
235/60R17 106T1
225/60R17 103T1
215/60R17 100T1
245/65R17 111T1,⑫
235/65R17 108T1
225/65R17 106T1
16195/50R16 88T1
225/55R16 99T1
215/55R16 97T1
205/55R16 94T1
195/55R16 91T1,⑫
225/60R16 102T1
215/60R16 99T1
205/60R16 96T1
215/65R16 102T1
245/70R16 111T1
215/70R16 100T
15195/55R15 89T1,⑫
185/55R15 86T1,⑫
175/55R15 77T
195/60R15 92T1
185/60R15 88T1
205/65R15 99T1
195/65R15 95T1
185/65R15 92T1
175/65R15 88T1
145/65R15 72T
14175/65R14 86T1
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考⑫.2018年12月発売予定
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・POTENZA S007A(ポテンザ エスゼロゼロナナエー)の横溝が気になる

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画像で見ていると意外と気が付かないけれど現物を見ると気になることが出てくることがあります。7月1日に発売されたブリヂストンのフラッグショップタイヤ「POTENZA S007A(ポテンザ エスゼロゼロナナエー)」にも気になることがあったので考察していきます。

 

百聞は一見に如かず

違和感を感じますか?

少し近づいて撮影してみましたが気になるところはあるでしょうか?更に拡大した画像が下です。(ともに画像クリックで拡大できます)

 

更に拡大

ナビゲーターが違和感を感じたのはここです。赤くマーキングした横溝と青くマーキングした横溝に注目してください。青のマーキングの横溝は深く切られており、これはよく見る普通の溝です。一方で赤のマーキングの横溝(?)は1mmあるかないかのごく浅いもので通常見られません。

 

横溝の役割

ここでタイヤの横溝の役割をおさらいします。
夏タイヤにおける横溝には主に2つの役割があります。

 

Ⓐトレッドの硬さを調整することで接地圧を調整します。またブロックを細かく仕切ることでパターンノイズを抑えて静かにします。リブに配置されている横溝は主にこの役割を担います。
Ⓑ縦方向の主溝による排水をサポートする役割があり、カーブなどで遠心力がかかった際に大きな効果を発揮します。ショルダー部分に配置されている横溝は主にこの役割を担います。

 

今回の注目している横溝はⒶの接地圧を均一化する役割を担っています。タイヤには常に大きな車重がかかり続けており、この力により水平方向へタイヤを伸ばすような力が働きます。一般に横溝は主にこの伸びを緩和することで接地圧を均一化するために切られています。

 

今回の浅い横溝は?

前置きが長くなりましたが、今回注目している溝が浅いのはなぜなのでしょう?
ナビゲーターの考えはこうです。新品の溝の深い状態のとき、即ちリブ山が高いときにには変形も大きく接地圧の均一化をするためには横溝が必要であるけれども、摩耗が進みリブ山が低くなれば変形が少なくなり横溝が必要なくなるのではないかと考えます。実は溝を切らなくても変形に対応できるならば、その方がタイヤが常に路面をとらえ続けるため運動性能としては有利です。そのためスポーツタイヤでは度々センターリブに溝を切らないパターンが存在し、先代のS001(左図)もセンターリブに若干の刻みはあるものの横溝はありません。今回発売された「S007A」はドライグリップの大幅な向上を目指したため可能な限り横溝を抑えて、初期の変形が大きく接地圧が均一化しにくい初期のみ浅溝を配しているのではないかと考察します。

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実際に聞いてみた

考察はしてみたもののナビゲーターの仮説にすぎないことは否めません。そこで実際にブリヂストンに聞いてみました。最初からそうしろという声もあるかと思いますがそれではあまりにも芸がないのでご容赦願います。
ナビ・・・タイヤナビゲーター、BS・・・ブリヂストン担当者

 

ナビ:
今回発売された「ポテンザの新商品S007A」について教えてください。
BS:
はい、どういったご質問でしょうか?
ナビ:
まず、基本的なところから確認させてください。リブにある横溝は主に接地圧を均一にする役割ということで理解に間違いないでしょうか?
BS:
その通りです。横溝はリブの変形により接地圧にバラつきが出来ないようにするのが主な役割です。
ナビ:
それを踏まえてセンターリブの浅溝(上図➁)とセカンドリブの浅溝(上図➀)についてです
BS:
はい
ナビ:
他のタイヤでは摩耗初期に消えてしまうような浅い溝は見受けられませんね?
BS:
はい
ナビ:
連続的に路面をとらえることを目指したため横溝を最小限にし、初期はリブの変形が多いため接地圧を均一にするために浅溝を配置したと考えましたがどうでしょうか?
BS:
セカンドリブについてはその通りです。ドライに重点を置いたので出来る限り接地を増やしましたが初期のリブ山が高い際はどうしても変形による接地圧のバラツキが出るため配置されています。
ナビ:
なるほど。センターリブについては違うわけですか?
BS:
はい。実はセンターリブの浅溝についてはデザインです。
ナビ:
機能的な意味はないと?
BS:
はい。センターリブはほとんど周方向の力のみのため接地圧にバラつきが出にくく、今回の設計では横溝は必要ありませんでした。しかし、見た目としてセンターリブに溝がないのは少々さみしいですから(笑)
ナビ:
なるほど。購入される方からの見た目を意識したわけですね。ありがとうございました。
BS:
ありがとうございました。

 

このようなインタビュー結果になりました。つまりナビゲーターの仮説は半分は正解、半分は不正解ということでした。

 

まとめ

・センターリブ、セカンドリブの浅い横溝の意味は何か考察、インタービューした。
・S007Aはドライグリップを最大限に発揮するためリブの横溝を最小限とした。
・セカンドリブの浅溝はリブ山が高く大きな変形が出る初期において、変形による接地圧バラつきを抑えるために配置した。
・センターリブの浅溝はデザインであり機能的な意味はない。

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・ブリヂストンのプレミアムスポーツタイヤ待望の新発売

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ブリヂストン党待望のポテンザのプレミアムスポーツタイヤ「POTENZA S007A(ポテンザ エスゼロゼロナナエー)」の発売が発表されました。「POTENZA S001」が2010年に発売されてから長く現役として活躍しましたが、S007Aが引き継ぐことになり、S001は一般市販向けとしてはその役目を終えることになります。

 

発売予定日

2018年7月1日

 

技術的な特徴

1. 優れたドライ性能

高剛性ハンドリングシート、S007A専用サイド補強、S007A専用コンパウンドを採用することでドライ路面でのハンドリング性能の向上を実現しています。

2. 高いウェット性能

S007A専用コンパウンド、マルチラウンドブロックを採用しウェット路面でのブレーキング性能の向上を実現しています。

3. コンフォート性能にも配慮

周方向のブロック配列を最適化することで、パタンノイズを抑制。スポーティーな走りを損なうことなく、ハイパフォーマンスカーにふさわしいコンフォート性能を追求しています。

 

特徴と考察

ドライ性能

ドライ性能の改善に注力して開発されておりドライサーキットでのラップタイムを2.4%も短縮しています。この数字は非常に大きなもので、例えばダンロップのリアルスポーツタイヤ「ディレッツァZⅡスタースペック」が「DIREZZA Z3(ディレッツァZⅢ)」へモデルチェンジした際のラップタイム1.5%短縮でも十分な驚きがあったのにそれを大きく上回っています。勿論S007Aはサーキット用のタイヤではありませんが、この強力なドライグリップ性能はハイパワーマシンの駆動力を路面に効果的に伝え、高い運動性能と安全性能を与えてくれるでしょう。

ウェットグリップ性能

ウェットの性能は「S001」から2%ほどの性能上昇を実現していますが、この数字は大きなものでなくラベリングも’b’と維持にとどまっています。十分な性能ではありますが最新のプレミアムスポーツタイヤとしてはやや物足りない結果と言えるでしょう。
例えば、ミシュランのプレミアムスポーツタイヤ「Pilot Sport4s(パイロットスポーツ4S)」は販売サイズの1/3ほどはラベリング’a’であり、グッドイヤーの「EAGLE F1 ASYMMETRIC 3(イーグル エフワン アシンメトリック3)」はサイズラインナップは少ないものの全サイズで’a’を獲得しています。

転がり抵抗性能

転がり抵抗性能では’B’~’C’とハイグリップタイヤとしては優秀ですが、それでも「Pilot Sport4S」は’A’~’B’、「P-ZERO」はEUラベル’C’~’E’(日本ラベル’A’~’C’相当)と同等以上の性能です。

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価格

ブリヂストンの発表価格はS001から価格は据え置きとなります。一般的な販売価格も一時的には上がるかも知れませんが、時間とともに落ち着くでしょう。

 

POTENZA S007

純正用タイヤ「POTENZA S007」は既に「Audi(アウディ) RS4」、「Aston Martin(アストンマーチン) DB11」、「FERRARI(フェラーリ) 488」、更に「日産NOTE NISMO S(ノート ニスモ)」への採用も発表されています。今回発売が決定した一般市販向けの「POTENZA S007A」とパターンは異なりますが構造などで一定の共通点を持っているとのことです。

 

まとめ

・非常に高いドライ性能を実現しています。
・プレミアムスポーツタイヤらしく快適性能と走行性能が高次元でバランスされます。
・ウェットは十分と言えますがプレミアムスポーツタイヤとしてはやや物足りないところです。
・転がり抵抗性能はハイグリップタイヤとしては十分な性能でしょう。
・価格は据え置き。
・純正採用されている「S001」は残るようです。

 

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
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・トーヨーのプロクセススポーツがSUV対応

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2017年6月、トーヨーからフラッグシップスポーツタイヤ「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」が発売されました。あれからちょうど1年、そのSUV用タイヤ「PROXES Sport SUV(プロクセススポーツ エスユーブイ)」の発売が決定しました。

 

発売日

2018年6月1日

 

技術的な特徴

技術的な特徴は概ね「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」と繰り返しになるため簡便にし、詳細はこちらを参照してください。
新たなゴム開発技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」により相反する性能である転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を高いレベルでバランスさせた新コンパウンドを開発、採用しています。また最適化された新パターンも加わりプレミアムスポーツタイヤに要求される走行安定性やグリップ性能、快適性能などあらゆる性能をバランスよく実現させています。

 

➀リフレクトブロック

ハンドリング性能と制動性能を強化しています。
 

➁動的テーパーデザイン

サイプの角を落とすことでトラクション性能とハンドリング性能を向上させています。またフェザーエッジを抑えて偏摩耗を抑制してくれます。

 

➂高密度サイプ

濡れた路面での高いトラクション性能とロードノイズ、パターンノイズを低減させています。

 

➃高剛性リブ

高剛性のリブにより安定したコーナリングを実現しています。

 

➄バレルブロック

通常のブロックとタイヤの断面を比較してみましょう。

接地圧を均一化しグリップ性能の安定性能を向上させています。ブロック単位の偏摩耗も抑制してくれます。

 

特徴

SUVタイヤながらに悪路走行性能を捨ててラベリングを取得しています。JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)の低燃費タイヤのガイドラインでは「夏用タイヤ」が要件となっており、冬用タイヤ性能の一つの基準である「M+S(マッドアンドスノー)」マークがあるタイヤは低燃費タイヤのガイドラインから外れるため低燃費タイヤ規格を取得できません。それゆえ一般的なSUV用タイヤはガイドラインに適応せず、メーカーは費用のかかるラベリングを取得しません。本タイヤはあえてオンロードに特化し、「M+S」基準を排することで低燃費タイヤの基準を満たしラベリングを取得しています。転がり抵抗性能で’B’のサイズがあるため全てのタイヤで「低燃費タイヤ」の基準を満たしているわけではありませんが、ウェットグリップ性能では全サイズで最高グレード’a’を取得しています。







まとめ

・SUVタイヤながらJATMAラベリング制度でのグレーディングを取得しています。
・全サイズでウェットグリップ性能のラベリング最高グレード’a’を取得しています。
・2サイズを除き、低燃費性能’A’を取得しており「低燃費タイヤ」規格を取得しています。
・様々な最新技術が投入され走行性能と快適性能がバランスよく仕上がっています。
・テーパーデザインやバレルブロックで接地圧の均一化や偏摩耗が抑制されています。
・大幅な軽量化が実現されておりハンドリングや低燃費性もアップしています。

 

タイヤサイズ

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・ミシュランのプレミアムコンフォートの次世代モデルとは?

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ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシー3(Primacy3)」が新しくなります。欧州では既に販売されており、一定の評価を得ています。

 

製品名称

プライマシー4(Primacy4)

 

時期

2018年7月1日より販売開始

 

発売されるタイヤの情報

現時点でナビゲーターがキャッチしている情報をまとめます。

 

プライマシー3とパターン変更はなくコンパウンドチェンジのみのマイナーチェンジのようです。従来であればコンパウンドチェンジのみの場合、名称は「~プラス」であったのに対し「4」としたのはパイロットスポーツ4(Pilot Sport4)など普通乗用車用タイヤは「4」世代で揃えたいということなのかもしれません。現時点での発売サイズは確定していませんが、プライマシー3で現在販売しているサイズを継続して発売する予定です。サイズが確定していないのはラベリング取得をJATMAへ申請中のためで、ミシュランの考えるラベリングが取得できないサイズに関しては販売しない可能性があるためです。
蛇足ですが、パイロットスポーツ4などに採用されているサイドウォールのベルベット加工の採用はないようです。
 

ラベリングについて

欧州ラベリングは、低燃費性能’B’~’C’(一部’A’)、ウェットグリップ性能’A’を取得しています。
日本のJATMAラベリングで言えば、概ね低燃費性能’AA’~’A’、ウェットグリップ性能’a’となるでしょう。現時点での具体的な方針発表はありませんが、ナビゲーターとしてはウェット’a’での発売を目指していると予想しています。

欧州ラベリングについては興味がある方は日本と欧州のラベリング制度の対比を参照してください。

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まとめ

・発売時期は7月1日。
・プライマシー3の後継モデルとなります。
・「3」同様、アジアで好まれる快適性能重視のタイヤです。
・純正(OE)のプライマシー3は継続生産予定です。
・発売サイズはプライマシー3の販売サイズがスライドする予定です。
・現在JATMAラベリング取得中です。
・欧州ラベリングからJATMAラベリングは’AA-a(低燃費-ウェット)’となりそうです。
・おそらくウェット’a’をとれないものは発売延期か中止されるでしょう。
・「4」の発売に伴い「3」の一部サイズで欠品が出てきているようです。

 
 

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・北米からの逆輸入「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー エムティー)」ついに日本上陸

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北米では既に販売されているオープンカントリーのマッドテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー エムティー)」がやっと日本でも販売開始されました。四駆好きのナビゲーターも結構前から注目していたタイヤなので個人的にもうれしいお知らせです。

 

販売開始

2018年4月13日

 

技術的特徴

オンロードとオフロードの両立

➀ディープサイプとフック型ブロック
ディープサイプが排水性能を高めてウェット時のトラクションとブレーキ性能に寄与します。またフック型のブロックが優れたオンロード性能を維持しながら優れたオフロードトラクションを発揮してくれます。

 

➁ストーンインジェクター
石噛みを排除し、排土性能を高めます。

 

➂スタッガードショルダー
ショルダー部が出っ張っているブロックと出っ張りの少ないブロックが交互に配置されていることで悪路でのトラクション性能を向上させます。

 

➃テーパーブロック
ブロックを台形にすることでブロックの角の巻き込みによる接地面積の低下を防ぎトラクション性能を高めています。またブロックの倒れこみや角が千切れてしまうことで起こる偏摩耗を抑制します。

 

オフロードレースを走破するタフネス

➄スペシャルコンパウンド
粘り強いグリップ性能を発揮し、更に発熱を抑制することで負荷のかかる走行でも安定したグリップ性能を提供します。

 

➅2スパイラルキャッププライ、高強力スチールベルト
トレッド面の耐外傷性や耐久性を提供します。また高速走行時の変形を抑えるて安定した走行を提供します。

 

➆3プライハイターンアップ構造
3層ポリエステル構造は耐久性、耐衝撃性に優れています。また高速安定性と応答性を提供します

 

➇高硬度ビードフィラー
トラクション性能と応答性に加え、高速安定性と耐久性を提供します。

 

➈高強度サイドウォールコンパウンド
カット耐性など耐外傷性能を提供します。

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まとめ

・複雑なフック型のブロックが前方へのトラクション性能だけでなく様々な方向への滑りにくくなっています。
・オフロード性能はかなり本気であり、高い走破性能を発揮してくれます。
・耐外傷性能も高く悪路へアタックしても安心感があります。
・ノイズや振動は抑えられており、オンロードでの走行安定性も高められています。
・パターン、ショルダー、サイドとインパクトも高くオシャレで楽しむのも良いでしょう。
・純正サイズから考えれば十分かもしれませんが、リフトアップやサイズアップを考えてもう少しサイズラインナップを増やしてほしいところです。
・残念ながら全てのサイズでホワイトレターはありません。

 

相対評価ゲージなどはOPEN COUNTRY M/Tを参照してください。

 

サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
OPEN COUNTRY M/T
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・トーヨーの「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」に追加された「U/T」とはどんなタイヤなのか?

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トーヨータイヤからSUVカテゴリー「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」にU/TとM/Tが追加されました。今回は「U/T」についてご紹介します。

 

以前、トーヨーのSUVカテゴリータイヤ追加とサイズ拡大?でSUVタイヤの追加についてお伝えしていましたが、U/Tについては発売情報を掴んでいなかったためお伝えしていませんでした。このカテゴリーの発売には無警戒でしたが、遅れに遅れていたカタログに発売が掲載されていて驚きました。しかし、考えてみればPROXES CF2 SUVはM+S表記のない完全オンロード仕様で、トーヨーはハイウェイテレーンについては席が空いた状態であったので当然であったといえます。

 

位置づけ

U/TはUrban Terrainの略で都市型SUV用タイヤで、オンロード重視のいわゆるハイウェイテレーンです。CF2と違いM+S表記があり、深溝構造になっていることで多少の悪路性能は備えています。

 

発売

2018年4月13日(金)
どうでもいいことですが、トーヨーということでいつも14日に発表されることの多いトーヨータイヤの新商品発表ですが、今回は14日が土曜なので13日なのでしょうか。

 

技術的特徴


➀5バリアブルピッチ
ブロックのサイズを5パターンにすることで同一パターンで同周波数の音の増幅により、大きなパターンノイズが発生することを抑えています。

 

➁サイレントウォール
排水のための縦溝は溝の3面と路面の4面で四角いパイプを形成します。このパイプの中を高速の空気が通過することで笛のように音が鳴ります。溝の側面に細かいためて溝を配することで高速の空気の流れを弱めてノイズを低減しています。

 

➂マルチウェーブサイプ
ブロックの切れ目の横溝内部をギザギザに加工することで、ブロックの倒れこみをお互いに支えて剛性を確保します。これにより走行安定性が上がり、偏摩耗も抑制されます。

 


➃スペシャルシリカコンパウンド
発熱を抑えるシリカを配合することで低燃費性を高め、更に耐摩耗ポリマーにより摩耗寿命を延ばしています。

 

➄走行安定性を強化
「高硬度サイドウォール」、「ジョイントレスキャッププライ」、「高強力スチールベルト」などで剛性や高速走行時の変形を抑えることで高い高速安定性能を確保しています。

 

まとめ

・北米で販売されているモデルを国内でも販売開始しました。
・「U/T」はUrban Terrainの略で、オンロード重視のハイウェイテレーンです。
・快適性と走行安定性を重視した設計になっています。
・一般的な販売価格は他社のハイウェイテレーンに比べて安価になりそうです。
・販売サイズは限定的ですが概ね必要なサイズはおさえています。
・相対ゲージなどはOPEN COUNTRY U/Tを参照してください。

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サイズラインナップ

korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
OPEN COUNTRY U/T
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・トーヨータイヤから発売の最廉価モデルの性能は?

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タイヤは消耗品として考えれば高価です。車に様々な性能を加えてくれる重要な部品でもあります。しかし、どうしても車が必要であるものの経済的は厳しい人だっているはずです。そんな人のために最低限必要な安全性能を備えた最廉価モデルです。耳馴染みのない海外メーカーのタイヤを選択するなら国内メーカーの方が安心感があるでしょう?

 

発売

2018年4月1日

 

技術的な特徴

メーカーの主張

軽量化により低下しがちな走行安定性能を「高硬度プライトッピング」、「高硬度ビードフィラー」により補完し、運転の安心感を確保しています。

ワイドトレッドが走行安定性を確保しながら、高剛性リブパターンが耐摩耗性能を確保しています。

 

ナビゲーターの評価

➀低燃費性能

やや不満ですが、ギリギリ及第点でしょう。新車装着タイヤの低燃費性能は公表されていませんが、今どきの車の新車装着タイヤの大半より性能が低いでしょう。新車装着タイヤからの交換では燃費性能は落ちると考えて下さい。

 

➁ウェットグリップ性能

ウェットグリップ性能は大いに不満です。低燃費性能同様、新車装着タイヤの低燃費性能は公表されていませんが、今どきの車の新車装着タイヤの大半より性能が低いでしょう。新車装着タイヤからの交換ではウェットグリップ性能は落ちると考えて下さい。

 

➂快適性能

燃費性能を出すための軽量化により部材を薄くしています。その結果、剛性が弱く走行安定性が大きく損なわれたため剛性を高めようと無理に硬くしようとしているように感じます。そのためコツンコツンとした突き上げ感があり乗り心地が悪くなっています。価格が安い分、快適性能についてはある程度捨てられていて贅沢は言えません。価格相当の性能と考えて下さい。

 

➃走行安定性

意外にもといっては失礼かもしれませんが、それほど悪くはありません。高速道路で100km/hを超えて安心してアクセルを踏み込めるとは言いませんが一般道を走る程度であれば、右左折でも車線変更でも大きなストレスはないでしょう。

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まとめ

・最低限の安全性能は備えています。
・新車装着タイヤよりの全体に性能が落ちると考えて下さい。
・思いのほか走行安定性は悪くありません。
・国内メーカーのタイヤとしても最も安い部類です。

 

サイズラインナップ

SD-7
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SD-k7
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・欧州で人気!ミシュランのオールシーズンタイヤ国内販売開始

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日本国内における正規販売のオールシーズンタイヤはあまり選択肢が多くありません。その中から高い信頼性を持つものとなれば更に少なくなります。そこに新たな選択肢として加わるのが、世界の名門タイヤメーカーであるミシュラン(Michelin)から発売されているオールシーズンタイヤ「CrossClimate+(クロス クライメート プラス)」です。
発売されているとしたのは既に欧米では販売されているためです。先代の「CrossClimate」が欧米では既に長らく販売されていて、コンパウンドチェンジした「プラス」も好評を得ています。その「CrossClimate+(クロス クライメート プラス)」が日本国内でも販売開始されるのです。

日本国内販売に至った経緯

➀日本国内でのオールシーズンタイヤの知名度も主にグッドイヤーの尽力により少しずつ認知されてきています。
➁ミシュランのオールシーズンタイヤの性能も名立たるモーター誌で高評価を得ています。
市場環境の変化と満足いく製品などからミシュランも満を持して日本へ投入したわけです。

オートバックス専売

オールシーズンタイヤは少しずつ認知されてきているものの、まだまだ国内での市場規模は小さいためミシュランとしても大々的に販売するにはリスクが大きいとみています。
そこで大手カー用品量販店オートバックスのみでの販売から始めるというやや弱気な展開です。

性能

冬用タイヤとしての性能

キャタピラのような非常に特徴的なパターンです。オールシーズンタイヤではお馴染みの方向性(ディレクショナル)パターンにより、高い排雪性能と排水性能を確保しています。特徴的な斜めの細いパターンが雪を断ち切り、広めの溝へ雪を押し固め後ろへ掻き出して効果的に駆動力を得ます。
M+S(マッドアンドスノー)マークだけでなく、スノーフレークマーク(欧州で冬季用タイヤとして走行性能基準が認められたタイヤに打刻)が雪上での性能を裏付けています。更に競合品と比べて雪上性能の低下がゆっくりと進むことが多くのレビューにて報告されています。

その他の性能

ナビゲーターはドライ、ウェットともにグッドイヤー Vector 4 Seasons Hybridより高い評価をつけます。
高速走行するとウォーンというノイズが出るため静粛性には期待しない方が良いでしょう。但し乗り心地はそれほど悪くありません。

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まとめ

・雪上性能は高く、国内で販売されているオールシーズンタイヤの中でもトップクラス。
・氷上性能は低いため凍結地域ではスタッドレスタイヤの使用が必要。
・高速道路冬用タイヤ規制での走行は許可。
※実際の交通規制に従ってください。
・ドライ、ウェットともに概ね満足できるレベル。
・ノイズはそれなりにあるものの乗り心地は思いのほか悪くない。
・オートバックス専売のため非常に高価。
・今後メジャーになってくれば並行輸入業者による販売が始まり安くなるでしょう。
・並行輸入業者はオートバックスなどが宣伝してメジャーにしてくれるのを待っている。
・性能は高いので他のオールシーズンタイヤ程度の価格帯になれば有力な選択肢。

サイズラインナップ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
18245/40R18 97Y--1
235/40R18 95Y--1
225/40R18 92Y--1
245/45R18 100Y--1
235/45R18 98Y--1
225/45R18 95Y--1
235/50R18 101Y--1
17245/45R17 99Y--1
235/45R17 97Y--1
225/45R17 94W--1
215/45R17 91W--1
205/45R17 88W--1
225/50R17 98V--1
215/50R17 95W--1
205/50R17 93W--1
235/55R17 103Y--1
225/55R17 101W--1
215/55R17 98W--1
205/55R17 95V--1
225/60R17 103V--1
215/60R17 100V--1
215/65R17 103V--1
16225/55R16 99W--1
215/55R16 97V--1
205/55R16 94V--1
195/55R16 91V--1
225/60R16 102W--1
215/60R16 99V--1
205/60R16 96V--1
195/60R16 93V--1
215/65R16 102V--1
15195/55R15 89V--1
185/55R15 86H--1
205/60R15 95V--1
195/60R15 92V--1
185/60R15 88V--1
205/65R15 99V--1
195/65R15 95V--1
185/65R15 92V--1
175/65R15 88H--1
備考1.エクストラロードタイヤです。
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・POTENZA S001モデルチェンジのニオイ

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2010年2月に発売されて約8年フラッグシップモデルとしては少々長くなってきています。2,3年前からそろそろモデルチェンジもあるのでは?と囁かれながら中々モデルチェンジされませんでした。しかし、今年2018年とうとうモデルチェンジしそうな情報がメーカー筋から出てきています。

 

根拠

モデルチェンジのスパン

「POTENZA S001」の先代の「POTENZA RE050」は2004年発売なのでモデルチェンジまで約6年であり、S001が発売されてから8年はモデルチェンジのスパンとしては少々長すぎるぐらいです。
ブリヂストンのスタンダードモデル「ECOPIA(エコピア)」では「EX20」シリーズから「NH100」シリーズになるまでに3年、ブリヂストンの最も安価なカタログモデル「NEXTRY」に至っては前モデルの「SNEAKER SNK2 Ecopia」から2年で発売されています。

 

今年は新商品の発表がない

2018年は軽バン用のエコピアにニューモデルR710(2サイズのみ)が投入された以外は新商品の投入がなく何かあって良い。カタログも新鮮さが足りず、嵐の前の静けさという感じ。

 

他社のフラッグシップが続々刷新されている

2013年2月にヨコハマからADVAN SPORT V105
2015年7月にダンロップからSP SPORT MAXX 050+
2016年3月にコンチネンタルからContiSportContact6
2016年4月にピレリからNEW P-ZERO
更に
2016年4月にミシュランからPilot Sport4s(世界2位のメーカー)
2017年2月にグッドイヤーからEAGLE F1 ASYMMETRIC 3(世界3位のメーカー)
2017年6月にトーヨーからPROXES SPORT

 

性能でも負けている

ナビゲーターの評価では快適性能こそ高いもののウェットグリップ性能や耐摩耗性能などでは、他社のフラッグシップモデルの多くが優れています。更に昨今はプレミアムスポーツタイヤであっても低燃費性能も高くなっており、その点でも遅れを取り戻すにはモデルチェンジが必要でしょう。

 

なぜモデルチェンジが遅くなったのか

これはナビゲーターの私見ですが、S001はブリヂストンの他の一般的なタイヤと違いポルシャやベンツなど名立たる名車の純正タイヤとして採用された正にフラッグシップのタイヤです。純正採用されているというのは高い評価をうけているという素晴らしい面を持つ一方、簡単にモデルをなくすわけにはいかないという面倒な面もあります。コンチネンタルのスポーツコンタクトなどで古いモデルが退役しないのは自動車メーカーからの強い要請で継続生産をしなければならず、中々なくすことが出来ないのです。特に欧州車でその傾向が強いようで、欧州車への純正採用が多いS001も同様にモデルを継続せねばならずモデルチェンジもし難かったと推測できます。
おそらくですが後継モデルが出ても純正採用サイズは継続生産されるでしょう。

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まとめ

・情報としてはそれなりに濃厚です。
・時期は夏頃と予想します。
・総合的に高い性能のタイヤが出てくることが予想されます。
・燃費性もそれなりに高いものになるでしょう。

今年発売されなかったらゴメン…

 

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