「SUVタイヤ」カテゴリーアーカイブ

・トーヨーのSUVカテゴリータイヤ追加とサイズ拡大?

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国内ではなかなか高い評価を得られないトーヨータイヤですが、北米では「NITTO(ニットー)」ブランドが有名で高級タイヤとして人気です。NITTOを一躍有名にしたのが映画「ワイルド・スピード」であり、映画「トランスフォーマー」などにも採用されて上手くメディアへ露出することでブランド価値が高まりました。また「TOYO TIRE(トーヨータイヤ)」のブランドも高い人気を博しており、SUV/LIGHT TRUCKカテゴリーのOPEN COUNTRY(オープンカントリー)は特に人気が高く、日本国内で販売のないものを含めて6種もラインナップされています。
そのトーヨーのオープンカントリーに新ラインナップが加わりそうな情報があり、大幅なサイズ追加の情報もキャッチできたので報告します。

 

現在の国内販売オープンカントリー

まずは現状を確認しておきましょう。
・OPEN COUNTRY A/T 12サイズ
・OPEN COUNTRY R/T 3サイズ

 

北米(US)の販売

OPEN COUNTRY A/TⅡ 108サイズ
OPEN COUNTRY R/T  35サイズ
OPEN COUNTRY M/T  66サイズ

 

日本国内と北米ではこれだけ大きな差があります。北米は舗装されていない道路が多くあることや生活スタイルの理由もあり、ピックアップトラックやSUVの人気が高くそれに伴ってSUVタイヤもよく売れます。
また彼らはスタッドレスタイヤを使いません。というか、おそらくほとんどのアメリカ人はスタッドレスタイヤの存在すら知らないでしょう。雪道を走る必要のある地域では、SUVはオールテレーンやマッドテレーンで雪をかきながら走っていくので、この手のタイヤラインナップもサイズも豊富なのです。

 

追加モデルと追加サイズ

追加モデル

「OPEN COUNTRY M/T」が追加されるようです。
リリースされるサイズについては、まだ情報がありません。

 

追加サイズ

「OPEN COUNTRY R/T」に大幅なサイズ追加があるようです。
追加されるサイズについては、まだ情報がありません。

 

まとめ

・トーヨータイヤは中期経営計画の中でピックアップトラック・SUV・CUV用タイヤの販売比率を2020年に40%とする目標を掲げ注力しています。
・国内で「OPEN COUNTRY M/T」、「OPEN COUNTRY R/T」の試乗会が実施された。
・北米で販売されている「OPEN COUNTRY M/T」がリリースされそうです。
・北米で販売されている「OPEN COUNTRY R/T」に大幅なサイズ追加がありそうです。
・確実な情報が得られたら追って報告します。

 

情報としてはまだ不確定

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・グッドイヤーが高機能モデル「EfficientGrip(エフィシエントグリップ)」シリーズに2製品を追加

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GOOD YEAR(グッドイヤー)はこの度、高機能モデル「EfficientGrip(エフィシエントグリップ)」(以降E-Grip)シリーズに普通乗用車用「E-Grip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」とSUV用「E-Grip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)」2製品を追加しました。これでE-Gripシリーズは5モデルとなりシリーズの充実を図っています。

 

目次
発売時期

➀E-Grip Comfort
(エフィシエントグリップ コンフォート)

技術的な特徴
性能比較スパイダーチャート
製品ポジショニング

 

➁E-Grip Performance SUV
(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)

技術的な特徴
性能比較スパイダーチャート
製品ポジショニング

 

まとめ

 


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発売時期

普通乗用車用「E-Grip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」、SUV用「E-Grip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)」ともに2018年2月より順次発売します。

 

➀E-Grip Comfort
(エフィシエントグリップ コンフォート)

静粛性能と乗り心地をアップしたモデルです。

技術的な特徴

 

性能比較スパイダーチャート

E-Grip ECO EG01を基準とした場合の性能比較です。特に静粛性能をアップさせるべく設計されているのが分かります。

 

製品ポジショニング

中上級グレードのコンフォートに位置付けられています。おおよそEAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)の後継モデルという位置づけです。

 

サイズラインナップ

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➁E-Grip Performance SUV
(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)

SUVタイヤでありながら快適性能を重視したモデルです。

技術的な特徴

 

性能比較スパイダーチャート

E-Grip SUV HP01を基準とした場合の性能比較です。特にウェットグリップ性能を始め全体的に一つ上の性能にすべく設計されているのが分かります。

 

製品ポジショニング

オンロード重視SUVタイヤのハイグレードモデルです。E-Grip SUV Hybrid HP01(エフィシエントグリップ エスユーブイ ハイブリッド エイチピー)の上位互換モデルです。

 

サイズラインナップ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20275/40R20 102V--
265/50R20 107V--2
255/50R20 109V--1
235/55R20 102V--
19235/50R19 99V--
245/55R19 103V--2
235/55R19 105V--1
18235/50R18 97V--
255/55R18 109V--1
235/55R18 100H--
225/55R18 98V--
265/60R18 110V--
255/60R18 112V--2
245/60R18 105V--1
235/60R18 107V--2
225/60R18 100H--
235/65R18 106H--
17235/55R17 99V--
255/60R17 106V--2
225/60R17 99V--
215/60R17 96H--
275/65R17 115H--
265/65R17 112H--
235/65R17 108V--1
225/65R17 102H--2
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.M+S仕様です。
全サイズリムプロテクター付きです。

 

まとめ

・普通乗用車用の「E-Grip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」は静粛性能と乗り心地をアップしたEAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)の後継モデルです。
・SUV用の「E-Grip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス SUV)」は全体的に性能アップしたE-Grip SUV Hybrid HP01(エフィシエントグリップ エスユーブイ ハイブリッド エイチピー)の上位互換モデルです。

 

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ヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」発売

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待ちに待ったヨコハマのマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」が発売されます。13年ぶりのモデルチェンジとあってナビゲーターもワクワクです。

 

技術的な特徴

➀ラージメッシュ・ラググルーブ

縦、横、斜め様々な方向へ全体に配された溝がマッド、ロックでのトラクション性能を発揮し排土性も高めています。

 

➁接地幅の拡大

新パターンと新コンパウンドにより、接地幅を広くすることでトラクション性能を高め、偏摩耗を抑制しています。

 

➂シーケンシャル・サイプ

踏み固められた硬い土やウェットで優れたエッジ効果を発揮しトラクション性を向上させます。固められた雪面にも多少のエッジ効果は発揮してくれます。

 

➃マッド&ストーン・エジェクター

ロックセクションなどで岩の角が最も弱い溝の底部へヒットしてダメージを受けるのを抑制します。マッドでの排土性も高めます。

 

➄アグレッシブサイドブロック

タイヤサイド上部に設けたブロックにより耐カット性を向上。また深いマッドでのトラクションにも貢献します。

 

➅高剛性3プライ構造

ロードレンジEサイズおよび一部のロードレンジDサイズには3プライ構造を採用し、ケース剛性を高め優れた操縦安定性、耐カット性を実現しています。

➆ナイロンフルカバー

ベルト上部にナイロンのフルカバー構造を採用することで弱点である溝の底部へのダメージがベルトに達するのを抑制します。

 

➇大型リムプロテクター、G003専用サイド構造

タイヤサイドのゴムを従来より厚くし、リムプロテクターを大型化することでサイドを強靭にしています。

 

8月発売予定サイズ

インチタイヤサイズ備考
2037x12.50R20 126Q
17LT285/70R17 121/118Q
LT265/70R17 121/118Q
37x12.50R17 124Q
35x12.50R17 121Q
16LT315/75R16 127/124Q
LT285/75R16 126/123Q
LT265/75R16 123/120Q
1531x10.50R15 109Q

9月以降順次サイズ追加予定







まとめ

➀マッド、ロックどちらにも対応できる設計がされています。
➁全体に耐カット性能や偏摩耗性能が改良されています。
➂オンロードでの快適性能や乗りやすさも幾らか改善されています。
➃基本的に部材を厚くすることで強靭さを得たため重い。非力なマシンでは慣れないうちはストレスを感じそうです。
➄サイドウォールのインパクトも抜群なのでファッションで履いてもカッコいいでしょう。
➅現状国内で発売予定サイズではホワイトレタータイヤはありません。

 

G003はマッドテレーンには珍しく幅広設計がされていますが、一般にクロカンには細身大口径が有利と言われています。細身のタイヤでは狭い面積に圧力が集中されるため、表面のぬかるみの強い泥をせん断します。するとその下にある締まった路面へタイヤを到達させることが出来、高いトラクションを得られるので細身タイヤが有利と言われているのです。
一方でロックセクションでは接地面積が大きい方が出来るだけ多くのブロックを接地させられるので、トラクションとグリップが良くなります。
ナビゲーターの私見ですが、G003ではこの相反する特徴を両立させるための設計がされていると考えられます。まず接地面を幅広にしながらも溝の比率を増やすことで圧力を集中させ、せん断力を強めてマッドに強くしています。一方で、幅広にすることで空気圧を落とせばロックでもより多くのブロックが接地して面圧が分散しやすくトラクション性能を高めるように設計されていると考えられるのです。

 

相対比較ゲージなどはGEOLANDAR M/T G003参照

 

ナビゲーターは車を壊すのが怖くて出来ませんが、こんなことやってみたいですね。主にファッションなんちゃってカスタムを楽しんでいるナビゲーターですが、車を借りて稀にトライさせてもらってます。
写真はMOTER TRENDよりお借りしました。

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ヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」発売決定

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ヨコハマタイヤからマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」の発売決定が発表されました。
2017年に世界各国で発売、日本では2017年8月が予定されています。

 

位置づけ

現行の「GEOLANDAR M/T+」の発売が2004年ですから実に13年ぶりのモデルチェンジということになります。オフロード性能は勿論、オンロードでの快適性能も向上させたモデルになっているようです。四駆やクロカンのスタイルが好きならファッションとして履いても「カッコいい」、なのに「マッドテレーン特有の騒音やゴロゴロ感が抑制」された作りになっているようです。

 

発売予定サイズ

未発表です。







まとめ

技術的な特徴もインプレッションもタイヤサイズすら未発表ですが、「しまった!買ってしまった!待てば良かった」という方を減らせるように公開しました。
そろそろタイヤ交換かな?と考えている方で、まだ交換まで余裕がある方は夏まで待ってみるのも一興かもしれませんね。
但し、あくまでもマッドテレーンタイヤですので普通の方はあまり手を出さない方が良いと思います。

 

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トーヨーから新オールテレーンタイヤOPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリー エーティー プラス)」発売

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トーヨータイヤはSUV用オールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリー エーティー プラス)」の発売を決定しました。

いつ

2017年3月14日発売予定

 

技術的な特徴

非対称パターン

一見左右同パターンに見えますがよく見て頂きたい。右がアウトサイドで左がインサイドです。
お気づきでしょうか?「A」と「A’」、「B」と「B’」で「’」(ダッシュ)のついているアウトサイド側が横溝が広くなっています。
アウト側の広い溝が悪路に対しせん断力を発揮し、優れたトラクションを発揮します。
イン側の隙間の少ないリブパターンはパターンノイズの軽減や走行安定性、ブレーキ性能を高めています。

 

ジグザグブロックとステップロックエッジ

赤色で示したジグザグブロックがエッジ成分を増加させ高いトラクション性能を発揮します。
また水色で示した段差状のステップロックエッジが使用初期からしっかりと路面をとらえ高い駆動力を発揮します。

 

特殊シリカトレッドコンパウンド

低転がり抵抗により低燃費性能を上げつつウェットも両立します。但し、この種のタイヤの燃費性能に過度な期待をしてはいけません。

 

ハイターンアップケーシングプライ

カーカスと呼ばれるタイヤ内部の繊維構造をビードから通常より高い位置まで巻き返すことで剛性を増し、思い通りに操れる優れた操作性能とフラつきにくい走行安定性能を獲得しています。

 

位置づけ

TRANPATH ATの後継モデルに当たります。
マッドテレーンならOPEN COUNTRY R/Tですが日本ではごく僅かなサイズしかリリースされていないので、欲しい方は今のところ並行品を手に入れるしかありません。

 

見た目

ファッション性も悪くない。パターンは見て頂いた通りですがサイドウォールも適度に攻撃的で「ヨンク」、「クロカン」の雰囲気を盛り上げてくれます。残念ながらホワイトレタータイヤはありません。

 

まとめ

北米や欧州では既に販売されており好評のようです。ぬかるみなどの悪路走破性もなかなかのものですが、特筆すべきは悪路性能を持ちながらもオンロードでの快適性能や走行安定性能が高いのが売りです。
見た目もオシャレでGOODです。
トーヨーはゴム劣化が早めなので2~3年経過頃から濡れた路面では滑り出すことが予想されます。







因みに

どうでも良いことですがトーヨーが新商品を発売するのはいつも14日。そうトーヨー(10、4)だから。はいホントどうでも良かったですね。

 

タイヤサイズ

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【新商品情報】ブリヂストンのSUV用オールテレーン「DUELER A/T001(デューラー エーティー ゼロゼロワン)」

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ブリヂストンのSUV用オールテレーンがついにモデルチェンジしました。
2002年に発売され、なんとも長く続いたモデルDUELER A/T 694(デューラー エーティー ロクキューヨン)がようやくバトンタッチです。
ガソリンの高騰でSUVの人気が低迷していたため、SUV用タイヤのモデルチェンジスパンも長くなってしまっていたように思います。しかし昨今は燃料価格もある程度安定しSUVが本来持っている使いやすさが見直されたこともあり、小型中型のSUVが人気です。そんな背景もありここ数年はブリヂストンに限らずSUV用タイヤのモデルチェンジが相次いでいます。そんな中なので需要の限定されたオールテレーンタイヤもモデルチェンジが実現したのでしょう。

 

また普通乗用車用のオールシーズンタイヤが僅かずつ普及してきたことも影響してか、準降雪地域ではスタッドレスタイヤを持たずオールテレーンで年中過ごす選択をするユーザーも増加傾向にあるようです。こんなことから限定された需要のジャンルながら、ブリヂストンもテコ入れを図ったのでしょう

 

コンセプト

オールテレーンタイヤに求められる様々な路面での走破性は勿論、時代に求められる燃費性能やライフ性能などの経済性や環境性をハイブリッドさせています。

 

特徴


あらゆる路面への対応能力をやや改善していることに加え以下の性能が改善されています。
➀低燃費性能がDUELER A/T 694に比べ転がり抵抗比較で18%低減することで上昇しています。
これはおよそ2%程度の燃費向上が期待できる値です。
※SUV用タイヤはオールシーズン性能を持たない一部のモデルを除きラベリングはありません。
➁耐摩耗性がDUELER A/T 694に比べ11%向上しています。
ゴムの硬化を考えれば溝を使い切ることが出来る方は多くないでしょう。しかしオールシーズン性能は初期溝の半分程度ですから、オールシーズン性能をより長く維持できると考えれば重要な改善です。
➂最新コンパウンドでウェット性能もやや上昇しています。
柔軟で粘り強いコンパウンドながら低燃費性能を損なわぬよう無駄な変形は抑えられています。
➃ケース剛性も高くSUV用タイヤとしてはフラフラしにくく走りやすいタイヤです。
主にオンロードでの走行安定性が増し、特に運転者の快適性が増しています。
➄一部サイズですがアウトラインホワイトレタータイヤも用意されています。
勿論ファッションで履くのもありです。

 

位置づけ


位置づけとしては正に真ん中です。しかし実際にはほとんどの方はハイウエイテレーンを選択されますから需要の多いタイヤの真ん中はDUELER H/L850(デューラー エイチエル ハチゴーマル)となります。

 

AT001のH/L850に対する比較

➀性能アップ

浅雪などの悪路走破性が大幅に高い。
耐摩耗性能やや高い。

 

➁性能ダウン

静粛性や乗り心地などの快適性能はやや劣ります。
高速安定性はやや劣ります。
低燃費性能も劣ります。

 

まとめ

➀悪路走破性はやや上がっているので雪道の安心感が上がる。
➁耐摩耗性能がやや上がっているので浅雪性能が長く続く。
➂低燃費性能は若干上昇しているが僅か2%程なので過度な期待は禁物。
➃オンロードでの快適性や走行安定性も上がっているので普段からストレスなく乗れる。
➄一部サイズでアウトラインホワイトレタータイヤが用意されているのでオシャレで履きたい方もOK。

 

準降雪地域ではスタッドレスタイヤを持つか迷う方も少なくないでしょう。特にSUVはタイヤも重く大きいので、持ち運びも大変ですし、都市部では自宅での保管場所の確保も困難です。その点、オールテレーンなら氷を除けばまさに全天候対応で1年中履きっぱなしでOKです。スタッドレスを持つ費用も場所も年2回の履き替えの苦労もありません。突然の雪でも毎日準備万端なわけですから安心です。

 

但し、以下のことに注意が必要です。
➀氷には基本的に対応できないため、通勤や送り迎えなど凍結の恐れのある早朝や夜遅くに動かなければならない方やウインタースポーツで雪山などへ出向かれる方は、オールテレーンを使われるかに関わらず冬はスタッドレスタイヤを準備するのが良いでしょう。
➁最近ではSUVとはいえFF車も多く、当然ですがそういった車では四輪駆動車ほどの悪路対応能力は期待できません。
➂浅雪性能が期待できるのは初期溝から約50%摩耗するまでで、コンパウンドの柔軟性が十分な3~4年目くらいなので浅雪性能が必要なら定期的に交換しましょう。







タイヤサイズ

全18サイズ
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ブリヂストンの新ハイパフォーマンスSUV用タイヤ

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2017年2月ブリヂストンからハイパフォーマンスSUV用タイヤ「ALENZA 001(アレンザ ゼロゼロワン)」が発売予定です。
ALENZAといえば、2006年3月に発売された「DUELER H/L ALENZA」(デューラー エイチエル アレンザ)が思い出されます。旧ALENZAのSUV用タイヤにあって快適さを重視したコンセプトは他に例が少なく「日本人に好まれる良いタイヤ」だと考えていましたが、ニッチだったのか訴求力不足だったのか数年前に廃版となりました。ガソリンが高騰しSUVが好まれなかった時代を生き残れなかったのかも知れません。そして今回「ALENZA 001」として復活したわけです。

コンセプト

プレミアムSUVのスポーティーな運動性を高次元で引き出すために専用設計されています。
旧ALENZAは乗り心地の良さや静粛性などの快適性能をコンセプトとしたSUV用のREGNO(レグノ)といったイメージでした。今回のALENZA S001はそこから大きく舵を切って快適性能を持った走行性能重視のタイヤ、SUV用のPOTENZA S001(ポテンザ エスゼロゼロワン)といったイメージでしょう。

特徴

ハイパフォーマンスカーを想定したスポーツ志向らしく、高いドライ性能を備えながらウェットについてもラベリング’a’~’b’と高い性能を持つタイヤとなっています。それに加えて、低燃費性能もラベリング’A’~’B’と高い経済性も備えています。
SUV用タイヤとしては浅溝設計のため摩耗耐性はあまり高くありません。また浅溝設計に加えて横方向のラグ溝が狭いため全天候性は皆無に等しく浅雪やダート、ぬかるみなどは苦手です。

位置づけ

SUVタイヤ全体からの位置づけとしてはスポーツ志向が強いプレミアムタイヤです。

最もスポーツ性が高いオンロード重視のハイパフォーマンスSUV用タイヤです。因みに旧ALENZAを位置づけるとすれば右上の最もコンフォート性が高いオンロード重視のタイヤといったところでしょうか。

A/T001については別の機会に報告します。

まとめ

スポーツ志向の強さに、高い安全性能と快適性能を加えたハイパフォーマンスタイヤです。
➁SUV用タイヤでありながらそれなりの低燃費性能も持ち合わせています。
➂旧ALENZAとは大きく方向性は変わったがまた別の「良いタイヤ」に仕上がっている。
➃降雪地域であれば冬はスタッドレスタイヤを使用することが前提です。

似ているタイヤ

よく似ている

高いスポーツ志向にウェット性能や低燃費性能など普段使いの性能をプラスしたSUVタイヤ。
ミシュラン LATITUDE SPORT 3

比較的似ている

高いスポーツ志向のハイパフォーマンスSUVタイヤ
ダンロップ SP SPORT MAXX 050+ SUV
コンチネンタル ContiSportContact5P(5) SUV
ピレリ P ZERO SUV







タイヤサイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26korogariTeiko26wetGrip26wetGrip26備考
21295/35R21 107YAaRAY1
295/40R21 111WAaRAY1
20315/35R20 110YAaRAY1
275/40R20 106YAaRAY1
275/45R20 110YAaRAY1
265/45R20 104YBaRAY
255/45R20 101WBaRAY
245/45R20 99VBbRAY
285/50R20 112VAaRAY
275/50R20 109WAaRAY
19265/50R20 111VAaRAY1
255/50R20 109VAaRAY1
235/55R20 102VAbRAY
285/45R19 111WAaRAY1
235/45R19 95WBbRAY
265/50R19 110YAaRAY1
255/50R19 107YAaRAY1
235/50R19 99VBbRAY
255/55R19 111WAbRAY1
235/55R19 101WAbRAY
235/50R18 97VBbRAY
255/55R18 109YAbRAY1
235/55R18 100VAbRAY
225/55R18 98VAbRAY
285/60R18 116VAbRAY
275/60R18 113VAbRAY
18265/60R18 110VAbRAY
235/60R18 103WAbRAY
235/65R18 106VAbRAY
235/55R17 99VAbRAY
225/55R17 97WAbRAY
225/60R17 99VAbRAY
215/60R17 96HAbRAY
235/65R17 108VAbRAY1
225/65R17 102HAbRAY
265/70R17 113HAbRAY
215/65R16 98HAbRAY
備考1.エクストラロードタイヤです。
扁平率50以下はリムガード付きタイヤです。
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225/55R18のインチダウンの新たな流れ

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デリカD:5、アウトランダーなど三菱車専用サイズのようだったこのサイズ。インチダウンと言えば一気に16インチまで落として215/70R16が一般的です。というのも純正採用されているサイズが225/55R18と215/70R16と17インチ設定がないのが主な理由です。
(デリカローデストで215/55R17の設定がありますが外径も小さくインチダウンで使うのに理想的なサイズではありません。)
しかし、このインチダウンは妥当なのでしょうか?より妥当と考えられるインチダウンがあるので妥当性とともに解説していきます。

 

最近ではエルグランドやエクストレイル、フォレスターなどにも採用されるなど増えつつあるサイズです。それらの車種にも参考になるインチダウンの方法です。

 

16インチにインチダウンするのが良いのか?

そもそもインチダウンは走行性能を落とす為、可能ならば避けたい方法です。しかし、225/55R18のタイヤは高く、予算を抑えたい場合はインチダウンもやむを得ない方法です。そこでインチダウンをしようとした場合は通常1インチダウンから考えて、それでも予算が合わないなら2インチダウンを考慮するといった順番が妥当です。

 

2インチ以上のインチダウンが必ずしも悪いわけではないですが、走行性能を一段飛ばしで落とすことになります。つまり可能ならばインチダウンは1インチ程度に留めるのが妥当と言えます。

 

ではなぜ16インチが一般的なのか

純正採用サイズである

冒頭で述べたように純正採用サイズとして18インチ16インチの設定しかないのが、ひとつの大きな理由です。

 

良い変換サイズがなかった

正確にはなかったこともないのですが、SUV用が一般的で普通乗用車用はあまり一般的ではありませんでした。それ故、スタッドレスタイヤとしてはあまり採用されることがありませんでした。近いサイズで一般に多く流通しているのは215/60R17でしたが、外径で17mmほども小さいので変換サイズとしては小さ過ぎて妥当ではありませんでした。







妥当な17インチサイズは?

では妥当なインチダウンサイズはというと、こんだけもったいつけておいてズバリもないもんですが
ズバリ!225/60R17です。
三菱自動車以外のSUVに採用され始めただけでなく、2015年に発売された30系アルファード/ヴェルファイアに採用されたことなども影響し一般化されてきました。その結果、SUV用スタッドレスタイヤだけでなく普通乗用車用スタッドレスタイヤでもラインナップが増えてきて使いやすくなりました。

 

225/60R17を使うメリット

外径が同等である

225/55R18:約705mm
225/60R17:約702mm
速度メーターも狂いませんし車検も問題ないでしょう。
 

タイヤ幅が変わらない

扁平によって僅かに差がありますが基本的には225は225mm幅を意味していますから同等です。
一般に太い方が接地圧を分散することが出来るので氷上性能が高くなる傾向にあるので、最も怖い氷の上での制動力を落とさずに済みます。

 

ラインナップ

これらより225/55R18のインチダウンとして225/60R17が妥当なプランのひとつと分かって頂けたのではないでしょうか?そんなひとつの解答に賛同して頂けた方にはこちらのラインナップをどうぞ。

 

SUV用

高荷重設計で摩耗にも強いが効きは普通乗用車用には負ける。四駆なら車の性能にある程度任せてしまえるので問題ない。普通乗用車用より安い。

ブリヂストン BLIZAKK DM-V2:最高クラスの氷上性能、柔らかめ
ヨコハマ GEOLANDER I/T-S G073:高い氷上性能、少々腰砕け
ダンロップ WINTER MAXX SJ8:氷上は並、しっかりとした走行性能
コンチネンタル ContiVikingContact6 SUV:氷上は並、高い高速性能

 

普通乗用車用

氷上性能はSUVより上だが骨格もトレッドも柔らかめなので、重い車には大なり小なり不安定なのとSUV用より摩耗が早い。

ブリヂストン BLIZAKK VRX:最高クラスの氷上性能、効きの持続性も高い
ヨコハマ iceGUARD 5 PLUS:最高クラスの氷上性能、効きの持続性も高い
ダンロップ WINTER MAXX 02 WM02:高い氷上性能、効きの持続性も比較的高い、高い走行性能
ダンロップ WINTER MAXX WM01:氷上性能は並、効きの寿命も並、走行性は良い
ミシュラン X-ICE XI3:高い氷上性能、効きの持続性は並、走行性能は非常に高い、静か、摩耗に強い
グッドイヤー ICE NAVI6:氷上性能はいまひとつ、効きの持続性は低め、走行性能は並

 

 

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【新商品】トーヨーのクロカンタイヤ「OPEN COUNTRY R/T」

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2016年10月1日トーヨータイヤから「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」が発売されました。

 

そもそもどんなタイヤ?

オープンカントリーは北米で販売されている人気モデルで、トーヨータイヤとしてはMTとATの間の性能という位置づけで提案しています。
北米では税制優遇などの理由からピックアップが好んで乗られています。しかし、スタッドレスタイヤが普及していないため、雪の降る地域ではATやMTで年中過ごす人が大多数です。そんな北米で人気のクロカンタイヤが「オープンカントリー」なのです。

 

特性は?

R/TはRugged Terrainの略だそうで「でこぼこのある」、「ごつごつした」、「起伏のある」地形や路面に特化して設計されています。しかし、悪路を走行する方でも大半は舗装路走行であるので、オンロードでの快適性能もある程度確保するよう設計されています。

 
サイドウォールもおしゃれ
oprt_box02_img01

 

性能は?

オフロード:
少々の悪路なら難なくこなしてくれます。
オンロード:
ゴロゴロ感はありますし、ある程度音もしますが思ったほどではありません。
雪道   :
氷でなければ滑りながらも走れるでしょう。
コーナー :
オーバースピードだと横方向へ階段状にガガガっと僅かずつ振り出されます。
燃費   :
新車装着タイヤとの比較で落ちます。

 

サイズラインナップは?

opencountru_hustler今回のリリースは軽自動車用2サイズのみ

165/60R15:
ハスラー、キャストアクティバ
185/85R16:
ジムニー

要望が多ければ、北米で展開されているサイズの発売もありそうです。

 

まとめ

オンロードでのある程度の快適性能も確保しながらオフロードの走破性も持ちます。
見た目もクロカンスタイルに出来、ジムニーは勿論ハスラーやキャストアクティバもクロカンぽさを大幅アップして注目度もアップできます。丸さの際立つキャストには少々見た目のエッジがきつ過ぎるかもしれません。
エンジンが運転席から近い軽自動車なのでエンジン音により走行音はそれほど気になりませんし、この手のタイヤとしては乗り心地のゴロゴロ感は少ないと思います。しかし、この手のタイヤですから快適を期待してはいけません。

 

ハスラーやキャストでこのタイヤを検討されていて、口コミを参考にするならラダーフレームのトヨタ系の四駆の方の意見は鵜呑みにしない方が良いと考えます。というのもナビゲーターもトヨタ四駆にマッドタイヤを履かせて乗っていたのですが、ラダーフレームは振動などを運転席に伝えにくいようで、「すごくウルサイ!」、「乗り心地最悪!」と言われているタイヤでもそれほど気になったことがなかったのです。車の骨格構造がモノコックフレームであるハスラーやキャストは全く違うと考えた方が無難です。

 

裏話

ナビゲーターのお客様でも、日本に正式上陸する前に並行輸入品でジムニーに履いて楽しんでいる方が何人かいらっしゃいます。雪深い地域に走って遊べる場所があるそうで、意図的に滑らせてみたり、しっかりトラクションするのを楽しんだりと遊んでいます。乗り心地や音もそれほど不快感がなくスタイルとしてもカッコイイので見た目だけで履くのもありだと思います。

 







タイヤサイズ

日本販売サイズ
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北米販売サイズ-並行輸入品で買えるサイズもあります

インチタイヤサイズ備考
2237x12.50R22LT 123QE
35x12.50R22LT 117QE
37x13.50R22LT 123QE
2037x12.50R20LT 126QE
35x12.50R20LT 121QE
35x12.50R20LT 125QF
33x12.50R20LT 114QE
37x13.50R20LT 127QE
35x13.50R20LT 121QE
LT305/55R20 121/118QE
LT305/55R20 125/122QF
LT295/55R20 123/120QE
LT285/55R20 122/119QE
LT325/60R20 126/123QE
LT315/60R20 125/122QE
LT285/60R20 125/122QE
LT275/65R20 126/123QE
1835x12.50R18LT 123QE
33x12.50R18LT 118QE
37x13.50R18LT 124QD
LT285/60R18 122/119QE
LT285/65R18 125/122QE
LT275/70R18 125/122QE
LT285/75R18 129/126QE
1737x12.50R17LT 124QD
35x12.50R17LT 121QE
37x13.50R17LT 121QD
LT295/70R17 121/118QE
LT285/70R17 121/118QE
LT255/80R17 121/118QE
16LT305/70R16 124/121QE
LT315/75R16 127/124QE
LT285/75R16 126/123QE
LT265/75R16 123/120QE
1531x10.50R15LT 109QC
備考 C ~ F はロード ID
C : 6 プライ相当
D :8プライ相当
E : 10 プライ相当
F : 12 プライ相当

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ヨコハマのSUVタイヤブランドGEOLANDARのオールテレーンがリニューアル

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新商品名はGEOLANDAR A/T G015

GEOLANDAR A/T-S G012(2006年発売)からGEOLANDAR A/T G015へ変更になります。10年の時を経てのリニューアルであり、ヨンク好きのナビゲーターとしてもハァハァしちゃいます。

 

GeolanarATG015

 

性能について

オフロードでの走破性と耐久性を向上させ、背反するオンロードでの快適性や静粛性も高められ全体的な底上げが図られています。

オフロード:特に悪路でのカット耐性が改良されています。また、横方向の溝の面積比率を増やすことでエッジ効果を増し、トラクションの増大を実現しています。当然、雪上性能も上昇しています。

オンロード:パターンの見直しとコンパウンド変更により静粛性能が大きく改善されています。また、オレンジオイルの配合などのブルーアーステクノロジーの採用でウェットグリップが向上しています。同時にコンパウンドのしなやかさが長持ちしグリップや快適性能が長持ちするようになりました。

 

002-yokohoma-g015-intro-lineup-sorrel-river-resort

 

デザイン

ショルダー部分のデザインが美しく、高いトラクション性能を期待させます。先代を踏襲したアウトラインホワイトレターが一部サイズに採用されているようですが、詳細は不明なため追って報告します。

 

GeolanarATG015-01

GeolanarATG015WL

 

やっぱりアメリカンホイールはカッコいいなぁってわけでちょっと脱線してみる。
左のホイールはKMC XD128で安価なタイヤセットでこんな感じ

 

右のホイールはMKW MK-46 M/L+でジオランダーのG012つけてこんな感じ

やっぱりMKWはお手頃価格ですね。G015が出たら、また安くセットを売っているところを探しておきます。

発売サイズ

インチタイヤサイズkorogariTeiko26wetGrip26備考
20LT285/55R20 122/119S--
275/55R20 117H--1
LT325/60R20 121/118S--
275/60R20 115H--
18225/55R18 98H--
285/60R18 116H--
275/60R18 113H--
265/60R18 110H--
235/60R18 107H--1
255/70R18 113H--
17215/60R17 96H--
275/65R17 115H--
265/65R17 112H--
245/65R17 111H--1
235/65R17 108H--1
225/65R17 102H--
LT315/70R17 121/118S--OWL
LT285/70R17 121/118S--OWL
LT265/70R17 121/118S--OWL
P265/70R17 113T--OWL
LT245/75R17 121/118S--
16235/60R16 100H--
215/60R16 95H--
255/65R16 109H--
275/70R16 114H--
P265/70R16 111T--OWL
265/70R16 112H--
P255/70R16 109T--OWL
255/70R16 111H--
P245/70R16 106T--OWL
245/70R16 111H--1
P235/70R16 104T--OWL
225/70R16 103H--
215/70R16 100H--
LT315/75R16 127/124R--
LT285/75R16 126/123R--OWL
LT265/75R16 123/120R--OWL
LT245/75R16 120/116S--
LT225/75R16 115/112R--OWL
205/80R16 104T--1
175/80R16 91S--
LT235/85R16 120/116R--OWL
LT215/85R16 115/112R--
185/85R16 105/103L--
15165/60R15 77H--
265/70R15 112H--
P235/70R15 102T--OWL
P225/70R15 100T--OWL
215/70R15 98H--OWL
205/70R15 96H--
LT235/75R15 104/101S--OWL
LT215/75R15 100/97S--OWL
225/80R15 105S--
215/80R15 102S--OWL
195/80R15 96H--
175/80R15 90S--
LT33X12.50R15 108S--OWL
LT32X11.50R15 113S--OWL
LT30X9.50R15 104S--OWL
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考OWL.アウトラインホワイトレタータイヤです。

 

北米のリリースサイズを参考にすれば日本で発売される下記のサイズはまずホワイトレターでしょう。
LT265/70R17
LT285/75R16
LT225/75R16
LT235/85R16
上記以外にもありそうなので分かり次第追記します。

クリックで拡大(表の右端のOWL=アウトラインホワイトレター)
GeolanarATG015USsize





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