・ミシュランのスタッドレスタイヤ「X-Ice3 Plus」の試乗会に行ってきました

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ミシュランの最新スタッドレスタイヤ「X-Ice3 Plus(エックスアイス スリー プラス)」の試乗(試走)会に行ってきました。
実は中々試乗の機会のないミシュランのスタッドレスタイヤですが、今年2017年は待望の試乗会が開かれ招待して頂きました。どうやらミシュランが業界向けにスタッドレスタイヤの試乗会を行うのは初めてなようで、担当営業は「やっと実現した」と感動しきりでした。

 

実は試乗会自体はお盆前に行ってきたんですが、真夏の暑いさなかにスタッドレスタイヤの試乗結果に興味がある方も少ないでしょうということで温めていました。ちょっと仕事の都合で長期出張に行っていたため記事をあげづらい環境にあったことも手伝って大分遅くなってしまいました。ただでさえ忙しいのに出張とか仕事増えます。貧乏暇なしですね。

 

目次

1.イベントプログラム
2.試走条件
3.氷上走行結果
4.アスファルト上走行結果
5.まとめ

 

1.イベントプログラム

➀座学(商品説明)・・・商品説明のため割愛
➁氷上走行
➂アスファルト上走行
これらを数チームに分けてローテーションでこなします。ナビゲーターは上から順番でした。

 

2.試走条件

2-1.使用車、比較タイヤ、環境など

使用車種  :
50系プリウス
試走タイヤ :
X-Ice3 Plus
比較タイヤ :
ブリヂストン ブリザック VRX(以下VRX)
タイヤサイズ:
195/65R15
空気圧   :
自動車メーカー標準空気圧(前250kPa 後240kPa)
路面状況  :
氷盤(室内スケートリンク)
路面温度  :
-2℃~0℃

ミシュランのスタッドレスタイヤの得意な温度域と言えば低温というのが業界の常識であり、当然試走会も有利な温度条件にしてきたかと思いきや少し高めの温度でした。しかもナビゲーターは氷上走行がプログラム2番目だったので、先の組の車が走った後であり氷の上にやや水が浮いている状況でした。業界の常識からすればブリヂストンのスタッドレスタイヤの得意な環境でのガチンコ勝負ということになります。

 

2-2.コース

➀加速・・・完全停止から15km/hまで加速しました。
➁制動・・・15km/hからフルブレーキング(ABSあり)で制動距離を比較しました。
➂旋回・・・その名の通り左旋回しながら車両が振り出されないか、舵角調整の必要性の有無などを検証しました。
➃スラローム・・・出来る限り等速でハンドリング追随性や車両の横滑りや安定感などを検証しました。
上記を2周します。

 

2-3.速度計測器

ナビゲーターが今回の試走会で最も感激したのは速度計測器です。この手の試走会では指定ラインまでに、車両の速度メーターの速度で指定速度(例えば15km/h)にしフルブレーキをして制動距離を比較します。それがナビゲーターはいつも不満でした。というのも車両の速度メーターというのは駆動輪の回転数から速度を出しており実際に車が走行している速さではありません。氷上で空転しているタイヤの回転数から算出されている速度メーターなど何の参考になるのかと考えているわけです。それでも十分な加速距離があれば問題はないのでしょうが、屋内スケートリンクでは十分な加速距離がないため大抵は実測とメーター速度にはズレがあるのです。
さて、そこで今回のミシュランの車両を見て感動したのは車両の後方に駆動系と無関係の速度測定用の車輪が装着され、その車輪の回転数から算出された速度が運転席に取り付けられたメーターに表示されます。これにより実際の速度を見て制動比較をすることが出来たことでした。これがあるべき姿なのですがこれまでどのメーカーの試乗会でも採用されなかったことが、ミシュランでは初めての試走会から行われたわけです。流石、職人気質の会社だなとニヤリとしてしまいました。
※無理やり作った画像は撮影不可なためです。

 

3.氷上走行結果(比較試験)

➀制動

・まず15km/hへの到達距離に感心しました。明らかにブリヂストンのブリザックVRXより短い距離で安定して15km/hに到達したと感じました。
・制動距離は「X-Ice3 Plus」が8mほどで「VRX」は9mほど、なんとミシュランに軍配が上がりました。

 

➁旋回

・「VRX」は限界を超えたら急に外に振り出されたのに対し、「X-Ice3 Plus」は明らかな限界点が急に来るというわけではなく増速していくと段々滑るので走りやすいと感じました。
・「VRX」は途中まではほとんど滑らず、滑り出すまで粘り強かったので多少アクセルを踏んでしまった可能性を完全に否定することはできません。しかし、2周とも同様の結果だったので旋回性能もX-Ice3 plusに軍配が上がったと言って良いでしょう。

 

➂スラローム

・セッティングが緩かったので両者ともあまり横滑りしませんでした。
・2周目は少し増速してみましたが、やはりセッティングが緩い。室内なのであまり無茶も出来ません。
・「X-ICE3 Plus」も「VRX」も素晴らしい旋回性能を見せてくれました。

 

4.アスファルト上走行結果

・非常に安定した走行安定性能でした。
・レーンチェンジや右左折時もほとんどふらつきなく夏タイヤと同等の走行安定性能でした。
・加速時もレスポンスが早く、踏んだら踏んだなりに加速してくれます。
・制動についてもスタッドレス特有のブロックの倒れこみで制動距離が伸びる感覚がほとんどありません。
・市街地走行なので高速走行は確かめられませんでしたが先代と同等程度の高速性能はありそうです。
・走行音も非常に静かで多くのスタッドレスタイヤにあるジャーッとかウォーンとかいう不快な音がほとんどありません。

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5.まとめ

今回の試乗会から言えること
・氷上加速・・・スタートしてかなり早くから食いつき、安心感のあるスタートができました。
・氷上制動・・・非常に高い性能を発揮してくれました。トップクラスの氷上制動性能です。
・氷上旋回・・・非常に高い性能を発揮してくれました。ゲレンデへの山道でも安心でしょう。
・走行性能・・・乾燥路走行はミシュランの真骨頂で夏タイヤ同様の走行性で高速も安心です。

 

今シーズン最もオススメのスタッドレスの一角で、準降雪地域在住のナビゲーターイチオシのスタッドレスタイヤです。

 

今回の試乗以外のデータで予測できること
ブリザックの最新モデルVRX2はVRXより10%制動性能が上がっているデータが発表されています。つまりブリザックの最新モデルはX-ICE3 plusと同等の制動性能と考えられます。

 

X-Ice3 plus(エックスアイス スリープラス)の相対評価ゲージなど

 

蛇足

この手の試乗会(試走会)では必ず言われることですが、なぜか「主催メーカーのタイヤが一番良い結果が出る」という都市伝説(笑)です。ナビゲーターもかなりの数の試乗会に招待して頂いていますが、少なく見積もっても8割は主催メーカーに有利な結果が出ています。今回もまた主催メーカーに軍配が上がる結果となりました。

 

さて、では今回の試乗会の結果は妥当だったかどうかを考える必要があります。
➀環境は妥当だったのか?
⇒氷の温度は極端に低く設定されていることもなく、不当にミシュランに有利な条件を作り出しているわけではありません。どちらかというと高めの温度設定であることを考えると一般にはブリザックに有利と言われる条件であったため妥当と言って良いでしょう。(正直主催メーカーに有利な条件であったとしても「主催メーカーなんだから良いじゃない」と思ってしまう私もいます)

 

➁比較対象が妥当か?
⇒最新のVRX2と比較すべきですが対象がVRXなのは仕方ないところでしょう。試乗会の時点では未発売ですし、何となく最新モデル同士を比較しない業界的な大人の事情があるように感じます。一般に最も高い氷上性能を有していると言われるブリザックとの比較は理想ではないものの概ね妥当と言えるでしょう。

 

➂スペシャルでないか?
⇒これも業界ではよく言われることですが特別仕様のタイヤを使用している可能性がないとは言えません。タイヤ側面の型式を表す文字列などを写真に収めて市販品と比較したいところですが、撮影は許されていないので難しいところでしょう。結局のところメーカーを信頼する以外にありません。勿論ミシュランは信頼できるメーカーです。

 

これらに加え長年の小ナビゲーターの経験や周囲の関係者の高い評価から判断しても、素晴らしいスタッドレスタイヤであり妥当な結果と言って差し支えないでしょう。

 

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・トーヨー「Winter TRANPATH TX(ウィンタートランパス・ティーエックス)」発売

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2017年-2018年シーズン新発売スタッドレスタイヤ【1】で少し触れましたが、この冬トーヨーも新たなスタッドレスタイヤを市場投入します。メインのGARITは変更ありませんが、トーヨーの代名詞ともいえるミニバン専用タイヤのトランパスのスタッドレスタイヤ「Winter TRANPATH TX(ウィンタートランパス・ティーエックス)」です。

 

技術的な特徴

鬼クルミ

引っ掻き効果を期待して添加されています。他社が引っ掻き系の素材を添加するのをやめていく中で少々の時代遅れ感は否めないところでしょう。
他社が引っ掻き系添加材の使用を中止したのは期待される効果に限界を感じたことと、素材のほとんどがガラス系だったため環境への配慮などで中止された背景があります。鬼クルミも前者についてはやはり効果が限定的ですが、後者については天然素材であるため環境負荷がほとんどないということが強みとなって採用され続けているのでしょう。

 

NEO吸着ナノゲルゴム

鬼クルミの効果だけでは氷上性能に限界がありました。一方でブリヂストンのブリザックで初めて採用された積極的な氷上の水膜除去が氷上性能への効果が高いことが分かり他社でも採用されました。他社からやや遅れましたがトーヨーも吸着ナノゲルゴムに投入された吸水カーボニックセルの形で導入しました。その効果を上昇させたのがNEO吸水カーボニックセルを含むNEO吸着ナノゲルゴムで本タイヤにも採用されました。

 

3Dダブルウェーブグリップサイプ

サイプと呼ばれる細かな横溝が多くの角を生み出し、これが多いほど高いエッジ効果を発揮します。しかし、サイプが多ければブロックが倒れこんで十分なエッジ効果が得られなかったり、剛性を失うことで走行性能が大幅に低下したり、偏摩耗を引き起こしたりします。多くのサイプを配置したいがこれらの問題を引き起こしたくないというジレンマの対策として、ブロック壁面に半球状の凹凸を配置してお互いを支え合うようにし、サイプの数や形状を最適化しています。

 

スパーハイターンアップ

カーカスの巻き上げ部分をトレッド付近まで延長することでサイドウォールの剛性を確保しています。これによりミニバンやハイト系自動車で不安を感じやすいカーブや高速道路でのレーンチェンジのふらつきを抑えたしっかりとした走りが出来ます。

 

トリプルトレッド構造

経年劣化の抑制をサポートするソフトキープコンパウンドをベースに、氷に強いスーパーソフトコンパウンドをインサイド側に配置し、アウトサイドには剛性高めのソフトコンパウンドを配置することで効きと走行性能を両立させています。

 

先代からの性能アップ

WINTER TRANPATH MK4α(ウィンタートランパス エムケーフォーアルファ)からの性能アップは以下です。
 

氷上制動

氷上制動比較試験
タイヤ銘柄➀Winter TRANPATH TX
(ウィンタートランパス ティーエックス)
➁Winter TRANPATH MK4α
(ウィンタートランパス エムケーフォーアルファ)
タイヤサイズ195/65R15 91Q
ホイールサイズ15x6.0J
試験車ノア(4WD,ABSあり)
タイヤ空気圧前240kPa,後240kPa
乗車人数2名乗車
試験場所東洋ゴムサロマテストコース
外気温-3.6℃
路面温度-2.5℃
試験方法40km/hからフルブレーキングし停止するまで
制動距離➀49.1m
➁55.2m
直進方向の氷上制動性能が12%向上しています。

 

氷上コーナリング性能

氷上コーナリング性能比較試験
タイヤ銘柄➀Winter TRANPATH TX
(ウィンタートランパス ティーエックス)
➁Winter TRANPATH MK4α
(ウィンタートランパス エムケーフォーアルファ)
タイヤサイズ195/65R15 91Q
ホイールサイズ15x6.0J
試験車旋器計測専用車両(4WD,ABSあり)
タイヤ空気圧前200kPa,後200kPa
乗車人数2名乗車
試験場所岡山国際スケートリンク
外気温7.2~7.8℃
路面温度-3.8~-4.0℃
試験方法旋回速度16km/hで等速直線走行を行い、コーナー進入付近でロックするまでステアリングを切りステアリングフォースを計測する。
コーナリング力が8%向上しています。

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サイズラインナップ

インチタイヤサイズ備考
19235/55R19 101Q
225/55R19 99Q
18225/45R18 91Q
235/50R18 97Q
225/50R18 95Q
215/50R18 92Q
235/55R18 100Q
225/55R18 98Q
215/55R18 95QMK4a
235/60R18 107Q1,⑨
225/60R18 100Q
235/65R18 106Q
17215/50R17 91Q
225/55R17 97Q
215/55R17 94Q
205/55R17 91QMK4a
225/60R17 99Q
215/60R17 96Q
225/65R17 102Q
16205/55R16 91Q
215/60R16 95Q
205/60R16 92Q
195/60R16 89Q
215/65R16 98Q
205/65R16 95Q
215/70R16 100Q
15215/65R15 96Q
205/65R15 94Q
195/65R15 91Q
185/65R15 88Q
215/70R15 98Q
205/70R15 96Q
175/80R15 90Q
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.WinterTranpathMk4aです。
備考⑨.2017年9月発売予定です。

 

まとめ

➀唯一のミニバン専用(ハイト系車専用)がなされたスタッドレスタイヤです。
➁ミニバンやハイト系自動車のふらつきをしっかり押さえてくれるので、ふらつきが気になる方には良いでしょう。
➂氷上性能にはやや不満が残ります。
➃ミニバンやハイト系自動車特有の偏摩耗は抑えてくれますが、多くの方はゴムの劣化によりスタッドレスタイヤを交換するので、アスファルト走行の多い準降雪地であって走行距離が多い方以外ではこのメリットを享受しにくいでしょう。

 

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・お出掛け前にこれだけはやっておこう

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レジャーや里帰りなど何かと長距離移動が多いこの時期、移動中のトラブルは絶対避けたいものです。レジャーへ行き道でトラブルが発生し遊べなかったなんてことになったら、準備不足なお父さんへの視線が刺さります。ましてパンクなどが原因で事故など起こしてしまったら家族や他人を巻き込む大惨事になってしまうかもしれません。

 

高速道路でのトラブル

高速道路における故障部位発生率はタイヤが最も多く、実に半数以上です。更に近年その割合は増加傾向にあり2014年53.4%であった割合が2015年には53.7%、2016年には55.3%まで増加しています。

 

なぜ高速道路でのタイヤ故障が増加しているのか

ガソリンスタンドのセルフ化

これにはガソリンスタンドのセルフ化が大きく影響していると言われています。セルフスタンドが普及する前は、(ガソリンスタンド側から見れば商売としての意味が強いにせよ)スタッフにの目が光っていたおかげで交換時期を迎えたタイヤが発見され注意が促され、適切に交換されていたケースが多くあったと考えられます。しかし、セルフ化されたことで注意深くタイヤを見る目が大きく減ってしまったのです。

 

ユーザー点検が十分でない

車検が義務付けられている日本はドライバーの自己メンテナンス意識が低く、国産車の故障のしにくさも影響してユーザーによる点検の目も十分ではないことが多いと言われています。このため元々タイヤ故障の割合が高かったことに加えて、前述のガソリンスタンドのセルフ化が高速道路でのタイヤ故障の割合の増加に拍車をかけてしまったと考えられます。

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長距離移動前にこれだけはやっておこう

普段からの点検が理想ですが長距離移動の前だけでもタイヤを点検しておきましょう。高速走行時のパンクは車両が制御不能に陥ることがあり非常に危険です。特に前輪のパンクは舵取りも出来ずブレーキをかければ車体が前に沈み込み横転など重大事故につながります。

 

1.空気圧点検

自動車メーカーの指定空気圧に合わせておくことが基本です。指定空気圧は以下の左図のようにドア横などに以下の右図のような記載があります。

詳しくは空気圧についてを参考にいただければと思いますが、概ね自動車メーカー指定空気圧にしておけば問題ないでしょう。この際に1本だけ空気圧が低いタイヤを見つけたら要注意です。パンクの可能性が非常に高いので異物が刺さっていないか点検しましょう。分からない場合はディーラーかタイヤ販売店に相談しましょう。
また、この時期の特に注意すべき点としては、出来るだけ気温の上がっていない朝にあまり走行せず点検することです。というのもタイヤ内の温度が上がれば1割~2割程度タイヤ空気圧が上がってしまい、タイヤが熱くなった状態で空気圧を調整すると温度が低くなった時にタイヤ内圧が低くなり過ぎてしまう場合があるためです。

 

2.タイヤ点検

トレッド面の点検

スリップサインが出ていたら完全にアウトです。公道走行が法律で禁止されているのは勿論、濡れた路面での制動距離が急激に伸びるためとても危険です。特に最近のゲリラ豪雨などで道路に水が溜まったところへ高速走行など自殺行為と言えます。
安全な場所でハンドルを目一杯切った状態でスリップサインが露出していないことを確認しましょう。その際に普通に車を停めている際には見えないタイヤの内側までしっかり確認してください。外から見て問題がなくても内減りが酷い場合があり、最悪の場合内部構造であるワイヤーが露出していることがあります。後輪はのぞき込む必要があるかもしれませんがしっかり確認しましょう。
タイヤの適切な交換時期についてへタイヤ交換目安を参考にいただければと思います。

 

タイヤ側面の点検

➀まず大きな傷がないか点検してください。傷があり内部のナイロン構造が露出している場合(白い糸が見えたらアウト)はタイヤ交換が必要です。
コブのような腫れ物があった場合は内部のナイロンコードが切れています。直ちにタイヤ交換が必要です。
図の赤線の間のように側面の文字や模様が消えている場合は、過去にパンクなどで空気圧が極端に低下した状態で走行しているため内部構造が破壊されている可能性が非常に高く危険なのでタイヤ交換が必要です。
※ナビゲーターも十分な点検がされずパンク修理がされているこの様なタイヤを年に何度も見掛けます。いつ爆発するか分からない時限爆弾をつけて走っているようなものです。

 

まとめ

以上いずれも点検は簡単ですが自分でやるのが面倒なあなたはディーラーやタイヤ販売店などにお願いすれば見てもらえます。小一時間もあれば終わります。スペアタイヤが装備されている車はスペアのエアチェックもお願いすると良いでしょう。パンク修理キット装備車で修理用の液剤を使ってしまっているあなたは必ず液剤を買い足しておきましょう。ナビゲータのおすすめ液剤はタイヤを洗って使用できるスライムスマートリペアです。コンプレッサーがある方は液剤のみの購入で十分です。
スライムスマートリペアについて詳しくはパンク現場で一人で出来る修理キット

1.旅先など馴れない場所では特にトラブルがないのが一番なので最低限の点検くらいはしておきましょう。
2.何かあったときの対策としてスペアタイヤやパンク修理キットの点検くらいはしておきましょう。
3.分からないことが出てきた場合を考えて車の取扱説明書は必ず車に積んでおきましょう。
4.自動車保険会社への連絡先とロードサービスの連絡先はスマホに登録しておきましょう。

 

それでは良き旅を

 

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ヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」発売

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待ちに待ったヨコハマのマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」が発売されます。13年ぶりのモデルチェンジとあってナビゲーターもワクワクです。

 

技術的な特徴

➀ラージメッシュ・ラググルーブ

縦、横、斜め様々な方向へ全体に配された溝がマッド、ロックでのトラクション性能を発揮し排土性も高めています。

 

➁接地幅の拡大

新パターンと新コンパウンドにより、接地幅を広くすることでトラクション性能を高め、偏摩耗を抑制しています。

 

➂シーケンシャル・サイプ

踏み固められた硬い土やウェットで優れたエッジ効果を発揮しトラクション性を向上させます。固められた雪面にも多少のエッジ効果は発揮してくれます。

 

➃マッド&ストーン・エジェクター

ロックセクションなどで岩の角が最も弱い溝の底部へヒットしてダメージを受けるのを抑制します。マッドでの排土性も高めます。

 

➄アグレッシブサイドブロック

タイヤサイド上部に設けたブロックにより耐カット性を向上。また深いマッドでのトラクションにも貢献します。

 

➅高剛性3プライ構造

ロードレンジEサイズおよび一部のロードレンジDサイズには3プライ構造を採用し、ケース剛性を高め優れた操縦安定性、耐カット性を実現しています。

➆ナイロンフルカバー

ベルト上部にナイロンのフルカバー構造を採用することで弱点である溝の底部へのダメージがベルトに達するのを抑制します。

 

➇大型リムプロテクター、G003専用サイド構造

タイヤサイドのゴムを従来より厚くし、リムプロテクターを大型化することでサイドを強靭にしています。

 

8月発売予定サイズ

インチタイヤサイズ備考
2037x12.50R20 126Q
17LT285/70R17 121/118Q
LT265/70R17 121/118Q
37x12.50R17 124Q
35x12.50R17 121Q
16LT315/75R16 127/124Q
LT285/75R16 126/123Q
LT265/75R16 123/120Q
1531x10.50R15 109Q

9月以降順次サイズ追加予定







まとめ

➀マッド、ロックどちらにも対応できる設計がされています。
➁全体に耐カット性能や偏摩耗性能が改良されています。
➂オンロードでの快適性能や乗りやすさも幾らか改善されています。
➃基本的に部材を厚くすることで強靭さを得たため重い。非力なマシンでは慣れないうちはストレスを感じそうです。
➄サイドウォールのインパクトも抜群なのでファッションで履いてもカッコいいでしょう。
➅現状国内で発売予定サイズではホワイトレタータイヤはありません。

 

G003はマッドテレーンには珍しく幅広設計がされていますが、一般にクロカンには細身大口径が有利と言われています。細身のタイヤでは狭い面積に圧力が集中されるため、表面のぬかるみの強い泥をせん断します。するとその下にある締まった路面へタイヤを到達させることが出来、高いトラクションを得られるので細身タイヤが有利と言われているのです。
一方でロックセクションでは接地面積が大きい方が出来るだけ多くのブロックを接地させられるので、トラクションとグリップが良くなります。
ナビゲーターの私見ですが、G003ではこの相反する特徴を両立させるための設計がされていると考えられます。まず接地面を幅広にしながらも溝の比率を増やすことで圧力を集中させ、せん断力を強めてマッドに強くしています。一方で、幅広にすることで空気圧を落とせばロックでもより多くのブロックが接地して面圧が分散しやすくトラクション性能を高めるように設計されていると考えられるのです。

 

相対比較ゲージなどはGEOLANDAR M/T G003参照

 

ナビゲーターは車を壊すのが怖くて出来ませんが、こんなことやってみたいですね。主にファッションなんちゃってカスタムを楽しんでいるナビゲーターですが、車を借りて稀にトライさせてもらってます。
写真はMOTER TRENDよりお借りしました。

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2017年-2018年シーズン新発売スタッドレスタイヤ【1】

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今シーズンの新発売のスタッドレスタイヤのプレス発表が相次いでありました。

 

ブリヂストン

今シーズン発売予定「BLIZZAK VRX2(ブリザック ヴィアールエックスツー)」

➀氷上制動距離10%短縮
➁静粛性アップ騒音1.6dBA低減
➂摩耗ライフ22%向上

 

今シーズンスタンダードモデル化「BLIZZAK VRX(ブリザック ヴィアールエックス)」

これまでは最新モデルの発売にあたって前モデルは廉価モデルとなり、かなり買いやすくなっていました。しかし、今回はあまり価格を下げない方針が決まっているそうなので、前モデルである「VRX」であってもあまり買いやすい価格帯にはならないかも知れません。しかも「VRX」は摩耗が早めなのでアスファルト上を走ることが多い準降雪地でたくさん走る方には割高になることがあります。

 

ヨコハマ

 

今シーズン発売予定「iceGUARD 6 iG60(アイスガードシックス アイジーロクジュウ)」

➀氷上制動距離15%短縮
➁静粛性ロードノイズ25%、パターンノイズ33%低減
➂ウェット制動性能5%向上

 

今シーズンスタンダードモデル化「iceGUARD 5 Plus(アイスガード ファイブ プラス)」

昨シーズン、一昨シーズンとナビゲーターの独断で最も効きの良いスタッドレスに輝いた「iceGUARD 5 Plus」が廉価となって販売されるのでお勧めです。

2015年一番止まるスタッドレスタイヤを(勝手に)決めたった
2016-2017年一番止まるスタッドレスタイヤを(勝手に)決めたった 普通乗用車編

 

グッドイヤー

 

今シーズン発売予定「ICE NAVI 7(アイスナビ セブン)」

➀氷上制動距離7%短縮
➁ウェット制動性能2%向上
➂低燃費性能4%向上

 

今シーズンスタンダードモデル化「ICE NAVI 6(アイスナビ シックス)」

ナビゲーターの評価では氷上性能の評価があまり高くないスタッドレスタイヤではありますが、摩耗には強いので準降雪地でたくさん走る方には良いかも知れません。

 

その他のキャッチしているスタッドレス発売情報

トーヨータイヤも新スタッドレスを発売する予定があると聞いています。
ミシュランタイヤについては既にミシュランの新スタッドレス情報で報告し、ミシュラン新スタッドレスのなるほど新構造で追加情報を記載しています。

 

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ミシュラン新スタッドレスのなるほど新構造

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2017年-2018年シーズンに新発売されるミシュランの新スタッドレスタイヤ「X-ICE XI3 PLUS(エックスアイス エックスアイスリー プラス)」について、「なるほどその手があったか!」という実にミシュランらしい新コンパウンドの情報をキャッチしました。

 

新たな添加素材を加えた新コンパウンド

今回のモデルチェンジはパターン変更のないマイナーチェンジ的な変更であることは以前にお伝えしました。参考)ミシュランの新スタッドレス情報
その際「吸水性能と柔軟さの持続性を高める新素材」がコンパウンドに添加されるとお伝えしましたが、一部正確ではない情報だったようなので詳細を後述していきます。

 

なぜ氷で滑るのか

スタッドレスタイヤの効きの構造を理解するために、氷上で滑る機構をごく簡単に説明しておきます。
氷は表面が滑らかなため滑ってしまいます。しかし、むしろ問題なのが氷にタイヤが接触すると、表面が僅かに解けてミクロの水膜が出来、これがタイヤと路面の摩擦を極小化するために滑ると言われています。タイヤと路面の間に薄い水膜が出来てしまう言わばミクロのハイドロプレーニング現象です。そのため近年のスタッドレスタイヤの開発は各メーカーとも水膜除去に大きな力を注いでいます

 

従来の代表的な添加素材

➀ダンロップのテトラピックなどのグラスピック素材は引っ掻き効果を狙ったものでしたが、現在は採用されていません。
➁トーヨーの微粉砕クルミ殻は引っ掻き効果を狙ったもので現在も採用されています。
➂ヨコハマの吸水カーボンは吸水効果、吸水バルーンと吸水ハニカムシリカは吸水効果と引っ掻き効果を狙ったものでした。最新モデルでは主に吸水効果を狙った吸水バルーンとエボ吸水ホワイトゲルのみの採用です。
過去にはグッドイヤーもダンロップのようなガラス状引っ掻き素材を添加していました。

 

表面を多孔質構造にすることで効く

まずは左図を見て頂きましょう。この図はベースとなるコンパウンドに球状の添加素材「Mチップ」が混ぜられていることを模式的に表したものです。この球状の添加素材はベースコンパウンドとは別の素材で出来ており、表面に露出すると溶けてなくなります。この溶けた後の穴「細孔」がポイントで添加素材そのものが吸水効果を発揮するわけではなく、細孔の水を吸う特性が吸水性能を発揮します。細孔が表面にたくさん存在するとスポンジが水を吸うように氷表面の水膜を除去する効果を発揮するのです。この表面の吸水構造は一般にスタッドレスタイヤで最も高い氷上性能で信頼を得ているブリヂストンのブリザックの発砲ゴムに似ています。しかもブリザックと違ってコンパウンド内部はしっかり詰まった状態なのでトレッド剛性は保たれるので高い走行性能も維持します。

※沢山の細孔が空いた物体を多孔質体と呼び、多孔質体は細孔に水を取り込むと化学的に安定するため周囲の水を取り込みます。

 

表面「だけ」を多孔質構造にすることで走行性能を高める

このコンパウンドの肝は添加素材が表面に露出するまでは内部の構造物としてトレッド剛性を保ってくれることです。
似たような多孔質構造により水膜除去をして効く構造のスタッドレスタイヤにブリヂストンのブリザックとヨコハマのアイスガードがあります。これらは氷上で非常に高い効きを発揮する一方で、内部までスポンジ状の構造を持っているためトレッド剛性が弱く、どうしても柔らかい走行性能になりがちで摩耗も早い傾向にあります。
これに対し、ミシュランの「XI3 PLUS」は表面に露出するまでは添加素材がトレッド内部に存在するため、ほとんど剛性を落とすことがありません。そして表面にのみ多くの細孔を存在させて、効果的に水膜除去性能を発揮するという実に合理的な構造をしています。ミシュランのタイヤ全般に言えることですが、何かを得れば何かを落とすことを良しとせず、バランスを重視した安全性能を持ったタイヤになっており、「XI3 PLUS」もより高い氷上性能を目指したが走行性能を犠牲にすることはしていないのです。

 

他メーカーとの性能比較

現状では細孔の密度も大きさも分からず、氷上性能の比較データもないのでブリザックやアイスガードとの比較はできません。実は「XI3 PLUS」の走行会にも呼んで頂いているので追って報告します。







まとめ

➀新たな添加素材により吸水性能を発揮して氷上性能を高めています。
➁表面に露出した添加素材が溶けてなくなった場所に出来る細孔が氷表面の水膜除去をして効きます
内部に存在する添加素材は構造物としてトレッドを支えるため高い走行性能を持ちます。
 そのため速度記号もHまたはTと夏タイヤ同等か近い性能です。
➃他メーカーとの比較は今後に期待してください。

 

まだ夏も来てないというのにスタッドレスタイヤの話題です。この業界も毎年前倒しされていってナビゲーターのおじさんも困っちゃいます。

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コンチネンタル「PremiumContact 6(プレミアムコンタクト6)」発売

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コンチネンタルタイヤから新製品「Premium Contact 6(プレミアムコンタクト6、以下PC6)」が2017年7月1日発売されました。

 

製品の位置づけ


当サイトではプレミアムスポーツタイヤと位置付けます。
参考)代表的なプレミアムスポーツタイヤ

 

名前からすると「ContiPremiumContact5(プレミアムコンタクト5、以下CPC5)」の後継のようですが、実際にはCPC5と「ContiSportContact5(コンチスポーツコンタクト5、以下CSC5)」を統合した形で、むしろCSC5の方がベースになっているようです。
 CPC5は当サイトでもプレミアムコンフォートと定義しましたが国内で言うところのプレミアムコンフォートというにはやや違和感があり、かなり走行性重視に寄っていながら走行性能も快適性能は中程度であり、上記の図ではスポーツコンフォートくらいが妥当だったかもしれません。

そこをいくとPC6は走行性能と快適性能などタイヤに要求される全ての性能を高いレベルでバランスすることが重視されており、コンチネンタルの言葉を借りれば「乗り心地、正確なステアリングレスポンス、最高の安全性、そして優れた環境特性に関して高まり続ける要求を、1つの製品で満たす」ことを目指しており、これはまさに「プレミアムスポーツタイヤ」が妥当と考えられるわけです。

 

技術的な特徴

1.新開発の結晶シリカコンパウンド

特に濡れた路面状況において優れた制動性能を発揮します。 また、CSC5の安全性能を維持しながら、耐摩耗性能は大幅に改善されました。

 

2.アドバンスド・マクロ・ブロック・デザイン

3つのテクノロジーの採用により、限界のコーナリング時における安定したコントロールを生み出します。
1)大型ショルダーブロック
2)排水機構
3)隣接ブロック同士の連動機構
パッと見あまり似てないようにみえるのですが、特にアウトサイドなどがSportContact 6から採用したトレッドパターンなのだそうです。

 

3.パフォーマンス・フットプリント

最適化したポリマーブレンドにより、接地面を最適に保ち摩耗寿命を15%以上改善しています。 また、スムーズなパターン剛性により走行快適性や走行距離が向上し車外騒音が低減されています。

 

4.パターンデザイン


高度なマクロブロック設計により、高いコントロール性能とコーナリングの安定性を発揮します。 さらに、非対称リブアングルはコーナリング時の横方向からの力を受けてもブロックが倒れこみにくく高いグリップ性能を発揮する。

 

ContiSportContact5との対比

 

CSC5との対比が本国のサイトに掲載されているので日本語化してみました。ほぼ完全上位互換と言って良い性能で特にCSC5では早かった摩耗寿命が改善され、ノイズなどの快適性能や燃費なども向上しています。燃費性能としては国内メーカーの標準的な低燃費タイヤと同等程度の性能を持っているようです。耐ハイドロプレーニング性能はわずかに低下していますが、時速200km超からのフルブレーキングが想定され高い性能を誇るCSC5が基準ですから、日本の道路事情ではなお余りある性能と言って良いでしょう。







まとめ

➀設計ベースはCSC5です。
➁CSC5の走行性能に摩耗寿命や快適性能をプラスしたタイヤです。
➂当サイトでの位置づけはプレミアムスポーツタイヤです。
➃ブリヂストンで言えばPOTENZA S001が近い。
➄バランスが良く仕上がった多くの日本人にも好まれるタイヤと言えます。
➅日本のラベリングを取得していませんが、日本の「低燃費タイヤ」に相当する性能を持っています。

プレミアムコンタクト6の性能評価や相対評価ゲージはコンチネンタル PremiumContact6

 

タイヤサイズ

日本の低燃費タイヤラベリングは取得されていないので、EUラベルを掲載しました。
日本と欧州のラベリング制度の対比
燃費  :日本’A’ ≒ 欧州’C’
ウェット:日本’a’ ≒ 欧州’A’

EUタイヤラベル korogariTeiko26:転がり抵抗係数 wetGrip26:ウェットグリップ性能
対象のタイヤサイズをクリックするとネット購入できます。
※日本と欧州のラベリング制度の対比
PremiumContact6
インチタイヤサイズEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCYEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCY備考
18275/40R18 103YCA1
245/40R18 97YCA1
235/40R18 95YCA1
225/40R18 92YCA1
255/45R18 103YCA1
245/45R18 100YCA1
235/45R18 98YCA1
225/45R18 95YCA1
235/50R18 101YBA1
17245/40R17 91YEA
205/40R17 84YCA1
245/45R17 99YCA1
235/45R17 97YCA1
225/45R17 94YCA1
215/45R17 91YCA1
205/45R17 88WCA1
225/50R17 98YCA1
215/50R17 95YBA1
205/50R17 93YCA1
備考1.エクストラロードタイヤです。
PremiumContact6 SUVサイズ
インチタイヤサイズEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCYEU-LABEL-FUEL-EFFICIENCY備考
19255/50R19 107YBA1
255/55R19 111VBA1
225/55R19 99VCA
18255/55R18 109Y--1,⑪
235/55R18 100VBA
225/55R18 98VCA
235/60R18 107VCA1
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考⑪.2017年11月発売予定です。
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コンチのタイヤ購入なら急げ!いや待て!

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2017年7月1日よりコンチネンタルのタイヤの値上げがあることはお伝えしました。ナビゲーターにもメーカーからの値上げ後の価格が届いたわけですが、他のメーカーと違ってタイヤによって乱高下しているのです。平均で6%の値上げとのことですが、50%以上値上げ予定のものもあれば大幅に値下げされる予定のものまであります。どうやらこの機会に「全体的に見直した」ということのようです。そして私たちの行動にどう影響するかと言えば、大幅に上がるものは早く購入する方がいいですし、逆に値下げされるものは待った方がお得ですよね。そこで以下のタイヤをリストにしてまとめておきます。

 

➀10%以上の値上げが想定されるタイヤ
➁大幅に値下げが想定されるタイヤ

 

➀10%以上の値上げが想定されるタイヤ

表の右上の検索窓にキーワードを入力して使うと便利です。

 

ノーマルタイヤ

タイヤ銘柄タイヤサイズ自動車メーカー
承認マーク
想定される
値上がり幅
(%)
ContiSportContact 5P315/25ZR23 13
ContiSportContact 5P335/25ZR22 17
ContiSportContact 5P285/30ZR21 (100Y)RO15
ContiSportContact 5P275/30ZR21 (98Y)RO12
ContiSportContact 5P255/35ZR21 15
ContiSportContact 5P295/25ZR20 14
ContiSportContact 5P245/35ZR20 16
ContiSportContact 5295/40R22 112YLAND ROVER15
ContiSportContact 5285/35R21 105Y11
ContiSportContact 5275/45R21 107YMO73
ContiSportContact 5255/40R20 101YAO11
ContiSportContact 5255/35R19 92Y12
ContiSportContact 5255/35R19 96YMOE12
ContiSportContact 5255/50R19 103YN38
ContiSportContact 5245/35R19 93YMOE12
ContiSportContact 5235/55R19 101YN13
ContiSportContact 5255/55R18 105WN19
ContiSportContact 5245/35R18 88Y11
ContiSportContact 5215/40R18 85Y18
ContiSportContact 5225/45R17 91V11
ContiSportContact 5205/40R17 84VFORD12
ContiSportContact 3205/45R17 84VMINI15
ContiSportContact 3205/45R17 84V15
ContiSportContact255/40ZR18 95YM326
ContiSportContact225/45ZR18 12
ContiSportContact225/45ZR18 91YM312
ContiSportContact225/45ZR17 13
ContiSportContact225/50ZR16 92W27
ContiSportContact225/50ZR16 92YN17
ContiSportContact205/55R16 91V15
ContiEcoContact 5225/45R17 94VFIAT21
ContiEcoContact 5225/45R17 91VAO21
ContiEcoContact 5225/50R17 94VOPEL30
ContiEcoContact 5225/50R17 94HAO30
ContiEcoContact 5225/55R17 101WRENAULT29
ContiEcoContact 5225/55R17 97W29
ContiEcoContact 5225/55R17 101VJ29
ContiEcoContact 5215/45R17 87VOPEL23
ContiEcoContact 5215/55R17 94VVW20
ContiEcoContact 5215/55R17 94V15
ContiEcoContact 5215/55R17 94VVW34
ContiEcoContact 5215/55R17 94VFIAT20
ContiEcoContact 5215/60R17 96VMO11
ContiEcoContact 5205/50R17 89V19
ContiEcoContact 5205/50R17 93VVW24
ContiEcoContact 5205/50R17 93VVW40
ContiEcoContact 5205/55R17 95VRENAULT24
ContiEcoContact 5205/55R17 95VJ24
ContiEcoContact 5215/60R16 99V25
ContiEcoContact 5215/60R16 95VVW31
ContiEcoContact 5205/55R16 91VMO20
ContiEcoContact 5205/55R16 91HMO20
ContiEcoContact 5205/55R16 94W16
ContiEcoContact 5205/55R16 91WAO20
ContiEcoContact 5205/55R16 91VVW20
ContiEcoContact 5205/55R16 91VAO20
ContiEcoContact 5205/55R16 91VVW20
ContiEcoContact 5195/55R16 91HDACIA28
ContiEcoContact 5195/55R16 91V23
ContiEcoContact 5205/60R15 95V32
ContiEcoContact 5205/65R15 94V19
ContiEcoContact 5195/60R15 88H25
ContiEcoContact 5195/65R15 95H12
ContiEcoContact 5185/60R15 84HAO24
ContiEcoContact 5185/60R15 88H20
ContiEcoContact 5185/60R14 82H10
ContiEcoContact 3175/55R15 77T12
ContiEcoContact 3185/60R14 82TVW15
ContiEcoContact 3175/65R14 82T11
ContiEcoContact 3155/65R14 75T11
ContiEcoContact 3145/80R13 75T13
ContiEcoContact EP175/55R15 77TSMART17
ContiPremiumCont 2195/45R16 84HFIAT16
ContiPremiumCont 2185/55R16 83H45
ContiPremiumCont 2185/55R16 83V45
ContiPremiumCont 2175/55R15 77T21
ContiPremiumContact205/45R17 84V13
ContiPremiumContact205/55R16 91HMO10
ContiPremiumContact195/55R16 87TMO10
ContiVikingContact 6 SUV255/50R19 107T11
ContiVikingContact 6 SUV235/50R18 101T34
ContiVikingContact 6 SUV235/55R17 103T41
ContiVikingContact 6 SUV235/60R17 106T34
ContiVikingContact 6 SUV215/65R16 102T34
ContiSportContact 5P SUV295/35R21 103YN25
ContiSportContact 5P SUV265/40R21 101YN85
ContiSportContact 5 SUV275/45R21 110YJLR53
ContiSportContact 5 SUV275/45R21 110YLR61
ContiSportContact 5 SUV315/35ZR20 110Y19
ContiSportContact 5 SUV315/35R20 110W20
ContiSportContact 5 SUV295/40ZR20 106YMGT63
ContiSportContact 5 SUV285/45R20 112YAO25
ContiSportContact 5 SUV275/40R20 106Y64
ContiSportContact 5 SUV275/40R20 106W23
ContiSportContact 5 SUV275/45R20 110V54
ContiSportContact 5 SUV275/45R20 110VVOL54
ContiSportContact 5 SUV275/45R20 110Y48
ContiSportContact 5 SUV265/45ZR20 104YMGT21
ContiSportContact 5 SUV265/45ZR20 108YMO41
ContiSportContact 5 SUV265/50R20 111V15
ContiSportContact 5 SUV255/40R20 101W17
ContiSportContact 5 SUV255/45R20 101WAO24
ContiSportContact 5 SUV255/50R20 109WJ27
ContiSportContact 5 SUV255/50R20 109Y32
ContiSportContact 5 SUV235/45R20 100W36
ContiSportContact 5 SUV275/45R19 108Y25
ContiSportContact 5 SUV255/50R19 103WMO38
ContiSportContact 5 SUV255/50R19 103WMO38
ContiSportContact 5 SUV255/50R19 107Y38
ContiSportContact 5 SUV235/45R19 99V31
ContiSportContact 5 SUV235/55R19 105V13
ContiSportContact 5 SUV255/55R18 105VMO19
ContiSportContact 5 SUV255/55R18 105WMO19
ContiSportContact 5 SUV255/55R18 109V20
ContiSportContact 5 SUV255/55R18 109H20
ContiSportContact 5 SUV255/55R18 109V20
ContiSportContact 5 SUV255/60R18 112V11
ContiSportContact 5 SUV235/55R18 100V30
ContiSportContact 5 SUV235/55R18 100VVW30
ContiSportContact 5 SUV235/55R18 100VVW17
ContiEcoContact 5 SUV235/55R19 105V22
ContiEcoContact 5 SUV235/60R18 103V26
CrossContact UHP245/45R20 103VLAND ROVER24
ExtremeContact DWS285/30ZR20 99W32
ExtremeContact DWS255/35ZR20 97WJ35
ExtremeContact DWS06295/25ZR22 97Y12
ExtremeContact DWS06295/40ZR20 110W15
ExtremeContact DWS06265/35ZR20 99Y29
ExtremeContact DWS06245/45ZR20 103Y17
ExtremeContact DWS06295/35ZR18 99Y39
Conti4x4Contact235/55R17 99V12
Conti4x4Contact215/65R16 102VVOLVO11
Conti4x4Contact215/65R16 102VVOLVO11
Conti4x4SportContact275/40R20 106YN19
Conti4x4SportContact275/40R20 106YN19
Conti4x4SportContact275/40R20 106Y19
Conti4x4SportContact275/45R19 108YN15
Conti4x4SportContact275/45R19 108YN15
ContiCrossCont LX Sp275/40R22 108YLAND ROVER15
ContiCrossCont LX Sp275/40R22 108YLAND ROVER15
ContiCrossCont LX Sp275/45R20 110VN36
ContiCrossCont LX Sp275/45R20 110VN36
ContiCrossCont LX Sp265/45R20 108HMO33
ContiCrossCont LX Sp265/45R20 108HMO33
ContiCrossCont LX Sp245/45R20 103VLR20
ContiCrossCont LX Sp245/45R20 103WLAND ROVER20
ContiCrossCont LX Sp235/55R19 105VLR10
ContiCrossCont LX Sp235/55R19 105WLAND ROVER10
ContiCrossCont LX Sp235/55R19 105HVOL10
ContiCrossCont LX Sp235/50R18 97VVOLVO13
ContiCrossCont LX Sp235/50R18 97VVOLVO13
ContiCrossCont LX Sp235/60R18 107HLR20
ContiCrossCont LX Sp235/60R18 107VLR14
ContiCrossCont LX Sp235/65R17 108VLR16
ContiCrossCont LX Sp225/60R17 99HRENAULT17
ContiCrossCont LX Sp225/60R17 99HRENAULT17
ContiCrossCont UHP315/30R22 107Y29
ContiCrossCont UHP295/35ZR21 107YMO16
ContiCrossCont UHP295/35ZR21 107YMO16
ContiCrossCont UHP295/35ZR21 107YMO16
ContiCrossCont UHP295/35R21 107YN16
ContiCrossCont UHP295/40R21 111WMO47
ContiCrossCont UHP295/40R21 111WMO47
ContiCrossCont UHP265/40R21 105YMO55
ContiCrossCont UHP265/40R21 105YMO55
ContiCrossCont UHP295/40ZR20 106YMO39
ContiCrossCont UHP295/40ZR20 106YMO39
ContiCrossCont UHP295/45ZR20 114W53
ContiCrossCont UHP295/45ZR20 114W53
ContiCrossCont UHP255/45R20 105W23
ContiCrossCont UHP255/45R20 105W23
ContiCrossCont UHP255/50R20 109Y10
ContiCrossCont UHP255/50R20 109Y10
ContiCrossCont UHP245/45R20 103V24
ContiCrossCont UHP245/45R20 103WLAND ROVER24
ContiCrossCont UHP285/45R19 111W24
ContiCrossCont UHP285/45R19 111V24
ContiCrossCont UHP255/45R19 100VMO11
ContiCrossCont UHP255/45R19 100VMO11
ContiCrossCont UHP285/50R18 109W10
ContiCrossCont UHP235/50R18 97VAO13
ContiCrossCont Wint275/40R22 108V10
ContiCrossContact LX 2225/65R17 102H15

ランフラットタイヤ

タイヤ銘柄タイヤサイズ自動車メーカー
承認マーク
想定される
値上がり幅
(%)
ContiSportContact 5255/35R19 92Y12
ContiSportContact 5255/35R19 96YMOE12
ContiSportContact 5245/35R19 93YMOE12
ContiSportContact 5245/35R18 88Y11
ContiSportContact 5215/40R18 85Y18
ContiPremiumContact205/45R17 84V13
ContiCrossCont UHP285/45R19 111W24
ContiCrossCont UHP285/45R19 111V24
ContiSportContact 5 SUV275/40R20 106W23

 

➁大幅に値下げが想定されるタイヤ

表の右上の検索窓にキーワードを入力して使うと便利です。

 

ノーマルタイヤ

タイヤ銘柄タイヤサイズ自動車メーカー
承認マーク
想定される
値下がり幅
(%)
SportContact 6325/25ZR21 (102Y)-7
SportContact 6295/25ZR21 (96Y)-11
SportContact 6265/30ZR21 (96Y)-2
SportContact 6255/30ZR21 (93Y)-3
SportContact 6325/25ZR20 (101Y)-5
SportContact 6305/25ZR20 (97Y)-5
SportContact 6305/30ZR20 (103Y)-5
SportContact 6295/30ZR20 (101Y)-8
SportContact 6285/30ZR20 (99Y)-7
SportContact 6275/30ZR20 (97Y)-6
SportContact 6275/35ZR20 (102Y)-3
SportContact 6265/35ZR20 (99Y)-3
SportContact 6255/30ZR20 (92Y)-6
SportContact 6255/35ZR20 (97Y)-2
SportContact 6245/30ZR20 (90Y)-6
SportContact 6245/35ZR20 (95Y)-3
SportContact 6235/30ZR20 (88Y)-7
SportContact 6225/35ZR20 (90Y)-2
SportContact 6305/30ZR19 (102Y)-19
SportContact 6295/30ZR19 (100Y)-17
SportContact 6285/35ZR19 (103Y)-17
SportContact 6275/30ZR19 (96Y)-7
SportContact 6275/35ZR19 (100Y)-13
SportContact 6265/30ZR19 (93Y)-10
SportContact 6265/35ZR19 (98Y)-17
SportContact 6255/30ZR19 (91Y)-14
SportContact 6255/35ZR19 (96Y)-14
SportContact 6255/40ZR19 (100Y)-6
SportContact 6245/35ZR19 (93Y)-8
SportContact 6245/40ZR19 (98Y)-6
SportContact 6235/35ZR19 (91Y)-8
SportContact 6225/35ZR19 (88Y)-10
SportContact 6225/40ZR19 (93Y)-9
ContiSportContact 5255/40R20 101VVW-2
ContiSportContact 5275/55R19 111W-10
ContiSportContact 5255/40R19 100WVOL-4
ContiSportContact 5255/45R19 100VVW-15
ContiSportContact 5265/35R18 97Y-3
ContiSportContact 5255/35R18 94Y-4
ContiSportContact 5245/40R18 97Y-2
ContiSportContact 5245/45R18 100Y-3
ContiSportContact 5245/45R18 96WVW-6
ContiSportContact 5235/40R18 95WVW-11
ContiSportContact 5235/45R18 98Y-4
ContiSportContact 5235/45R18 94WVW-5
ContiSportContact 5235/50R18 97W-23
ContiSportContact 5225/40R18 92Y0
ContiSportContact 5225/45R18 95WVW-6
ContiSportContact 5245/45R17 95Y-2
ContiSportContact 5245/45R17 99Y-2
ContiSportContact 5235/40ZR17 90W-5
ContiSportContact 5235/45R17 94WVW-10
ContiSportContact 5225/50R17 98Y-28
ContiSportContact 3255/40ZR17 94Y-3
ContiSportContact 3215/40ZR17 87Y-4
ContiSportContact 2205/55R16 91W-7
ContiPremiumCont 5225/55R17 101Y-4
ContiPremiumCont 5225/55R17 101W-4
ContiPremiumCont 5225/60R17 99V-13
ContiPremiumCont 5215/60R16 95VVW-6
ContiPremiumCont 5215/60R16 99V-9
ContiPremiumCont 5205/55R16 91WAO-3
ContiPremiumCont 5205/55R16 91W-5
ContiPremiumCont 5205/60R16 92H-2
ContiPremiumCont 5195/55R15 85H-8
ContiPremiumCont 5175/65R15 84H-12
ContiPremiumCont 2215/55R17 94V-11
ContiPremiumCont 2215/60R16 99V-11
ContiPremiumCont 2215/60R16 95VVW-8
ContiPremiumCont 2205/60R16 96VRENAULT-5
ContiPremiumCont 2185/55R15 82H-2
ContiPremiumCont 2175/65R15 84H-14
ContiEcoContact 5205/60R16 96H-4
UltraContact UC6255/45R18 99Y-5
ComfortContact CC6185/60R14 82H-7
ExtremeContact DWS06285/35ZR22 106W-14
ExtremeContact DWS06265/35ZR22 102W-14
ExtremeContact DWS06255/30ZR22 95Y-14
ExtremeContact DWS06295/35ZR21 107Y-14
ExtremeContact DWS06275/40ZR20 106Y-19
ExtremeContact DWS06275/45ZR20 110W-9
ExtremeContact DWS06265/45ZR20 104Y-6
ExtremeContact DWS06255/35ZR20 97W-34
ExtremeContact DWS06255/45ZR20 105Y-9
ExtremeContact DWS06285/30ZR19 98Y-14
ExtremeContact DWS06285/35ZR19 99Y-19
ExtremeContact DWS06265/35ZR19 98Y-19
ExtremeContact DWS06255/40ZR19 100Y-9
ExtremeContact DWS06255/40ZR19 100Y-9
ExtremeContact DWS06225/45ZR19 92W-14
ExtremeContact DWS06225/45ZR19 92W-14
ExtremeContact DWS06285/35ZR18 101Y-24
ExtremeContact DWS06285/35ZR18 101Y-24
ExtremeContact DWS06275/35ZR18 95Y-22
ExtremeContact DWS06275/35ZR18 95Y-22
ExtremeContact DWS06265/35ZR18 97Y-19
ExtremeContact DWS06265/35ZR18 97Y-19
ExtremeContact DWS06265/40ZR18 101Y-22
ExtremeContact DWS06265/40ZR18 101Y-22
ExtremeContact DWS06245/35ZR18 92Y-19
ExtremeContact DWS06245/35ZR18 92Y-19
Conti4x4Contact235/55R19 105H-5
Conti4x4Contact235/55R19 105H-5
ContiCrossCont UHP275/50R20 109WMO-3
ContiCrossCont UHP275/50R20 109WMO-3
ContiCrossCont UHP275/50R20 109WMO-3
ContiCrossCont UHP275/50R20 109WMO-3
ContiCrossCont UHP235/55R19 105V-5
ContiCrossCont UHP235/55R19 105V-5
ContiCrossCont UHP235/55R19 105WLAND ROVER-5
ContiCrossCont UHP235/55R19 105V-5
ContiCrossCont UHP235/55R19 105V-5
ContiCrossCont UHP235/55R19 105WLAND ROVER-5
ContiCrossCont UHP225/55R18 98V-2
ContiCrossCont UHP225/55R18 98V-2
ContiCrossCont UHP235/65R17 108VN-4
ContiCrossCont UHP235/65R17 108VN-4
ContiCrossCont UHP235/65R17 108VN-4
ContiCrossCont UHP235/65R17 108VN-4
ContiSportContact 5 SUV255/55R19 111V-4

ランフラットタイヤ

タイヤ銘柄タイヤサイズ自動車メーカー
承認マーク
想定される
値下がり幅
(%)
SportContact 6225/35ZR19 (88Y)-14
ContiSportContact 5255/40R19 96W-3
ContiSportContact 5255/50R19 107W-3
ContiSportContact 5255/50R19 103WMOE-3
ContiSportContact 5235/45R19 95VMOE-6
ContiSportContact 5255/45R18 99W-4
ContiSportContact 5235/50R18 97VMOE-14
ContiSportContact 5225/45R17 91W-6
ContiSportContact 5225/45R17 91WMOE-6
ContiSportContact 3245/50R18 100Y-5
ContiSportContact 2225/45R17 91V-2
ContiSportContact 2225/45R17 91W-6
ContiPremiumCont 5205/60R16 92V-12
ContiPremiumCont 2205/50R17 89W-7






まとめ

繰り返します。
大幅に値上げが想定されるタイヤは値上げされないうちに購入することをお勧めします。
大幅に値下げが想定されるタイヤは7月1日以降に購入することをお勧めします。

 

やはり「価格は原材料費、製造コストでは決まっているわけではない」というのを実感させられます。

 

 

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ミシュランの新スタッドレス情報

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2017年の冬シーズン、ミシュランがスタッドレスタイヤをモデルチェンジする情報を掴んだので、今出ている情報を可能な限り公開します。

 

1.変更点

➀名前

「X-ICE XI3」から「X-ICE XI3 PLUS」へ「PLUS」が追加される変更となるようです。
またSUV用タイヤも従来のLATITUDEが外れて「X-ICE」で共通化されるようです。

 

➁コンパウンドに新素材を添加

吸水性能と柔軟さの持続性を高める新素材が練りこまれるようです。

 

➂パターン

パターンに変更はないようです。こんなことから名前も「XI4」ではなく「PLUS」なのでしょう。「ENERGY SAVER PLUS」と同方式ですね。
従来は前型モデルのパターンを採用していたSUV用タイヤも普通乗用車用と同パターンに共通化されるようです。但し、SUV用には耐荷重を考慮したケースやコンパウンド調整がされるようです。

 

2.発売予定サイズ

モデルチェンジが予定されているのは一部のサイズで多くのサイズは従来の「XI3」継続です。

 

インチタイヤサイズ備考
18245/45R18 100H1
17235/45R17 97H1
225/50R17 98H1
215/50R17 95H1
235/55R17 99H
215/55R17 98H1
225/55R16 99H1
16205/55R16 94H1
215/60R16 99H1
205/60R16 96H1
215/65R16 102T1
195/65R15 95T1
15185/65R15 92T1
18235/60R18 107T1,2
17225/65R17 102T2
備考1.エクストラロードタイヤです。
備考2.SUVサイズです。

 

その他

XI3 PLUSは全て中国生産になるようです。というのもスタッドレスタイヤの市場はほとんどが日本であり、(一部ではロシアにも供給されていますがいずれにせよ)中国が立地的に有利なためでしょう。なかなか評判の良いタイの工場での生産にならなかったのは残念です。







まとめ

➀パターンは変わらずコンパウンド変更のみ。
➁名前はXI3 PLUSでマイナーチェンジ扱い?
➂SUV用も名前、パターンともに共通化。
➃発売予定サイズは限定的で多くのサイズは来シーズン以降追加。
➄発売予定サイズ以外は従来モデルのまま。
➅「XI3 PLUS」の生産は全て中国。

 

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コンチネンタルタイヤも値上げ

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当サイトで扱っている有名メーカーの最後の一角であるコンチネンタルタイヤも値上げが決まったようです。

 

いつ?

確定情報ではありませんが2017年7月1日からが濃厚です。

 

どのくらい?

出荷価格で平均5~6%のようです。

 

範囲は?

乗用車用に加えてトラック・バス用も値上げします。







まとめ

➀なんという後出しジャンケン。
➁ブリヂストンを横目でチラチラ見ながらの値付けでしょう。
➂担当者から価格表の話とか聞かないけども色々間に合うのだろうか?

 

➃最近、値上げ情報ばかりで申し訳ない。

 

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